■スポンサードリンク


十一番目の戒律



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
十一番目の戒律 (新潮文庫)

十一番目の戒律の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

釈然としないラストですが

CIAの暗殺者を主人公に据えた典型的な諜報スリラーです。冷戦終結によってスパイものは書きにくくくなったと言われていますが、本作ではロシアに軍国主義が復活したという設定を設けることによって、またCIAと米大統領の対立、ロシア・マフィアとロシア大統領の対立という軸を設定することによって、ちっとも古くさくないスパイものを見事に成立させています。敵味方が複雑に入り組み合い、最後まで予想が裏切られ続ける展開で飽きさせません。すべての問題がめでたく解決するというわけではないエンディングにはやや疑問を感じましたが、政治において全てが丸く収まるということは基本的にないので、ある意味でリアルな結末だとも言えますね。
十一番目の戒律 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十一番目の戒律 (新潮文庫)より
410216121X
No.4:
(4pt)

熟練の技。

この小説の雰囲気を簡単に表現するなら、
アクション+ミステリー。もう少し具体性を持たせると、
アーチャーさんの初期の作品である「大統領に知らせますか?」と、
ハンターの「極大射程」、そして映画「スパイ・ゲーム」を掛け合わせたような作品です。というと、「じゃぁ、結局二番煎じでつまらないんじゃないの?」と、思われるかもしれませんけれど、そんなことは全くなし。
同じような素材であっても、料理のしようによっては味は全く変わるもの。むしろ、アーチャーさんらしい、スピード感のある駆け引きとアクションに
満ち溢れた一冊。さわやかな読後感のある作品です。
十一番目の戒律 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十一番目の戒律 (新潮文庫)より
410216121X
No.3:
(5pt)

見つかるなかれ(Thou shalt not be found out.).

面白い。この一言です。最後まで、気が抜けないストーリーの展開です。
さてこの本の表題は、The Eleventh Commandmentですが、何のことなのかと、片っ端から英和辞典を引いてみましたが、見つかりませんでした。最後に小学館のランダム英和大辞典、プログレッシブ英和辞典でやっとその意味を見つけました。私のレビューのタイトルのような意味でした。これを見て、この小説の題名に納得しました。主人公は、自分を狙う敵が誰かわからないが、なんとしてもその敵から逃れるように頑張っている所を思い出し、この題名に納得した次第です。
十一番目の戒律 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十一番目の戒律 (新潮文庫)より
410216121X
No.2:
(4pt)

アーチャーは冒険小説作家になった?!

サスペンスに加えて、冒険小説の要素が加わった力作。
アメリカ政界、ロシア・マフィアの社会に生きる、
男たちの友情には、思わず涙してしまいます。
デズモンド・バグリーなどが好きな方にはオススメ。
ただ、最後はちょっと手を抜いた感じです。
十一番目の戒律 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十一番目の戒律 (新潮文庫)より
410216121X
No.1:
(5pt)

最高のサスペンス

ジェフリー・アーチャーのどの作品よりも傑出していました。細かいたくさんの伏線があって、のめり込みます。ロシアマフィアとロシア大統領の関係、コナーの駆け引き。どれをとっても最高でした。
十一番目の戒律 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:十一番目の戒律 (新潮文庫)より
410216121X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!