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山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎



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山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎の評価: 3.67/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

まあ面白い小説です

キャラクターも話の流れも魅力的で楽しめます。 2冊目を買うかどうかは人それぞれですね。
([な]8-1)山手線探偵  まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫 日本文学)Amazon書評・レビュー:([な]8-1)山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫 日本文学)より
4591129683
No.2:
(3pt)

想像とは違いました。

初めて読んだ「死亡フラグが立ちました」を気に入って、七尾さんの作品をいくつか読みましたが、この本は作風が少し違います。個人的にはライトな印象に感じました。
([な]8-1)山手線探偵  まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫 日本文学)Amazon書評・レビュー:([な]8-1)山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫 日本文学)より
4591129683
No.1:
(3pt)

黒から白へ。

このレビューを書きこんでいる2012年6月13日現在、
税別619円のこの本の中古価格が1,413円って、どういうことなのか?
一時的に品切れで入手出来ないから、とか?

それはともかく、
七尾与史氏の初の「白い」ミステリー。
ライトなタッチの文体だけど、中身は「黒い」路線で売上絶好調作家さんですが、
今回は一転してほのぼのとした作風です。

冒頭いきなり、嫌なシーンで幕が開き、
どこが「白い」んだ、やっぱり「黒い」じゃないか!騙された!
と思いますが、舞台は暗転、、
山手線に乗車中の小学5年生の女の子・シホの視点に変わります。
シホは明るく賢く勝気な子で、ここからは確かに「白い」路線へシフト。

でも、やっぱり本質的にダークなんじゃないかと思うのは、
程度の差こそあれ、きっと誰の中にもある、他人の不幸を見たい、他人を羨む、
といった、人間の持つ嫌な感情を冷静に見ている、作者の個性を感じるからでしょうか。

一点気になったのは、
「痴漢」と女性に騒がれてうろたえる男性の憔悴ぶりに、
シホが同情して「お尻を触られるくらい目をつぶれば」と思うところです。
小学5年生とはいえ、女の子のシホがそんなふうに思うでしょうか。
女の子は小さい頃から、痴漢やら露出魔やらの性的異常者に遭遇しているものです、口に出さなくても。
その怖さ・不快感は、やはり男性にはわからないのかも知れません。

冒頭のシーンがあとから重要な意味を持ってきて、
その伏線の張り方、アイデアはさすがと思わせます。

山手線の「途中下車の旅」的な楽しさもあります。
([な]8-1)山手線探偵  まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫 日本文学)Amazon書評・レビュー:([な]8-1)山手線探偵 まわる各駅停車と消えたチワワの謎 (ポプラ文庫 日本文学)より
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