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(短編集)

ビタミンF



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ビタミンFの評価: 3.99/5点 レビュー 148件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(3pt)

家庭を持ったおじさんに推奨

私自身、Amazonのレビューを見て購読。いくつかのそれぞれのストーリーが展開され、各々ビタミンの様に身体に染み渡る内容になっている。ただひと昔前の作品ということと、ギャルの言葉遣いがいささかわざとらしく、個人的にそれが妙に引っ掛かってしまった。泣きはしなかったかな。
ビタミンF (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ビタミンF (新潮文庫)より
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No.28:
(3pt)

なける

いい作品です。何度も読みたい。
ビタミンF (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ビタミンF (新潮文庫)より
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No.27:
(3pt)

30~40代に響く作品

子どもの教育に悩む父親たちの短編集。
30代や40代で思春期に差し掛かる子どもがいる人にはおそらく共通の、誰もが抱く悩みで他人ごとの気がしなかった。
それぞれのエピソードは短く読みやすいが、多少解決するだけで根本的な解決にはなっていないのでスッキリはしない。
それでもなんとなく、悩める世の大人たちには読む価値があるような、そんな作品だった。
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No.26:
(3pt)

案外男性はジメジメしているのか。

ジェンダーレスの時代に「男性は・・・。」と言ってはいけないのでしょうが、どの37歳のお父さんもジメジメした思考の持ち主で、こんな風に思うのかな?という気持ちが先立って、物語を楽しめませんでした。
感傷的すぎて個人的には好みません。
ただ、「かさぶたまぶた」は読んでいてこちらがイライラしてくる父親像があり、終盤まさに家族がそう感じていたというシーンとなりました。感じていたイライラは正しかったのだと、妙に納得しました。そういう意味では表現が上手く、皆さんに評価される理由なのかなと思います。
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No.25:
(3pt)

テレビで紹介されてたので購入

一冊に短編がいくつか入った作品だったがイマイチだった。
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No.24:
(3pt)

小説としてどこか物足りない感じがした

 評判が良い作品なので読んでみた。

 収められている7篇のいずれもが都会に住む平凡な会社員の家庭を描いている(最後の1篇はちょっと違って会社員の実家が舞台になっている)。そのような家族の自分たちも気が付いていない弱いところや綻びをキュッキュッと突いている。あくまでもキュッと突くだけで致命傷は負わせない。平凡な会社員の家庭は崩壊することはなく、明日からも一見これまでと同じように続いて行く。

 文章は平易で、物語は時間を追って進み、一ひねりした構成もない。テレビのホームドラマのようだ。

 好みの問題を言えば、健全過ぎて少し物足りなかった。素材はとても良いと思うのだが、もう少しの詩と微量の毒を加えて、隠し味をなにか工夫して味に深みを出せばもっと良い味の小説になると思った。

 要するに現在のわたしはビタミンFを服用する必要がなかった、ということなのかもしれない。
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No.23:
(3pt)

何だかな~~~

団塊の世代の 親父みたいで。

読んでて情け納屋だよ!!!!!!!

もうこの人の 小説は読まない。
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No.22:
(3pt)

子持ちには苦しい

短編小説がいくつか入った作品で、筆者得意の中年世代が中心の話です。一つ中学生の子供の話がありますが、イジメが題材になっていたりして苦しかった。でも、これが現実ですね。
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No.21:
(3pt)

最後の2篇

途中までは、個人的に主人公含めた家族のキャラクターや言動がややピュア過ぎて、感情移入が難しかった。が、最後の2篇は、35〜40歳になった夫が抱える家庭の悩みをあまりにもリアルに捉えつつ、それを構成する家族の心の動きの描写にえぐられた。
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No.20:
(3pt)

世間の人はこんなことに共感するのか

小説の修行のために勧められて読んでみましたが、文章が非常に平易で読みやすく勉強になりました。
 日常会話では絶対に使わないような不自然な言い回しの、小説特有の会話文を使う小説家が多い中、本当にこんな会話がありそうと思えるような自然でリアルな会話文だったのが非常に印象的で、真似したいと思いました。

 内容については、アッと驚く意外な結末や心に染み入る感慨、読んだら先が気になって止まらなくなるような引き込まれ感もなく、これで直木賞を取れるのか、そうか、これでいいのか、というある種の驚きがありました。
 きっとこの小説のコンセプトは「ごくありふれた四十男のどこにでもありそうな悩み事を、小説のようなスッキリした結末もつけずに淡々とリアルに描く」というもので、そのコンセプトが秀逸で意外性のあるものだったので、多くの人が引き込まれたのだと思います。
 ただ、この淡々とした内容をグイグイ読ませるのは、派手で分かりやすい活劇を読ませるのよりもむしろ大変なことで、それこそが重松さんの構成力と文章力の凄さなのかもしれません。
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No.19:
(3pt)

問題があってもどうなるか

第124回(平成12年度下半期) 直木賞受賞。

内容(「BOOK」データベースより)以下、

炭水化物やタンパク質やカルシウムのような小説があるのなら、ひとの心にビタミンのようにはたらく小説があったっていい。
そんな思いを込めて、七つの短いストーリーを紡いでいった。
Family、Father、Friend、Fight、Fragile、Fortune…〈F〉で始まるさまざまな言葉を、個々の作品のキーワードとして埋め込んでいったつもりだ。
そのうえで、けっきょくはFiction、乱暴に意訳するなら「お話」の、その力をぼく(著者)は信じていた。

全編とも『小説新潮』に掲載。

・ゲンコツ(2000年5月号)
・はずれくじ(2000年3月号)
・パンドラ(2000年2月号)
・セッちゃん(1999年3月号、「身代わり雛」を改題)
・なぎさホテルにて(2000年6月号)
・かさぶたまぶた(2000年4月号)
・母帰る(2000年7月号)

個人的に印象に残ったのは、セッちゃん、かなー。
親に隠そうとする懸命さが痛々しい。
過去にドラマ化もされてるそうで、セッちゃんから始まり母帰るで終わる章仕立て。
2002年度文化庁芸術祭参加作品、らしかった。そうなんだー。
終わり方も悪くなく、親が読むとかなり共感できそうな話です。

ある意味、怖いよセっちゃん(苦笑)。
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No.18:
(3pt)

直木賞作品としては・・・

家族小説です。重松清さんの作品は初めて読みました。ページあたりの文字数が少なく、内容も日常を題材にしているので、さらりと二日で読めました。
中学生という一番難しい時期の子供を含んだ短編集です。
それぞれの話は独立しています。
夫と妻の子供に対する見方の違いなどという点では鋭い視点で書かれていると思いますが、単調です。
確かに、中学生の子供を持つ中高年が読むと、「そうそう」というような同調できるところ、代弁してくれているようなところが随所にあり、文章力が高いなと思いました。
しかし、直木賞受賞作として読んでみると、あまりその深さが無い様に感じます。
重松作品はもっと良いのがあると期待して、他のも読んでみようと思いました。
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No.17:
(3pt)

その先を書かないという粋

40前後の男性を主人公にした主に家族中心の短編集。

もう40なのか、まだ40なのか。人生の曲がり角を超えたのか
差し掛かりつつあるのか。体力、気力も自然と衰え責任と自制で
詰まりそうになるものの達観の境地には無い中途半端な年齢。

そんな彼らを話の中心に据え、ちょっとした事件や出来事を通して
小さな変化を描いた物語。何かが明快に解決したり結末がはっきりと
描かれる事はないがそれぞれ心理的な成長や視野の広がりを感じさせる
構成となっている。

読みやすい文体でなんのことはないよくありそうな日常がテーマ。
しかしそれぞれの主人公に感情移入して読むと仮想体験ができ興味深い。
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No.16:
(3pt)

都会のお父さんの苦悩

都会のお父さんの苦悩が描かれている。
帯に直木賞とあったので、買ってみた。
直木賞はエンタメ重視で当たりと外れがある印象だが、これはそのどちらでもない。

都会に電車で通勤するのは大変なんだなと思う。
自分は田舎の一軒家で自動車通勤なので、この本の主人公くらいの年齢だが悩みも少ないし、疲れも少ない。子どもとのコミュニケーションも少なくはない。共感できる部分は少なかったが、昼休みに一話ずつ暇つぶしのために読むには良いと思う。

ただ、この本を読むのは、山本周五郎の短編を読み切って読む本がなくなってからで良いと感じた。
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No.15:
(3pt)

同世代だけどギャップを感じて共感は出来なかった

ちょっとした描写にくすっと笑わされたり、懐かしくさせられたりするし、
重松さんの文体は好きだし、高学年くらいの男の子を主人公にしたお話だと好きなのもあるんですが。

世間の30代後半って、こんなに疲れきって、くたびれきってるもんですかね? 驚きと違和感を感じました。確かに疲れること多いし、30代前半位と比べると体力は落ちてるけど、まだまだ充分楽しいし、今が充実してるから、あんまり過去を振り返ったり人生を深く考えたりしないけどなぁ。単に私が薄っぺらい人間なのかな?

でも何箇所か泣ける部分ありました。他の作品も読んでみようと思います。
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No.14:
(3pt)

通り過ぎていく日常

平穏な日常におきた事件を
もとに家族や日常を見直すような
視点で書かれています。

気にしなければ、通り過ぎていく
日常に焦点を当てています。

私には残念ながら、
どれもしっくり来ませんでしたが、
表現力のある文章だと思いました。
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No.13:
(3pt)

あらゆる意味で生々しい

大変手腕のある作家さんなのはわかるけど、キャラクター描写がどれも生々しいので、苦手なヒトは苦手かも。
(例えば浅田次郎だと、切ない話でもファンタジー要素があるぶん、客観的に読めてラク)
マイホームパパだけじゃなくて、悪い男性の話も読んでみたいです。
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No.12:
(3pt)

娘がいる人には胸が痛いかも。

直木賞をとっているのと、現代の家族をすごくよく描けているというのを読んで、買ってみた。

面白かった。娘が沢山でてくるのだが、いじめられたり、万引きしたり、悪い男にだまされたりかなり散々で。そのたびに胸が痛かった。

こういったお話しを参考にしながら、自分の家族を作っていくのかなあ。それくらい、ある意味リアリティのあるフィクションで、だからそれなりに感情移入もできたし、それなりの集中力をもって読めた。

ただ、僕はもう一度読むかどうかは微妙だ。それだけ胸が痛い小説だったからかもしれないが。
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No.11:
(3pt)

さえない親父に送る哀愁の讃歌

それぞれの話にほろ苦い結末を用意してくれていて、思わずはにかんでしまう。まぁちょっとしたサプリメント的小説にはなっている。文学的な評価が高い点が、いまいちよく分からないが。
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No.10:
(3pt)

心のビタミン

私の心のビタミンになるには早すぎた短編集でした。

思春期の子をもつ父親、家族の微妙なバランスなど理解するには

早すぎような気がします。

読んでいてなかなか共感できない部分が多すぎて、なかなか入り込むことが出来ませんでした。

中年の方や思春期の子供を持つ方が読んだら、きっと心のビタミンになる1冊だと思います。

私自身もう少し年をとってからもう1度読んでみたい1冊になりました。
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