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山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎
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山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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キャラクターも話の流れも魅力的で楽しめます。 2冊目を買うかどうかは人それぞれですね。 | ||||
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初めて読んだ「死亡フラグが立ちました」を気に入って、七尾さんの作品をいくつか読みましたが、この本は作風が少し違います。個人的にはライトな印象に感じました。 | ||||
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このレビューを書きこんでいる2012年6月13日現在、 税別619円のこの本の中古価格が1,413円って、どういうことなのか? 一時的に品切れで入手出来ないから、とか? それはともかく、 七尾与史氏の初の「白い」ミステリー。 ライトなタッチの文体だけど、中身は「黒い」路線で売上絶好調作家さんですが、 今回は一転してほのぼのとした作風です。 冒頭いきなり、嫌なシーンで幕が開き、 どこが「白い」んだ、やっぱり「黒い」じゃないか!騙された! と思いますが、舞台は暗転、、 山手線に乗車中の小学5年生の女の子・シホの視点に変わります。 シホは明るく賢く勝気な子で、ここからは確かに「白い」路線へシフト。 でも、やっぱり本質的にダークなんじゃないかと思うのは、 程度の差こそあれ、きっと誰の中にもある、他人の不幸を見たい、他人を羨む、 といった、人間の持つ嫌な感情を冷静に見ている、作者の個性を感じるからでしょうか。 一点気になったのは、 「痴漢」と女性に騒がれてうろたえる男性の憔悴ぶりに、 シホが同情して「お尻を触られるくらい目をつぶれば」と思うところです。 小学5年生とはいえ、女の子のシホがそんなふうに思うでしょうか。 女の子は小さい頃から、痴漢やら露出魔やらの性的異常者に遭遇しているものです、口に出さなくても。 その怖さ・不快感は、やはり男性にはわからないのかも知れません。 冒頭のシーンがあとから重要な意味を持ってきて、 その伏線の張り方、アイデアはさすがと思わせます。 山手線の「途中下車の旅」的な楽しさもあります。 | ||||
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