(短編集)

ビタミンF

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評判

ビタミンFの評価:

3.98/5点 レビュー 146件。 B ランク

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平均点3.98pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全287件 201〜220 11/15ページ
No.87
(5pt)

ストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる

第124回 直木賞受賞作

30代後半から40代なかばまでの父親と、「家族」との関係を書いた七編の短編集。

このテーマは作者の作品の多くにみられるものだが、読者によって感想が異なる作品であると思う。やはり、主人公と同年代の読者にとっては、十分に「ビタミン」となる作品だと思う。ここまでストレートに「家族」というテーマに切り込んでくる作家はそうそういないと思う。
ビタミンF (上) (大活字本シリーズ) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (上) (大活字本シリーズ)より
4884193571
No.86
(5pt)

65点の1日

重松清の書く物語は「65点の1日」だ。

1日の合格点を50点だとするなら、

僕らのすごす毎日は、おそらく45点だったり56点だったりする。

でも、人の記憶の中に残るのは

“恋人にふられた10点”の日や

“子どもが生まれた95点”の日なんだろう。

中途半端な日のできごとは、忘れてしまう。

その、普通の人が忘れてしまう「65点の1日」を

重松さんは思い出させてくれるのだ。

息子が少し大人にみえた日、

愛想をつかしかけていた自分を少しだけ見直した瞬間、

ひさしぶりに家族写真をとったいきさつ、

65点のある1日だからこそ持っているリアリティーが、

色んな場面で、僕らの胸を気持ちよく締め付ける。

この重松さんの作品は、

何でもない日に近況報告を含めてムダ話でもしたくなる

兄弟のような小説だと思う。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.85
(5pt)

65点の1日

重松清の書く物語は「65点の1日」だ。

1日の合格点を50点だとするなら、

僕らのすごす毎日は、おそらく45点だったり56点だったりする。

でも、人の記憶の中に残るのは

“恋人にふられた10点”の日や

“子どもが生まれた95点”の日なんだろう。

中途半端な日のできごとは、忘れてしまう。

その、普通の人が忘れてしまう「65点の1日」を

重松さんは思い出させてくれるのだ。

息子が少し大人にみえた日、

愛想をつかしかけていた自分を少しだけ見直した瞬間、

ひさしぶりに家族写真をとったいきさつ、

65点のある1日だからこそ持っているリアリティーが、

色んな場面で、僕らの胸を気持ちよく締め付ける。

この重松さんの作品は、

何でもない日に近況報告を含めてムダ話でもしたくなる

兄弟のような小説だと思う。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.84
(3pt)

『中年』の微妙な立場

第124回、直木賞受賞作

家族がテーマになっている短編集。

どの話も過剰に力むことなく、

それだけにちょっと切なさを感じる作品ばかり。

《収録作品》

ゲンコツ……………下り坂にさしかかって、子どもに追い越される頃のお父さんの話。

はずれくじ…………妻の入院で急に息子とふたりぼっちになったぎこちないお父さんの話。

パンドラ……………思春期の娘を持った処女コンプレックスなお父さんの話。

セッちゃん…………明るくて良い子だと思っていた娘が虐められて苦しむお父さんの話。

なぎさホテルにて…今までと何も変わっていないのに壊れそうになる夫婦の話。

かさぶたまぶた……『いいお父さん』であろうとするばかり、子どもに距離を置かれるお父さんの話。

母帰る………………熟年離婚した両親と、中年になり家族をもった息子の話。

理解する、とか、かくあるべし、っていう話ではなく、

こういうこともあるかな、っていう、優しい話です。

私は『なぎさホテルにて』が好きでした。

今までと変わっていないのに壊れそうになる両親を

敏感に感じ取る子ども達の様子や、

なにより『手紙』によるラストの開放感が好き。

むかついて記憶に残ったのが『パンドラ』。

『アホな男と遊びでえっちしちゃって、

 この先、人生まっくらじゃん』

って、かんじの台詞があるのです。

私が娘だったら、こんなオヤジと口きかない。

でも、こんなオヤジ実際いるんだろうなぁ…

そういうのに限って若い子とカネ払ってえっちするんだよね。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.83
(3pt)

『中年』の微妙な立場

第124回、直木賞受賞作

家族がテーマになっている短編集。

どの話も過剰に力むことなく、

それだけにちょっと切なさを感じる作品ばかり。

《収録作品》

ゲンコツ……………下り坂にさしかかって、子どもに追い越される頃のお父さんの話。

はずれくじ…………妻の入院で急に息子とふたりぼっちになったぎこちないお父さんの話。

パンドラ……………思春期の娘を持った処女コンプレックスなお父さんの話。

セッちゃん…………明るくて良い子だと思っていた娘が虐められて苦しむお父さんの話。

なぎさホテルにて…今までと何も変わっていないのに壊れそうになる夫婦の話。

かさぶたまぶた……『いいお父さん』であろうとするばかり、子どもに距離を置かれるお父さんの話。

母帰る………………熟年離婚した両親と、中年になり家族をもった息子の話。

理解する、とか、かくあるべし、っていう話ではなく、

こういうこともあるかな、っていう、優しい話です。

私は『なぎさホテルにて』が好きでした。

今までと変わっていないのに壊れそうになる両親を

敏感に感じ取る子ども達の様子や、

なにより『手紙』によるラストの開放感が好き。

むかついて記憶に残ったのが『パンドラ』。

『アホな男と遊びでえっちしちゃって、

 この先、人生まっくらじゃん』

って、かんじの台詞があるのです。

私が娘だったら、こんなオヤジと口きかない。

でも、こんなオヤジ実際いるんだろうなぁ…

そういうのに限って若い子とカネ払ってえっちするんだよね。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.82
(3pt)

自立しつつある子を前にうろたえた男親たち。

就職し、結婚し、子どもができ、家事や教育を妻に託し、仕事では若い部下を持ち、あるべきコミュニケーションの姿に頭を悩ます。

 そんな中、どこの家庭にも起こりそうなささいな出来事をきっかけに、半ばないがしろにしてきた家庭の方に目を向けてみると、いつの間にか子が思春期になり、幼い頃のように一筋縄ではいかなくなっていることに一気に気づかされる。

 あれこれ思い悩み、理屈ではどうにもならず、ドラマのように格好のいいセリフも吐くことができず、そのうち半分自棄になって自分を曝け出したら、思いのほか子に気持ちが伝わってちょっぴり自信を回復する、数々の中年男親の話が描かれています。

 「自分もそうだなぁ」と思う人には持って来いの一冊です。きっと自己満足を疑似体験することができるでしょう。

 「子育てには仕事の時よりも心を使ってきている」という人には、主人公達の考え方が「その程度でいいの?」と思わず呟くほど歯痒く感じて仕方ないかもしれません。

 どちらにしても、ただ結婚して子どもを育てるだけでは責任を果たしたとは簡単に言い切れない複雑な社会になってしまったからこそ、少子化はここまで進行したのかもしれません。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.81
(3pt)

自立しつつある子を前にうろたえた男親たち。

就職し、結婚し、子どもができ、家事や教育を妻に託し、仕事では若い部下を持ち、あるべきコミュニケーションの姿に頭を悩ます。

 そんな中、どこの家庭にも起こりそうなささいな出来事をきっかけに、半ばないがしろにしてきた家庭の方に目を向けてみると、いつの間にか子が思春期になり、幼い頃のように一筋縄ではいかなくなっていることに一気に気づかされる。

 あれこれ思い悩み、理屈ではどうにもならず、ドラマのように格好のいいセリフも吐くことができず、そのうち半分自棄になって自分を曝け出したら、思いのほか子に気持ちが伝わってちょっぴり自信を回復する、数々の中年男親の話が描かれています。

 「自分もそうだなぁ」と思う人には持って来いの一冊です。きっと自己満足を疑似体験することができるでしょう。

 「子育てには仕事の時よりも心を使ってきている」という人には、主人公達の考え方が「その程度でいいの?」と思わず呟くほど歯痒く感じて仕方ないかもしれません。

 どちらにしても、ただ結婚して子どもを育てるだけでは責任を果たしたとは簡単に言い切れない複雑な社会になってしまったからこそ、少子化はここまで進行したのかもしれません。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.80
(5pt)

F、よく効くビタミンです。

『ゲンコツ』:勇気を持ってとった行動に対して、自分で「よくやった!」と褒めたくなることありますよね。

『はずれくじ』:父と息子。道路に伸びる影は、父親より息子の方が少し高かったというのも、父親の優しさを感じる。

『パンドラ』:パンドラの箱は開けませんでした。それぞれの今の(これからの)生活を大事にしようという人間の優しさと弱さを同時に描いている。

『セッちゃん』:セッちゃんという架空の人物を設定した加奈子ちゃん。そういう方法で、自分の居場所を見つけようとしていた。子どももそんな工夫をしているのだ。でもこのつらさは、そういう立場にならないとわからない話。周囲は、群れの中に入ってしまい、罪悪感を持たない。最後の流し雛のシーンは、少しホロッとくる。

『なぎさホテルにて』:未来ポストなんていいアイデアです。それを通して、昔、付き合っていた人との気もちの確認がなされる。そして現在夫婦となっている相手との状況が絡まり合った心理描写が面白い。

『かさぶたまぶた』:一生懸命頑張った努力が、周囲からは完璧に見られて距離をもたれてしまうというのは、悲しいことだと思う。自然にかっこ悪い自分の姿を話すことで距離は近づいた。最後に目をつぶったオチはほんのり笑える。

『母帰る』:「夫婦には、なにをしても、されても、迷惑いうもんはないんよ」にその極みを感じ取った人間の感覚を思わせられる。「家族っていのは、みんながそこから出ていきたい場所」というのは重いセリフだ。

『後記』:「F」の意味が、なるほど。なのです。うまいなあ。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.79
(5pt)

F、よく効くビタミンです。

『ゲンコツ』:勇気を持ってとった行動に対して、自分で「よくやった!」と褒めたくなることありますよね。

『はずれくじ』:父と息子。道路に伸びる影は、父親より息子の方が少し高かったというのも、父親の優しさを感じる。

『パンドラ』:パンドラの箱は開けませんでした。それぞれの今の(これからの)生活を大事にしようという人間の優しさと弱さを同時に描いている。

『セッちゃん』:セッちゃんという架空の人物を設定した加奈子ちゃん。そういう方法で、自分の居場所を見つけようとしていた。子どももそんな工夫をしているのだ。でもこのつらさは、そういう立場にならないとわからない話。周囲は、群れの中に入ってしまい、罪悪感を持たない。最後の流し雛のシーンは、少しホロッとくる。

『なぎさホテルにて』:未来ポストなんていいアイデアです。それを通して、昔、付き合っていた人との気もちの確認がなされる。そして現在夫婦となっている相手との状況が絡まり合った心理描写が面白い。

『かさぶたまぶた』:一生懸命頑張った努力が、周囲からは完璧に見られて距離をもたれてしまうというのは、悲しいことだと思う。自然にかっこ悪い自分の姿を話すことで距離は近づいた。最後に目をつぶったオチはほんのり笑える。

『母帰る』:「夫婦には、なにをしても、されても、迷惑いうもんはないんよ」にその極みを感じ取った人間の感覚を思わせられる。「家族っていのは、みんながそこから出ていきたい場所」というのは重いセリフだ。

『後記』:「F」の意味が、なるほど。なのです。うまいなあ。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.78
(5pt)

必要不可欠な栄養素ビタミンF!

30代後半の、人生にちょっと疲れた男性ばかりを描いた短編集。同世代の中年男性なら、「おお!!まさに!」と膝を打って共感すること間違いなしでしょう。

子供をめぐる家族のゆがみ、妻との倦怠、年老いた両親との距離のとり方等々、若いときには気づきもしなかったことが、この年代になると次から次とトラブルとして現れて、自分の生き方を方向転換せざるを得なかったりして。でも、やはり「家族」があって、そこを拠点にみんなが動いているんだよと、最後は優しく暖かい気持ちになります。

どうしてタイトルが「ビタミンF」なんだろうか? という疑問も作者の「後記」で明らかになり、人間にとってこの栄養素は元気の素ではないかと思いました。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.77
(5pt)

必要不可欠な栄養素ビタミンF!

30代後半の、人生にちょっと疲れた男性ばかりを描いた短編集。同世代の中年男性なら、「おお!!まさに!」と膝を打って共感すること間違いなしでしょう。

子供をめぐる家族のゆがみ、妻との倦怠、年老いた両親との距離のとり方等々、若いときには気づきもしなかったことが、この年代になると次から次とトラブルとして現れて、自分の生き方を方向転換せざるを得なかったりして。でも、やはり「家族」があって、そこを拠点にみんなが動いているんだよと、最後は優しく暖かい気持ちになります。

どうしてタイトルが「ビタミンF」なんだろうか? という疑問も作者の「後記」で明らかになり、人間にとってこの栄養素は元気の素ではないかと思いました。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.76
(5pt)

感動作

重松清さんの直木賞受賞作。
テーマは家族愛ではないでしょうか?本当に読んだ後、感動しました。
父親の妻や子供に対する感情がリアルに描かれています。
そして、問題が起こったときにどう行動するのか。
是非読んでみてください。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.75
(5pt)

感動作

重松清さんの直木賞受賞作。
テーマは家族愛ではないでしょうか?本当に読んだ後、感動しました。
父親の妻や子供に対する感情がリアルに描かれています。
そして、問題が起こったときにどう行動するのか。
是非読んでみてください。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.74
(5pt)

泣けます!

僕はまだまだ20代前半の若造ですが、
この本には感動しました。本当に現実を感じますね。
『特別幸せではないけれど、人生は悪くない。。。』
そんなことを感じました。人生がんばろうって思える本です。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.73
(5pt)

泣けます!

僕はまだまだ20代前半の若造ですが、
この本には感動しました。本当に現実を感じますね。
『特別幸せではないけれど、人生は悪くない。。。』
そんなことを感じました。人生がんばろうって思える本です。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.72
(4pt)

直木賞受賞作

であるのだが、どう考えてもナイフやエイジのほうが面白いだろ、と思う今日この頃。
 まぁ、家族の中でも父親にテーマを当てた作品になっているので、そう思うだけかもしれないけど。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.71
(4pt)

直木賞受賞作

であるのだが、どう考えてもナイフやエイジのほうが面白いだろ、と思う今日この頃。
 まぁ、家族の中でも父親にテーマを当てた作品になっているので、そう思うだけかもしれないけど。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.70
(3pt)

解るけど、当事者にはなりたくない…。

著者の重松清氏は私より2つ年上のようで、プライベートは詳しく知りませんが、出版社から脱サラし1991年に作家デビュー後、天性の文才と類まれなる筆致により、直木賞受賞作の本作を筆頭に、順風満帆の執筆活動を経ておられるようなので、経済的には現在非常に恵まれ生活を送っておられると推測しますが、恐らく、私と同様に妻と男女複数の、しかも思春期を迎えた子供を持つ人なのではないでしょうか。でなければ、この短編集は書けないと思います。それほで切実でリアリティのある作品集となっています。重松氏の作品を初めて読んだのは「流星ワゴン」ですが、我々世代の男が「身につまされる」共通したモチーフがあります。但し、セックス描写が濃すぎる点がいささか三文官能小説作のようで、私の最も好きな作家の浅田次郎氏の作品のように、もう少し淡白且つ、清廉であったらと私は感じました。
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035
No.69
(3pt)

解るけど、当事者にはなりたくない…。

著者の重松清氏は私より2つ年上のようで、プライベートは詳しく知りませんが、出版社から脱サラし1991年に作家デビュー後、天性の文才と類まれなる筆致により、直木賞受賞作の本作を筆頭に、順風満帆の執筆活動を経ておられるようなので、経済的には現在非常に恵まれ生活を送っておられると推測しますが、恐らく、私と同様に妻と男女複数の、しかも思春期を迎えた子供を持つ人なのではないでしょうか。でなければ、この短編集は書けないと思います。それほで切実でリアリティのある作品集となっています。重松氏の作品を初めて読んだのは「流星ワゴン」ですが、我々世代の男が「身につまされる」共通したモチーフがあります。但し、セックス描写が濃すぎる点がいささか三文官能小説作のようで、私の最も好きな作家の浅田次郎氏の作品のように、もう少し淡白且つ、清廉であったらと私は感じました。
ビタミンF (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ビタミンF (新潮文庫)より
4101349150
No.68
(5pt)

父として、夫として、息子として

30代後半から40歳という、中年に差し掛かった男性の視点で描かれた家族像、7編。
父親として・・・中学生の娘が不純異性交遊していたら、学校でいじめられていることが分かったら、思春期の子ども達とどう関わりあっていけばいいのか。
夫として・・・長年暮らせば暮らすほど、妻のことがわからなくなっていく、夫婦間のずれの発生。自分にはもっと違う人生があったのではないかと、昔の女性に思いを馳せることも・・・。
息子として・・・自分が親の立場になってはじめて、自分と同世代だった頃、親はどんな気持ちでいたのかを理解する。
どこにでもありそうな等身大の家族の日常が描かれていて共感しやすく、女性の私としては、男性の気持ちを覗き見ることができて新鮮でもあった。読後はじんわりと暖かい気持ちになる、直木賞受賞作だけあって、どれを取っても秀逸の短編集
ビタミンF Amazon書評・レビュー: ビタミンFより
4104075035