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ルーズヴェルト・ゲーム
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ルーズヴェルト・ゲームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全208件 161~180 9/11ページ
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2014/4/1 Kindleで読了、【2014年-14冊目】。池井戸作品って、なんでこんなにハマるんだろう?ある意味水戸黄門のような勧善懲悪、絶体絶命な状態からの大逆転劇、人と人との心の繋がり・・・。様々な立場の人の過去、現在、苦しみ、将来への不安などを、社会人野球部とその会社の経営危機をパラレルに展開していく構成で、気がつけばどんどん小説の中に入り込んでいく自分がいました。青島会長をはじめ魅力的なキャラクターは多いですが、私は笹井専務が一番印象に残りました。この春ドラマも始まるので、すごく楽しみにしています(^^ | ||||
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かたい会社経営ネタに、野球ネタが絡んで非常に読みやすい。池井戸さんの作品はいくつか読んでますが、野球が絡むことで少しリラックスして読めるかな。 | ||||
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ある意味、予想通りの展開ではあるが、読者として気持ちが晴れやかになる作品。 とても読みやすく、次の展開が気になる話の流れにドンドン引き込まれて行った。 | ||||
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おもしろかったです。私は池井戸潤さんの小説は全部読破しました。勉強になります。企業の裏側を、人間の嫌なとこ、見せてくれます。 | ||||
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数多くの池井戸作品を読んでいますが、この作品も納得の物です。 TV放送もあるようですが、そのシーンを勝手に想像しながら読みました。 | ||||
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池井戸さんの本が好きなので贔屓目になるかも知れませんが、銀行シリーズよりもライトに読めてこれはこれでとても面白い。 ライトとは言え、展開、構成が上手でついつい先を読み進めてしまいます。 | ||||
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困難を乗り越えられそうになると更に新たな困難が生じる。 その困難を乗り越えるのは恐ろしく苦しくもあるが,楽しくもある。 我々はそうやって生きてきているのだ,それが人生そのものなのだ,ということを本書は感じさせます。 広い目で見れば「空飛ぶタイヤ」「鉄の骨」「下町ロケット」といずれも同様の文学的テクニックが使われているのですが,それでも読ませる巧さがあります。 今回は社会人野球に携わる人物を取り込みつつ,危機に窮した会社をいかに立ち直すのかという観点から物語は進みます。 企業にとって社会人野球というものがどのような意味を持つのか。 本書を読むとその一端が見えてきます。 「応援団が見放したら誰が応援するんですか」 どんなに試合が劣勢でも,みんなで勝利を信じるひたむきさ,純粋さ,そして尊さといったものが社員の心をひとつにする。 野球がそれほど好きでもなかった者までが,いつのまにか一緒になって応援している。 野球でもっとも面白いゲームは8対7だという。そのゲームをルーズヴェルトゲームと呼ぶ。 また,僅差で争った結果でなく,最初相手に大きく先行された後,追いつき逆転するという展開が一番面白い。 本書全体の物語は,まさにこのルーズヴェルトゲームとなっています。 そしてこの展開は,池井戸潤の得意とする展開です。 分かっていても面白い。 ただ,やはりまだ「下町ロケット」等の同一線上にある作品という感じはやはりします。 ところが,本書の後に執筆された「ロスジェネの逆襲」「七つの会議」は池井戸潤の小説技巧が一段階アップした感を味わえます。お勧めです。 | ||||
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久しぶりにレビューを書きます。わたしは39歳でもうすぐ40歳になるサラリーマンなのですが、この本は本当に面白いと感じました。 池井戸氏はリアルなサラリーマン像を描くときいてましたが、この本は本当にそうでした。 大抵のサラリーマン小説は、途中からどこかマンガっぽくなってしまい、浮世離れしたり、現実離れした話に終始します。 しかし、この本は雑な印象のエピローグを除けば、サラリーマン社会の汚さと綺麗さが、絶妙な塩梅で表現されています。 リアルなサラリーマン社会も、これくらい汚く、逆にこれくらい正しく競争行われたて本当に優れたものが評価されたりするのです。 そこらへんの機微を十分堪能しました。池井戸氏のほかの小説も読んでみたいと思います。 | ||||
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『半沢直樹シリーズ』は原作は読んでいないので、あくまでTVドラマとの比較になるけれど、本作は少しも見劣りしないとても面白く、素晴らしい内容だったと思う。 沖原や野球部に関わるエピソード、試合シーン、そして並行して進んでいった会社関係の話は見応えがあり、手に汗握るものがあった。 そして、大道や青島会長、城戸志眞の言葉には、胸を打たれるものがあった。 でも、読み終わった後ふと思ったことがある。 読み終えたとき、一番最初に口に出たのは「現実にはこんなこと難しいんだろうな」ということと、「誰か周りにこういう人がいれば自分の人生も7対0から逆転する糸口が見つかるかもしれないのにな」というものだった。 そのあと、自分は何を考えているんだと反省した。 自分の人生は今、7対0くらいの現状で、ようやくツーアウトながら一塁にランナーが出塁したというのが、客観的に見た現状だ。 追い込まれてはいる、だけど、逆転する芽がないわけではないと思う。 だけど、それを他人に丸投げしてしまってはその可能性は限りなくゼロに近づく。 人生をルーズヴェルトゲームにしたいのなら、自分で何とかしてやろう、そのためにはどうすればいいか、そうしなければいけないといけないんだと思わされた。 ところで、本作がドラマ化されることをこのレビューを書こうとした時に知った。 より多くの人に、見てもらい感じてもらいたいと思う。 | ||||
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毎回池井戸作品には感動させられてます。 野球好きの自分にとって興奮しまくりの素晴らしい作品でした! | ||||
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映画やテレビを観て涙がこぼれることはありましたが、本を読んで涙がこぼれた記憶はありません。他の作品もお気に入りですが、こちらの作品は格別です。 | ||||
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相変わらず水戸黄門のような池井戸パターンの期待通りの本でした。 | ||||
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苦境に陥った中小企業と、その企業が擁する社会人野球チームの盛衰を重ねた、いたって読み心地のいい長編ビジネス小説。読む前から、勧善懲悪のハッピーエンドが予想され、エピソードの多くもどちらかというとベタながら、テレビドラマ風のプロット展開、うまく描き分けられた10人以上の配役が活躍する群像劇のにぎやかさなど、最後まで飽きさせず、十分に堪能できた。 | ||||
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500ページ近くありますが,一気に読めます。他の著作に引けを取らない出来です。 昨今,企業の不況が長引く中で,名門の運動部が廃部となったり,名称が変わったりしていますが,この小説もそういった時代を敏感に感じ取りつつ,その存在意義を本業の打開と絡めて興味深く描いています。 4月からドラマがやるようですが,映像化に向いている作品だと思いますので,今から楽しみです! | ||||
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正直、青島製作所とミツワ電気と言う競合の会社同士が社会人チームを持っていると言う 設定はベタだな~とは思ったのですが、基本的なストーリーの組み立てがしっかりしている ので、読んでいるうちについつい引き込まれてしまう。 基本的には「下町ロケット」や「空飛ぶタイヤ」同様、銀行路線から外れて、中小企業の悲哀 と「なにくそ!」と言う矜持を描くとこの人は本当に輝くと思う。 | ||||
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監督にも会社にも見捨てられお荷物扱いとされている青島製作所野球部。 主力選手もライバル会社に移籍しもはや廃部寸前。 そのような状況に追い打ちをかける会社の不況によるリストラ断行。 話は、吸収合併されそうな会社をどうにか立て直そうと孤立奮闘する細川社長と、 廃部寸前の野球部の苦難を軸に進みます。 果たして会社のライバル会社との吸収合併は防ぐことが出来るのか? 野球部の存続は?抜けたエースの後はどうなる?トーナメントの結果は!? ・・と、続きが読みたくて仕方なくなる池井戸ワールド全開です。 中小企業の葛藤とスポコンの合わせ技ですので、ある意味反則レベルですが、 これがまたウルッとさせてくれる場面も多く、社会人としてドキドキハラハラの連続です。 また、そのドキドキハラハラが野球部の試合でも続くのですが・・。 "会社は株主の為にあるけれど、その前に会社は社員の為にあり、会社は社員で成り立っている" ということを改めて痛感できる作品です。 | ||||
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とても面白い物語でした。スポーツクラブの厳しさがよくわかりました。 | ||||
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「グラウンドでひとつになろう」 会社も野球と同じ。最後はやはり人、一帯感が気持ちいい物語。 中堅メーカー・青島製作所をめぐる、企業経営危機物語。 不況からくる業績悪化、コスト削減でリストラ断行される中、野球部の廃部も免れない。 大手ライバル会社と新センサー開発の競争の中、合併問題。 野球部は、新監督の新理念もと団結し快進撃するが、廃部の衝撃。 人生にはさまざまな困難・苦節が待ち受けている。 悩み、迷い、決断していく。 「野球でおもしろいスコア、八対七。ルーズヴェルト・ゲームだ。」 絶望と歓喜は紙一重。 人生とは打撃戦。 取られたら、取り返す逆転劇を起こすだけ。 自分を信じて。社員を信じて。勝利の歓喜を信じて。 野球を通じ、企業経営を通じ、個人のイズムとは何かを感じた。 それは、人を信じること。 味わい深い登場人物の描写に感情移入。 決勝戦の最終章、読みながら拳を握り締めている。 決勝戦の逆転、会社の逆転、そして、意外な展開に、 晴れ晴れとした気分になった。 | ||||
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前半は登場人物が次々と現れ混乱も余儀なくされたが、話を読み進めるうちに面白さが急激にアップする。かつては売上500億もあった企業が年々経営が圧迫し連日人員整理に翻弄される日々、そして企業野球チームも成績不振にあえぐ中遂にコストカットの標的になってしまう・・・敵企業からの執拗な経営統合話にも屈せず会社立て直しの為、仲間(部下)のために会社の幹部たちが奮奔する話になっている。当初は会社や野球部に冷徹な一面を持っていた笹井の発言は感動を呼ぶ!キナ臭かった青島会長も最後まで良い人で良かった。でも主人公は細川?三上?最後までハッキリしなかった・・・・・。 | ||||
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池井戸潤氏の作品は、「俺たちバブル入行組」「俺たち花のバブル組」を最初に読み、「こんな風に、オレも熱く仕事をしたい!」と思った後、「下町ロケット」と「空飛ぶタイヤ」に感動し、その後、タイトルから内容が想像しにくい「ルーズヴェルトゲーム」を読みました。 これは面白い! (私は銀行員なのですが)「半沢尚樹」シリーズよりも、ずっとずっと面白かったです。 企業スポーツが退廃していく中で、「この人たち(野球部員)は、どうなってしまうのだろう?」と心配しながら、気がつかないうちに、どんどん読み進んでいけます。 そして最後は圧巻のフィナーレ。(ネタバレするので、書きませんが) ホロリとさせられます。 池井戸さんの作品は、どれも本当に「二度読みしたくなる」作品ばかりですが、この本も「二度読み」した作品です。 本当にオススメできます。 | ||||
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