卵の緒

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卵の緒の評価:

4.43/5点 レビュー 122件。 B ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全248件 201〜220 11/13ページ
No.48
(4pt)

血のつながりとは?

自分のことに置き換えると
確かに『僕は捨て子なの?』って聞くと
『お前は橋の下から拾ってきた』と言われてたな。
でも、本当に捨て子だったらそんなことは言えず、
ただうろたえてしまうだろう
そんなところから始まる『卵の緒』は妙に心に残る作品だった。

でも、もちろん捨て子ではないんだけど、
そこには深い事情があって、
育生という男の子はある女性に育てられることになるんだけど、
この女性、すなわち育生の母がすごく素敵な女性にも
無謀な女性にも思えてしまう。
女性でこんな感情になる人ってどれだけいるんだろうか?

でも愛情いっぱいに育てられたことは良く分かる文章でした。
血のつながりではなくて、
もっと深いところで愛されている、愛しているということは伝わってきた。

もう一作品では、今度は血のつながりはあるけれど、
本妻と愛人の子として育った二人の姉弟の話。
微妙な関係ではあるけれど、
こちらは血のつながりの確かさを描いていて、
対照的な作品だったけれど、
これもなかなか良い作品でした。
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.47
(4pt)

血のつながりとは?

自分のことに置き換えると
確かに『僕は捨て子なの?』って聞くと
『お前は橋の下から拾ってきた』と言われてたな。
でも、本当に捨て子だったらそんなことは言えず、
ただうろたえてしまうだろう
そんなところから始まる『卵の緒』は妙に心に残る作品だった。

でも、もちろん捨て子ではないんだけど、
そこには深い事情があって、
育生という男の子はある女性に育てられることになるんだけど、
この女性、すなわち育生の母がすごく素敵な女性にも
無謀な女性にも思えてしまう。
女性でこんな感情になる人ってどれだけいるんだろうか?

でも愛情いっぱいに育てられたことは良く分かる文章でした。
血のつながりではなくて、
もっと深いところで愛されている、愛しているということは伝わってきた。

もう一作品では、今度は血のつながりはあるけれど、
本妻と愛人の子として育った二人の姉弟の話。
微妙な関係ではあるけれど、
こちらは血のつながりの確かさを描いていて、
対照的な作品だったけれど、
これもなかなか良い作品でした。
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.46
(5pt)

みずみずしい小説。「7s Blood」も好きです

初めて瀬尾さんの作品を読みました。タッチが好きです。描き方がいい。とてもみずみずしい印象をうけました。ストレートに言うなら「かわいい」!
 ボクは二つ目の作品、「7s Blood」が印象的でした。「夜のピクニック」ではないですが、異母姉弟の複雑な心のあやを少しずつ、トキホグクしながら、お互いの気持ちをかわし合い、成長していく。いやみがなく、素直に声援を送れる物語でした。こういうの好きだなあ。「感動」なんて大げさな言葉にしてしまうと陳腐になってしまうような、とてもさわやかな心象。こういう物語好きです!
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.45
(5pt)

みずみずしい小説。「7s Blood」も好きです

初めて瀬尾さんの作品を読みました。タッチが好きです。描き方がいい。とてもみずみずしい印象をうけました。ストレートに言うなら「かわいい」!
 ボクは二つ目の作品、「7s Blood」が印象的でした。「夜のピクニック」ではないですが、異母姉弟の複雑な心のあやを少しずつ、トキホグクしながら、お互いの気持ちをかわし合い、成長していく。いやみがなく、素直に声援を送れる物語でした。こういうの好きだなあ。「感動」なんて大げさな言葉にしてしまうと陳腐になってしまうような、とてもさわやかな心象。こういう物語好きです!
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.44
(5pt)

おいしいものを誰と食べる?

第7回(2002年)坊ちゃん文学賞受賞作「卵の緒」を
収録したふたつの中編小説集。

それぞれ、ちょっと変わった家族の物語。ほんわりとして
不幸なんだけれど暗くはなく、でも切ない。
ひとつひとつのエピソードやセリフがうまく
登場人物に親近感が沸きます。

特に母親が逞しい。おおらかだけれど、子供を心から愛していて
その愛情がこまやか。

どこかにあるかもしれない家族で、それが自分であっても
おかしくない。そんな気持ちにさせられます。

「卵の緒」
自称捨て子の育生。なにしろ母親は、へその緒をしまっておく箱に
卵のかけらを詰め込んで、「育生は卵で産んだ」と主張する。

このちょっと変わった母親と、素直な小学5年生の育生。
登場人物がみんな魅力的。登校拒否中のクラスメイトの池内君と
母親の恋人・朝ちゃん。それぞれの個性がキラキラしている。

「7‘s blood」
七子は父親の愛人の子供・七生といっしょに暮すことになる。
父親はすでに亡くなり、愛人は刑務所。七子の母親は七生が気に入り
引き取ることにする。

初めて会った6歳年下の弟は、自分に顔かたちはそっくりだったが
性格はすこぶるよかった。小学6年とは思えないくらい
大人びていたが、朗らかで明るかった。

すぐに、七子の母親が入院し、ふたりだけの生活が始まるが
七生は変わらず、七子を起こし、夕食当番を代わってくれる。

卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.43
(5pt)

おいしいものを誰と食べる?

第7回(2002年)坊ちゃん文学賞受賞作「卵の緒」を
収録したふたつの中編小説集。

それぞれ、ちょっと変わった家族の物語。ほんわりとして
不幸なんだけれど暗くはなく、でも切ない。
ひとつひとつのエピソードやセリフがうまく
登場人物に親近感が沸きます。

特に母親が逞しい。おおらかだけれど、子供を心から愛していて
その愛情がこまやか。

どこかにあるかもしれない家族で、それが自分であっても
おかしくない。そんな気持ちにさせられます。

「卵の緒」
自称捨て子の育生。なにしろ母親は、へその緒をしまっておく箱に
卵のかけらを詰め込んで、「育生は卵で産んだ」と主張する。

このちょっと変わった母親と、素直な小学5年生の育生。
登場人物がみんな魅力的。登校拒否中のクラスメイトの池内君と
母親の恋人・朝ちゃん。それぞれの個性がキラキラしている。

「7‘s blood」
七子は父親の愛人の子供・七生といっしょに暮すことになる。
父親はすでに亡くなり、愛人は刑務所。七子の母親は七生が気に入り
引き取ることにする。

初めて会った6歳年下の弟は、自分に顔かたちはそっくりだったが
性格はすこぶるよかった。小学6年とは思えないくらい
大人びていたが、朗らかで明るかった。

すぐに、七子の母親が入院し、ふたりだけの生活が始まるが
七生は変わらず、七子を起こし、夕食当番を代わってくれる。

卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.42
(4pt)

少年の目で

へその緒、でなくて卵の緒、という言葉に惹かれてしまった。瀬尾さんの本はどれもさらさらと読めて、読後感が良い。特に少年の描き方が優れているように思う。どの少年も魅力的で、さらりとした個性を持っていて、読んでいるこちらとしては心地良い感じ。さすがは国語の先生だな。瀬尾さんに教わっている生徒さんは幸せでしょう。
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.41
(4pt)

少年の目で

へその緒、でなくて卵の緒、という言葉に惹かれてしまった。瀬尾さんの本はどれもさらさらと読めて、読後感が良い。特に少年の描き方が優れているように思う。どの少年も魅力的で、さらりとした個性を持っていて、読んでいるこちらとしては心地良い感じ。さすがは国語の先生だな。瀬尾さんに教わっている生徒さんは幸せでしょう。
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.40
(4pt)

7’sblood

のドラマ化されたものを見ました。
菰野の田園風景も良かったけど
涙が出たな・・・・
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.39
(4pt)

7’sblood

のドラマ化されたものを見ました。
菰野の田園風景も良かったけど
涙が出たな・・・・
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.38
(5pt)

サイコー

登場人物のキャラクター設定がすごく良くできている。
ので物語が日常を何気なく描いていても、
すごく感動させられます。
ふかい、ふか~い愛情が満ち溢れています。瀬尾まいこさんの作品は全部読みました。
どれも大好きだけど個人的に、
この本は「幸福の食卓」の次に好きかな。
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.37
(5pt)

サイコー

登場人物のキャラクター設定がすごく良くできている。
ので物語が日常を何気なく描いていても、
すごく感動させられます。
ふかい、ふか~い愛情が満ち溢れています。瀬尾まいこさんの作品は全部読みました。
どれも大好きだけど個人的に、
この本は「幸福の食卓」の次に好きかな。
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.36
(5pt)

子供版「キッチン」

この本ではじめて瀬尾まいこさんを知りました。読みやすく、登場人物ひとりひとりが魅力的で、
ところどころでじんわりきました。ちょっと変わっているけれどあたたかい家族の話は、
吉本ばななさんの「キッチン」を思わせます。久々に、私の気になる作家リストに新たに一人、加わりました。
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.35
(5pt)

子供版「キッチン」

この本ではじめて瀬尾まいこさんを知りました。読みやすく、登場人物ひとりひとりが魅力的で、
ところどころでじんわりきました。ちょっと変わっているけれどあたたかい家族の話は、
吉本ばななさんの「キッチン」を思わせます。久々に、私の気になる作家リストに新たに一人、加わりました。
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.34
(4pt)

うるうるします・・・

「卵の緒」は血のつながらない母と子の物語。
血がつながらないということを、それほど深刻に考えていない母。育生自身もそのことを、悲観的には考えていない。母に愛されている。それだけで充分なのだ。実の子さえ虐待する世の中。この「卵の緒」は、家族にとって何が大切なのかを教えてくれた。
「7’s blood」は異母姉弟の物語。
姉の七子、弟の七生。一緒に住むようになり、次第に心を通わせていく姿は胸を打つ。ラストシーンは、涙が出た。どちらも家族のあり方を見直させてくれる、とても素敵な作品だった。
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.33
(4pt)

うるうるします・・・

「卵の緒」は血のつながらない母と子の物語。
血がつながらないということを、それほど深刻に考えていない母。育生自身もそのことを、悲観的には考えていない。母に愛されている。それだけで充分なのだ。実の子さえ虐待する世の中。この「卵の緒」は、家族にとって何が大切なのかを教えてくれた。
「7’s blood」は異母姉弟の物語。
姉の七子、弟の七生。一緒に住むようになり、次第に心を通わせていく姿は胸を打つ。ラストシーンは、涙が出た。どちらも家族のあり方を見直させてくれる、とても素敵な作品だった。
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.32
(5pt)

ぽかぽかとして、ほんわかで…。

最初は、タイトルの『卵』という文字を見て、単純にアヒルやカモを
連想して手にとってしまいましたが、ニンゲンのいちばん大事な繋がり
についての素敵なお話でした。
 印象的だったのは、まるでお日様に向かってすくすくと伸びていく
かのように、真っ直ぐに育っている育生君の心と、そんな育生君を一人の人と
してきちんと認め、真っ正面から接しているお母さんの姿勢です。
 何を信じれば良いのかが分かりづらい今の世の中、こんな親子関係
いいですね。
「血の繋がり以上に大切なものもあるんだよ」ということを教えてもらい、
なんだか心がやわらかくなる感じがしました。
 こんなあたたかい本にめぐり合わせてくれた、アヒルやカモに感謝したいです。

卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.31
(5pt)

ぽかぽかとして、ほんわかで…。

最初は、タイトルの『卵』という文字を見て、単純にアヒルやカモを
連想して手にとってしまいましたが、ニンゲンのいちばん大事な繋がり
についての素敵なお話でした。
 印象的だったのは、まるでお日様に向かってすくすくと伸びていく
かのように、真っ直ぐに育っている育生君の心と、そんな育生君を一人の人と
してきちんと認め、真っ正面から接しているお母さんの姿勢です。
 何を信じれば良いのかが分かりづらい今の世の中、こんな親子関係
いいですね。
「血の繋がり以上に大切なものもあるんだよ」ということを教えてもらい、
なんだか心がやわらかくなる感じがしました。
 こんなあたたかい本にめぐり合わせてくれた、アヒルやカモに感謝したいです。

卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886
No.30
(5pt)

さりげなく、重いテーマを描く作家

「瀬尾まい子」という作家はきっと激しい喜怒哀楽を表に出す人ではなく、じっくり心でかみしめて、味わっている人なのではないかと思う。『卵の緒』は主人公の少年は自分の母親と血がつながっていないのではないかと思っている。担任の先生に教えてもらったのが「へその緒」というものの存在。
早速母親にへその緒を見せてもらおうとするのだが・・・『7’BLOOD』にしても、家族、とはなんだろうか、ということがテーマとなる。
血がつながっていればいいのか、心がつながっていれば・・・
さらっと読めるのだが、さまざまなことを考えてしまうのだ。
恐るべし、瀬尾まい子
卵の緒 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 卵の緒 (新潮文庫)より
410129772X
No.29
(5pt)

さりげなく、重いテーマを描く作家

「瀬尾まい子」という作家はきっと激しい喜怒哀楽を表に出す人ではなく、じっくり心でかみしめて、味わっている人なのではないかと思う。『卵の緒』は主人公の少年は自分の母親と血がつながっていないのではないかと思っている。担任の先生に教えてもらったのが「へその緒」というものの存在。
早速母親にへその緒を見せてもらおうとするのだが・・・『7’BLOOD』にしても、家族、とはなんだろうか、ということがテーマとなる。
血がつながっていればいいのか、心がつながっていれば・・・
さらっと読めるのだが、さまざまなことを考えてしまうのだ。
恐るべし、瀬尾まい子
卵の緒 Amazon書評・レビュー: 卵の緒より
4838713886