■スポンサードリンク
蟻の階段: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蟻の階段: 警視庁殺人分析班(警視庁捜査一課十一係)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警視庁殺人分析班シリーズ第二弾。前作より格段に面白い。主人公は捜査一課の如月塔子。彼女が少しづつ事件の真相を暴いていく。 頭蓋骨、白い花、止まった時計、スープ皿で装飾された惨殺死体…さらに第二の事件が… 登場人物も多く、事件は非常に込み入っているのだが、この縺れた糸を如月塔子が丹念に解いていく過程が面白い。最近、シリーズ第三弾が文庫化されたようなので、是非、読んでみたいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
捜査一課十一係のシリーズ2作目であります。猟奇趣味、医療ネタで味つけした警察ミステリという路線は変わりないので御安心を。 今回は奇妙な遺留品を調べていく、一種の見立て殺人ですが、その解釈には一ひねりしたオチがあります。 序盤からインパクトたっぷりに登場する退職刑事の扱いが案外に薄く、逆にストーカー気質な犯人に奇妙にドラマ性を持たせていたり、展開は派手なのに全体としては地味な印象だったりと、物語としてのバランスの悪さも目につきますが、堅実な作りで、さくっと読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
身長152.8センチの如月塔子と先輩の鷹野が、殺人犯を追うシリーズ第二作です。今回は遺留品を調べて行く捜査小説になっています。 頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿という奇妙な品がどう繋がるのか、犯人にはどんな意図があったのか。大変な難問ですが、その意味が分かったとき一気に推理が進みます。 多くのアイテムや、ある絵画の謎など、パズルのような魅力がありました。前回のようなド派手な展開はないですが、そのぶんリアルさが増したと思います。警察小説でありながら知的好奇心を満たしてくれるという独自路線を行く作品です。 定年退職した加賀見という元刑事が登場しますが、この人のキャラもなかなか良かったです。孤独な加賀見に対して塔子が言った、警察関係者はみんな家族のようなもの、という言葉が心に残ります。 読みやすいし、謎解きの面白さが堪能できる作品でした。あとは個人的な好みですが、私としてはもっと十一係のメンバーの活躍が見たかったと思います。続編に期待しています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!