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悪魔と小悪魔



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【この小説が収録されている参考書籍】
悪魔と小悪魔 (メディアワークス文庫)

悪魔と小悪魔の評価: 2.83/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

惜しい。さらに改稿してればもっと良くなってたかも

内容紹介だと知恵比べの駆け引きを想像しますが...。
悪魔がまるで災厄の運命であったかのように賢い女の子に手玉に取られる。
そんなショートストーリーを一本のストーリーにまとめた感じです。

いいところ
機能美や整理整頓を愛し家政夫業に励む悪魔の描写はいい感じ。
ラスト近辺が急過ぎではあるものの、伏線だけはきちんとうまく消化されているところはすばらしい。
3つの願いでこんがらがってややこしくなった構図を解き明かしてくれるところもいい(これないと無理)。

しかし、伏線以外の部分がおざなりな感じです。特に場面転換。それ以外にも
主人公の悪魔の一人語り以外の描写が薄い。その一人語りが個性的かというと微妙。
立ち位置が意味不明(正直いなくていい)な途中登場のとある悪魔の存在。
シェークスピア戯曲の台詞対決。私の教養が足りないのか緊迫感薄し。

主人公悪魔の一人語り以外の描写が薄すぎるところと場面転換が適当すぎるのが一番のマイナスポイントかな。
(あとがきを読んだこともありますが)、ショートストーリーをがんばってくっつける感が強く漂ってきます。
ラストあたりの伏線回収で読後感はまあいいですが、退屈な中盤あたり、もっと良くなってたんじゃないという惜しい気持ちが強くします。伏線回収パートが☆4で全体では物足りないって感じの評価です。
悪魔と小悪魔 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:悪魔と小悪魔 (メディアワークス文庫)より
4048708228

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