旅のラゴス

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旅のラゴスの評価:

3.95/5点 レビュー 265件。 C ランク

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平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全801件 81〜100 5/41ページ
No.721
(4pt)

スロースタート

ラゴスという学者の旅路の行き帰りとその後を描いたロードノベル。

 特に気に入ったのは”すべてを語らない点”です。
 本作にはかなり緻密な世界設定や、キャラクターの複雑な心情があります。しかしあえて”答え合わせ”はせず、それでいて説明不足とは感じさせない。読者が想像する余地を残すのが上手いなと思いました。また、淡々とした文体も手伝って、ラゴスの生きる世界に深みが出ています。だからこそ、少し難解なラストにも確かな説得力を感じました。

 逆に気になった点は前半の退屈さです。
 先述したように、本作は主に旅の行き帰りを描いています。しかし面白くなってくるのは後半、つまり旅の折り返し地点からです。旅の”行き”で出会った人々に再会したり、世界の謎が提示されたり、ラゴスの経歴が明らかになったり……。
 逆に前半部分は、ただの説明や準備のように感じました。その時の感情は”理解しなきゃ”であって、”知りたい!”に直結していないのが残念です。何か一つ大きな匂わせや謎があっても良かったのではないかと思います。

 本作は最後まで読めば本当に面白い小説なのですが、前半が少し難点です。しかし裏を返せば読み進めさえすれば完璧な傑作とも言えます。本作を購入した際には、ぜひ半分(具体的には『王国への道』)までは読んで見ることをおすすめします。
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.720
(4pt)

スロースタート

ラゴスという学者の旅路の行き帰りとその後を描いたロードノベル。

 特に気に入ったのは”すべてを語らない点”です。
 本作にはかなり緻密な世界設定や、キャラクターの複雑な心情があります。しかしあえて”答え合わせ”はせず、それでいて説明不足とは感じさせない。読者が想像する余地を残すのが上手いなと思いました。また、淡々とした文体も手伝って、ラゴスの生きる世界に深みが出ています。だからこそ、少し難解なラストにも確かな説得力を感じました。

 逆に気になった点は前半の退屈さです。
 先述したように、本作は主に旅の行き帰りを描いています。しかし面白くなってくるのは後半、つまり旅の折り返し地点からです。旅の”行き”で出会った人々に再会したり、世界の謎が提示されたり、ラゴスの経歴が明らかになったり……。
 逆に前半部分は、ただの説明や準備のように感じました。その時の感情は”理解しなきゃ”であって、”知りたい!”に直結していないのが残念です。何か一つ大きな匂わせや謎があっても良かったのではないかと思います。

 本作は最後まで読めば本当に面白い小説なのですが、前半が少し難点です。しかし裏を返せば読み進めさえすれば完璧な傑作とも言えます。本作を購入した際には、ぜひ半分(具体的には『王国への道』)までは読んで見ることをおすすめします。
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X
No.719
(3pt)

「人生は旅である」というビルドゥングス・ロマンとして読める(『アルケミスト』のように)が、評価の分かれる作品かもしれない。

筒井康隆(1934年~)氏は、同志社大学文学部卒、小松左京・星新一と並んで「SF御三家」とも称され、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞、日本SF大賞、芸術文化勲章、紫綬褒章、菊池寛賞、日本芸術院賞・恩賜賞等を受賞している。代表作は、『時をかける少女』、『残像に口紅を』等。
私は、読む本の大半がノンフィクションで、普段は小説(特に現代文学)をあまり手にしないのだが、数年前から口コミで評判になったという本書は気になっており、今般手に取った。尚、筒井氏の作品に触れたのは、子供の頃(1972年)にNHKドラマで見た「タイム・トラベラー」(原作は『時をかける少女』)以来である。
読んでみると、前半は、ラゴスが旅で出会うエピソードが脈絡なく出てきて、正直かなり退屈で、途中で読むのを止めようかと思ったほどであったが、ラゴスが旅をする理由が明らかになった中盤からは、物語の方向性がはっきりしてきて、後半は相応に読ませる展開となり、最後には予想外の結末を迎えるというものであった。
読者の幾つかの感想を読むと、概ね高評価なのであるが、高評価の主な理由は、「人生は旅である」というビルドゥングス・ロマンとして読める(世界的ベストセラー『アルケミスト』のように)というもので、また、一部の低評価の理由は、私が前半に感じていたような退屈さによるものである。
私としては、小説を好まない理由が、フィクションにはなかなか感情移入ができず、それよりも現実世界を取り扱った、フィクション以外の書物の方が興味深いからなのだが、そういう読書的嗜好もあって、本書についてもここまで売れた理由がわからないというのが正直なところである。(『アルケミスト』もそうだが)
好みの分かれやすい作品なのかも知れないが、そもそも小説とはそういうものと言えるのかも知れない。
(2022年6月了)
旅のラゴス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (新潮文庫)より
4101171319
No.718
(3pt)

「人生は旅である」というビルドゥングス・ロマンとして読める(『アルケミスト』のように)が、評価の分かれる作品かもしれない。

筒井康隆(1934年~)氏は、同志社大学文学部卒、小松左京・星新一と並んで「SF御三家」とも称され、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞、日本SF大賞、芸術文化勲章、紫綬褒章、菊池寛賞、日本芸術院賞・恩賜賞等を受賞している。代表作は、『時をかける少女』、『残像に口紅を』等。
私は、読む本の大半がノンフィクションで、普段は小説(特に現代文学)をあまり手にしないのだが、数年前から口コミで評判になったという本書は気になっており、今般手に取った。尚、筒井氏の作品に触れたのは、子供の頃(1972年)にNHKドラマで見た「タイム・トラベラー」(原作は『時をかける少女』)以来である。
読んでみると、前半は、ラゴスが旅で出会うエピソードが脈絡なく出てきて、正直かなり退屈で、途中で読むのを止めようかと思ったほどであったが、ラゴスが旅をする理由が明らかになった中盤からは、物語の方向性がはっきりしてきて、後半は相応に読ませる展開となり、最後には予想外の結末を迎えるというものであった。
読者の幾つかの感想を読むと、概ね高評価なのであるが、高評価の主な理由は、「人生は旅である」というビルドゥングス・ロマンとして読める(世界的ベストセラー『アルケミスト』のように)というもので、また、一部の低評価の理由は、私が前半に感じていたような退屈さによるものである。
私としては、小説を好まない理由が、フィクションにはなかなか感情移入ができず、それよりも現実世界を取り扱った、フィクション以外の書物の方が興味深いからなのだが、そういう読書的嗜好もあって、本書についてもここまで売れた理由がわからないというのが正直なところである。(『アルケミスト』もそうだが)
好みの分かれやすい作品なのかも知れないが、そもそも小説とはそういうものと言えるのかも知れない。
(2022年6月了)
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.717
(3pt)

「人生は旅である」というビルドゥングス・ロマンとして読める(『アルケミスト』のように)が、評価の分かれる作品かもしれない。

筒井康隆(1934年~)氏は、同志社大学文学部卒、小松左京・星新一と並んで「SF御三家」とも称され、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞、日本SF大賞、芸術文化勲章、紫綬褒章、菊池寛賞、日本芸術院賞・恩賜賞等を受賞している。代表作は、『時をかける少女』、『残像に口紅を』等。
私は、読む本の大半がノンフィクションで、普段は小説(特に現代文学)をあまり手にしないのだが、数年前から口コミで評判になったという本書は気になっており、今般手に取った。尚、筒井氏の作品に触れたのは、子供の頃(1972年)にNHKドラマで見た「タイム・トラベラー」(原作は『時をかける少女』)以来である。
読んでみると、前半は、ラゴスが旅で出会うエピソードが脈絡なく出てきて、正直かなり退屈で、途中で読むのを止めようかと思ったほどであったが、ラゴスが旅をする理由が明らかになった中盤からは、物語の方向性がはっきりしてきて、後半は相応に読ませる展開となり、最後には予想外の結末を迎えるというものであった。
読者の幾つかの感想を読むと、概ね高評価なのであるが、高評価の主な理由は、「人生は旅である」というビルドゥングス・ロマンとして読める(世界的ベストセラー『アルケミスト』のように)というもので、また、一部の低評価の理由は、私が前半に感じていたような退屈さによるものである。
私としては、小説を好まない理由が、フィクションにはなかなか感情移入ができず、それよりも現実世界を取り扱った、フィクション以外の書物の方が興味深いからなのだが、そういう読書的嗜好もあって、本書についてもここまで売れた理由がわからないというのが正直なところである。(『アルケミスト』もそうだが)
好みの分かれやすい作品なのかも知れないが、そもそも小説とはそういうものと言えるのかも知れない。
(2022年6月了)
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X
No.716
(5pt)

おもしろい

読み応えあり
旅のラゴス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (新潮文庫)より
4101171319
No.715
(5pt)

おもしろい

読み応えあり
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.714
(5pt)

おもしろい

読み応えあり
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X
No.713
(5pt)

旅する男の一生

筒尾康隆の本の中では一番好きです。若いラゴスが旅に出て、紆余曲折の後に知識人となる話。筒井らしいSFファンタジーです。
旅のラゴス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (新潮文庫)より
4101171319
No.712
(5pt)

旅する男の一生

筒尾康隆の本の中では一番好きです。若いラゴスが旅に出て、紆余曲折の後に知識人となる話。筒井らしいSFファンタジーです。
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.711
(5pt)

旅する男の一生

筒尾康隆の本の中では一番好きです。若いラゴスが旅に出て、紆余曲折の後に知識人となる話。筒井らしいSFファンタジーです。
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X
No.710
(5pt)

旅、人生の物語

旅、人生を感じさせる佳作。それを軽く読ませてくれ、考えさせてくれる筒井康隆の筆力は流石。
旅のラゴス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (新潮文庫)より
4101171319
No.709
(5pt)

旅、人生の物語

旅、人生を感じさせる佳作。それを軽く読ませてくれ、考えさせてくれる筒井康隆の筆力は流石。
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.708
(5pt)

旅、人生の物語

旅、人生を感じさせる佳作。それを軽く読ませてくれ、考えさせてくれる筒井康隆の筆力は流石。
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X
No.707
(1pt)

筒井康隆をこの作品で評価するのはちょっと待って欲しい。

この作品はまったくお薦めしない。はっきり言って駄作。
でも、そんな作品もあるんだよ、いくら鬼才にしたって。
他のレビュアーの方たちも書いているように主人公ラゴスがつまらない人間なのでどうやってもおもしろくならない。
筒井作品でこの作品を初めて読むと、もうそれっきりになるかもしれないな~。それは残念に思う。
    *    *    *
 短編*飯屋で食事をする・洞穴を滑り落ちる・橋から落っこちる・空飛ぶ相撲取りに追いかけられる。
これだけで作品にしてしまう。文章の力だけで。
 長編*ドタバタやりだすとおもしろい。
驚異的な発想力・語彙力・文章力。

筒井作品を読んでみようという人にはまず『大いなる助走』をお薦めするかな。
次点で『夢の木坂分岐点』
間違っても『残像に口紅を』なんかから入らないように。

はまると筒井はホントにおもしろいよ。
旅のラゴス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (新潮文庫)より
4101171319
No.706
(1pt)

筒井康隆をこの作品で評価するのはちょっと待って欲しい。

この作品はまったくお薦めしない。はっきり言って駄作。
でも、そんな作品もあるんだよ、いくら鬼才にしたって。
他のレビュアーの方たちも書いているように主人公ラゴスがつまらない人間なのでどうやってもおもしろくならない。
筒井作品でこの作品を初めて読むと、もうそれっきりになるかもしれないな~。それは残念に思う。
    *    *    *
 短編*飯屋で食事をする・洞穴を滑り落ちる・橋から落っこちる・空飛ぶ相撲取りに追いかけられる。
これだけで作品にしてしまう。文章の力だけで。
 長編*ドタバタやりだすとおもしろい。
驚異的な発想力・語彙力・文章力。

筒井作品を読んでみようという人にはまず『大いなる助走』をお薦めするかな。
次点で『夢の木坂分岐点』
間違っても『残像に口紅を』なんかから入らないように。

はまると筒井はホントにおもしろいよ。
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.705
(1pt)

筒井康隆をこの作品で評価するのはちょっと待って欲しい。

この作品はまったくお薦めしない。はっきり言って駄作。
でも、そんな作品もあるんだよ、いくら鬼才にしたって。
他のレビュアーの方たちも書いているように主人公ラゴスがつまらない人間なのでどうやってもおもしろくならない。
筒井作品でこの作品を初めて読むと、もうそれっきりになるかもしれないな~。それは残念に思う。
    *    *    *
 短編*飯屋で食事をする・洞穴を滑り落ちる・橋から落っこちる・空飛ぶ相撲取りに追いかけられる。
これだけで作品にしてしまう。文章の力だけで。
 長編*ドタバタやりだすとおもしろい。
驚異的な発想力・語彙力・文章力。

筒井作品を読んでみようという人にはまず『大いなる助走』をお薦めするかな。
次点で『夢の木坂分岐点』
間違っても『残像に口紅を』なんかから入らないように。

はまると筒井はホントにおもしろいよ。
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X
No.704
(4pt)

評価のポイントは人それぞれなのね

『旅のラゴス』は大好きな小説で、何度も読み返しています。
本のレビューを色々と読ましてもらって、低評価もあって、小説の好き嫌いや評価は人それぞれなのだと改めて思いました。
好きな小説を貶されるのはあまり良い気分ではないのですが、自分を振りかえると国民的作家と言われている司馬遼太郎の小説が苦手で、まだどれも完読してことがないことに気づいた。
そんなものか。
この小説は、一人の男の長い人生の旅の記録である。
彼の人生の苦難から栄光の紆余曲折のそれぞれが、読む年齢によって、現在の自分のどれに当てはまっているか、ポイントが変わっていく。
良い小説は、何度読み返しても、気になるポイントが変わって、それがおもしろい。
なので、レビューで判断しないでほしいな。
ということは、私も司馬遼太郎に再々再チャレンジしてみましょうかね
旅のラゴス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (新潮文庫)より
4101171319
No.703
(4pt)

評価のポイントは人それぞれなのね

『旅のラゴス』は大好きな小説で、何度も読み返しています。
本のレビューを色々と読ましてもらって、低評価もあって、小説の好き嫌いや評価は人それぞれなのだと改めて思いました。
好きな小説を貶されるのはあまり良い気分ではないのですが、自分を振りかえると国民的作家と言われている司馬遼太郎の小説が苦手で、まだどれも完読してことがないことに気づいた。
そんなものか。
この小説は、一人の男の長い人生の旅の記録である。
彼の人生の苦難から栄光の紆余曲折のそれぞれが、読む年齢によって、現在の自分のどれに当てはまっているか、ポイントが変わっていく。
良い小説は、何度読み返しても、気になるポイントが変わって、それがおもしろい。
なので、レビューで判断しないでほしいな。
ということは、私も司馬遼太郎に再々再チャレンジしてみましょうかね
旅のラゴス (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 旅のラゴス (徳間文庫)より
4195788137
No.702
(4pt)

評価のポイントは人それぞれなのね

『旅のラゴス』は大好きな小説で、何度も読み返しています。
本のレビューを色々と読ましてもらって、低評価もあって、小説の好き嫌いや評価は人それぞれなのだと改めて思いました。
好きな小説を貶されるのはあまり良い気分ではないのですが、自分を振りかえると国民的作家と言われている司馬遼太郎の小説が苦手で、まだどれも完読してことがないことに気づいた。
そんなものか。
この小説は、一人の男の長い人生の旅の記録である。
彼の人生の苦難から栄光の紆余曲折のそれぞれが、読む年齢によって、現在の自分のどれに当てはまっているか、ポイントが変わっていく。
良い小説は、何度読み返しても、気になるポイントが変わって、それがおもしろい。
なので、レビューで判断しないでほしいな。
ということは、私も司馬遼太郎に再々再チャレンジしてみましょうかね
旅のラゴス Amazon書評・レビュー: 旅のラゴスより
419123319X