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プリズム
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プリズムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 21~40 2/7ページ
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百田さんの小説はほとんど一気読みしていたのですが この作品は駄目でした。今途中ですが挫折しそう。 | ||||
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文庫本400ページ程の長編ですが,百田さんの他の小説と同様,分かりやすい文章と平易な言葉遣いで最後まで一気に読みました。 小説としてのストーリーの面白さはもちろん「多重人格」について理解が深まりました。 残念なところをあげるとすると,ドラマティックなラストを想像していたし,期待もしていたのですが,意外とあっさりと終わりちょっと寂しいでした。 | ||||
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百田さんの小説で初めてうーん…という小説でした。永遠の0、海賊と呼ばれた男、ボックス、疾風のマリア、モンスター、夏の騎士読みましたがどれも傑作だと思います。この小説の女に全く感情移入できず、読んでてイライラします。前半はまだ良いものの、後半はひたすら身体の関係が続きます。 身近にいたらまず自分は嫌いっていうタイプの女です。星が2つなのは解離性という難しいテーマで小説を書いている点です。毎度ジャンルが違う百田さんはチャレンジャーで好きです。 間違えてもこれを最初に読まない方が良いです。 | ||||
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誰もが持ち得るもう1人の自分…移ろいゆく季節と共に展開するストーリーに圧巻! | ||||
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好き嫌いで態度が変わるし理想の自分だったらこうしたいとかあるはずだと再認識した。 類似の本として十三番目のペルソナ | ||||
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一気に読了しました。深酒をして記憶を失った事は何度もありますが一緒に飲んだ連中は普通に会話していたという。時にそのシーンをVTRで録画して後見てみたくなります。 百田尚樹作品は、ある意味平穏な日々に刺激を与えて変化するのでは、と怖くなるかも。 | ||||
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多重人格障害を題材にした作品。物語は家庭教師の聡子が派遣先の多重人格障害を患った男性(岩本広志)の1つの人格(村田卓也)に恋をするというもの。 作品の見所は、多重人格✖️恋愛 というストーリー構成にすることでこの疾患について深掘りして緻密に書いているところ。男女間の恋愛心理描写を通じて、具体的な疾患特有の苦悩(罹患者及びその周りの人)が読者は理解できる。多重人格✖️サスペンスのテーマでは病気について本書ほど掘り下げて書くのは難しいと思う。 また、重たい題材を扱っているにも関わらず1つの立派な恋愛小説として成立しているのも魅力の1つだ。主人格ではなく、派生した人格に恋をする突飛な話だが、聡子の心理描写に共感できることも多かった。後半切なくなるシーンが多く、結末を見届けたいという気持ちで一気に読破した。多重人格という難しいテーマを扱いつつ、のめり込めるような話に仕上がっているのは作者の技量があってこそだと感じた。 | ||||
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共感というか、入り込めなかった。 | ||||
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既婚女性の視点で、物語は進んでいく。 彼女は、解離性同一障害(多重人格)を患った青年の人格のひとつに、燃え上がるような恋をすることになる。 そして、彼の精神疾患の治療に介入しつつも、完治する事により、恋した人格が消えてしまう現実に向き合うことになるので、この物語は悲恋だと言えよう。 まず、評価する点は心理学・精神病理学についての取材が徹底されており、一者の視点のみで、物語に必要な情報をが自然に組み込まれているところに、作者の力量を感じた。 会話の中の「アルコールを飲むと違う人格が現れる」などの例を用いたことは、読者自身の経験と重ね合わせ、想像力を広げ、物語にのめり込ませる巧みさがある。 私は、本書を読破したあと、「多重人格者の人格のひとつに恋する」という設定について考えさせられた。 聡子が恋したのはたったひとつの人格のみ。 その人格は、最も優れた人格だ。 恋愛とは、まず相手の良い部分にひかれていくものだ。それから、時間をかけ相手を知ることになる。 パーソナリティ心理学では、人はペルソナ(仮面)をかぶるもので、状況により色んな面を持ち合わせるという仮説がある。 ここでいう、多重人格はそんな人間の本質を象徴しているのだろう。 したがって、全てが同一の人物であるのに、自分に都合のよい長所しか好かないような未熟な世の人達の、恋愛のあり方を揶揄しているように思えた。 聡子の心理描写は確かにリアリティと迫力がある。 しかし、共感は出来なかった。 聡子は、彼の優れた人格にだけ惚れ、姿が同じでも違う人格になると、拒んだ。 私は、人間の弱い部分や醜い部分も慈しむことが出来るのが、本当の愛だと思っている。 なので、クリティカルに読み進めた事で、愛の本質について考えられた。 本書を読破した後も、余韻が強く残った。 今目の前にいる人の事は、断片的な事しか知らないし、好きな所を挙げろと言われたら、それは自分にとって都合が良い部分だ。 人の全てを愛せる覚悟があるのか、光も闇も知った上で、どのように人間関係を築いていけるのか、思わず自問自答してしまった。 | ||||
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ルックスは人並みの知的な女性とミステリアスな男性たちの純愛。でも、それは許さざれる禁断の恋。既婚女性と実在しない男性達とその人格に振り回されるすさまじい過去をもつ男性。四角関係のラブストーリー。読み進んでいくうちに「ああ、この二人は幸せになって欲しい、でも結ばれるには壁が高すぎる」とハラハラドキドキ、キュンキュンでした。 後半に向かうにつれ胸が高鳴り加速して読み切りました。 読了時は心地よい満腹感で久しぶりにステキな作品だった~と翌日には職場で感想をいろんな人に話してました。 上司も百田尚樹さんの作品はいくつも読んでいらっしゃるので、この作品の感想を言わずにいられなかったのでスゴく楽しかったです、と話したら「今更?」と言われちゃいました。 私はこの作品はとても楽しく読めたのですがレビューを拝見すると評価が低い方もいらっしゃいます。 百田尚樹さんの「カエルの楽園」は正直あまり楽しくありませんでした。 起承承承承承承承転結な構成で政治的な内容を感じたため低学な私にはワクワクが感じられませんでしたがその、カエルの楽園のレビューは高評価が多いんですよね。 先述した上司も高学歴で知的な男性なので彼の読む本も難しい内容の歴史小説がほとんどです。おもしろいよ、と推すめられた作品は正直難しくて知らない漢字や言葉があり楽しいものは数少ないものです。 同じ日本人で常識はある程度共通しているはずなのに感じたかが違うなんて。 だから本ておもしろい! 本作品は満腹感がある作品でした〜! | ||||
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百田さんて、本当に掛け値なしでチャレンジングな作家なんだなぁ。 ・・・本作を読みながら、改めてそのことを強く感じさせられました。 ありとあらゆるジャンルに果敢に挑み続け、最高のエンターテインメントを提供し続ける。 その執筆姿勢は、デビューから今に至るまで、全く変わってはいないと思います。 逆に言うと、そういった部分において、自らの意思を頑なに貫いておられるのかも知れませんよね。 ・・・取り上げる題材は都度違えども、とにかく面白いストーリーを書き上げてみせる、という。 という訳で、本作で取り上げられているのは、多重人格者です。 多重人格と言えば、個人的にはヒッチコックの「サイコ」なんかがすぐに頭に浮かんで来たりするのですが、この題材を通じて物語を作ろうとした時、そういったかつての名画などが想起されるように、比較的犯罪サスペンスの方向に振れてしまいがちになる場合が多くなるのではないかという気はします。 しかしながら、ここでは犯罪ではなく恋愛が主テーマとなり物語は進んで行きます。 ひとりの大人の女性_「聡子」_の心理状態をつぶさに追いかけて、その禁断の恋の行方を見届けていくという内容です。 言うなれば、異形のラヴ・ストーリーといったところでしょうか。 しかもこのラヴ・ストーリーは、とてもじゃありませんが純愛路線と呼べるものではなく、非常に背徳性に満ち溢れたものになっていて、読み進めていく内に得も言われぬ不可思議な心持ちにさせられたりもしてきます。 かと思えばその反面、もう一人の主人公である「広志」の悲壮な生い立ちと想像を絶する苦悩、そしてその克服という極めてポジティヴなドラマも同時進行していくもう一本の流れも存在しています。 この辺りのストーリー展開の妙というのは、百田作品ならではのものと言ってもいいのかもしれませんよね。 舞台設定といい物語の構成といい、流石の読みごたえを備えた作品だと思いました。 ただ、登場キャラの個性がやや弱いのかなというのは感じました。 聡子にしても広志にしても、イマイチ感情移入できないまま、最後のページを迎えてしまったという印象ですね、個人的には。 ストーリー自体は文句ナシで面白かっただけに、その辺が少しだけ残念だったかな。 | ||||
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『フォルトゥナの瞳』を読んで感動し、百田尚樹氏の2作目に挑戦。だが、やや期待はずれでした。 前半までは良かったんですが、後半からはいまいちでした。前半では、多重人格者の症状やその男とどのように接して関係していくのか、面白く良く書かれていました。後半になると、ホテルで逢瀬を重ね、肉体関係中心の不倫描写、そしてその男との別れ、まるで、薄っぺらな三流小説のような感じに思えました。もっと違ったかたちで、恋愛過程を表現出来ないものかと思います。 また、多重人格の精神異常者に対して、一般的には、気味悪がって敬遠しがちです。その男に、どうして惹かれていったのか、もっと深掘りして書いてもらいたかった。そうすれば、その男との別れが、より一層切なく感じられたと思います。 次に読む『モンスター』に期待したいです。 | ||||
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これまでの百田尚樹の作品とはまた違うものの、読み応えがある力作。 | ||||
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永遠の0、モンスター、海賊とよばれたおとこ、今こそ韓国に謝ろう、戦争と平和、の後に読んだ。いや、読みかけた。 紙飛行機が飛び出しで急上昇して、そのあと真っ逆さまに落ちて行く気分。 | ||||
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多重人格者との恋を描いていて、とても新鮮で一気に読んでしまいました。モンスターに似ている感じがしたのは、作者の女性の心理描写が似ていることだったのかも知れません。 | ||||
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いつもこの方の作品は一気読みです。途中でやめられないものがあります。 | ||||
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百田氏の描く作品はどれも心を揺さぶられ勇気をもらうのだが、本作は正直そのようなことはなかった。前半は「面白い!流石だ!」と思って読み進めることができたのだが、本作の根幹である多重人格を中心に描けば描くほど中だるみしてしまい読んでいて退屈だった(これは致命傷ではないか)。取材を相当したことは理解できるが、多重人格についてあれほど詳しく書くと逆に「知識の披歴」としか捉えることができず、物語のテンポも阻害されてしまい読み進めるのが億劫だった。特に「不倫」にする必要性もなく、ラストも想像がつき期待以上のものはなく終わってしまい誠に残念。氏の作品の中ではワースト1になってしまうかも。 | ||||
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多重人格をテーマにしているのだが、不倫の恋愛は受け入れられず、あまり楽しめなかった。 | ||||
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百田さんの本は好きで他にもたくさん読んできましたが、もし最初にこの小説を読んでいたら、百田さんの他の作品には手をつけなかったでしょう。 後半に進むにつれ、不倫女性と精神疾患男の性の描写が増えてきて、かなり気持ち悪かった。 最後まで読めば何か変わるかな。と期待しましたが、結局、読後感も最悪でした。 作者の他の作品は好きなものが多いので、これはかなり残念です。 | ||||
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百田さんの作品はすべて好きですが、この本がNO1です 多重人格者が実存するという事実もショックでしたが、あのラストシーンは何度読み返しても涙、涙。 読後1ヶ月くらいは、主人公が愛した彼に自分もずっと恋していました。。 | ||||
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