■スポンサードリンク


西伊豆 美しき殺意



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

西伊豆 美しき殺意の評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

次々に事件が膨らんで行き,結末を迎える。

目が見えないか,視力が弱い40歳くらいの男。
30歳くらいの女とのカップル。
木下利夫と足立えり子。
住所は東京都世田谷区。

入江長八のコテ絵を学び,フレスコ画を描こうとしている。

男が殺され,女は行方不明。

下加茂の伊古奈という旅館。

次々に事件が膨らんで行き,結末を迎える。

判決,死刑執行まで詳しく描いている。

1 誰が犯人か
2 犯人は逮捕されるか
3 犯人は裁判を受けるか
4 犯人は刑の執行を受けるか(受刑任期を満了するか)
という結末の,終わりの終わりまで描いている。
西伊豆美しき殺意 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:西伊豆美しき殺意 (中公文庫)より
4122038707
No.1:
(4pt)

どのページを開いても「絵が浮かぶ」佳作です

 お馴染み十津川班が、西伊豆と東京を舞台に活躍する推理小説です。
 と言っても犯人は中盤で「多分この人だ!」と分かるのです。事実、十津川警部も犯人
(いや、容疑者か)に幾度となく迫ります。しかし、決め手が無いので先に進めず。
そうこうする内に次の殺人が…という趣向。
 西村先生ものの中では長編にあたるお話なので(本文約380p)、時々見られるような
ストーリー上の強引さが今作では見られません。
数々の謎、そして犯人の動機及び目的が一つ一つ丁寧に明かされていきます。
加えて、最終部ではしっかりと登場人物の「その後」を描いています。それも納得のいく形で。
 西村先生、十津川警部物ビギナーの方にも、安心してお勧めできる一冊です。
西伊豆美しき殺意 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:西伊豆美しき殺意 (中公文庫)より
4122038707

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!