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運命の息子



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【この小説が収録されている参考書籍】
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)
運命の息子〈下〉 (新潮文庫)

運命の息子の評価: 3.54/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21~26 2/2ページ
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No.6:
(4pt)

久しぶりのアーチャー作品、やはりお薦め!

本当に久しぶりのアーチャー作品で、やはり後編は1日で読んでしまった。二人の主人公が初めて顔を合わせる場面はあの傑作「ケインとアベル」の出会いの場面を思い出し、徐々に徐々に二人が近づいていく展開は期待通りというところか。ただテンポは確かに速い。流れに逆らってじっくり読むよりもテンポに乗ってぐいぐい読み進んでいく方がアーチャーファンの方には嬉しくなるように思う。活動再開で今後が楽しみだ。
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:運命の息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102161236
No.5:
(5pt)

堪能しました!

さすがはアーチャー。希代のストーリーテラーの本領発揮というところでしょうか。途中二人の主人公、フレッチャーとナットの話の入れ替わりのテンポが早く、どちらの話かつかみ難くなる部分もありますが、運命の悪戯か、知らず知らず影響しあう二人の人生に、気がつけばつい引き込まれてしまうこと請け合いです。フィクションでありながら「こんなのあり得ないでしょ」と感じさせない設定や描写のうまさもあり、ラストの知事選のシーンまで時を忘れ一気に読み進んでしまいました。正直、翻訳物ではまったのは本当に久しぶりでしたし、翻訳物特有の「くせ」を感じさせない自然な訳にも好感が持てました。この夜長の季節、一流のエンターテイメントとして安心して読むことをオススメできます。
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:運命の息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102161236
No.4:
(4pt)

アーチャーのいつもの手だが、面白いことは否定できない

アーチャーの、双子あるいは同世代の二人の男を題材にした物語と言うと、「カインとアベル」を思い出す。ストーリーの進め方は、それぞれの数奇な運命を、二人の出会い・競争・互いへの尊敬などを交えながら描くということで、似ている。その意味で、「いつもの手」だが、何しろ、この作家は、名うてのストーリーテラーであり、読んでいて飽きることはない。 また、アーチャーの小説の特徴は、登場人物の会話のテンポが速く、ユーモアとウィットが溢れるように盛られている点であるが、うまく翻訳されており、日本人にも分かりやすい。こうした小説は、あまり筋書きを紹介できないのでレビューにも限界があるが、これから年末年始を控え、おすすめであることは間違いない。
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:運命の息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102161236
No.3:
(4pt)

やっぱ、こうじゃなくちゃ!

著者:ジェフリー・アーチャー
タイトル:運命の息子
カバー:2人の男
帯:誕生直後に引き裂かれた双子の兄弟の波乱万丈
カバー裏の主要登場人物の肩書き:親友・同級生・上院議員・イェール教授
物語:(そのままの意味で)期待にきっちり応えてくれます!
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:運命の息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102161236
No.2:
(3pt)

アーチャー久しぶりのサーガは平凡?

「ケインとアベル」「メディア買収の野望」などに連なる、著者ジェフリー・アーチャーがサーガ(年代記)ものと呼ぶ作品としては久しぶりのもの。双生児として産まれた二人のアメリカ人が、ある出来事により別々の家族として育てられ生長し、最終的にはライバルとなるというストーリー。アーチャーのサーガものは二人の人生を交互に語っていくのが特徴だが、訳者永井淳も認めるようにこの転換が早過ぎて作中人物に感情移入がしにくい。それが災いしてか、ストーリーにもついていけない様な個所も散見出来る。例えば未読者のために詳細は伏せるが、登場人物のひとりが悲劇的な死を遂げるシーンも必然性が感じられず、ストーリー展開のための死と捉えてしまった。
ただし、ディテールにはさすがはアーチャーという個所もあり、最後まで読ませる勢いはまだある。
さしものアーチャーも老いたのか?あるいはたまたま平凡だったのか?次作にその答が出るだろう。
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:運命の息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102161236
No.1:
(5pt)

これぞ、ストーリーテラーの真髄

著者の久々の長編、上下巻をゆっくり味わおうと読み始めたが
途中で止められずに徹夜して読了してしまった。あぁ、勿体無い!引き裂かれた双子の兄弟が運命の糸に操られ、数奇な生涯を辿っていくのだが、
息つく暇の無い展開で思わず引き込まれた。
最近の読書で“アタリ”がなかったので、久々に楽しい時間を過ごすことができた。Archerの作品について、
大学のマスコミ研究会の講義で“読むべき本”と講師から強く薦められたことは、
今でもよく覚えている。まだArcher作品を手にとられてない若い方には、特にお薦めしたい。
運命の息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:運命の息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102161236

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