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約束の森
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約束の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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ボリュームたっぷりなのと、沢木冬吾という作家を知らなかったので二の足を踏んでいたが、評判が高いのと、信頼する本好き先輩の奨めなので重い腰を上げた。 何なのだろう、この不思議な感覚は・・・・。メインの潜入捜査の進捗が遅いので、サブを読まされるのだが、これがすこぶる面白い。番犬・マクナイトの訓練、疑似家族であるが、複雑な過去をもつ若い男女との交流、そして主人公の拭い去れない過去も語られていく。ハードボイルドでありながら、家族小説であり、人間の成長小説でもある。そして動物小説でもあり、その間隙をぬって、短いが迫力のある活劇シーンが挿入され、ただならぬ世界を知らされる。 ここまで来れば、誰も死んで欲しくないと願わざるを得ず、ラストは一頁たりとも気を抜けないので、正直シンドイ。果たしてカタルシスはあるのか。大きな謎は解けるのか。最後の最後まで、緊張を強いるストーリーに釘付けになり、時間を忘れる。 | ||||
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今年四月東京を訪れた時買ったんです、期待が高いけど、いくつの分かりにくい点がある、犬に強い執念を持っていた主人公は、とても不思議だと思っているんだ、それに、犬と亡くなった妻何の関係がありますか?その点について説明が不十分だと思います、最後にはいろいろな場面が作った物と感じますけど、小説前半は展開遅い感じますけど、後半は早すぎて、もちろん、小説全体と言えば素晴らしい作品と思います、それは当然だ、もう一度読みたいのです、もっと深い理解を求めています。 | ||||
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ハードボイルドのように見えて、実は志村動物園的なほんわかドラマ。「マクナイト、ダイナマイト、どんちゃん、タイガーが血なまぐさい設定を緩和している」というよりも、「ハードボイルドの作風が動物の可愛らしさを一層引き立たせている」という感じ。「感動した」と言っている人は、おそらく、ストーリー性ではなく、「こんなペットなら飼ってみたい」という気持ちに感化されたのではないでしょうか。ということで、展開を楽しみにして自分には合いませんでした。残念無念。 | ||||
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色んな要素を詰め込んだなぁー!ズルいなぁーwという感想です。 公安絡みの小難しい事件ベースに 人間ドラマや動物物語やサイコ要素をうまく絡めた どんな好みの方にもそれなりに満足与えるよく出来た小説です。 難しい聞き馴染みの無い名前や単語が並び特に序盤は辛かったですがマクナイトの登場あたりから読みやすくなりスピーディに進めました。 小難しいサスペンスが好きな方 大自然ほのぼのモノがお好きな方 感動ヒューマンドラマがお好きな方 動物との絆モノがお好きな方 壮大なアクションモノがお好きな方 猟奇モノがお好きな方 対応されてるかと(笑) 要素詰め込み過ぎて尻切れトンボ感は若干感じました…サイコ要素の本当に最後にしか出てこない4人の突如現れ感はどうしても違和感です。 まんま入江とかで良かったんじゃないかな… 猫派ですがドーベルマンは飼いたくなりました。 | ||||
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ミステリーの中に 人と人のつながりと、犬とのつながりあり。ストーリーの展開も読んでる人を飽きさせない。 | ||||
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初めて読む著者作品は勇気がいりますが、稀有に終わりました。「マクナイト」に引かれ購入、久方ぶりのハードボイルド作品犬好にはたまりません。 | ||||
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ワクワクドキドキのお話でした。ブラックホークが出てきたときには笑ってしまいました。映画にしたら面白いかも・・・ | ||||
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この本を是非読みたいと思ったのは、マクナイトの存在です。元々、大の犬好きの私にとっては犬は家族の一員です。最後までマクナイトが無事なのか...本当にドキドキしながら読みました。泣けました! | ||||
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帯のコピーにつられて購入しました。始まりは犬に対する過度な愛情を見せる主人公の描写がよかったし、「何が起こるんだろう」と期待が高まりましたが、だんだん話がややこしくなってきて、というかとっ散らかってきた感じがします。ちょこっと出てきて尻切れトンボ的に出番がなくなる登場人物たちとか、いろんな話が大した意味もなかったり。途中読んでいてだれます。でもってラストはバタバタと雑に店じまい的な……。 長い物語を頑張って読んだ割には、読後感は「うーーーん」て感じでした。 | ||||
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主人公の警察OBとネグレクトされて義務教育も受けなかった娘と自衛隊OBの青年の3人およびドーベルマン一頭の共同生活、それに彼らをめぐって、警察公安、Nという謎の勢力、スカベンジャーと呼ばれる組織等が入り乱れて戦闘を繰り広げる物語です。 3人(正確には主人公と娘の2人)は、Nをおびき出す餌という設定で話は始まりますが、警察公安のGr.が複数出てきて、スカベンジャーなるとんでもなさそうな組織が追加され、その餌による罠の意図が解説されるに及ぶと、わたしにはそれら勢力の関係がよく把握できなくなってしまいました。それが判然としなくても読み進めますが、もちろん一定の興はそがれてしまいます。わたしの能力不足はあるでしょうが、分かり難いことは確かだと思います。 物語のスタートはシリアスな感じが心地よく期待は膨らみますが、中程は、なかなか敵(って誰のこと?と思いつつ)がやってこないので冗長に思われ、後半に戦闘が開始されると好調にはなりますが手に汗握るというレベルではありません。本の帯にある売り文句には同意できませんでした。 | ||||
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世を捨てた中年男と謎めいたイヌとの心の交流。その後、男は国家的陰謀の渦中に 呑みこまれていく。 序盤のプロットだけなぞると、ディーン・クーンツのウォッチャーズを彷彿と させるが、ストーリーはズッシリとした日本のハードボイルドアクションそのもの。 消しがたい疵を負った孤独な男女とイヌが、反目と葛藤の中で絆と居場所を 発見し、やがて強く握り合った手は、迫る巨悪にも揺るがない。 途中、対立する組織や人間関係が見取りづらかったり、ハイライトが完全に 現実から乖離したファンタジーにはなっている。 だが、読後には当初の陰鬱とも呼べる描写からは想像できないほど 突き抜けた「爽快感」があった。 優しさが悪意と欲望に打ち勝った、と実感させるフィナーレもすごく良い。 久しぶりに、週末を潰すに値するエンタテイメントに出会うことができた。 以下は参考。 序盤のしょぼい描写からは想像できないほど強い主人公。 子を宿したヒロインを命懸けで守るイヌ。 この二点も、前述したウォッチャーズと共通する。 本書の真のヒーロー、マクナイトに惹かれた人はぜひ クーンツの最高傑作と呼ばれる本書を読んで、両作品 を比べて欲しい。 | ||||
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マクナイトが主人公の続編が読みたいです。ついでにダイナマイトとのからみも・・・。 | ||||
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読後感が良い。爽快感もある。魅力的な登場人物、ちょっと ご都合的な部分もあるが、内容のおもしろさが上回る。良い作品に巡りあった。 | ||||
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なんともいい余韻のお話しでした。 犬が良いしキャラもいい。 人を食ったみたいな、ユウモアもいい感じ。 | ||||
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犬好きの私には、大満足なお話でした。 やっぱ、わんこちゃんはいいなあ。 最高です。 | ||||
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書店で見かけて初めて帯に惹かれて購入、初めて沢木冬吾作品を読みました。 基本的にはハードボイルド作品だと思うのですが、犬との交流が極めて重要な話になっています。犬好きの私は、主題と離れたところで、のめり込みそうになる思いをしながら、一気に読みました。戦闘シーンの描写が長く、やや混乱させられましたが、読み終わって爽快な気分です。 無表情・無関心でどんどん人を殺めていくというハードボイルドではなく、何というのでしょう、守るもの、守る人のために必要なときに熱く、ハードになるという人物像はとても好感が持てましたし、主人公と歳が近いこともあって自然に感情移入することができました。 償いの椅子という作品も好評なようなので、そちらの方も読んでみたいと思います。 | ||||
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書店で見かけて初めて帯に惹かれて購入、初めて沢木冬吾作品を読みました。 基本的にはハードボイルド作品だと思うのですが、犬との交流が極めて重要な話になっています。犬好きの私は、主題と離れたところで、のめり込みそうになる思いをしながら、一気に読みました。戦闘シーンの描写が長く、やや混乱させられましたが、読み終わって爽快な気分です。 無表情・無関心でどんどん人を殺めていくというハードボイルドではなく、何というのでしょう、守るもの、守る人のために必要なときに熱く、ハードになるという人物像はとても好感が持てましたし、主人公と歳が近いこともあって自然に感情移入することができました。 償いの椅子という作品も好評なようなので、そちらの方も読んでみたいと思います。 | ||||
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スローテンポで始まった演奏に少しづつプレイヤーが増え、後半はハイテンポなオーケストレーションで幕を閉じるといった感じの物語だった。 元警視庁公安部の奥野侑也に持ち掛けられた潜入捜査の依頼…謎の組織と警察組織、奥野らの闘いが始まる。 奥野侑也、葉山ふみ、坂本隼人の三人とドーベルマンのマクナイトの再生の過程を描きながら、物語の核となる警察組織の狙いと闇が少しづつ明かされて行くのが面白い。そして、後半の怒涛の展開。一級品の冒険小説であり、ハードボイルド小説でもある。 作者は、岩手県花巻市出身。物語の舞台は東北地方の沿岸部ということらしい。 文庫化に当たり、加筆修正。 | ||||
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「償いの椅子」を超えるほどではなかったかなという感想です。 ちょっと話が大がかりになりすぎて、最後の方は、やりすぎの感があります。 犬との会話も、作者の思い入れが表面に出過ぎていて、私としては客観的な描写で書き尽くして欲しかった。 登場場面は短いけれども、悪役の「ショック」がいい味を出していたし、主人公の戦闘方法にも工夫が凝らされていて、結構楽しめはしました。 | ||||
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解説ほどには、面白くはなし。期待が大きすぎたのかも。スケールが大きい話なのに展開は... | ||||
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