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ここはボツコニアン
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ここはボツコニアンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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ゲーム好きじゃないと楽しめないと思います。宮部さんのゲーム愛やら、他のネタ満載で、おもいきり遊んで楽しんで書いてるのが伝わります。 宮部小説好きでブレイブストーリーがなかなか良かったから、検索して読みました。私はRPG好きなので内容がするすると入ってくるし、クスクス笑える所もあって楽しめたけど、一般の人は相当きついと思います。これは宮部さんが自分が楽しむために書いたもので宮部ファンを喜ばせようとは思ってないと思います。 なのでゲーマーじゃなければ期待せずに読むことおすすめします。 | ||||
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……というのを作中で「作者本人が」言います。 メタ展開もパロディもオマージュも、突然キャラと作者がボケとツッコミをやり始めるような、普通後書きでしか許されないような行為もドンドンとぶち込んで――だけど途中でちょくちょく笑えてしまう不思議な本。 間違いなく読む人を選ぶ本だが、アルティマニア程分厚くはないのでゲーマーなら一読の価値あり。 | ||||
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購入した以上読みたくなくとも読まねばならぬ運命。 NEWファンタジーという分類の作品だが興味なければこれほどつまらない作品はない。 何が何でも読み切ってやる。 一般文学通算2367作品目の感想。2019/12/26 18:00 | ||||
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宮部みゆきはあかんべえと何冊か時代モノを読んだ程度で詳しくないです。 本当にゲーム好きなんだなぁ、と果てしないゲーム愛を感じる。 ゲームの没ネタが集まる世界という事で、ゲーム全般の前提知識は求められます。 用語の解説はありますが、ゲームを全く知らない人は読めないと思う。 また、ひたすらメタい。 地の文がツッコミを入れたり、感想を述べたり、挿絵師に話しかけたり。 メッセージウィンドウ風のツッコミを入れていた魔法陣グルグルを思い出す。 苦手な人は苦手(私は大好き)。 | ||||
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あまり面白くなかった。 残念ながらボツだわ。 RPG風と謳っているが、RPGには程遠い感じがした。 | ||||
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いろんな処に書いているので、繰り返しになるけど、宮部みゆきと私は同い年です。そういう縁と、根っからのSF、ファンタジー、時代モノ、推理小説ファンとして、彼女の書いた作品で、文庫になったモノは片っ端から読むというのを、私の人生ルールとして来ました。彼女との好みはいろんな処で共通しているのだけど、当然のことながら、違う部分もあります。私は考古学が大好きで、平和運動にも入れ込んでいるけど、彼女は政治を描くのは苦手です。そして私がやったことが無い★★★が大好きと来ている。それでも、ファンタジーに模してその経験を活かした作品や、その世界観にヒントをもらいながらも本格SFになった作品は、楽しんで読ませてもらいました。何が言いたいかと云うとごめんなさい、このシリーズ、あと四冊あるのは知っているけど、ここで打ち止めとさせていただきます。こんなことをわざわざレビューに書くのは、マナー違反だとの意見は承知の上です。「よくないね」をたくさん押してもらっても仕方ありません。でも★★★の舞台裏小説は、当然のことながら★★★のことを少しでも知っておかないと、どうしてもその世界に入り込めないんです。最後まで乗れませんでした。このペースのまま読むのは苦痛である、と判断しました。いろんな処に散りばめられている「楽屋落ち」描写は当然面白かったですよ。だから、★★★をたくさんやって来た、この読者の(推定)9割の人たちは愉しめること間違いないです、ハイ。 | ||||
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図書館で第1巻を借り、面白くて数日で全巻読みました。ジャンルとしてはヤングアダルト向けのファンタジーライトノベルです。 主人公が世界を良くする為に魔王を倒す旅に出る話です。しかし世界というのが、作者(宮部さん)の好きなゲーム・映画の世界にベタなネタを盛り込んだもの((例)無人の寂れた日本の片田舎、訪れると頭巾をかぶった集団に追いかけられる等)。 話のかなりの部分に作者(宮部さん)の私的な思い出話コメントが入り、主人公はそれにツッコミを入れています。 第1巻ではそれほどでもありませんでしたが、終わりに向けてこのコメントが増えていきます。 ネタ元が分かる方なら共感しこの作品への共感もできるのでしょうが、自分はゲームはやらない・映画は見ない人間なので正直全く分かりませんでした。 ★2つの理由は、 ・主人公達が地味、泥臭い経験をする ・登場人物に、ラノベにありがちな「武術が達人並みの10代」「取り柄のない主人公に何故か惚れる容姿端麗な幼馴染」「人生を悟りきった発言をする若者」等がいない ・ツッコミ待ちな言動で読者を笑わようとする意図がない ・登場人物の書き分けができている です | ||||
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初期の宮部みゆきファンです。 宮部みゆきさんがゲーム好きなのも知っています。 私もゲーム大好きです。 でも、読んでいてつらかった。 ネタがわかるのでクスッと笑えるところは多数ですが、宮部さんどうしてこんなの書いてしまったのだろう。 もう少し書きようがあったのでは、と悲しくなりました。 | ||||
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あまりにも冗長でつまらなくて、読むのが苦痛でした。初宮部みゆき作品で期待&他の方の悪いレビューを見て覚悟していましたが、ここまで酷いとは。 私もゲームが好きで作品中のネタは大体わかります。でも、少しも笑えませんでした。 結局読み切れずに売ってしまいました。 | ||||
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いわずとしれた直木賞作家である宮部みゆきによるファンタジー小説。 宮部みゆきは近年ファンタジーとか冒険物とかをいくつか発表しているが、これはその中でもビデオゲームがモチーフのファンタジーのようである。 見返しにもちゃんと書いてある。「テレビゲームがお好きでないかたにはお勧めできないかもしれません」んー確かに。 内容はと言うと、ひょんなことから冒険の旅にでることになった少年と少女は、いろいろなアイテムを集めつつ、いろいろな試練を乗り越えつつ、深い迷宮の底へと向かっていき・・・という話。ドラクエとかファイナルファンタジーのようなRPG型ビデオゲームのノベライズのような構成だ。ところどころで、現実のビデオゲームやら有名な映画やらのパロディというかチョイネタを披露しつつ、また、宮部みゆき個人の楽屋落ち的なネタも披露しつつ、冒険はちゃくちゃくと進む。 ちなみに巻末までくると、極めてなにげなく、第2巻へと話は続いているのだ。もう宮部みゆきとしては、ずーっとこの調子で続けるつもりなのかもしれない。個人的には、そもそもファンタジーはだいぶ苦手で、かつビデオゲーム(特にRPG)は時間がもったいなくてやらない主義だったりするので、作品世界へまったく入り込めず。続きはもういいかなぁという感じである。好きなひとは好きなのであろうが。 | ||||
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まだ、1巻目の途中なのですが、良くも悪くも、宮部みゆきさんの趣味、 ゲーム、特にRPGを題材にした作品、模倣犯など本格ミステリーを読んだ後で、 こちらのボツコニアを読むと、落差に驚く事だと思います。 宮部さんの魔法ファンタジー作品は初めて読みましたが、 ゆるい感じなのですが、何気にグロイ場面もあります。 敵として登場する亀を踏み殺しドロドロの液体が付くなど・・・ まぁ、ほんの少しなんですが。 全体的には構えずに気軽に読める作品となっています。 作中に作者、宮部さんの心中と言いますか、心の声が 出てくるのですが、それを楽しめるか楽しめないかで、 この小説の評価が分かれるところでしょう。 イメージ的には鳥山明さんの漫画『Dr,スランプアラレちゃん』に 作者が神様的に登場する感じでしょうか? 設定としては、ボツコニア=ゲーム等の没ネタで構成された世、 作者、読み手側の世界のパラレルワールド(世界観は全く違いファンタジー世界になっています)で暮らす、 選ばれし者の、主人公達にこちらの世界の情報(ネタ)を口走ってしまうと言う設定で、 少し、パロディ要素もあります。 こう言う感じの小説だと読めば、 楽しめるかと思います。 とは言え、万人受けの刷る作品ではない事は確かなのですが・・・ | ||||
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妻が大変な宮部ファンで彼女の作品はほぼ全作読了済み。この「ボツコニアン」もまだ未読だったので、妻にプレゼント。 妻は又一つ宮部の新しい魅力発見と申しております。もともと妻は宮部の短編集の方が、大作の「摸倣犯」「理由」などより凄みがあっておもしろいと言います。 そして今回の「ボツコニアン」はゲーム仕立てで遊び心たっぷりの作品で続きが待ちどうしいとの事。「ブレーブストーリー」「ドリームバスター」風の展開だそうです。 | ||||
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確かに、普段の宮部みゆきが好きな人はびっくりがっくりな内容かもしれませんね。 私はそういうの嫌いじゃないので(むしろ好き)、めっちゃ気に入りました。 普段、小説というフィルターを通してしか知ることのできない作者を、 もっと身近に感じられてなかなか興味深かったです。 宮部みゆきのとなりで、彼女のおしゃべりを聞いている感じ。 ゲームはもちろん、古い(?)映画ネタも結構出てきます。 ゲームネタ、それほどでもないよ? むしろ、内容的にはおさえてあるんじゃないかな、これでも。 読み進んでいくうちに、残りこれしかないよ結末どうなるんだ?と思ったら、 続き物になってました。 『1巻』の表示がなかったから、1冊完結かと思ってたのに。 2人のRPG的な話っていうんでブレイブストーリーを思い浮かべてたけど、 すんません、そんなにかっちりした話ではありませんでした。 ふざけた(いい意味で)内容のまま終わるのか、それともシリアスに終わるのか、 2巻が出るのを楽しみにしてます。 | ||||
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同先生の作品であるブレイブストーリーが面白かったのでこちらも購入しました。 他の方のレビューにもさんざん書かれていますが、全体のノリ自体は殆どおふざけのレベル。 作者が地の文で登場人物と会話していたり、思いっきり他の映画やゲームのネタを出してきたり。 作品を知らなかったり、ゲームや映画が好きでない人は本当になんのこっちゃ?となりそう。 ただ、この小説の趣旨自体が先生個人の「〇〇面白かったよね!あそこでああなるとか超興奮した!!」 という朝の教室で飛び交う中高生のトークっぽい物ですので、こちらも「そうそう、そうだよね!!」 と返せるくらいの知識と軽いノリで読まないといけないですね。 ざっくり言うと「ファンタジー小説の皮を被ったエッセイ」でしょうか。 個人的には地の文(=作者)と主人公達との掛け合いやメタ発言、 あまりにも軽過ぎるノリetc...それらが全て楽しめたので☆5つとしました。 寧ろ「たまには息抜きにこういう本出しても良いんじゃない?」なんて思ってしまったり。 | ||||
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「わたしもゲーム女のはしくれ」と帯にあるようにゲームを題材にした作品。 会話も多くザクザクと読み進められる形。 わかる人は思わず笑ってしまうようなゲームや映画のネタが含まれている。 (個人的に『ファイアーエンブレム』の件は声を出して笑ってしまったw) 所謂”メタ発言”のような表現が頻繁に出てくる。(「作者もよくやります」だとか「著作権使用料が発生する!」など) それも「ボツネタが集まった世界だから」という設定ゆえに、一応、許せる? ただし、あまりに頻繁なので人によっては「うるさい!」と鬱陶しくなるかもしれない。 「あの『ICO』を小説化した宮部さんがゲームを題材にした小説を書いただって!?」と、 宮部みゆきファン&ゲーマーの方が、「さてどんなコユい作品になっただろうか!?」と期待をしてしまうと、 それほどネタが濃いわけでもないので、ちょっと物足りなく感じるかも。 そう考えてみると、読者の対象がよくわからない。 ゲームのネタも有名どころのものばかりだし、映画のネタはコア?なものが多い。 かといって、「一般的なゲームの基礎」がわからないと作品にも入りづらい……。 ただ、作者さんが好きなものを楽しんで書いたという感じは伝わってきた。 宮部みゆきファンの方なら、それで十分だと思わなくもないかもしれないけど。今後に期待。 | ||||
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宮部みゆきの本は本当に当たり外れが多くて、今回は全くの外れでした。 宮部みゆきのゲームに関連した本は「ico」や「ブレイブ ストーリー」など幾つかあるので、その積りで買ったのですが、その線とは全く違って軽すぎる小説でした。劇画を読んでいるような気分になる小説です。ゲーマーなら楽しめるのかも知れませんが、本好きの人には最後まで読むのが苦行でしょう。 | ||||
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ゲーム、特撮大好きの宮部みゆきさんが、 大好きなゲームの世界をパロィ(愛?)たっぷりに書いた一冊、 ある意味宮部さんのゲーマーとしての歴史を語った究極の私小説と言えるのではないでしょうか。 ゲームの世界がよくわからない人にとってはただの置いてきぼり小説となってしまうような気もします。 | ||||
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宮部さん、おふざけが過ぎましたね。 元々、宮部さんのファンタジーものには期待はしていなかった。 宮部みゆき作品は 模倣犯 英雄の城 ドリームバスター 以外は全て読んでいるが、こんなに酷いのは初めてだ。 大概は星4つ以上だったのに。 | ||||
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最初、けっこうとまどいました。 主人公が12歳の誕生日に、枕元に長靴があらわれ、選ばれた存在であることが明らかになる・・・ で、RPGゲームのノベライゼーションかと思うと、作者がしょっちゅう「わたしもそうでした」とか「チュートリアルとはこういうものです」とか外部から注釈をつけます。おまけに「世界のトリセツ(取り説)です」と名告る植木鉢があらわれ、相棒として出てきた少女を、突然、主人公の双子であると説明し、ふたりの旅の目的を告げるほか、あちこちで映画による楽屋落ちを入れたり、脱力系の笑いをとったりします。 「オレたちが双子なら、どうして今まで別れ別れになってたんだ?」 「その方が、こうして巡り合ったとき盛り上がるからです」 というようなぐあい。 実はこの世界は、「本物の世界」でボツになったゲームねたの溜まり場で、出来損ないの世界でした。ふたりは「この世界の成り立ちを変えて、この世界を本物の世界にするため」と植木鉢に言われて、旅に出ることになります。 どうやらこの世界は、作者が建設中のゲーム世界でもあるので、作者目線で読めば、自分のゲーム体験の思い出や失敗譚があちこちにちりばめられた回想記にもなっています。 そして主人公の双子目線で読むと、最初からふたりはここがゲーム世界で、しかもしょうもないボツねたが満載であることを知っているうえ、「本物の世界」から時折お告げも受けてしまうので、冒険に切実さと悲壮さがありません(笑)。 同じ人物が違う場所で二役をやっているのに出くわしたり、安直な便利アイテムがすぐ手に入ったり、頼みのトリセツが重要なときに、某有名ゲームをやっていて役に立たなかったりと、ふたりの行く世界は既視感と楽屋落ちとメタなつっこみに満ち満ちています。 地下迷宮、宝地図、忍者の群れ・・・と章を追って、冒険は定番どおり進み、この世界を作るはずの作者は、やる気があるのかないのか、映画やゲームを引用したり参照したりと、自分が楽しんでしまい(この気持ちよさそうなトーンがいいです)、お約束ごとに満ちたゲームの中をゲームと知りつつ行く双子の冒険の行方はいかに?(全然先が見えず、次巻に続く) なんとも不思議なジャンルです。もしかしたら、ゲームをめぐるとてもゆるいエッセイなのかもしれず、あるいは物語とゲームを架橋して、連想と注釈と複数の語りでまとめあげるまったくあたらしい形式の小説(ジョイスの『ユリシーズ』風?)なのかもしれず。 作者が構想中のゲームについてとりとめなく語る「メイキング・オブ・ゲーム」裏話というのが一番近い線かも知れません。 そのあたりを納得してから読み始めれば、宮部ファンでなくても、読者側の経験に応じて(私のようにゲーム経験が浅くてもそれなりに)楽しめます。 | ||||
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内容は、浅くて読みやすいファンタジーなんですが・・・ それは、それで好みの問題なので良いのですが・・・ 小説中、作者がとこどころでわりこんできて非常にうざい。 完全に遊びで書いたレベルでプロが書いたものとは思えませんでした。 宮部さんの本は初めてだったので、こういうタッチの本なのかもしれませんが、 今のところ、もう二度と宮部さんの本は買わないと言った気持ちですが・・・ この本を読んだほかの人の感想が非常に気になります。 自分の感性がずれてるかもしれないので・・・ | ||||
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