チョコレートゲーム

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

チョコレートゲームの評価:

3.70/5点 レビュー 30件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.70pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 21〜40 2/2ページ
No.20
(4pt)

爽やかさが引き立てるラストの切なさ

85年の講談社ノベルスに始まり,88年,00年を経て,新装版として三度目の文庫化になります.
ミステリの要素はあるものの,思春期の子供と親たちを取り巻く社会派サスペンス色合いが強く,
同時に,息子の無念を晴らすために奔走する,父親の執念と愛情を描いた物語のようにも感じます.

30年近く前の作品だけに,アイテムや風速描写に現代とのギャップがあるのは否めませんが,
それらが面白さを損ねることはなく,読みやすい表現などは時代を問わずに楽しめるものです.
また,序盤の何気ない部分から繋がりが生まれ,いささか早めの全容解明かと思わせておきつつ,
そこから一筋縄には行かない話運びは,重ための内容でありながら,飽きさせることはありません.

結果だけを見れば,父の思いは叶うのですが,解り合えないままとなってしまった息子のこと,
それを誰よりも痛感する父,爽やかささえ漂うラストは,切なさで胸が締め付けられる思いです.

ただ,タイトルが指すものというのか,そのタイトル自身,もう少し捻ってもよかったのでは…?
チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫)より
4062773171
No.19
(3pt)

謎解きは薄い

殺人事件のトリックも動機なども非常に薄く、推理小説としての評価はかなり低いと思う。

王様ゲームとかアナザーとか、学園モノの連続殺人というか怪奇現象を期待してたおれには、あまり読みごたえはありませんでした。

今はまだ独身だけど、父親にでもなればまた違った評価ができるのかな?主人公(中学生の子を持つ父親)の行動の描写がかなり含まれてるので、そこで共感できる要素があったら見方は変わってくるかも。

あと、元は1988年に文庫になったやつなので、今読むと多少のジェネレーションギャップを感じます。今26歳のおれで当時をうまくイメージできないので、学生さんあたりは余計に難しいと思います。
チョコレートゲーム (講談社ノベルス―乱歩賞Special) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社ノベルス―乱歩賞Special)より
4061811711
No.18
(3pt)

謎解きは薄い

殺人事件のトリックも動機なども非常に薄く、推理小説としての評価はかなり低いと思う。

王様ゲームとかアナザーとか、学園モノの連続殺人というか怪奇現象を期待してたおれには、あまり読みごたえはありませんでした。

今はまだ独身だけど、父親にでもなればまた違った評価ができるのかな?主人公(中学生の子を持つ父親)の行動の描写がかなり含まれてるので、そこで共感できる要素があったら見方は変わってくるかも。

あと、元は1988年に文庫になったやつなので、今読むと多少のジェネレーションギャップを感じます。今26歳のおれで当時をうまくイメージできないので、学生さんあたりは余計に難しいと思います。
チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム 新装版 (講談社文庫)より
4062773171
No.17
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

胸が締め付けられます

これを初めて読んだのは大学2年位やったと思います。当時も近内父の姿が辛くて仕方なかったのですが、実際に自分も親となってから読んでみると、更に切ないです。

近内は、単に息子の無実を晴らそうとしたのではなく、息子を信じてやれなかった自分、息子を理解しようとしなかった自分を悔い、取り戻す…取り戻せなくても、それでも取り戻す…為に奔走するのです。
トリックが読める?その通りです。
設定がチープ?あなたは我が子がこの世からいなくなった時の事を考えた事がありますか?
確かに、トリックが判ってしまうのは推理小説としては致命的です。でも、展開が読めてもここまで惹き付ける作品というのを他には知りません。

省吾が逸子の家で優しげな声で話してるのを聞いてどこか哀しく、でもほっと安心する近内の描写を、思わず自らに重ねてしまいます。岡嶋作品数あれど、読後に涙した作品はこれだけです。

嘘だと言われるのなら、是非読んで下さい。トリックの稚拙さなんかどうでもよいと思ってしまう事でしょう。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.16
(4pt)

中学生を巡る連続殺人ー少年群像を撃つサスペンスもの

すさ・ぶ中学で連続殺人が起こり,原因として、大金の絡んだチョコレートゲームが浮かび上がる・・・・・・。この話は、父親が事件の真相を追い求めていくストーリーです。平明な文章で読みやすく,じっくり考えながら、味わうタイプの本だと思いますお勧めです。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.15
(4pt)

面白いんだけど ・・・

週刊文春1985年 国内5位

作家の近内は、妻から中学生の息子 省吾の問題行動を聞かされる。学校を休みがちになり、身体のあちこちに青あざをつくっているという。反抗する省吾に対して、なすすべがない近内。その最中、省吾の友人が次々に殺害されて、省吾自身も投身自殺してしまう。友人達の殺人犯と断定された省吾の無実を晴らすべく、近内は捜査を開始する。キーワードは、「ジャック」、そして「チョコレートゲーム」 ・・・

中学校が舞台の殺人事件なので、現役の親の側から見ると、内容はかなり重い。近内が息子の無実を信じ、捜査を重ねる過程で、周囲から疎まれていく姿は、痛々しい。事件の真相も、救いがないし。

が、どっぷりとブルーな気にさせるとこはなく、謎ときを楽しむことはできる。面白いんだが、現実感が希薄っていうところもあるのかなぁ。親子関係でいえば、今でも、変わらない問題でもあるのだが、もっと複雑で、シビアになっているような気がする。

発表時にタイムリーに読んでいれば、別な感想をもったかもしれない。
チョコレートゲーム (講談社ノベルス―乱歩賞Special) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社ノベルス―乱歩賞Special)より
4061811711
No.14
(4pt)

面白いんだけど ・・・

週刊文春1985年 国内5位作家の近内は、妻から中学生の息子 省吾の問題行動を聞かされる。学校を休みがちになり、身体のあちこちに青あざをつくっているという。反抗する省吾に対して、なすすべがない近内。その最中、省吾の友人が次々に殺害されて、省吾自身も投身自殺してしまう。友人達の殺人犯と断定された省吾の無実を晴らすべく、近内は捜査を開始する。キーワードは、「ジャック」、そして「チョコレートゲーム」 ・・・中学校が舞台の殺人事件なので、現役の親の側から見ると、内容はかなり重い。近内が息子の無実を信じ、捜査を重ねる過程で、周囲から疎まれていく姿は、痛々しい。事件の真相も、救いがないし。が、どっぷりとブルーな気にさせるとこはなく、謎ときを楽しむことはできる。面白いんだが、現実感が希薄っていうところもあるのかなぁ。親子関係でいえば、今でも、変わらない問題でもあるのだが、もっと複雑で、シビアになっているような気がする。発表時にタイムリーに読んでいれば、別な感想をもったかもしれない。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.13
(4pt)

盲点

不審な死を遂げていく中学生たちの背後にある謎のゲーム。息子を亡くした父親がその解明に乗り出すストーリー。圧倒的な心理描写の巧さで
一気に引き込まれてしまいます。
謎解き小説としての良さもきちんとあり,意表を衝くトリックは単純だが,それだけに盲点。ただ,そちらの側面よりもやはり心理面に重点を
おいた盲点が見事かなぁ。。
思春期特有の,良い意味でも悪い意味でも《心》と《頭》と《手》が連動していような幼さ・純粋さ,瑞々しさ・残酷さを巧く取り入れることに
成功している秀作だと感じる。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.12
(4pt)

安心して楽しめます。

ある中学校を舞台にした殺人事件の謎解きです。
1985年の作品ですが、描かれている内容が時代を先取りしていたのか現時点で読んでも中学生の行動と言うことで考えると古さを感じさせる部分が少ないことに驚かされます。
いつの時代も世代が異なると、お互いにその言動を理解するのは難しいところがあると思いますが、本作品はその中でも至近距離(親子)にある謎をテーマにしています。
岡嶋作品を読むといつも感じるのですが、伏線の張り方に不自然さが無くスムースに楽しめます。
平易に描かれているのに稚拙ではないのです。
私も、その一人なのですが、この独特の世界に夢中になる読者が多いのもうなずけます。
岡嶋作品はオススメばかりなんですが、この作品もオススメです。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.11
(5pt)

すばらしいスピード感

岡島二人の日本推理作家協会賞受賞作。とにかくスピード感がある作品。岡島二人といえば誘拐モノといった感が強いが、こういうのもいい。内容についてはネタバレになってしまうので書けないが、次から次へとスピーディに展開が進み、中だるみなくスラスラ読めてしまう。かなり古い作品ながら、全く古さを感じさせない傑作だと思う。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.10
(3pt)

チョコレートゲームの意外性無し

中学生の間で密かにはやっている「チョコレートゲーム」とは?
事件の重要な鍵となる「チョコレートゲーム」だが、意外性がまったく無い。
この作者なら「アレ」しかないよね。
容易に想像が付いてしまうのは少々しらける。
内容は中学生日記風、読みやすい文章で、破綻の無い展開、
手堅くまとまっていて、さらっと読めるが、もう少し意外性が欲しかった。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.9
(2pt)

期待してたから肩透かし食らった〜〜〜

日本推理作家賞を摂っている作品つーことで、けっこう期待して手にしたのだけど、ん〜〜あまり、大したことはなかったです。岡嶋の小説はこれで4冊目ですけど、一番大したこと無い内容でした。なんか、中学生のうちでの殺人ってのが、ショボイかなぁ・・と思ってしまいました。やっぱ大人の間で、金銭や怨恨が動機となった殺人のほうが、「殺人」にシックリくる理由だと思うし、子供・学園っていう舞台が、チープに感じました。なんかイジメの延長線みたいなガキっぽさを抱くわけです。終盤のトリックもそんなにたいしたほどでは・・。息子の無罪を信じて孤立無援で真相を辿っていく、親父の姿に涙ですけどねー!
ちなみに、この文庫のジャケットは、かなりネタバレが描かれてますよね・・。あの絵を載せちゃったらダメでしょ・・チョコレートゲームとはいったいナニ?が重要な謎だってのに・・(笑
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.8
(2pt)

なんか…

私はミステリー小説やサスペンス小説を数多く読んでいるわけではありませんが、 先が読めてしまう話だったなと思いました。最後の方で刑事さんがこだわっていた、ラジカセのトリックのところも…。謎ときもなにもありませんでした。文章はとても読みやすかったので、他の作品も読んでみたいと思います。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.7
(4pt)

チョコレートゲーム?

タイトルから謎解きになってます。そして、ゲームの謎が判った時・・・
今読んでも古さを感じさせられないのは、それだけ、この本が良くできている証明。
外れが少ないですね、解散してしまっているのが残念です。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.6
(4pt)

社会派と本格の見事な融合

中学生の息子が殺人犯の嫌疑をかけられた状態で自殺してしまい、父親が真相を突き止める為に奮闘するという物語です。中学生の非行がひとつのテーマとなっているのですが、ここで描かれる非行は現代の感覚からするとやや甘すぎるかも知れません。中学生の間で行われている“チョコレートゲーム”というのが何を指すのかという謎が解けた時に登場人物たちはひどく驚くのですが、私にはそれほど衝撃的な秘密とは思えませんでした。

しかし、もう20年も前の作品なのでそういった面は仕方のないところでしょう。社会派推理小説にはそういった欠点は常につきまとうものです。そして、この作品は単なる社会派ではなく、社会派と本格を見事に融合させているので、現代人が読んだ場合、そのような欠点を割り引いても十分に鑑賞に耐え得るものです。
チョコレートゲーム (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)より
4575658499
No.5
(5pt)

ゲームの名前

主人公は作家の近内、息子は不登校、体にアザだらけ、いじめられていた訳でもない。話し合おうとしたが、息子は出て行き、同級生がその最中殺される。被害者は「ジャックのせいだ」と呟いていた。
それらの謎が少しずつ浮いてはとけて行きます(チョコレートゲームだけに)。
ネット検索すると結構、タイトルのネタバレを踏まえたうえで感想をかかれていたりします。
予備知識なしに読むと最高に驚けると思います。ただ一番の驚きはこの本が1988年刊行だということです。全然古さを感じませんでした。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.4
(4pt)

たまらん

「謎」でストーリーを引っ張るのがスゴく上手い。 読んでるコッチも引きずり回されます。「99%の誘拐」「クラインの壺」も良いけど、コレも間違いない。 楽しめます。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.3
(5pt)

岡嶋文学の最優秀作品。

いやぁ、コレってメチャ×2大好きです。何気ない日常から、想像もし得ない事件がわき起こってきます。
また、子供を思う不器用な親のありかた。
その不協和音がどんどん大きくなってきて壊れそうな瞬間、スッとするんだよね~。
今でも最後の結びを読むと涙が出そうになります。
あ、途中を読まないと涙できないですから……ご注意を。
チョコレートゲーム (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)より
4575658499
No.2
(5pt)

終盤の追い上げ凄し。

テーマは重いが、エンタメの要素はぎっしり。テンポがよく、ストーリー展開もよくて、サクサク読めてグゥ。特に終盤の追い上げは凄い。ハッとした後、ヒヤリと冷や汗を垂らし、ドキリとした後、アッと驚く、そんな感じ(終盤)ページ数は少ないが、内容は濃い。これは傑作だ。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412
No.1
(5pt)

子供社会は大人社会の反映

学園物で本当に面白いと思えるのは少ないと思います。子供達が隠しているチョコレートゲーム、体に痣を作ってくる理由、真面目な子供が恐喝や非行に走る理由。チョコレートゲームのからくりの真相も面白いが、意外な犯人という結末も。チョコレートゲームの構造は現代の大人社会を反映しているようにも感じます。さらりと読めてしまうのでこれまたおすすめ。
チョコレートゲーム (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: チョコレートゲーム (講談社文庫)より
4061842412