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ここはボツコニアン
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ここはボツコニアンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ゲーム好きじゃないと楽しめないと思います。宮部さんのゲーム愛やら、他のネタ満載で、おもいきり遊んで楽しんで書いてるのが伝わります。 宮部小説好きでブレイブストーリーがなかなか良かったから、検索して読みました。私はRPG好きなので内容がするすると入ってくるし、クスクス笑える所もあって楽しめたけど、一般の人は相当きついと思います。これは宮部さんが自分が楽しむために書いたもので宮部ファンを喜ばせようとは思ってないと思います。 なのでゲーマーじゃなければ期待せずに読むことおすすめします。 | ||||
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……というのを作中で「作者本人が」言います。 メタ展開もパロディもオマージュも、突然キャラと作者がボケとツッコミをやり始めるような、普通後書きでしか許されないような行為もドンドンとぶち込んで――だけど途中でちょくちょく笑えてしまう不思議な本。 間違いなく読む人を選ぶ本だが、アルティマニア程分厚くはないのでゲーマーなら一読の価値あり。 | ||||
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宮部みゆきはあかんべえと何冊か時代モノを読んだ程度で詳しくないです。 本当にゲーム好きなんだなぁ、と果てしないゲーム愛を感じる。 ゲームの没ネタが集まる世界という事で、ゲーム全般の前提知識は求められます。 用語の解説はありますが、ゲームを全く知らない人は読めないと思う。 また、ひたすらメタい。 地の文がツッコミを入れたり、感想を述べたり、挿絵師に話しかけたり。 メッセージウィンドウ風のツッコミを入れていた魔法陣グルグルを思い出す。 苦手な人は苦手(私は大好き)。 | ||||
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いろんな処に書いているので、繰り返しになるけど、宮部みゆきと私は同い年です。そういう縁と、根っからのSF、ファンタジー、時代モノ、推理小説ファンとして、彼女の書いた作品で、文庫になったモノは片っ端から読むというのを、私の人生ルールとして来ました。彼女との好みはいろんな処で共通しているのだけど、当然のことながら、違う部分もあります。私は考古学が大好きで、平和運動にも入れ込んでいるけど、彼女は政治を描くのは苦手です。そして私がやったことが無い★★★が大好きと来ている。それでも、ファンタジーに模してその経験を活かした作品や、その世界観にヒントをもらいながらも本格SFになった作品は、楽しんで読ませてもらいました。何が言いたいかと云うとごめんなさい、このシリーズ、あと四冊あるのは知っているけど、ここで打ち止めとさせていただきます。こんなことをわざわざレビューに書くのは、マナー違反だとの意見は承知の上です。「よくないね」をたくさん押してもらっても仕方ありません。でも★★★の舞台裏小説は、当然のことながら★★★のことを少しでも知っておかないと、どうしてもその世界に入り込めないんです。最後まで乗れませんでした。このペースのまま読むのは苦痛である、と判断しました。いろんな処に散りばめられている「楽屋落ち」描写は当然面白かったですよ。だから、★★★をたくさんやって来た、この読者の(推定)9割の人たちは愉しめること間違いないです、ハイ。 | ||||
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まだ、1巻目の途中なのですが、良くも悪くも、宮部みゆきさんの趣味、 ゲーム、特にRPGを題材にした作品、模倣犯など本格ミステリーを読んだ後で、 こちらのボツコニアを読むと、落差に驚く事だと思います。 宮部さんの魔法ファンタジー作品は初めて読みましたが、 ゆるい感じなのですが、何気にグロイ場面もあります。 敵として登場する亀を踏み殺しドロドロの液体が付くなど・・・ まぁ、ほんの少しなんですが。 全体的には構えずに気軽に読める作品となっています。 作中に作者、宮部さんの心中と言いますか、心の声が 出てくるのですが、それを楽しめるか楽しめないかで、 この小説の評価が分かれるところでしょう。 イメージ的には鳥山明さんの漫画『Dr,スランプアラレちゃん』に 作者が神様的に登場する感じでしょうか? 設定としては、ボツコニア=ゲーム等の没ネタで構成された世、 作者、読み手側の世界のパラレルワールド(世界観は全く違いファンタジー世界になっています)で暮らす、 選ばれし者の、主人公達にこちらの世界の情報(ネタ)を口走ってしまうと言う設定で、 少し、パロディ要素もあります。 こう言う感じの小説だと読めば、 楽しめるかと思います。 とは言え、万人受けの刷る作品ではない事は確かなのですが・・・ | ||||
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妻が大変な宮部ファンで彼女の作品はほぼ全作読了済み。この「ボツコニアン」もまだ未読だったので、妻にプレゼント。 妻は又一つ宮部の新しい魅力発見と申しております。もともと妻は宮部の短編集の方が、大作の「摸倣犯」「理由」などより凄みがあっておもしろいと言います。 そして今回の「ボツコニアン」はゲーム仕立てで遊び心たっぷりの作品で続きが待ちどうしいとの事。「ブレーブストーリー」「ドリームバスター」風の展開だそうです。 | ||||
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確かに、普段の宮部みゆきが好きな人はびっくりがっくりな内容かもしれませんね。 私はそういうの嫌いじゃないので(むしろ好き)、めっちゃ気に入りました。 普段、小説というフィルターを通してしか知ることのできない作者を、 もっと身近に感じられてなかなか興味深かったです。 宮部みゆきのとなりで、彼女のおしゃべりを聞いている感じ。 ゲームはもちろん、古い(?)映画ネタも結構出てきます。 ゲームネタ、それほどでもないよ? むしろ、内容的にはおさえてあるんじゃないかな、これでも。 読み進んでいくうちに、残りこれしかないよ結末どうなるんだ?と思ったら、 続き物になってました。 『1巻』の表示がなかったから、1冊完結かと思ってたのに。 2人のRPG的な話っていうんでブレイブストーリーを思い浮かべてたけど、 すんません、そんなにかっちりした話ではありませんでした。 ふざけた(いい意味で)内容のまま終わるのか、それともシリアスに終わるのか、 2巻が出るのを楽しみにしてます。 | ||||
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同先生の作品であるブレイブストーリーが面白かったのでこちらも購入しました。 他の方のレビューにもさんざん書かれていますが、全体のノリ自体は殆どおふざけのレベル。 作者が地の文で登場人物と会話していたり、思いっきり他の映画やゲームのネタを出してきたり。 作品を知らなかったり、ゲームや映画が好きでない人は本当になんのこっちゃ?となりそう。 ただ、この小説の趣旨自体が先生個人の「〇〇面白かったよね!あそこでああなるとか超興奮した!!」 という朝の教室で飛び交う中高生のトークっぽい物ですので、こちらも「そうそう、そうだよね!!」 と返せるくらいの知識と軽いノリで読まないといけないですね。 ざっくり言うと「ファンタジー小説の皮を被ったエッセイ」でしょうか。 個人的には地の文(=作者)と主人公達との掛け合いやメタ発言、 あまりにも軽過ぎるノリetc...それらが全て楽しめたので☆5つとしました。 寧ろ「たまには息抜きにこういう本出しても良いんじゃない?」なんて思ってしまったり。 | ||||
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宮部さんが大好きな私。 ゲームの好みもばっちり合うので、この本は本当に面白かったです。 <チュートリアルで死ぬ> …あるある。切ない思い出です。 いつもの緻密なミステリーや、泣かせる人情時代物も大好きですが、これはこれで、趣味に走ってて面白いです。 ただ、ゲーム好きでない方、この本が宮部さんの本の中ではかなりの異色作である事をご存じない方には、「なんだ、こりゃ」だと思います…。 まったくもって一般向けではない、一部の読者へ向けた本です。 なので、私にとってはとっても面白かったけど、星一個減らしました。 続きが楽しみです。♪ | ||||
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