夜の国のクーパー

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評判

夜の国のクーパーの評価:

3.67/5点 レビュー 86件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全161件 81〜100 5/9ページ
No.81
(3pt)

ちょっとひねりすぎか

船に乗って,どこか知らない場所に行き着いた主人公.
そこで言葉を話す猫が,奇妙な国の話を話を始めるが・・・.

クーパーと呼ばれる謎めいた樹の怪物の正体と,
外国に侵略された都市国家の運命を軸にストーリーは進む.
ファンタジー仕立てのストーリーであるが,
終盤にどんでん返しが用意されていて,
どちらかと言えばミステリー的な手法の作品である.

とぼけたキャラクターたちや,寓話や比喩が組み込まれていた
独特の世界観で,この雰囲気は伊坂氏独特のものといえる.

とはいえ,今回の仕掛けは比較的単純なものであり,
シンプルな仕掛けを小説のテクニックで含ませすぎな印象.
もっとあっさりと見せたほうがよかったような気がする.
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.80
(2pt)

正直イマイチでした。

あくまでも主観ですが。
伊坂さんのデビュー作のかかしが出てくるやつみたいな世界観で、ちよっとついていけないところがありました。
すみません。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.79
(2pt)

正直イマイチでした。

あくまでも主観ですが。
伊坂さんのデビュー作のかかしが出てくるやつみたいな世界観で、ちよっとついていけないところがありました。
すみません。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.78
(5pt)

あらすじは他の方が書いているので

あらすじには触れませんが、個人的に好きな類の話です。
他の伊坂作品と同様、気持ちよく読者を騙してくれます。
今回は2つの点で「そう来たか!」と唸らされました。

ストーリーとは別に、猫の描写が素晴らしいですね。
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「きょうの猫村さん」を超える
猫描写はもう出ないと思っていましたが、これは完璧。
猫が身近にいる人なら、猫描写でも唸らされること間違いなし。

他作品とリンクがないなど、伊坂ファンにとってはそのあたりが
物足りないのかもしれませんが、コアなファン以外でも楽しめる小説です。

猫や馬は何かの隠喩なのか?登場人物の名前は変わっているが
何かのメッセージが隠されているのか?
などと、考えながら読む小説も好きだけど、おそらく、この小説には
そういったメッセージ性はないと思われます。
純粋に面白かったな。と思える話。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.77
(5pt)

あらすじは他の方が書いているので

あらすじには触れませんが、個人的に好きな類の話です。
他の伊坂作品と同様、気持ちよく読者を騙してくれます。
今回は2つの点で「そう来たか!」と唸らされました。

ストーリーとは別に、猫の描写が素晴らしいですね。
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」「きょうの猫村さん」を超える
猫描写はもう出ないと思っていましたが、これは完璧。
猫が身近にいる人なら、猫描写でも唸らされること間違いなし。

他作品とリンクがないなど、伊坂ファンにとってはそのあたりが
物足りないのかもしれませんが、コアなファン以外でも楽しめる小説です。

猫や馬は何かの隠喩なのか?登場人物の名前は変わっているが
何かのメッセージが隠されているのか?
などと、考えながら読む小説も好きだけど、おそらく、この小説には
そういったメッセージ性はないと思われます。
純粋に面白かったな。と思える話。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.76
(4pt)

猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし。

妻に浮気をされた男が憂さ晴らしに出かけた海釣りで遭難し
漂着した謎の島で人間の言葉を話す猫「トム」に出会う
猫の口から語られた島の人間界での戦争の物語

壁に囲まれた猫の国とその国に侵攻してきた「鉄の国」の兵士たち
国家の危機に対する人々の反応を猫の視点と人間の視点、それを聞く
主人公の男の視点と多角的に語られる事によって起こっている出来事の
違った側面が見えてくる

「自分が真実だと思い込んでいるかもしれない事を疑え」という作者からのメッセージが
くり返し流れてくるように何度も覆る「真実(だと思っていたもの)」は
最後には読者さえも巻き込んでいく

伊坂幸太郎のデビュー作「オーデュボンの祈り」を彷彿させるような
寓話的異世界ファンタジー奇譚
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.75
(4pt)

猫と戦争と、そして世界の秘密のおはなし。

妻に浮気をされた男が憂さ晴らしに出かけた海釣りで遭難し
漂着した謎の島で人間の言葉を話す猫「トム」に出会う
猫の口から語られた島の人間界での戦争の物語

壁に囲まれた猫の国とその国に侵攻してきた「鉄の国」の兵士たち
国家の危機に対する人々の反応を猫の視点と人間の視点、それを聞く
主人公の男の視点と多角的に語られる事によって起こっている出来事の
違った側面が見えてくる

「自分が真実だと思い込んでいるかもしれない事を疑え」という作者からのメッセージが
くり返し流れてくるように何度も覆る「真実(だと思っていたもの)」は
最後には読者さえも巻き込んでいく

伊坂幸太郎のデビュー作「オーデュボンの祈り」を彷彿させるような
寓話的異世界ファンタジー奇譚
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.74
(5pt)

騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます

物語の主人公「トム」は猫であり、この国で起こった戦争と世界の秘密について猫の視点から語られます。

まるでその場の様子を見たまま描写しているように見せておきながら、あえて大切な実態を描かない。説明不足かな? 少し誇張しているのかな? とさして気にせず読み進めて行くと、勝手に自分で作り込んだ想像とはまったく別の新事実が表れてくるのが、読んでいてすごく面白かったです。振り返れば、確かに そんなことは言ってなかったなぁ と騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます。

主人公が人間社会に溶け込む猫だからこそ、仲間内の猫ネットワークも含めて、人間では知り得ないような俯瞰的な情報が入ったり、逆に猫ならではの余計な視点が入って本筋から脱線していきます。途中、猫と会話のできる人間が登場したり、クーパーという怪物を想像したりと、自分の混乱した頭を整理している間にも、たくさんの謎が生まれ、その謎を利用するかのように物語に上手く仕掛を作っていきます。

辛口のファンからすれば、ちょっと待ってくれと言いたい部分もあるのでしょうが、僕はこの物語同様、伊坂幸太郎の小説はほとんど面白いと思っているので単純に大満足しています。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.73
(5pt)

騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます

物語の主人公「トム」は猫であり、この国で起こった戦争と世界の秘密について猫の視点から語られます。

言い伝えによると八年前、 敵対する「鉄国」との争いに敗戦したものの、トムが暮らす国の国王「冠人」によって平和条約が結ばれ、国民たちは穏やかな日々を過ごしていた。しかし、今になって突然「鉄国」の兵士が自国に攻め込んで来て、国の信頼を集める国王が、国民の目の前で銃で射殺された。そこから物語は始まります。

まるでその場の様子を見たまま描写しているように見せておきながら、あえて大切な実態を描かない。説明不足かな? 少し誇張しているのかな? とさして気にせず読み進めて行くと、勝手に自分で作り込んだ想像とはまったく別の新事実が表れてくるのが、読んでいてすごく面白かったです。振り返れば、確かに そんなことは言ってなかったなぁ と騙されて、とっても心地いい気分にさせてくれます。

主人公が人間社会に溶け込む猫だからこそ、仲間内の猫ネットワークも含めて、人間では知り得ないような俯瞰的な情報が入ったり、逆に猫ならではの余計な視点が入って本筋から脱線していきます。途中、猫と会話のできる人間が登場したり、クーパーという怪物を想像したりと、自分の混乱した頭を整理している間にも、たさくさんの謎が生まれ、その謎を利用するかのように物語に上手く仕掛を作っていきます。

辛口のファンからすれば、ちょっと待ってくれと言いたい部分もあるのでしょうが、僕はこの物語同様、伊坂幸太郎の小説はほとんど面白いと思っているので単純に大満足しています。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.72
(5pt)

ファンタジー好きとして

伊坂幸太郎のファンであり、ファンタジー好きであり、猫好きである自分としては非常に満足しています。 少し不思議な世界観、ストーリー、テーマ、細かな伏線、読後感、全て良かった。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.71
(5pt)

ファンタジー好きとして

伊坂幸太郎のファンであり、ファンタジー好きであり、猫好きである自分としては非常に満足しています。 少し不思議な世界観、ストーリー、テーマ、細かな伏線、読後感、全て良かった。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.70
(5pt)

ファンタジーのような現代のイソップ寓話

戦争に負けた小国では民衆が不安と猜疑心に駆られ,クーパーの兵士が助けに来ることを願っている・・・・しゃべる猫を通して語られる不思議な異国の物語。一見,ファンタジーのようにも思えますが,実は現代のイソップ寓話のような小説です。
 何が真実なのか,何を信じるべきなのか,どう判断すべきか。ネット社会で,世界中の情報をすぐに入手できる今日ですが,でも,僕たちはどれだけ真実を知っているのでしょうか。それに意外と身近なことでも,当たり前のように見過ごしてきていることってあるんじゃないでしょうか。そう考えさせられてしまいます。
 不思議な物語ですが,読み終わった後には,ちょっと清々しい気持ちになれる1冊です。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.69
(5pt)

ファンタジーのような現代のイソップ寓話

戦争に負けた小国では民衆が不安と猜疑心に駆られ,クーパーの兵士が助けに来ることを願っている・・・・しゃべる猫を通して語られる不思議な異国の物語。一見,ファンタジーのようにも思えますが,実は現代のイソップ寓話のような小説です。
 何が真実なのか,何を信じるべきなのか,どう判断すべきか。ネット社会で,世界中の情報をすぐに入手できる今日ですが,でも,僕たちはどれだけ真実を知っているのでしょうか。それに意外と身近なことでも,当たり前のように見過ごしてきていることってあるんじゃないでしょうか。そう考えさせられてしまいます。
 不思議な物語ですが,読み終わった後には,ちょっと清々しい気持ちになれる1冊です。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.68
(2pt)

他の作品とのリンクがほしい

話自体はよく練られていて
序盤の物語の細かい設定の説明を我慢して読めば
中盤や終盤にはスピード感あふれる謎解きがあります。

でも本作品にはリンクがありません。
私は伊坂作品の醍醐味を小説同士のリンクに感じています。
リンクがあるからこそ、なじみのない話にも親近感が湧きます。

話の舞台が仙台から離れた島ということなので
舞台が似ている「オーデュポンの祈り」とのリンクをいれても
よかったのでは、と思いました。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.67
(2pt)

他の作品とのリンクがほしい

話自体はよく練られていて
序盤の物語の細かい設定の説明を我慢して読めば
中盤や終盤にはスピード感あふれる謎解きがあります。

でも本作品にはリンクがありません。
私は伊坂作品の醍醐味を小説同士のリンクに感じています。
リンクがあるからこそ、なじみのない話にも親近感が湧きます。

話の舞台が仙台から離れた島ということなので
舞台が似ている「オーデュポンの祈り」とのリンクをいれても
よかったのでは、と思いました。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.66
(4pt)

伊坂幸太郎さんの作品らしい物語です。

途中で少し中だるみをしましたが、彼の作品そのものという感じです。最後ラストの終わりかたが?という感じもありましたが、まあ80点評価は出せると思います。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025
No.65
(4pt)

伊坂幸太郎さんの作品らしい物語です。

途中で少し中だるみをしましたが、彼の作品そのものという感じです。最後ラストの終わりかたが?という感じもありましたが、まあ80点評価は出せると思います。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.64
(1pt)

おいおい結論もガ○○ーか?

何となくガ○○ーの寝姿を連想しつつも猫と人が話をしたり鼠が語り出したりで、これまた何となく初期の村上春樹(こちらの鼠はヒトだけど)を連想して期待を抱いて読み進んだ。最初は登場人物達の会話や振る舞いにもピンと張った緊張感があった。これは滅多に無いタッチの作品なのかな・・とも思った。

うーーーん、結論が・・・・
まさかそうなるはずかないと思ってたのに、そうなってしまった。

たまにある[竜頭蛇尾]的作品の典型です。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.63
(2pt)

おいおい結論もガ○バーか?

何となくガ○バーの寝姿を連想しつつも猫と人が話をしたり鼠が語り出したりで、これまた何となく初期の村上春樹(こちらの鼠はヒトだけど)を連想して期待を抱いて読み進んだ。最初は登場人物達の会話や振る舞いにもピンと張った緊張感があった。これは滅多に無いタッチの作品なのかな・・とも思った。

うーーーん、結論が・・・・
まさかそうなるはずかないと思ってたのに、そうなってしまった。

たまにある[竜頭蛇尾]的作品の典型です。
夜の国のクーパー Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパーより
4488024947
No.62
(3pt)

ファンタジー?大人の童話?

「仙台の港から小舟に乗り、釣りに出かけたはずだったのに。」
気がつけば仰向けになったまま体を縛られていた。そこへ現れた猫のトム。彼は人間の言葉を
しゃべる猫だった。8年間の戦争を終えたトムの住む国では、いったいこれから何が起きようと
しているのか?トムは、語り始めた・・・。

戦争が終わり鉄国の兵士たちがやってきた。彼らはトムの住む国の支配者である冠人を殺害した。
国家存続の危機に直面しても人々はどうすることもできない。支配する側とされる側。力の差は
歴然だった。このまま鉄国の兵士たちの言いなりになるのか!?誰かが叫ぶ。「クーパーの兵士が
いてくれたら!」けれど、本当にクーパーは存在するのだろうか?
この作品はファンタジー?それとも大人の童話?作者の独特の感性が織り成す世界は、独自の
色彩を帯びている。強者と弱者の微妙な関係。それは人間だけではない。猫と鼠の世界にもあった。
それらふたつの関係は、とてもよく似ていると思う。いつだって世界は誰かの犠牲の上に成り立って
いるものなのだ。「クーパーは、存続の危機にある国を救う存在となるのか?」ラストは意外な展開と
なる。仙台の釣り人が結末にどういうふうに絡んでくるのかが想像できてしまったが、それでもほほえま
しく読むことができた。クーパーは、トムの住む国において、今までとは違う新たな伝説になった。
読後は爽快さを感じた。作者の熱い思いが込められた、不思議でふんわりとした作品だった。
夜の国のクーパー (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 夜の国のクーパー (創元推理文庫)より
4488464025