夜の国のクーパー

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評判

夜の国のクーパーの評価:

3.67/5点 レビュー 86件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全161件 101〜120 6/9ページ
No.61
(3pt)

ファンタジー?大人の童話?

「仙台の港から小舟に乗り、釣りに出かけたはずだったのに。」
気がつけば仰向けになったまま体を縛られていた。そこへ現れた猫のトム。彼は人間の言葉を
しゃべる猫だった。8年間の戦争を終えたトムの住む国では、いったいこれから何が起きようと
しているのか?トムは、語り始めた・・・。

戦争が終わり鉄国の兵士たちがやってきた。彼らはトムの住む国の支配者である冠人を殺害した。
国家存続の危機に直面しても人々はどうすることもできない。支配する側とされる側。力の差は
歴然だった。このまま鉄国の兵士たちの言いなりになるのか!?誰かが叫ぶ。「クーパーの兵士が
いてくれたら!」けれど、本当にクーパーは存在するのだろうか?
この作品はファンタジー?それとも大人の童話?作者の独特の感性が織り成す世界は、独自の
色彩を帯びている。強者と弱者の微妙な関係。それは人間だけではない。猫と鼠の世界にもあった。
それらふたつの関係は、とてもよく似ていると思う。いつだって世界は誰かの犠牲の上に成り立って
いるものなのだ。「クーパーは、存続の危機にある国を救う存在となるのか?」ラストは意外な展開と
なる。仙台の釣り人が結末にどういうふうに絡んでくるのかが想像できてしまったが、それでもほほえま
しく読むことができた。クーパーは、トムの住む国において、今までとは違う新たな伝説になった。
読後は爽快さを感じた。作者の熱い思いが込められた、不思議でふんわりとした作品だった。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.60
(4pt)

作者の新境地を開いた秀作

デビュー作「オーデュボンの祈り」以来の寓話的作品だが趣きがやや異なる。戦争で敗れた国に住む猫のトム(人語を解する)の一人称、その国に伝わる怪物「クーパー」退治に向かった兵士達を描いた伝記的三人称、そしてその国からいったん逃げ出したトムが偶然知り合った公務員の一人称の3つの部分から構成される。物語の意匠は朧げに分かっても、各エピソードの関連性や着地点が良く見えず、特に公務員の存在意義が不明のまま読み進めて行くと、終盤急に視界が開けるという構成手法が鮮やか。物語の骨格がある古典に基づいている事に途中まで気付かせない点も巧妙(勘の良い方は公務員の初登場シーンで分かるかも)。

扱っているテーマは、大きくは国家・平和・リーダー論、個人レベルで言えば、どんな状況でも希望を持つ事や相手を信頼する事の重要性。後者は作者が良く採り上げるテーマだが、本作では特に鼠(猫と会話可能)が猫と平和交渉する辺りにその象徴を感じると共に笑えた。そして、鼠には優れたリーダーが居て(猫にはリーダー不在)、このリーダーの下で鼠が纏まっている点は前者のテーマにも通じる。また、この猫と鼠の関係は立場が異なれば考え方も全く異なるという人間心理への皮肉にもなっている。更に、信頼を強調するだけではなく、"表面的真実"を疑って見る事の重要性も再三言及されている点も見逃せない。

前者のテーマを採り上げたのは、現代日本の状況への憂慮の反映ではないだろうか。テーマは大きくて重いが、子供から大人まで楽しみながら読める様に描かれているので安心して手に取れる。作者の新境地を開いた秀作と言って良いのではないか。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.59
(4pt)

作者の新境地を開いた秀作

デビュー作「オーデュボンの祈り」以来の寓話的作品だが趣きがやや異なる。戦争で敗れた国に住む猫のトム(人語を解する)の一人称、その国に伝わる怪物「クーパー」退治に向かった兵士達を描いた伝記的三人称、そしてその国からいったん逃げ出したトムが偶然知り合った公務員の一人称の3つの部分から構成される。物語の意匠は朧げに分かっても、各エピソードの関連性や着地点が良く見えず、特に公務員の存在意義が不明のまま読み進めて行くと、終盤急に視界が開けるという構成手法が鮮やか。物語の骨格がある古典に基づいている事に途中まで気付かせない点も巧妙(勘の良い方は公務員の初登場シーンで分かるかも)。

扱っているテーマは、大きくは国家・平和・リーダー論、個人レベルで言えば、どんな状況でも希望を持つ事や相手を信頼する事の重要性。後者は作者が良く採り上げるテーマだが、本作では特に鼠(猫と会話可能)が猫と平和交渉する辺りにその象徴を感じると共に笑えた。そして、鼠には優れたリーダーが居て(猫にはリーダー不在)、このリーダーの下で鼠が纏まっている点は前者のテーマにも通じる。また、この猫と鼠の関係は立場が異なれば考え方も全く異なるという人間心理への皮肉にもなっている。更に、信頼を強調するだけではなく、"表面的真実"を疑って見る事の重要性も再三言及されている点も見逃せない。

前者のテーマを採り上げたのは、現代日本の状況への憂慮の反映ではないだろうか。テーマは大きくて重いが、子供から大人まで楽しみながら読める様に描かれているので安心して手に取れる。作者の新境地を開いた秀作と言って良いのではないか。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.58
(4pt)

初めて読みました 斬新!

たまたま人からもらって読みました。
書き手の発想がぶっとんでいるため、「何の物語なの!」って最初はわからなかったのですが、除除につかめてきたら、すらすら読めます。

戦争と人間の醜さとか弱さ、また優しさとか思いやり、そういうものを姿を変えて届けてくれる。
そしてエンタメ性もあって楽しいですよ。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.57
(4pt)

初めて読みました 斬新!

たまたま人からもらって読みました。
書き手の発想がぶっとんでいるため、「何の物語なの!」って最初はわからなかったのですが、除除につかめてきたら、すらすら読めます。

戦争と人間の醜さとか弱さ、また優しさとか思いやり、そういうものを姿を変えて届けてくれる。
そしてエンタメ性もあって楽しいですよ。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.56
(4pt)

普通であることの幸せ

人間はいつも大義の押し付け合い。平行線。
本作の猫や鼠のように歩み寄ろうという姿勢が大切だと思った。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、誰にも知られずとも誰かを救おうとする、
その見返りを求めない愛こそが問題解決の糸口に成り得るのではないだろうか。

小さな国のガッツリとしたファンタジー要素いっぱいの作品だが、終盤に近づくにつれ考えさせられる言葉がぽろぽろと出てくる。
やや設定に入り込みにくい気はするが、飽きずに読み続けることで最後には飛び切りの爽快感をもたらしてくれるだろう。

「出かけたら、ちゃんと帰る。」
単純で当たり前のような文字列であるが、これが当たり前にできる幸せを今一度噛み締めたい。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.55
(4pt)

普通であることの幸せ

人間はいつも大義の押し付け合い。平行線。
本作の猫や鼠のように歩み寄ろうという姿勢が大切だと思った。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、誰にも知られずとも誰かを救おうとする、
その見返りを求めない愛こそが問題解決の糸口に成り得るのではないだろうか。

小さな国のガッツリとしたファンタジー要素いっぱいの作品だが、終盤に近づくにつれ考えさせられる言葉がぽろぽろと出てくる。
やや設定に入り込みにくい気はするが、飽きずに読み続けることで最後には飛び切りの爽快感をもたらしてくれるだろう。

「出かけたら、ちゃんと帰る。」
単純で当たり前のような文字列であるが、これが当たり前にできる幸せを今一度噛み締めたい。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.54
(4pt)

猫と猫のしっぽは対等な関係

最近の伊坂作品の中ではストレスを感じずに読めました。
出だしはガリバー旅行記みたいに、「私」は気がついたらぐるぐる巻きにされてた。
それなら(?)タイトルのクーパーは車のミニクーパーから?(新聞連載小説も連想し)と最初は想像しながら読んだ。でも違うか
「私」と同じく猫が胸に乗り状態で読書すると、トムの冷静さや思慮深さに脱帽し、猫のしぐさの描写には微笑んでしまいました。「仙台暮らし」に猫の話しもありましたね。

本来の性質や所属や種族、本音と建前と、中と外、利害、価値観
夜の闇に紛れ込んで真実は見えない。でもかすかな光でも捉える猫の眼があれば・・・

半分も杉れば、なんとなくカラクリは見えてくるけど、オーデュポンの祈りを読んだときのような、気がつくと何か心の中に祈りや願いが、少しずつ少しずつ重なってくる小説でした。
そして読後感は自分にとっては「ミュージック!」
個人的には銀行強盗さんたちの演説もまた聞きたいなあ。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.53
(4pt)

猫と猫のしっぽは対等な関係

最近の伊坂作品の中ではストレスを感じずに読めました。
出だしはガリバー旅行記みたいに、「私」は気がついたらぐるぐる巻きにされてた。
それなら(?)タイトルのクーパーは車のミニクーパーから?(新聞連載小説も連想し)と最初は想像しながら読んだ。でも違うか
「私」と同じく猫が胸に乗り状態で読書すると、トムの冷静さや思慮深さに脱帽し、猫のしぐさの描写には微笑んでしまいました。「仙台暮らし」に猫の話しもありましたね。

本来の性質や所属や種族、本音と建前と、中と外、利害、価値観
夜の闇に紛れ込んで真実は見えない。でもかすかな光でも捉える猫の眼があれば・・・

半分も杉れば、なんとなくカラクリは見えてくるけど、オーデュポンの祈りを読んだときのような、気がつくと何か心の中に祈りや願いが、少しずつ少しずつ重なってくる小説でした。
そして読後感は自分にとっては「ミュージック!」
個人的には銀行強盗さんたちの演説もまた聞きたいなあ。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.52
(5pt)

やはり、伊坂さんは天才です。

久しぶりに、伊坂さんの小説を読みました。長編でしたが、3日ほどで読みました。まず、20歳の息子が読み、次に私(50代)が読み、さらに15歳の息子も読みましたが、3人そろって(タイミングはずれましたが)「凄い」と興奮しました。
 不思議な世界のお話でしたが、どこか懐かしく気持ちがしんみりとなり、だんだん正義に燃えて元気になり、ラストは爽快感100パーセントになりました。
 半分あたりまでは、このバラバラの線がどう絡まっていくのか、どれが伏線でどれが伏線じゃないのか、とても掴みにくく、仕方がないからとりあえず先に進もうと読んでいくだけでしたが、後半からの展開はもう息がつけないほどの面白さで…その頃には、本をテーブルに置いておけない状態でした。
 伊坂さんがこれほど猫の生態に詳しいということも驚きでした。猫のトム君は至って自然で、特にヒーローの資質が備わっているわけではないのだけど、そんな普通の存在が普通に世の中に反応しているうちに、大事な場面に遭遇すると知らず知らずにガッツリ関わって他の存在を助けることになる、人間もこんな風に普通にしていたら良いのかもね、と素直に思いました。
 ファンタジーはリアルであればあるほど、面白いもの。それを伊坂さんは知り尽くしていらっしゃる。この作品は、世代を超えて、時代を超えて、楽しまれる名作です。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.51
(5pt)

やはり、伊坂さんは天才です。

久しぶりに、伊坂さんの小説を読みました。長編でしたが、3日ほどで読みました。まず、20歳の息子が読み、次に私(50代)が読み、さらに15歳の息子も読みましたが、3人そろって(タイミングはずれましたが)「凄い」と興奮しました。
 不思議な世界のお話でしたが、どこか懐かしく気持ちがしんみりとなり、だんだん正義に燃えて元気になり、ラストは爽快感100パーセントになりました。
 半分あたりまでは、このバラバラの線がどう絡まっていくのか、どれが伏線でどれが伏線じゃないのか、とても掴みにくく、仕方がないからとりあえず先に進もうと読んでいくだけでしたが、後半からの展開はもう息がつけないほどの面白さで…その頃には、本をテーブルに置いておけない状態でした。
 伊坂さんがこれほど猫の生態に詳しいということも驚きでした。猫のトム君は至って自然で、特にヒーローの資質が備わっているわけではないのだけど、そんな普通の存在が普通に世の中に反応しているうちに、大事な場面に遭遇すると知らず知らずにガッツリ関わって他の存在を助けることになる、人間もこんな風に普通にしていたら良いのかもね、と素直に思いました。
 ファンタジーはリアルであればあるほど、面白いもの。それを伊坂さんは知り尽くしていらっしゃる。この作品は、世代を超えて、時代を超えて、楽しまれる名作です。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.50
(1pt)

伊坂ファンの友人の薦めで

名前だけ知っている作家さん。
たまたま友人から本を頂き、読んでみました。

なんだかすごく、つまらなかったです…。
登場人物(動物達)が話をしている場面ばかりで本筋が中々進まないし、ダラダラとしていて臨場感もなかったです。

ラストできっとひっくり返るのだろうと期待して読み進めましたが、肝心の種明かしもふーん…て感じで。

がっかりでした。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.49
(1pt)

伊坂ファンの友人の薦めで

名前だけ知っている作家さん。
たまたま友人から本を頂き、読んでみました。

なんだかすごく、つまらなかったです…。
登場人物(動物達)が話をしている場面ばかりで本筋が中々進まないし、ダラダラとしていて臨場感もなかったです。

ラストできっとひっくり返るのだろうと期待して読み進めましたが、肝心の種明かしもふーん…て感じで。

がっかりでした。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.48
(3pt)

重さ以上に重いぞ!

ネコのトム目線で眺めることが多い為、
ふんわりとした印象の1冊でしたが、
危機への対応がのんびりしている日本を思って書かれたのか、
けっこう重いテーマが点在してます。

この本、仙台から来た人間抜きで全4巻位で読みたかったです。
(黒船的で今回の本では非常に重要ですが…)
人間も、ネコもネズミも興しろいキャラが登場しますが、
どのキャラももう少し知りたいなーと消化不良…

ひっくり返すことの出来ない、弱者と強者の関わり方、
伊坂さんらしい両側目線でおもしろかったですが、
ちょっと片付け方が好みではなかったので
☆は3とさせて頂きました。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.47
(3pt)

重さ以上に重いぞ!

ネコのトム目線で眺めることが多い為、
ふんわりとした印象ですが、
危機への対応がのんびりしている日本を思って書かれたのか、
けっこう重いテーマが点在してます。

この本、仙台から来た人間抜きで全4巻位で読みたかったです。
(今回の本では非常に重要ですが…)
人間も、ネコもネズミも興しろいキャラが登場しますが、
どのキャラももう少し知りたいなーと消化不良…

ひっくり返すことの出来ない、弱者と強者の関わり方、
伊坂さんらしい両側目線でおもしろかったですが、
ちょっと片付け方が好みではなかったので
☆は3とさせて頂きました。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.46
(3pt)

ヴィレッジ?

私は早い段階でヴィレッジを思い浮かべました。

カラクリに気づく人は結構序盤で疑い始めるかもしれません。

そのせいか他の伊坂作品のような読後感がありませんでした。

今までの伊坂作品とは別物と考えたほういいです。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.45
(3pt)

ヴィレッジ?

私は早い段階でヴィレッジを思い浮かべました。

カラクリに気づく人は結構序盤で疑い始めるかもしれません。

そのせいか他の伊坂作品のような読後感がありませんでした。

今までの伊坂作品とは別物と考えたほういいです。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.44
(1pt)

期待しすぎた

久しぶりの伊坂作品で期待しすぎてしまいました。
#久しぶりでもない「PK」があったか?
猫と人間が話をしたり、どうしようもない王がいたり、いろいろです。
ん〜でもちょっと好みではなかったかも。
「グラスホッパー」、「マリアビートル」とかスピード感ある作品が好きなせいか、ファンタジックな面が気になり、いまいち入り込めませんでした。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.43
(1pt)

期待しすぎた

久しぶりの伊坂作品で期待しすぎてしまいました。
#久しぶりでもない「PK」があったか?
猫と人間が話をしたり、どうしようもない王がいたり、いろいろです。
ん〜でもちょっと好みではなかったかも。
「グラスホッパー」、「マリアビートル」とかスピード感ある作品が好きなせいか、ファンタジックな面が気になり、いまいち入り込めませんでした。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.42
(3pt)

「オーデュポン」を評者も連想しました

冒頭100ページくらいまでは、評者にはなんのことかサッパリわかりませんでした。内容は無論違いますが、スタイルとしては世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)に似ています。
 後半に、筆者得意の仕掛けと種明かしで畳み掛けてくるところは「さすが」と思いました。
 しかし、最大のどんでん返しの伏線が評者にはわかりませんでした(もしかして、ひいていなかった?筆者に限って「まさか」と思いますが。その点だけが、やや不満です)。

夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025