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コーマ 昏睡
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【この小説が収録されている参考書籍】
コーマ 昏睡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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医療サスペンスとして、内容、訳が古いのは否めません。女性蔑視的なところもあり、女性として不満はありますが、スーザンの活躍ぶりがそれを払拭してくれます。 | ||||
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ある病院で昏睡状態になる医療事故が多発し・・・というお話。 以下のレビューでネタに触れるので未読の方は読まないでください。 ここで扱われている問題は少し前の日本でも話題になり、最近は当たり前になった感のあるネタではありますが、生命倫理の問題として、今でも議論した方がいいし、実際にしている問題で、クック氏がこの時点で問題にしたのは先見性のある行為だったと思います。 私ももし事故でもう普通に生きられない場合、まだ生きている人の役に立つ様にしようか迷いますが、本書の様に本人の同意なしにするのは絶対に許されない行為だと思います。その分、本書のサスペンスとしての不気味さが際立っていると思いました。 最後の著書の覚書きに依るとこういう事が恒常化する事に懸念があると書いておりますが、確かに昔の優生思想風の会社が存在したり、あまりいい感じではないですが、拡大均衡でいい部分と悪い部分が拮抗して時代や社会が形成されるのではないかと思いますがどうでしょうか。 そういう現実的な不快感を抜きにすると、医学サスペンスとして良く出来ており、時間が経ってもあまり劣化していない今読んでも面白い(或いは気味の悪い)サスペンスだと思いました。 医学サスペンスの力作。機会があったら是非。 | ||||
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昔、大学の英語の授業でテキストに採用され苦労した記憶がある。結局原書では最後まで読まなかったので結末を知らないままだったが、今回この本で内容がやっとわかった。簡単な手術だとの説明で手術に臨みながら、植物人間にされて患者の家族が騒がないのはおかしいと思ったが、非常に行動的なヒロインの活躍で事件は暴かれ、最後までどうなるかわからない話の引っ張り方はさすがである。当時のアメリカの病院や臨床研修の実態が描かれているが、フィクションとして今呼んでも十分面白い。 | ||||
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週刊文春1978年 総合5位 医学生である女性主人公。あまりに強すぎる。初日から、実習先の大病院の医療事故にルール無用で挑んでいく。権威に対して徹底して抵抗し、命の危険も省みず、信念に基づき邁進しする。真相にたどりつくのに5日間。欧米だからといっても、現実感がない。映画化には、向いているんだろうけれど。 医学用語が多様されているので、最初は、なかなか読み進めることができなかった。ストーリーには直接関係ないので、ただの記号と思えば、苦痛にはらなない(と気づいた)。 | ||||
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週刊文春1978年 総合5位 医学生である女性主人公。あまりに強すぎる。初日から、実習先の大病院の医療事故にルール無用で挑んでいく。権威に対して徹底して抵抗し、命の危険も省みず、信念に基づき邁進しする。真相にたどりつくのに5日間。欧米だからといっても、現実感がない。映画化には、向いているんだろうけれど。 医学用語が多様されているので、最初は、なかなか読み進めることができなかった。ストーリーには直接関係ないので、ただの記号と思えば、苦痛にはらなない(と気づいた)。 | ||||
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臨床実習として、名門といわれる病院に派遣された医学生である主人公は、担当患者が初歩的な手術にもかかわらず、麻酔から目覚めず、そのまま昏睡-コーマ-状態に陥ってしまったことにショックを受ける。その病院では、平均よりも、初歩的市術による麻酔事故が多いことに疑問を感じた主人公は、独自に調査を進めるのだが、さまざまな障害が彼女を待ち受けることになる。 映画化もされたそうで、そちらは未見だが、それも納得できるスリルあるアクションシーンも展開される。 この作品は今から、30年ほど前に発表された作品にもかかわらず、病院医局の縦の関係や、病院実習の実態などをリアルに描き、現在の日本でも考えられうる、医療現場の問題を提起している。 作者自身が医師ということもあり、冒頭部分では医学専門用語に混乱させられるが、読み進めていくうちにそれもより臨場感を味わえる効果を生んでいる。 | ||||
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