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プリズム
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プリズムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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百田尚樹の隠れ作のようです | ||||
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男も女も相手の良い面を見て恋に落ち、結婚して相手の悪い面と折り合いをつけながら人生を送る。折り合いが悪ければ離婚となり人生のためにも社会のためにも問題となる。本書のプリズムとは人間の心をその良い面や悪い面に分離してはっきりとした形に分けるということ、つまり多重人格を作り出す仕組みという意味である。本書は、そもそも相手がどんな悪い点を持っているのかもっと事前にはっきりと判れば良いのに、ということがテーマであろう。結婚離婚は文学が取り扱うべきテーマと思うが、本書のテーマは子供っぽい、あるいは軽すぎると思う。残念である。 | ||||
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好き嫌いで態度が変わるし理想の自分だったらこうしたいとかあるはずだと再認識した。 類似の本として十三番目のペルソナ | ||||
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共感というか、入り込めなかった。 | ||||
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既婚女性の視点で、物語は進んでいく。 彼女は、解離性同一障害(多重人格)を患った青年の人格のひとつに、燃え上がるような恋をすることになる。 そして、彼の精神疾患の治療に介入しつつも、完治する事により、恋した人格が消えてしまう現実に向き合うことになるので、この物語は悲恋だと言えよう。 まず、評価する点は心理学・精神病理学についての取材が徹底されており、一者の視点のみで、物語に必要な情報をが自然に組み込まれているところに、作者の力量を感じた。 会話の中の「アルコールを飲むと違う人格が現れる」などの例を用いたことは、読者自身の経験と重ね合わせ、想像力を広げ、物語にのめり込ませる巧みさがある。 私は、本書を読破したあと、「多重人格者の人格のひとつに恋する」という設定について考えさせられた。 聡子が恋したのはたったひとつの人格のみ。 その人格は、最も優れた人格だ。 恋愛とは、まず相手の良い部分にひかれていくものだ。それから、時間をかけ相手を知ることになる。 パーソナリティ心理学では、人はペルソナ(仮面)をかぶるもので、状況により色んな面を持ち合わせるという仮説がある。 ここでいう、多重人格はそんな人間の本質を象徴しているのだろう。 したがって、全てが同一の人物であるのに、自分に都合のよい長所しか好かないような未熟な世の人達の、恋愛のあり方を揶揄しているように思えた。 聡子の心理描写は確かにリアリティと迫力がある。 しかし、共感は出来なかった。 聡子は、彼の優れた人格にだけ惚れ、姿が同じでも違う人格になると、拒んだ。 私は、人間の弱い部分や醜い部分も慈しむことが出来るのが、本当の愛だと思っている。 なので、クリティカルに読み進めた事で、愛の本質について考えられた。 本書を読破した後も、余韻が強く残った。 今目の前にいる人の事は、断片的な事しか知らないし、好きな所を挙げろと言われたら、それは自分にとって都合が良い部分だ。 人の全てを愛せる覚悟があるのか、光も闇も知った上で、どのように人間関係を築いていけるのか、思わず自問自答してしまった。 | ||||
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多重人格者との恋を描いていて、とても新鮮で一気に読んでしまいました。モンスターに似ている感じがしたのは、作者の女性の心理描写が似ていることだったのかも知れません。 | ||||
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多重人格の話で作品中にもビリー・ミリガンの話も引用されていました。内容は、岩本広志という人物が幼少時代 父親から虐待を受け精神的に追い詰められそれを逃れる為に複数の人格を持ったというような物語です。岩本家の兄の息子の家庭教師にやってきた聡子も最初は、広志の色々な人格にびっくりしますが徐々に恋愛に発展していく内容です。広志の別人格で喧嘩が強いやつがいましたが肉体的にも変化するものだろうかww | ||||
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ストーリーはとても楽しめました。 モンスター同様、作者の深い知識や語彙、とリサーチ力、説明力にも恐れ入ります。 引き込まれて一気に読んでしまいました。 ただ、心理描写はいまひとつというか(^_^;) 主人公がなんだか急に一人の男性に恋心を持ち始めたと思ったらいつのまにか激しく恋していたりして、「あぁ、この人は今こういう気持ちだということで読め、ということなのね。」と、作者の持っていこうとする方向に自分の意識を合わせながら読まないといけなかったです。 もう少し、文章でも引き込んでほしかったなぁと思います。 総括すると、あぁやっぱり小説家ではなく放送作家さんなんだなぁというのが感想です。 エンターテイメントとして捉えると楽しめるので、百田さんの本はまた読むかもしれません。 | ||||
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「多重人格」と「不倫」という二つの題材をテーマに しています。 百田さん自身は「愛の物語」だと言っていました。 ただ、物語の起伏が少なく、エンターテイメント性は 低いように感じました。 「夢を売る男」と「モンスター」のほうが面白かったです。 | ||||
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解離性同一性障害という珍しい病気の青年に興味を持った、 人妻家庭教師・聡子。 珍しい症例を題材にしたのは良いと思う。 しかし、主人公の聡子の興味津々具合に、最後まで共感できず、 嫌悪感すら覚える。 主人公に共感できないと、面白味も半減する。 さらには、多重人格の彼の治療を担当する医師の軽薄さもイライラする。 個人情報がダダ漏れだ(笑) もちろん、これは小説な訳で目くじらを立てる問題じゃないかもしれない。 せっかくの題材を、恋愛仕立てにするより他の方法はなかったのか? 最初の方で、エンディングが予想できるのも単純すぎる。 カバーには恋愛サスペンスと書かれているが、 果たして、サスペンスかしら? でも、読みやすいのはよかったかな… | ||||
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えーと。感涙はしませんでした(笑) まあ、ようするに解離性同一障害ようするに多重人格の男と、 人妻との不倫ってことです。 なつかしの24人のビリー・ミリガンと比べたら、 なんていうか、 お昼のメロドラマって感じでしょうかね? はいはいどうぞご勝手に盛ってくださいw って感じ 不倫以外の何が書きたかったのだろう・・・ もし書きたいものがあったにしても失敗ですね まあ、すいすいと読めますから 時間が余っていたらどうぞって感じかなぁ | ||||
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自分の中に何人も別の自分を抱えて、聡子はそのうちの一人に恋心を抱く。その設定だけでも面白いのに ★ひとつの方は、氏の作品の中で”最低最悪”とこきおろしていますね。実は私は氏の小説を読むのは初めてなのですが (図書館には残念ながら「永遠のゼロ」や「モンスター」は無かったので!)プロットも、人物造形も、筆致も なかなかのものだと思ったのですが・・・。もしかすると、「永遠・・」で問題になった盗作疑惑がこの作品にも あったのかしらんなどと思うわたしでした。(巻末に参考文献がやたらたくさん並んでいたので。でも一冊の本を書くのに こんなにも資料が必要なのかと、作家という商売の大変さを思い知らされました。) | ||||
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一言で言うと、解離性同一障害の男に出現する数人のうちのあるキャラクターと人妻の不倫話です(^^;) 作者は入念にこの病気について情報収集しているので、所謂多重人格の描写もリアリティーが感じられます。 しかし、最後にどんなどんでん返しが舞っているのかと期待し、ハラハラしながら読み進めていくうちにラストになっちゃった、という感じでした。ちょっと肩透かし・・・・(T_T) いっそ、ものすごいメロドラマ・純愛ものにした方がすっきりしたように思いました。 あと、精神科医であり作家でもある解説者の解説は参考になりました。 | ||||
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「永遠のゼロ」「モンスター」そして今回「プリズム」を講読しました。それぞれに勿論感想はありますが、この「プリズム」の結末は不満です。というか、後味が悪いです。ハッピーエンドかどうかより、もっと現実離れしてほしかったですね。全ての著書の題材は良く、興味深くどんどん読み進めてしまう。けれど、この作品は、「え?これが結末…?」「お、終わり?」と思ってしまいました。自分で結末だけ書き直したいくらいです。あくまでも個人的感想ですが。 | ||||
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管理用のシールに本の状態のコメントは不要です。どうしても必要ならば剥がしやすい糊を使って下さい。 | ||||
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多重人格者については「24人のビリーミリガン」を学生時代に読んでいたので 初めて知ると言う訳ではなかったが、百田氏の描き方が面白いので最初の部分 は引き込まれる。 ただそこからの展開は個人的には少し浅いかなと感じ残念だった。 それと過去、百田氏はラストがハッピーエンドにならない話は書かない、と言明されて いたように思うが、本作のラストがハッピーエンドなのかどうか分からないし、本当に このラストが書きたかったのだとしたら、自分の百田氏の評価は違っていたのかも知れない。 正直「永遠のゼロ」「ボックス!」は良かったがその後どんどんダメになっている気がする。 | ||||
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永遠のゼロを読んでからの百田作品2冊目 話は面白い設定でしたが、後半のストーリーが予想したものよりもあっさりとしていたのが残念でした 他の百田作品も読んでみようと思ってます! | ||||
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これから読むので・・・まだわかりません。他にも色々購入してしまい・・・時間がかかりそうです。著者が好きで購入したのでとてもたのしみです。 | ||||
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多重人格者のひとつの人格と恋愛関係になる女性の話。 途中の人格の入れ替わりに気づく過程、多重人格にいたった原因、 などはそれなりに読ませますが、終盤は大きな事件もなく、 人格が統合されて終了。 面白くないわけではないのですが、なんだか不思議な余韻が残ります。 | ||||
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設定は面白いし、多重人格の知識については「へーほー」と感心する事もあり、これからどうなってゆくのだろうと引きつけられる展開で一気に読んでしまいました。 ただ、哀しい哉、心情描写があっさりしすぎで「恋愛」の部分がちゃんと描けていなかったように感じます。この作者さん女性視点でお話書くの苦手なのかなあ、と読んでる最中何度も思いました。主人公が人間味がないというか、作者の決められた通りに行動しているからなんだかものすごく作られた「女」なんですよね。「彼」を愛しているという心からの叫びが全然伝わってこない。「会いたい」とか「素敵」とか、全体的に言葉に頼りすぎな印象を受けました。「彼」の方も、え、いつのまにそんなに主人公の事好きになったの?と告白シーンで唐突すぎる感が否めませんでした。もっとお互いを想い合う気持ちを丁寧に描いてくれたら感情移入できたのになあと残念です。 ラストは良かったです。これから彼らはどうなるのか気になります。それだけに、余計2人が結ばれるまでの恋愛描写がいい加減なのがもったいなくてたまりません。女性作家さんならもっと細やかな描写ができたのかも。 | ||||
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