時砂の王

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評判

時砂の王の評価:

4.23/5点 レビュー 77件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1〜14 1/1ページ
No.14
(2pt)

恐らくSFである事の優先度が低い

とっつきやすい作品ですがセンスオブワンダーが全く感じられません。
SF作品には多少読みづらくとも新しい観点やビジョンを求めているため物足りませんでした、あまりにも普通。
読みやすさを重視したのか時間モノなのに世界観が非常に単純で、入り組んだ時間軸の妙の様な物がありません。
敵の正体も含めお話が何の意外性もなく終わります、時間軸分岐型特有の不毛観もそのままです。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.13
(2pt)

全体的に薄く終わり方が超あっさり

登場人物ごとのバックグラウンドがあまり感じられず、いくつかの時代でのお話をくっつけただけのようでした。
時代ごとの点と点がつながるような感じもさほどなく、半分辺りまでが一番の盛り上がりでラストに至っては「それだけ?」という感じ。外伝とかで補強されたらまた違うかもしれません。
設定とかはよく考えられてて面白かったです。
映像化されたらきっと派手な戦闘シーンがメインの映画になるんだろうなという印象でした。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.12
(2pt)

読みにくい

苦手な作品。読みにくい漢字が多い。耳慣れない言葉が多い。
タイムスリップは考えれば考えるほど泥沼に入る。

邪馬台国を中心に戦闘が繰り広げられているが、
実は同時に世界各国でも戦闘が続いている。邪馬台国の戦況しか
書かれていないので、どうしても話のスケールが小さい。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.11
(3pt)

竜頭蛇尾

文章と構成、下調べのレベルの高さと設定のラノベ感(ポピュラーっぽさ)は評価できる。星五にもできるほど良い。だが文量と展開の満足感は乏しい。あと300ページあれば星四、オチにもっと意外性と美しさ、描写とシーンにスケール感があれば星五だった。sfの大作と比較すると小粒感が拭えない。著名なsf作品を読んだことがないsf入門者、あるいは殆ど本を読んだことのない人には良いかもしれない。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.10
(2pt)

残念だった

正直期待していた割にと言った感じだった。以下ネタバレも含む。

まず、SF的要素が非常に場当たり的なもので残念だった。タイムパラドックスを回収してくれるのかと思いきや、別の時間軸をどんどん進み、結局愛した女性のいた世界線は壊滅したようだ。となると、なぜ主人公のアンドロイドは何百もの世界を救おうとするのだろうか?それは人類に人類を救うために作られたアンドロイドだからだ。その割に司令官的な存在の命令に従わず独断先行する様な描写もある。そのため、人間の感情があるアンドロイドなのか、ひたすら当初の命令に忠実なアンドロイドなのか、どっちつかずで感情移入もし辛い。ストーリー展開も、最後の展開がチープすぎる。結局大長編ドラえもんのタイムパトロールみたいな感じで最後にいきなり登場したやつが問題解決してしまった。

読みやすさと、未来世界と邪馬台国という古代世界を股にする世界観は評価できるが、しっかりとしたSF的ロジック作品を求める人には不満足なものだろう。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.9
(3pt)

「いいか、人を守れ。国だの、故郷だのは捨てろ。そんなものはいくらでも作れる」(255頁)

列島に並び立つ国々の中で、巫女であり王である彌与(みよ)は、不気味な物の怪の襲来を受ける。そこへ突如<使いの王>が現れ、彌与の窮地を救う。彌与こと、邪馬台国の女王・卑弥呼に<王>が語って聞かせたのは、自らが26世紀の未来からやってきた人型知生体であること、そして物の怪たちはETが人類殲滅のために時間遡行させた機械軍であるということだった…。
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 300頁に満たない時間SF中編です。
 <王>ことオーヴィスは、人間身体を元にして、生殖と成長の能力を取り除き、代わりに耐久性と運動性を極限まで高め、外部情報網との連結機能を付与した複合身体という設定です。それでいながら単純な機械にとどまらないよう、彼らは<出歩くこと>を推奨されているといいます。外に出て風景を眺め、音と香りを受け、走り、跳び、人と話す。そうやって創った、素晴らしい想い出こそがこの先の旅路の糧になると信じられているわけです。
 そんな人間臭いオーヴィスの過去の恋路が挿入されますが、度重なる時間遡行を経て時間枝が無数に分岐した結果、忘れじの人が無に帰していってしまう。その苛烈な<現実>が突きつけられるところには心引き絞られる思いを味わいました。
 作者の大きく広げた想像の翼が描く、めくるめくタイムトラベル物語の壮大さに気圧されます。

 いかんせん、中編小説であるだけに、後半の物語展開は少々急な気がします。時間遡行の反復が生み出す複数の並行世界の現出というお話をもっと膨らませることはできたであろうに。
 終幕に近いところで登場する「いいか、人を守れ。国だの、故郷だのは捨てろ。そんなものはいくらでも作れる」(255頁)という言葉に胸打たれるものを感じつつも、少しばかりあっけない幕切れであったように私には感じられました。

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 時間遡行の反復が生み出す複数の並行世界の現出というお話で思い出したのですが、以下の時間旅行SFを紹介しておきます。

◆スティーヴン・バクスター『』(ハヤカワ文庫SF)
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.8
(2pt)

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時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.7
(2pt)

下り続ける物語

状況が悪いところから始まり、時間を遡りながら未来を変えようと奮闘して負け続ける男と、その最後の地点で出会い、新しい未来を切り開いていく女の話…という感じですが、物語がずっと下り坂の負け戦さ、最後の最後でカタルシスが訪れて終わるという構成なので、陰鬱な気持ちになります。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.6
(2pt)

話はよくまとまっている・・・が、キャラに魅力なし

小川氏の作品は数多くあるが、新規開拓のため短めな作品から、ということで本作品を購読。

時間遡行・タイムパラドックスものにしては、短いながらも非常によくまとまっている。
まとまっているのだが、何だろう、あまり印象に残らなかったというのが正直な感想。

キャラクターがあまり魅力的ではない、というところが最大の要因で、
何万年も報われない使命を背負ってきた割には、あまりにも陰がない主人公のアンドロイド、
卑弥呼という超個性的な枠のはずなのに、無難に優秀なリーダーという範囲に留まるヒロイン。
JAMのような謎の異星知性生命体のくせに、日本の妖怪風な生命体を量産しまくる敵さんサイドの方ばかりが印象に残った。

というわけで、残念ながら小川氏の他の著作にも手を出したい、と思わせてくれるような作品ではなかったです。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.5
(2pt)

描写ばかり

描写ばかりで物語が進まない。おためごかしはいいから骨太な感動が欲しい。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.4
(3pt)

悪くはないが、期待とは違った。

主人公が時間修正の影響を受けない、過去に遡り戦闘に行くのに小規模であれ戦闘に一番大切な輸送船も持たず、武装もドローンも含め白兵装備のみであることなど、古風な五月蝿いSFファンを唸らせる様な設定の緻密さは期待できない。
……と言っても、パラレルワールドもので矛盾が生じないほうがおかしいことは承知している。

私は著者の力量を低く見ているのではない。主人公に肉欲を持たせたことに加え、他の方のレビューを読む限りでも、これは恋愛小説と言うべきではあるまいか。
起承転結で言えば、起承は非常に高いレベルのSF小説であるが、転結では古風なラブロマンスなのである。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.3
(1pt)

アニメの小説化?

読者は中高生を想定しているのでしょうか?スケール感、着想などアニメみたいな感覚で、海外の本格SFに比較して、幼稚な印象の読後感です。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.2
(3pt)

洒脱な構想で楽しめるが、読み応えが今一つ

26世紀の太陽系において、人類はETとの戦闘を続けており、過去の(異なった世界の)人類とその未来を救うために知性体(メッセンジャー)を送り込むという多次元宇宙もの。冒頭で知生体オーヴィルが卑弥呼と遭遇するという設定。ETも時間遡行を実施しており、過去においても戦闘が繰り広げられる。

オーヴィルは無限に分岐する時間樹の中で戦闘を繰り返し、ETとの攻防の接点である3世紀に辿り着く。作品自体は10万年に渡る時空を超えた壮大な闘いのドラマだが、作者の主張は別の所にあるようだ。26世紀においては強大な外敵が存在するために人類は一つに纏まっている。ところが、メッセンジャーが送り込まれた過去においては、国家や様々な組織の意志は不統一。目先の利益や体面しか考えず、将来の展望性に欠ける。現代社会への皮肉であろう。仮にETを全面掃討したとしても、再び混沌が訪れるのではないかとの不安を持つ辺りも同じ趣旨であろう。未来への希望が大切とのメッセ−ジが伝わって来る。

もう一つのテーマは、可能な限り多くの時間岐(世界)を救おうと悲愴なまでに奮闘するオーヴィルの人間性(!)。空虚な心を埋めるように、26世紀時代(オーヴィルとは最早別の世界)の人間の恋人と卑弥呼とを重ね合わせる様に慈しむ姿が本作の見せ所だろう。最後の趣向も気が利いている。他の章ではそれ程でもないのだが、卑弥呼の章では筆力の確かさを感じた。SF以外の分野でも通用する作家ではないのか。頁数が少ない事もあって、構想の割には読み応えが不足している気がするが、逆にコンパクトに纏まっているとも言える。SFファン以外の方にも楽しめる作品だと思う。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043
No.1
(3pt)

楽しみましたが

登場人物などなかなか面白い設定で楽しみましたし、ほとんど一気に読んでしまったのですが、あとから、よく考えたら、これってバーサーカーそのままだよね。
自己増殖する殺人ロボット、しかもタイムスリップして、祖先を殺そうとするストーリも入っている。
SFとしては、この辺り大いに割り引いて考えるべきですが、ライトノベルの類だと思えば、かなり満足。
時砂の王 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309043