(短編集)

ビタミンF

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評判

ビタミンFの評価:

3.98/5点 レビュー 146件。 B ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全287件 261〜280 14/15ページ
No.27
(4pt)

パンドラの箱

「人には開けてはいけないパンドラの箱がある」この言葉が印象的です。「もし、結婚する相手が違っていたら」「もし違う会社で働いていたら」「もし、進学出来たら」人生にはその都度節目があり、決断をするのは自分ひとり。「これが自分の人生なのか」時々、過去を振り返る事もあるでしょう。もちろん、思い出箱を開き、現実にしようと試みる事もできる。しかし、思い出は綺麗な思い出のままに、、過去にすがりつくほど、まだ生きていないもの。人生は、楽しい事より辛い事の方が多い、辛いと感じる事が出来るのは、生きてる証拠・・・
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.26
(4pt)

家族のカタチ

家族関係に亀裂が生じているという悩みは都会人の共通項になっている。修復しようともがけばもがく程、深みにハマっていく。この作品はそうした思いを持つ人々に読んでほしい。そこに書かれた文と文との行間にあなたを救う言葉が隠されている。とそう思うからだ。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.25
(4pt)

家族のカタチ

家族関係に亀裂が生じているという悩みは都会人の共通項になっている。修復しようともがけばもがく程、深みにハマっていく。この作品はそうした思いを持つ人々に読んでほしい。そこに書かれた文と文との行間にあなたを救う言葉が隠されている。とそう思うからだ。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.24
(4pt)

思わず声に出してしまう出来事を乗り越える

7編からなる直木賞受賞作。 いずれも親子、夫婦、いじめなど今日的なテーマと取り上げ、主人公が一念発起または日常的な気づきで、心の葛藤を乗り越えいく姿を描いています。 どんなに小さな葛藤であっても、当事者には忘れられないことってありますよね。 思い出しては声に出してしましそうな出来事。 本書はそういった出来事に出会ってしまった人へのエールを送る内容だと思います。 主人公に心の中の言葉を語らせるのが上手な作品と思いました。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.23
(4pt)

思わず声に出してしまう出来事を乗り越える

7編からなる直木賞受賞作。 いずれも親子、夫婦、いじめなど今日的なテーマと取り上げ、主人公が一念発起または日常的な気づきで、心の葛藤を乗り越えいく姿を描いています。 どんなに小さな葛藤であっても、当事者には忘れられないことってありますよね。 思い出しては声に出してしましそうな出来事。 本書はそういった出来事に出会ってしまった人へのエールを送る内容だと思います。 主人公に心の中の言葉を語らせるのが上手な作品と思いました。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.22
(4pt)

ビタミンFって?

ビタミンというとコンビニや薬局で売っているサプリメント製品にほとんど含まれるようなポピュラーな栄養素の1つだ。ビタミンAやビタミンBなど色々あるので知らない人はいないだろうし、サプリメントとして購入したことがある人もいるかもしれない。でも、その人達はおそらくビタミンを即効性のあるものとして捉えていないだろう。食生活の中で足りないので…、といった理由で飲んでいるのだと思う。 本書『ビタミンF』もそれと同じだと思う。本書には「どうもうまくいっていない」家族が7つでてくる。そして、その家族の問題がスパっときれいに解決されることはない。でも、その7つの物語にはそれでもがんばっていこうというメッセージがある。7つの家族の抱える問題に簡単な答えなんてないけれど、主人公達はそれでも前向きに進んでいこうとしている。そんな姿に共感する人も多いのではないだろうか?
 本書はビタミンなので読んだからといって急に何かが変わるわけでもない。ただ、読むことによってちょっと元気が出たり、心が温まったりする。サプリメントとしての本書の効用はこんなところだと思う。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.21
(4pt)

ビタミンFって?

ビタミンというとコンビニや薬局で売っているサプリメント製品にほとんど含まれるようなポピュラーな栄養素の1つだ。ビタミンAやビタミンBなど色々あるので知らない人はいないだろうし、サプリメントとして購入したことがある人もいるかもしれない。でも、その人達はおそらくビタミンを即効性のあるものとして捉えていないだろう。食生活の中で足りないので…、といった理由で飲んでいるのだと思う。 本書『ビタミンF』もそれと同じだと思う。本書には「どうもうまくいっていない」家族が7つでてくる。そして、その家族の問題がスパっときれいに解決されることはない。でも、その7つの物語にはそれでもがんばっていこうというメッセージがある。7つの家族の抱える問題に簡単な答えなんてないけれど、主人公達はそれでも前向きに進んでいこうとしている。そんな姿に共感する人も多いのではないだろうか?
 本書はビタミンなので読んだからといって急に何かが変わるわけでもない。ただ、読むことによってちょっと元気が出たり、心が温まったりする。サプリメントとしての本書の効用はこんなところだと思う。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.20
(4pt)

「セッちゃん」はお薦め

私は孤独に戦っている少女の物語を読むのが好きだ。だって「セッちゃん」は私のお気に入りである。孤独に戦うのは少年ではいけない。何故なら少年だと孤独に耐えることが出来ないから。(もちろん私のかってな思い込みです。)だから少年は必然的に仲間をつくって戦うだろう。(反対に言えば「仲間」を作るのが上手だ)重松清氏の小説で孤独に戦うのはいつも少女である。(あるいは中年男性だ。大人になると戦いは孤独になるのか)彼女は凛々しく戦う。「そんなに現実甘くないもん」家族はその回りでおろおろするばかりである。
家族の「現実」を描いて10年。重松清の家族はあと10年、20年どのように変化していくのだろうか
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.19
(4pt)

「セッちゃん」はお薦め

私は孤独に戦っている少女の物語を読むのが好きだ。だって「セッちゃん」は私のお気に入りである。孤独に戦うのは少年ではいけない。何故なら少年だと孤独に耐えることが出来ないから。(もちろん私のかってな思い込みです。)だから少年は必然的に仲間をつくって戦うだろう。(反対に言えば「仲間」を作るのが上手だ)重松清氏の小説で孤独に戦うのはいつも少女である。(あるいは中年男性だ。大人になると戦いは孤独になるのか)彼女は凛々しく戦う。「そんなに現実甘くないもん」家族はその回りでおろおろするばかりである。
家族の「現実」を描いて10年。重松清の家族はあと10年、20年どのように変化していくのだろうか
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.18
(4pt)

ハッピーエンドでないのが良い

「我が子へのいじめ」「冷えた夫婦関係」、、いつのまにか浸食されていた家族の基盤への亀裂に対し、主人公はどう対応していくのだろうか? 私と同年代の主人公に姿をダブらせながら、一気に読み終えた。
  重松清さんの作品は、ナイフ、エイジ、定年ゴジラと読んできたが、本作品ほど感情移入できたものはない。開けてはいけない「パンドラの箱」に対し、開けずに知らないふりをしておくことが正解なんだろうか。本書は色々考えさせてくれる。
  Family、Father、、「F」で始まる様々な言葉をキーワードとした7つの短編は、まさしく人生を考えるための「ビタミンF」だ。いじめは完全に終わらず、夫婦関係も元通りには戻らない。ハリウッド映画の様にハッピーエンドで終わらないのも、人間の多!!様性、人生の複雑さについて改めて考えさせられ良かった。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.17
(4pt)

ハッピーエンドでないのが良い

「我が子へのいじめ」「冷えた夫婦関係」、、いつのまにか浸食されていた家族の基盤への亀裂に対し、主人公はどう対応していくのだろうか? 私と同年代の主人公に姿をダブらせながら、一気に読み終えた。
  重松清さんの作品は、ナイフ、エイジ、定年ゴジラと読んできたが、本作品ほど感情移入できたものはない。開けてはいけない「パンドラの箱」に対し、開けずに知らないふりをしておくことが正解なんだろうか。本書は色々考えさせてくれる。
  Family、Father、、「F」で始まる様々な言葉をキーワードとした7つの短編は、まさしく人生を考えるための「ビタミンF」だ。いじめは完全に終わらず、夫婦関係も元通りには戻らない。ハリウッド映画の様にハッピーエンドで終わらないのも、人間の多!!様性、人生の複雑さについて改めて考えさせられ良かった。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.16
(5pt)

ほっとする家族の物語

直木賞作家の作品だということで読んでみました。ビタミンのように栄養となって明日への力が湧くような作品ばかりだと思います。いじめの問題など、普通の家庭でいつ起こってもおかしくないような事件を採り上げながら、深刻になりすぎずにハッピーエンドになるところが良かったです。登場人物が普通でありながら善意を忘れずに、最後は家族のためにがんばる、という人たちでしたので、安心して読むことができました。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.15
(5pt)

ほっとする家族の物語

直木賞作家の作品だということで読んでみました。ビタミンのように栄養となって明日への力が湧くような作品ばかりだと思います。いじめの問題など、普通の家庭でいつ起こってもおかしくないような事件を採り上げながら、深刻になりすぎずにハッピーエンドになるところが良かったです。登場人物が普通でありながら善意を忘れずに、最後は家族のためにがんばる、という人たちでしたので、安心して読むことができました。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.14
(5pt)

がんばって生きていきましょう!

30代後半から40代にさしかかった普通のサラリーマンであり父親。東京郊外の住宅街にあるマンションか小さな一戸建て住まい。妻がいて、思春期にさしかかる小学校高学年から中学生、高校生のこどもがひとりかふたり。職場では成功しているわけではないが地道な中間管理職として働き、自分の人生の枠組みが今の延長にあると決まりつつあるような感慨を持ち、「もう若くない」と自覚しているといった主人公たちの造形に限りない共感を覚えます。
「ナイフ」では著者は子どもの視点を忘れていないと感じましたが、本作ではこんな父親像を愛着をもって描き出しています。家族がぶちあたる、子どものいじめや娘の異性交遊といった問題もまたどこにでも起こりそうな問題です。明確な解決がなされないのもまた現実の反映でしょうか・・・。どの作品もどこかしら明るいのは、いろいろなことがあっても、解決されない問題があっても乗り越えていこうという声高ではないけれども、前向きのメッセージを感じることができるためでしょう。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.13
(5pt)

がんばって生きていきましょう!

30代後半から40代にさしかかった普通のサラリーマンであり父親。東京郊外の住宅街にあるマンションか小さな一戸建て住まい。妻がいて、思春期にさしかかる小学校高学年から中学生、高校生のこどもがひとりかふたり。職場では成功しているわけではないが地道な中間管理職として働き、自分の人生の枠組みが今の延長にあると決まりつつあるような感慨を持ち、「もう若くない」と自覚しているといった主人公たちの造形に限りない共感を覚えます。
「ナイフ」では著者は子どもの視点を忘れていないと感じましたが、本作ではこんな父親像を愛着をもって描き出しています。家族がぶちあたる、子どものいじめや娘の異性交遊といった問題もまたどこにでも起こりそうな問題です。明確な解決がなされないのもまた現実の反映でしょうか・・・。どの作品もどこかしら明るいのは、いろいろなことがあっても、解決されない問題があっても乗り越えていこうという声高ではないけれども、前向きのメッセージを感じることができるためでしょう。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.12
(5pt)

がんばって生きましょう!

30代後半から40代にさしかかった普通のサラリーマンであり父親。東京郊外の住宅街にあるマンションか小さな一戸建て住まい。妻がいて、思春期にさしかかる小学校高学年から中学生、高校生のこどもがひとりかふたり。職場では成功しているわけではないが地道な中間管理職として働き、自分の人生の枠組みが今の延長にあると決まりつつあるような感慨を持ち、「もう若くない」と自覚しているといった主人公たちの造形に限りない共感を覚えます。
「ナイフ」では著者は子どもの視点を忘れていないと感じましたが、本作では父親を愛着をもって描き出しています。家族がぶちあたる、いじめや娘の異性交遊といった問題もまたどこにでも起こりそうな問題です。また明確な解決がなされないのもまた現実の反映でしょうか・・・。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.11
(5pt)

がんばって生きましょう!

30代後半から40代にさしかかった普通のサラリーマンであり父親。東京郊外の住宅街にあるマンションか小さな一戸建て住まい。妻がいて、思春期にさしかかる小学校高学年から中学生、高校生のこどもがひとりかふたり。職場では成功しているわけではないが地道な中間管理職として働き、自分の人生の枠組みが今の延長にあると決まりつつあるような感慨を持ち、「もう若くない」と自覚しているといった主人公たちの造形に限りない共感を覚えます。
「ナイフ」では著者は子どもの視点を忘れていないと感じましたが、本作では父親を愛着をもって描き出しています。家族がぶちあたる、いじめや娘の異性交遊といった問題もまたどこにでも起こりそうな問題です。また明確な解決がなされないのもまた現実の反映でしょうか・・・。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.10
(3pt)

疲れた時に読みたい本

この短編の主人公は、40歳前後の男性が多い。
 もう若くないけど、おじさんと認めるのもシャクで…
 といった微妙な男性心理に、
 思わず口元がほころんでしまいました。
 子どもがグレたり、いじめられていたり、反抗したり、
 この結婚はまちがいじゃないだろうかと後悔してみたり、
 体力が落ちてきたことを見てみぬふりしたり、
 どこの家庭でもひとつはありそうな、
 リアリティある物語がつまっている。
 とくべつに大きな事件が起こるわけじゃないけれど、
 等身大の日常が広がっていて、
 気負わずに読めました。 かっこいいワケじゃない。でも、この生き方も悪くない。
 そんな風に「明日」を見つめられる本でした。

ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.9
(3pt)

疲れた時に読みたい本

この短編の主人公は、40歳前後の男性が多い。
 もう若くないけど、おじさんと認めるのもシャクで…
 といった微妙な男性心理に、
 思わず口元がほころんでしまいました。
 子どもがグレたり、いじめられていたり、反抗したり、
 この結婚はまちがいじゃないだろうかと後悔してみたり、
 体力が落ちてきたことを見てみぬふりしたり、
 どこの家庭でもひとつはありそうな、
 リアリティある物語がつまっている。
 とくべつに大きな事件が起こるわけじゃないけれど、
 等身大の日常が広がっていて、
 気負わずに読めました。 かっこいいワケじゃない。でも、この生き方も悪くない。
 そんな風に「明日」を見つめられる本でした。

ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.8
(3pt)

独身には辛い小説

家庭の光と影の「影」を主体として書かれた小説と言えるのでは無いだろうか?
父親、母親、夫、妻、結婚、夫婦、子供、故郷、不倫、昔の恋人、家庭の変化。
独身の私としては、「家庭を築く」その事が物語としても重圧に耐えられるか不安になってしまうストーリー展開が続く。
中年のあきらめのため息が耳元で聞こえてきそうである。この本のどこに救いを求めたらいいかはオムニバスストーリーであり、誰もが直面するであろう家庭を多角度から見つめ、「貴方だけが苦しいのではない」と何編も読み解く事から察する事ではないだろうか。
テーマは現実味を帯びている分、重い。
それをすんなりとページを開き読み進むことができるのが、この小説と小説家の優秀な点ではないだろうか。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035