■スポンサードリンク
プリズム
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
プリズムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 61~80 4/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
解離性同一性障害の多重人格の男性と恋に落ちていく女性の恋愛を描いた物語。 多重人格とはどんな病気か、どんな人格が生まれるかはしっかり調べられていると思うが、肝心の恋愛の方はあまり楽しめなかった。 なぜ聡子がこの男性に恋をしたのか、その経緯がも微妙だが、それよりもこの男性が容姿端麗というわけでもなく、ほとんど話したことがない単なる家庭教師の聡子に惹かれた理由がよく分からなかった。なぜか突然相思相愛みたいになっていて、会いたい、今は会えない等と話しているのが滑稽だった。倉田が出てくる条件もよく分からなかった。 後半は、何度もホテルで密会を重ねるが、さすがに聡子の夫が気付かないのは不自然だし、精神科医も不倫している女性に患者の情報を話すのは考えにくいと思う。最後も中途半端な終わり方でいまいち消化不良である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうも、「殉愛」騒動で百田さんに批判が集中していますね。☆ひとつとは、よほどひどに小説でなければなかなかつけないと思うのですが…。 さて、私としては、こんなに面白い小説を立て続けに書ける小説家はなかなかいないのではないかと思っています。プリズムの☆4つも、百田さんの中では4つかなということで、そうでなければ☆5つの作品です。「フォルトゥナの瞳」と同様にラストに行くまでの盛り上がりがなかなか凄いです。 百田さんの文体に対して作文的と言っておられる方がいますが、それは「夢を売る男」の中に答えがあります。彼は、あえて細かい比喩を使わずにストレートな言葉で文にスピード感と力強さを出しています。回りくどい表現を彼自身が主人公に託して批判しています。 「海賊と呼ばれる男」「永遠のゼロ」「影法師」「風の中のマリア」「ボックス」「幸福な生活」のどれをとっても面白い。こんなにどの作品も裏切らない小説家はすごいと思います。「輝く夜」と「モンスター」は個人的に少し落ちますが、それとて、そこらの小説の比較したらはるかに面白いです。百田さんにつまらない小説なしという気持ちです。ただ、「殉愛」は批判されているので、今一つ読む気が起きないのですが…。今は、「錨を上げよ」を読みだしていますが、すでに書き出しから面白くて先が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恋愛について、多重人格の視点で、改めて考えさせられた作品でした 人の中には誰でも様々なキャラクターがある、自分の愛する人でも、全てを愛しているかといえば、そうではない。パートナーの欠点を見つけることは良くあること。どこかに折り合いをつけて、相手を理解していくのが恋愛でしょう。完璧ではないから、人間といえる。 聡子はこれから、広志の中の卓也を見出し、欠点や弱点にも向き合いながら、彼と人生歩むのだと思います。 好きだから会いたいし、肌を重ねたいと考える聡子の心理は、女として全然違和感ありませんでした。 酷評が多かったですが、私はラブストーリーとして満点を付けます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段、無機質な研究書を読んでばかりいる私にとっては、結構楽しめました。 百田さんの作品は『永遠の0』、『海賊と呼ばれた男』、『風の中のマリア』を詠みましたが、 個人的に『プリズム』は『永遠の0』の次にランクインします。 主人公に感情移入した場合、とても心地いい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもきれいでした。新品と差がないくらいです。内容も面白くおすすめですね。ただ文芸的な小説に比べると、時代背景などがなく、浅いように感じますが、その分、さらりと読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単純に、極めて低レベルな作品。 これにお金を払うのはバカです。 時給1000円をもらっても読む気はしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
えーと。感涙はしませんでした(笑) まあ、ようするに解離性同一障害ようするに多重人格の男と、 人妻との不倫ってことです。 なつかしの24人のビリー・ミリガンと比べたら、 なんていうか、 お昼のメロドラマって感じでしょうかね? はいはいどうぞご勝手に盛ってくださいw って感じ 不倫以外の何が書きたかったのだろう・・・ もし書きたいものがあったにしても失敗ですね まあ、すいすいと読めますから 時間が余っていたらどうぞって感じかなぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価的に好き嫌いが結構分かれていますが、私的には新鮮で且つ聡子の駆け引き的な心情に同感してしまう自分もいました。 多重人格の個々の気持ちや思いがそれぞれに存在し段々それが明るみに出てくるにしたがって悲しみや苦しみ切なさでいっぱいになりました。確かに最後はあまりスッキリとした終わり方ではなかったかもしれませんがこう言ったショッキングな本に少なくとも私は新鮮でした。読み終わった後はかなり精神的にショックを受けましたがこの本に出会えて良かったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私の全然知らなかった世界観だったので、衝撃を受けた作品でした。読み終えた後も解離性同一性障害に関することを調べてみたり、著者の作品によって色々と為になりました。特にラストシーンには毎回感動させられます。期待通りの面白さに感謝したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一作、売れると、同じ作者の本が立て続けに売れることがあります。 最近だとドラマ「半沢直樹」で注目された池井戸潤さんの作品がだーっと売れたり。ただ、池井戸さんは「半沢〜」で注目されるまでも質の高い作品を世に送り続けていました。もともとご本人が都銀の銀行員で、銀行のことはよくご存じだった。それに加え、一作ごとに文章力もつけてこられました。 百田尚樹大先生も「永遠の0」の文庫版のヒットで注目され、映画化も成功し、その結果、「永遠の0」の映画以前の出版物も売れるようになり、気づけばベストセラー作家に。 しかし、百田尚樹大先生の場合、デビュー作の「永遠の0」の時点で文章力に難があり、その後もあまり進歩がみられないように思います。加えて、ネタも枯渇してきてしまったのかな? 今更「多重人格」ですか? 手垢がつきまくった素材に敢えて手を出すなら、これまで描かれなかった新しい点を提示できなければ厳しいと思うのですが、もろもろ失敗をしてしまったようです。というのも、当方は、百田尚樹大先生は女性キャラクターの描き方があまりお上手でないと思っているのですが、この本の主人公もまた女性。 共感もできないし、なぜそんないやな目にあってまで家庭教師を続けるのか(相手の家に行くのか)まったく説得力がない、ご都合主義のように感じました。 百田尚樹大先生は表層だけをなぞって、深みがない作品が多い気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この題材の本はもう読者が読み飽きているので、余程自信がなければ挑戦すべきではないかと。 百田氏はこれで自信作だったのでしょうか… この頃には、既に作家としてのキレが無くなっていますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
永遠のゼロ。好き好きはあるテーマでしょうが、読み応えのある本でした。同じ作家なので期待して購入しました。 ・・・端的に、がっかりしました。 解離性同一性障害を持つ男性がでてきますが、筆者そのものが、作品中の人格描写を制御できていない。 雑な人格構成、リアリティのないエピソード、説明くさい感情描写。 星ひとつもつけたくありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
みなさん結構言われているようにラストがびみょうで、えっ終わりってなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の中に何人も別の自分を抱えて、聡子はそのうちの一人に恋心を抱く。その設定だけでも面白いのに ★ひとつの方は、氏の作品の中で”最低最悪”とこきおろしていますね。実は私は氏の小説を読むのは初めてなのですが (図書館には残念ながら「永遠のゼロ」や「モンスター」は無かったので!)プロットも、人物造形も、筆致も なかなかのものだと思ったのですが・・・。もしかすると、「永遠・・」で問題になった盗作疑惑がこの作品にも あったのかしらんなどと思うわたしでした。(巻末に参考文献がやたらたくさん並んでいたので。でも一冊の本を書くのに こんなにも資料が必要なのかと、作家という商売の大変さを思い知らされました。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めて我慢の限界が来たのが50ページめでした、こんな作家に我慢するか!とエイヤッとゴミ箱に捨てました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時間とお金の無駄です 内容は全くつまらないものでした 作者の薄っぺらさが伝わってきます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
素晴らしいアイデアの作品を、作文みたいな文章で書いちゃう、ものすごくもったいない作家さん。 私にとって百田さんはそういう人です。 多重人格ものは多々ありますが、その中の一人と恋愛をし、人格が統合(治癒)されることで彼が消えていってしまう。 これは切ないですねえ。ラスト一行は本当に効きました。 他の作品もそうですが、途中で、多重人格とは何かという大マニュアル情報がはいります。わかりやすい説明なのでありがたいですが、その間、小説の進行はストップ。 ここも小説っぽく書いてくれたら、「アルジャーノンに花束を」のような作品になったのかもしれないのに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三田佳子主演のドラマ「私という他人」で、初めて多重人格という病気を知りました。調べてみると1974年に放送されていました。人格が入れ替わった瞬間に三田佳子の顔つきが替わっていたのが印象に残っています。原作とされるTHIGPEN & CLECKLEYの「私という他人」という単行本も購入して読みました。多重人格という病名はなくなり、解離性同一性障害と呼称するようになったのは本書で知りました。 文庫本の帯には「どうしてもこのラストシーンが書きたかった」とあって期待して読み進めましたが、途中で解離性同一性障害という疾患を理解するうちに、「ラストシーンはこうなるのじゃないか」と思い、その通りにストーリーは運ばれました。ということで意外性もなく終わってしまい、中途半端な読後感に浸っているところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一言で言うと、解離性同一障害の男に出現する数人のうちのあるキャラクターと人妻の不倫話です(^^;) 作者は入念にこの病気について情報収集しているので、所謂多重人格の描写もリアリティーが感じられます。 しかし、最後にどんなどんでん返しが舞っているのかと期待し、ハラハラしながら読み進めていくうちにラストになっちゃった、という感じでした。ちょっと肩透かし・・・・(T_T) いっそ、ものすごいメロドラマ・純愛ものにした方がすっきりしたように思いました。 あと、精神科医であり作家でもある解説者の解説は参考になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百田さんの作品はほぼ大ファンの為、本作の完成度の低さには悲しいほど落胆しました。 特に終盤のぐだぐだ感は読むに耐えず、ページを捲る度に 「あー…あとXページだな」と言う思いにさせられました。 好きな作家さんへの想い1つで最後まで何とか読みきりましたが、最後まで無念のクオリティのまま幕を閉じました。 内容は多重人格と銘打ってありますが特に多重人格である事が物語の重要な役割を担うことは無く、 厨二病同士の不倫劇を黙々と描写している物でした。幕切れも極めて呆気なく、一定のページ数になったので取り合えず終わらせましょうかぐらいのノリでポンっと終わりました。 他作品に見られるようなメッセージは特に感じなかったです。あったのかもしれませんが、ファンに届かないのであれば無いのと同じだと思っています。 読み終わった後に背筋を伸ばさせてくれるような誇り高い作風は何処へ消えてしまったのでしょうか? まぁ、長い作家人生に置いては黒歴史の1つも出ることもあるであろうということで今回は納得しておこうと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!