(短編集)

花まんま

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評判

花まんまの評価:

4.41/5点 レビュー 95件。 B ランク

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平均点4.41pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全191件 161〜180 9/10ページ
No.31
(5pt)

永い間忘れていた感情

僕は恋愛したことがない、家族も表面的に意識的に愛情を感じない。
いつのまに、忘れてしまった感情を無意識の奥から思い出させて
もらいました。
 目標は結局、金で欲望を満たすなら、家族とか本当に好きになった
人を見つけ、その忘れていた感情を精一杯満たしたいです、それが一番幸せだと感じた一冊でした。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.30
(5pt)

切ない思い出

前に30、40代の人はハマります。とレビューされていますが
まさにハマりました。その通りです。
私としても、ホラーではなくなぜか懐かしい切ない思いでのような
気がしてなりません。
どれも、根底には愛情があり、子供心の天使の部分ではない
罪深い部分が、描かれてあってズシンとくるものがあります。どれも好きですが、トカビの夜と花まんまは、胸が痛くなるような
愛情を感じて、ほんの少し泣きました。
送りん婆は、ドキドキものです。
全く損はない一冊です。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.29
(5pt)

切ない思い出

前に30、40代の人はハマります。とレビューされていますが
まさにハマりました。その通りです。
私としても、ホラーではなくなぜか懐かしい切ない思いでのような
気がしてなりません。
どれも、根底には愛情があり、子供心の天使の部分ではない
罪深い部分が、描かれてあってズシンとくるものがあります。どれも好きですが、トカビの夜と花まんまは、胸が痛くなるような
愛情を感じて、ほんの少し泣きました。
送りん婆は、ドキドキものです。
全く損はない一冊です。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.28
(5pt)

30~40代の人は、はまります。

ノスタルジーあふれる作品集。テレビ番組やおもちゃの話など、30~40代の人は絶対にはまります。吉本的笑い話あり、ほろにがい話あり、悲惨な話あり、さまざまなストーリーですが、いずれも作者の語りのうまさにはうならされます。直木賞もむべなるかな、と思いました。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.27
(5pt)

30~40代の人は、はまります。

ノスタルジーあふれる作品集。テレビ番組やおもちゃの話など、30~40代の人は絶対にはまります。吉本的笑い話あり、ほろにがい話あり、悲惨な話あり、さまざまなストーリーですが、いずれも作者の語りのうまさにはうならされます。直木賞もむべなるかな、と思いました。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.26
(5pt)

これは決してホラーではないと思う。

表題花まんまは、とても愛情あふれる涙の物語でした。人の魂は決して滅びない。そして、愛情も決してなくならない。私は本当に愛する人はこの世とあの世で2人だけでいいと思っています。亡くなった父親とこれから旦那になってくれる人と。だから、たとえ一緒に死ぬ事ができなくても、いつもどこで見守ってくれていて、何度でも生まれ変わって会いたいと思う。花まんまは愛するものだけがわかるサインなのだなあと思います。ホラーなんて言葉では、くくってほしくない一冊です。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.25
(5pt)

これは決してホラーではないと思う。

表題花まんまは、とても愛情あふれる涙の物語でした。人の魂は決して滅びない。そして、愛情も決してなくならない。私は本当に愛する人はこの世とあの世で2人だけでいいと思っています。亡くなった父親とこれから旦那になってくれる人と。だから、たとえ一緒に死ぬ事ができなくても、いつもどこで見守ってくれていて、何度でも生まれ変わって会いたいと思う。花まんまは愛するものだけがわかるサインなのだなあと思います。ホラーなんて言葉では、くくってほしくない一冊です。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.24
(4pt)

古き良き日本のホラー

今から30年ほど前、大阪の路地裏に暮らす子供達。
彼らが経験した“不思議”を綴ったノスタルジックホラー。直木賞を受賞した話題作ということで手にとってみましたが、
なつかしい香りのする、趣のある作品集でした。
ホラーと一言で言ってしまうのはもったいない。
この世には、目には見えず肉体も持たない“思い”だけが浮遊しているような存在が確かにあって、
やわらかい神経を持っている子供達だからこそ、それを敏感に感じられる。
この本の存在が、その目に見えないものを優しく肯定しているかのように感じます。大人になるにつれ信じなくなり、いつしか忘れてしまった
ものがありませんか?
大人になった私達にそっと問いかけてくれる作品です。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.23
(4pt)

古き良き日本のホラー

今から30年ほど前、大阪の路地裏に暮らす子供達。
彼らが経験した“不思議”を綴ったノスタルジックホラー。直木賞を受賞した話題作ということで手にとってみましたが、
なつかしい香りのする、趣のある作品集でした。
ホラーと一言で言ってしまうのはもったいない。
この世には、目には見えず肉体も持たない“思い”だけが浮遊しているような存在が確かにあって、
やわらかい神経を持っている子供達だからこそ、それを敏感に感じられる。
この本の存在が、その目に見えないものを優しく肯定しているかのように感じます。大人になるにつれ信じなくなり、いつしか忘れてしまった
ものがありませんか?
大人になった私達にそっと問いかけてくれる作品です。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.22
(5pt)

今までにない感覚

まず昭和40年代を舞台にしているのがいい。日本が高度経済成長の真っ只中で、これから裕福になっていこうという過渡期。大家族から核家族へ、白黒テレビからカラーテレビへという時代。そんな時代だからこそ、その隙間に摩訶不思議なモノが存在するという感覚がある。過去と未来が同居している過去の方。近代的なビルの隣にある木造の古びた長屋。懐かしくもあり、寂しくもある、そして、そこには確実に不気味さもあるのだ。そんな感覚が小説全体を包んでいる。私もその時代に子供だったせいだろうか、非常に共感するところがある。また、個人的には何故か星新一や筒井康隆に通じるものも感じた。いくつかの短編の中でも「花まんま」は直木賞を受賞しただけのことはある。今までにはない感覚を堪能できた一冊だった。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.21
(5pt)

今までにない感覚

まず昭和40年代を舞台にしているのがいい。日本が高度経済成長の真っ只中で、これから裕福になっていこうという過渡期。大家族から核家族へ、白黒テレビからカラーテレビへという時代。そんな時代だからこそ、その隙間に摩訶不思議なモノが存在するという感覚がある。過去と未来が同居している過去の方。近代的なビルの隣にある木造の古びた長屋。懐かしくもあり、寂しくもある、そして、そこには確実に不気味さもあるのだ。そんな感覚が小説全体を包んでいる。私もその時代に子供だったせいだろうか、非常に共感するところがある。また、個人的には何故か星新一や筒井康隆に通じるものも感じた。いくつかの短編の中でも「花まんま」は直木賞を受賞しただけのことはある。今までにはない感覚を堪能できた一冊だった。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.20
(5pt)

その佇まいが心地よい望郷的不思議世界

大阪の下町を舞台に、それぞれの主人公の回想というカタチで物語が紡がれていく。ぼくは大阪府出身者でも関西に縁(ゆかり)がある訳でもないけれど、ひたひたとなつかしさのぬるま湯に浸るようなリラックス感を味わう。読者それぞれの幼少時代に住んでいた町に帰らせてくれる秘密の力をこの本は持っている。そこで語られている話は、信じられない人に「信じろ」と無理に強要することはさらさらないけれど、あってもおかしくはないですよね、とやさしく問い掛けてくる。ふと我に返り、そういえば、これまで誰にも話したことはなかったけれど、実はこんな経験をしたことがある。あれはいったいなんだったのだろう。少し背筋をヒヤリとするものが通りつつ、でもこそばゆい暖かさも同時に覚える・・・というような滋味あふるる読後感を持った短篇集。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.19
(5pt)

その佇まいが心地よい望郷的不思議世界

大阪の下町を舞台に、それぞれの主人公の回想というカタチで物語が紡がれていく。ぼくは大阪府出身者でも関西に縁(ゆかり)がある訳でもないけれど、ひたひたとなつかしさのぬるま湯に浸るようなリラックス感を味わう。読者それぞれの幼少時代に住んでいた町に帰らせてくれる秘密の力をこの本は持っている。そこで語られている話は、信じられない人に「信じろ」と無理に強要することはさらさらないけれど、あってもおかしくはないですよね、とやさしく問い掛けてくる。ふと我に返り、そういえば、これまで誰にも話したことはなかったけれど、実はこんな経験をしたことがある。あれはいったいなんだったのだろう。少し背筋をヒヤリとするものが通りつつ、でもこそばゆい暖かさも同時に覚える・・・というような滋味あふるる読後感を持った短篇集。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.18
(4pt)

子供の感性

人の死、差別、社会(大人)の理不尽さなどが子供の感性を通して随所に描写されていてる。子供ゆえにまだこれらの事を頭で消化する事ができない。しかし、これらは感性として、怖く、面白く、楽しく、悲しく表現されているので、私たち誰もが子供の頃に感じた懐かしく、夢のような感覚を思い出させてくれる。
私たちが子供の時に感じたあの不思議な感覚が、具体的な場面と一体になって蘇る。きっと皆さんをあの忘れていた時に連れて行ってくれると思います。そして失われた感性を懐かしく思うでしょう。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.17
(3pt)

期待したほどでは…

どの物語も日本人の好きな浪花節的要素が強く、目新しさのない二番煎じの印象を持った。
表題作の「花まんま」は時代劇として描けば不自然さがなくなり読みやすくなったのでは?
著者は幼いころ大阪に住んでいたらしいが、文中に登場する大阪弁は不自然な部分がけっこうあってちょっと無理を感じた。
でも物語全体に流れているのは人間の善意であり、読後感はけっして悪いものではなかった。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.16
(4pt)

子供の感性

人の死、差別、社会(大人)の理不尽さなどが子供の感性を通して随所に描写されていてる。子供ゆえにまだこれらの事を頭で消化する事ができない。しかし、これらは感性として、怖く、面白く、楽しく、悲しく表現されているので、私たち誰もが子供の頃に感じた懐かしく、夢のような感覚を思い出させてくれる。
私たちが子供の時に感じたあの不思議な感覚が、具体的な場面と一体になって蘇る。きっと皆さんをあの忘れていた時に連れて行ってくれると思います。そして失われた感性を懐かしく思うでしょう。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.15
(3pt)

期待したほどでは…

どの物語も日本人の好きな浪花節的要素が強く、目新しさのない二番煎じの印象を持った。
表題作の「花まんま」は時代劇として描けば不自然さがなくなり読みやすくなったのでは?
著者は幼いころ大阪に住んでいたらしいが、文中に登場する大阪弁は不自然な部分がけっこうあってちょっと無理を感じた。
でも物語全体に流れているのは人間の善意であり、読後感はけっして悪いものではなかった。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.14
(5pt)

ホラーというジャンルは飛び越えてます。

6篇の作品どれもが秀逸ですが、「花まんま」はダントツですね。
主人公である兄が、子供ながらに妹をこよなく愛し、彼女が前世の家族に心を移していくことを必死に拒もうとする様子が、痛いほどに伝わってきました。「花まんま」の意味がわかったとき、涙がとめどなくあふれました。ラストの描写は心にくいばかりです。中3の息子に勧めたら、20分ほどで一気に読み終え、「おもしろかったぁ」と言っていました。それほどに読みやすく、でも、しっかり組み立てられた小説です。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024
No.13
(5pt)

ホラーというジャンルは飛び越えてます。

6篇の作品どれもが秀逸ですが、「花まんま」はダントツですね。
主人公である兄が、子供ながらに妹をこよなく愛し、彼女が前世の家族に心を移していくことを必死に拒もうとする様子が、痛いほどに伝わってきました。「花まんま」の意味がわかったとき、涙がとめどなくあふれました。ラストの描写は心にくいばかりです。中3の息子に勧めたら、20分ほどで一気に読み終え、「おもしろかったぁ」と言っていました。それほどに読みやすく、でも、しっかり組み立てられた小説です。
花まんま Amazon書評・レビュー: 花まんまより
4163238409
No.12
(5pt)

ノスタルジック

6編の独立した物語から成っている。
主人公はいずれも子供で、ほとんどが、大人になった男女が過去を回想する一人称形式で書かれている。
いちおうホラーに分類されているみたいだが、恐怖ものではない。
個々のテイストに異同はあるが、全部まとめての印象を言えば、ロバート・マキャモンの『少年時代』の雰囲気を、『じゃりン子チエ』の世界に移したような感じ。ノスタルジックで(昭和40,50年代の世相を背景とした大阪の下町が舞台)、怪しく幻想的で、切なくて、それでいて、大阪弁をしゃべる子供たちの飄々としたユーモアがあったりする。最も感動したのは、表題作の『花まんま』。
幼い妹にせがまれて、妹の「前世」の家族がいるという町を一緒に訪ねてゆく。いったいどうなるのだろうという緊迫感と期待感、そして胸を打つ出来事・・・。かけがえのない肉親への愛情が切なく交錯する(あえて言えば、クライマックスの描写にちょっと不満あり)。
登場する「繁田喜代美」という名前が、妙に既視感があって、いっそう不可解な気分にさせられた。個人的感覚というより、ネーミングのうまさと思うがどうだろう。一方、『摩訶不思議』は、完全に浪花のドタバタ喜劇で、大いに笑えた。騒動がエスカレートしたところで、不意に放たれる子供の何気ない一言が絶妙。
他の4編も、みな物語にひきこまれ、読みやすかった。さすがは直木賞受賞作。二度と戻れない少年時代への感傷を刺激された。
花まんま (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 花まんま (文春文庫)より
4167712024