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ルーズヴェルト・ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
ルーズヴェルト・ゲーム
ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

ルーズヴェルト・ゲームの評価: 4.42/5点 レビュー 243件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全208件 1~20 1/11ページ
No.208:
(4pt)

やっぱモノづくりっていいなぁ

野球とイメージセンサーを軸とした製品開発の2本だて。
私はドラマの最後のシーンが凄い好きで読みました。
やっぱり小説を読んでも熱いものがこみ上げてきます。
ルーズヴェルト・ゲームAmazon書評・レビュー:ルーズヴェルト・ゲームより
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No.207:
(4pt)

企業スポーツの終焉とビジネス環境の変化を描く |『ルーズヴェルト・ゲーム』池井戸潤

久しぶりに読んだ池井戸潤さんの作品。そして本作、企業野球のお話であります。
ありていに言えば、野球版半沢直樹、と言ったら簡便に過ぎるかしら。

・・・
ビジネスで追い詰められた中小企業の青島製作所。当該企業が抱える弱小野球チーム。大手取引先から大幅値下げ交渉を迫られ、競合先からは吸収合併のための工作を仕掛けられ、さらに取引銀行からの融資には渋い顔をされる。そうした中で企業野球部の行く末はどうなるのか。ってそういう筋です。

・・・
うーん、これはですね、以前ドラマで見た下町ロケットと雰囲気が似ていますね。

社内外に敵や問題があり、銀行もとっても意地悪、みたいな。でも最終的には青島製作所の社長の頑張り?でハッピーエンドを迎えます。

・・・
振り返ると、急激な変化に対して経営者がとり得る手というのは、実はそんなに多くない(むしろほとんどない!?)と、本作を読んでいて感じました。

その観点ではまだ瀬戸際にいないときこそ環境分析やリスク管理等を強化するべきかもなあと思いました。もちろん、中小ですと社長自らが経営企画部兼営業部長だったりしますのでリソース的に難しいところではありましょうが。

本作の場合ですと大手顧客であるジャパニクス。当社への売上比率を平準化して他社への販路を拡大するとかを掲げておくべきだったのでは、とか。作中で成功した回路の小型化により別業種へのチップの販売などは、土壇場ではなく想像して準備できなかったかなあ、とか感じました(言うのは簡単ですね。そして結果論でもあります)。

・・・
そうそう。ビジネスとして起死回生の逆転弾を打った青島製作所でしたが、野球部は廃部となりましたね。このあたりは世の流れを感じます。

企業スポーツは衰退の一途をたどるのでしょうが、今度は地域が・で、スポーツを支えるような形になっていくのかもしれませんね。プロ野球やJリーグなどもそうですが、野球の独立リーグってのも、有名な四国のもの以外にも新潟や北海道などにもあるそうです。こうした小規模のスポーツクラブを地元の企業や個人が支えらるようになるといいですよね。

本作で、青島製作所の野球部員が自らの実力を揶揄して「アマチュア以上プロ未満」と表現する部分がありました。プロはほんの一握り、そしてそれに憧れるままで終わる人が大半。そうした中にあって企業スポーツは(とりわけ野球にあっては)プロと学生との間をつなぐ貴重な場として機能したと思います。

企業がこれを支える時代はもう終わりなのでしょうね。こうした状況は、独立リーグや多くの下位リーグのピラミッドによってより幅広く、豊かなスポーツ環境にとって代わられるのかなあと思います。

・・・
ということで池井戸氏の作品でした。池井戸作品(本)は実は二作目でした。

本作はビジネス系というより、企業スポーツの存在意義という観点から面白く読めました。

野球好きのかたはもとより、スポーツに関心のある方には楽しんでもらえると思います。
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No.206:
(5pt)

ドラマ観てからでも面白い

テレビで先に見た後、数年経ってから本で読みました。
ちょっとストーリー忘れていたこともあって、痛快で面白い物語でした。
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No.205:
(5pt)

面白い小説でした

内容が面白い小説でした。本の状態も問題なかったです。
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No.204:
(5pt)

企業再建×野球 お家芸の逆転劇!!

池井戸潤作の本は半澤直樹シリーズで知見が浅いが、そこでみた素晴らしい逆転劇が今作にもある。

また、企業の経営難と野球を掛け合わせた作品はとても目新しくそこまで野球に興味のない自分でも激しく引き込まれた。

半澤シリーズは今4、5巻まであるが、ドラマなどで興味が湧いた人や池井戸作品を初めて読んでみたい人はこの本を是非オススメしたい。1冊読み切りで読みやすくこれぞ池井戸潤作品!と呼べる展開で面白かった。
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No.203:
(4pt)

野球と企業

青島製作所の野球部は、かつては名門だったが、今は衰退し、ライバルだったミツワ電器に大きく差を付けられている。この2年間では5戦5敗である。それで社長が監督の村野に怒りをぶつけ、村野も怒って監督を辞めることになった。それだけならいいのだが、村野はミツワ電器の監督になり、青島製作所のエースピッチャー、飯島と4番のスラッガー、新田を引き抜いたのだ。

そこで青島製作所が選んだ新しい監督。名前は大道(だいどう)という。去年までは相模星華(さがみせいか)高校の監督だった。大学ではスポーツ科学を専攻しており、データを重視するようだ。

試合でスタメンをかなり入れ替えた大道に、猿田という選手が文句を言う。しかし、大道はデータを元に理路整然とその理由を説明し、全員を納得させる。

だが、青島製作所は経営が苦しく、100人規模のリストラが必要になる。野球部の存続も危うい。実際に、専務の笹井はメインバンクの行員に「野球部は廃部の方向」と言った。

部を存続させるためにも負けられない野球部だったが、公式戦のスポニチ大会では1勝2敗でリーグ戦敗退となった。

そして、その後に行われた「青島杯(社内の野球大会)」で、野球部でもない沖原という契約社員がその才能を見せた。プロでも通用するような高速シンカーを投げたのだ。しかし、本人は野球をやるつもりはないと言う。沖原には思い出したくない過去があった。彼が入れば、チームが強くなるのは間違いない。

そのころ、青島製作所の経営にも、思いがけない話が持ち上がる。

野球部は結果を出せるのか。青島製作所の運命は?

著者得意の企業小説である。ぐいぐい読ませる力がある。企業のあり方などを考えさせられる。会社は自社の儲けだけを考えていていいのか。そんな問いを突きつけながら、エンタメとしても十分楽しめる作品である。
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No.202:
(4pt)

池井戸潤さんの本

応援したくなる本でした
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No.201:
(5pt)

感動した

二つの熱い戦い。
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No.200:
(5pt)

熱い思い

池井戸さんの本はいつも、熱い何かを思いださせてくれます。水戸黄門的ではあるけど、それを感じたくて今回も必死に読んでしまいました。読後はスッキリ!です。
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No.199:
(5pt)

スポーツと企業の熱い話

ドラマを見て原作が読みたくなり購入しました。原作もおもしろかったです。
個人的には半沢直樹より好きです。
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No.198:
(4pt)

読みやすい

嵩張らないので大変お気に入りです
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No.197:
(5pt)

会社は株主のためにある。 でも一方で、そこで働く従業員のためにも存在します。

長い間、たな晒しになっていた、池井戸潤の「ルーズベルトゲーム」を読み終えました。
何故読みかけのまま放置されていたか、理由は一つ。
登場人部が多いことです。私の記憶能力は5本の指で数えれるくらいがやっと、
それが両手以上となるとかなりの決断が要ります。
で、やった方法が出てきた人物に赤線を引き、ドッグイアすることです。
暇な私が2日もかかったのはこのためでもあります。
まあ、そんなことはさておき、この作家は読ませるツボを心得ていますね~
1/3ぐらいから、どんどん私を引きずってくれました、面白かった~、よかった~

IT関連企業のメーカーが業績不振に陥り、リストラを余儀なくされる。
この会社は社会人野球チームも持っており、その経費も当然その対象となってゆく。
その弱みにつけこんだライバル会社が乗っ取りにかかるといった内容です。

ついに開かれた株主総会で、その会社のある役員が、
「会社はみなさん株主のためにある。それはそうでしょう。
でも一方で、そこで働く従業員のためにも存在します。」
考えさせられますね~
この作家の良い所は単なるエンタテインメントに終わってない所ですね。
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No.196:
(5pt)

よいです。

よいです。
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No.195:
(4pt)

これは、取られたら取り返せ

市場変化と他社競合で、リストラ必至の中小企業の青島製作所。そのあおりも受け、弱体化していた同社野球部も廃部寸前に追い込まれる。そこから、社長たちや部員たちの決死の逆転劇が始まる。

文体は読み易く、ストーリーはシンプルで分かり易い、更に企業スポーツの問題点もしっかり浮かび上がっている。エンターテインメント小説としての野球部のラストは納得ですが、一方それは企業として苦渋の決断でもあり、単純な痛快企業小説となっていないところも良いです。
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No.194:
(4pt)

キャッチーなタイトルでいいですね

勧善懲悪ストーリーにスッキリできるのはいつも通りですが、いつもの池井戸ワールドと違ってタイトルに惹かれるものがありました。

本書を手に取ったときは、ルーズベルトゲームてなんぞや?表紙は野球ぽいけど?と不思議に思ったものですが、ルーズベルト大統領の名言を取ったものだったのですね。

俺たち花のバブル組なんて、正直全く売れそうにも面白そうにも感じられないタイトルの小説が、半沢直樹としてドラマ化して有名になったことで、池井戸作品の小説はタイトルセンスないな〜、という思い込みができてしまっていたのですが、いいタイトルつけますね。

まぁ池井戸作品の内容は、点の取り合いをやるルーズベルトゲームというよりは、いつもサヨナラゲームやっている感じですが(笑
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No.193:
(5pt)

試練に正面で向き合う人々にエールを送る作品

池井戸潤らしい読んでよかったと思える本。特に最後の野球で選手と応戦席が一体になるシーンは感動で涙が出てきそうになりました。読者を引き込む力をこの作者は持っているなあと思います。様々な試練が次から次へと現れ、思わずめげそうになりますが、それを乗り越えていく胆力・地力が描写され、またあるべき姿を見定める定見をもった人物に救われていきます。世の中の現実はもっと酷い経路をたどってしまうこともあるとは思いますが、作者は敢えて楽観を提示して、人にいつもまでも諦め続けないように訴えているのかもしれません。
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No.192:
(5pt)

ノーサイドゲームを見て読みたくなりました

ノーサイドゲームをドラマで見て読みたくなりました。ノーサイドゲームに感動した方は絶対に好きになると思います。
普段社会の荒波に揉まれているサラリーマンの方々にもオススメしたいです。
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No.191:
(5pt)

テレビ版より面白い!

テレビ番組を見てからもう一度振り返るために読んでみました。テレビより最初かなり暗い場面が続き、読むのがつらかったが、最後の方は期待通りスッキとさせてくれました。原作のほうが懐が深い感じです。テレビと原作2回楽しませていただきました。GOOD JOB!
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No.190:
(5pt)

ルーズヴェルト・ゲーム

大変面白かった
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No.189:
(5pt)

手に汗握る(野球と企業の)試合展開

池井戸潤さんの作品は最終的には溜飲を下げることで読後感が良いですが、この作品も同じく良いです。企業の野球部と経営(部)で困難に立ち向かうもほぼ同時期に突破口をみつける様はやはり、読んでて楽しいものです。敵側の悪あがきも定番ですが、中々知恵があって強いと思いました。ルーズヴェルト・ゲームという単語を知るよい機会となりました。
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