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警視庁情報官
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警視庁情報官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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情報の大切さを教えてくれた。 日本の危うさについて、対応できているのか? と不安になります。 | ||||
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1冊目「シークレット・オフィサー」:殆ど「事件」の様なモノは起こらず、警察という機構の解説、職務分掌の説明に費やされます。普通の警察小説を期待している方は其処で「リタイア」してしまうかも知れません。が、此の第1巻が見事に其の後の伏線になっているのです。ですので「MOZU」シリーズなんか読んで、そのドラマ化や映画化映像を観て「公安」に勝手なイメージを持っている方、抑も「警察庁」と「警視庁」の違いも分かっていない方、必読です。 2冊目「ハニートラップ」:シリーズで一番怖い話。但し著者が小説書きとして未だ手慣れていないので、初めの頃に登場した人物が最後迄描写されない(所謂「行方不明」)嫌い有り。 3冊目「トリックスター」:此れも一部登場人物が「行方不明」。でも2冊目よりは楽しめます。 4冊目「ブラックドナー」:漸く小説として完成して来ます。面白い。段々良くなる法華の太鼓。 5冊目「サイバー・ジハード」:此の作品以ITを使った捜査に重点が置かれます。2022年現在世間を騒がせている「カルト宗教」も絡み、リアルさも半端ではありません。 6冊目「ゴーストマネー」:警察小説としては一番気楽に楽しめ、事件解決のカタルシスも味わえます。 7冊目「ノースブリザード」:1冊目に戻るかの様に大した「事件」はありません。それどころか全体の約半分、及び中間以降、著者の日本の政治、外交、安全保障に対する考えが主人公の口を通して語られます。 かなり厳しい見解ですが、恐らく此れが「実態」なのでしょう。然し、「事実は小説より奇也」で、此れが執筆された2019年時点での著者の「未来予測」を遥かに上回る「非常事態」が現在進行形である事はご存知の通りです。著者の濱氏はアメリカ社会を評価されている一方、日本には「夢が無い」と仰います。そして将来の核武装や其の為の憲法改正を唱えています。然し、アメリカという国を動かしている「影の力」に迄、其のお考え(洞察)が及ばない点は悔やまれます。 抑も日本の憲法改正をアメリカ自身が許さないのです。だから「邪魔な政治家」は「暗殺」という形で「排除」される訳です。 さて、此の事態に主人公「黒ちゃん」なら、どう対処するのでしょうか? | ||||
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なかなか普通人には解らない世界が楽しめる。 | ||||
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商品についても傷み等は無く 説明どおりでしたので 納得した購入です | ||||
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英米の足元にははるかに及ばない日本の情報組織の現状であるが、その中で奮闘する超優秀な警察組織の活躍を描く快作である。 1日も早く国家レベルの組織ができることを期待しながら、著者の作品を読破しよう。 | ||||
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すごく勉強になりました! | ||||
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説明じみた所が多いですがとても面白いと思います。 サックリと読める気がします。 | ||||
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帯に、著者は元公安マン 情報戦のリアルを描いた小説! いま読んで下さい!! とあります。 2010年11月12日発行だとのこと。やはり何か切迫した状況があったということなのでしょうか? 2017年9月になって読んでいるのですが・・・・・ この小説の内容が実態に近いものだとすると、日本社会の改革のためには、警察組織の改革が必要で、綱紀粛正の上で 政治家とカネの問題に対して厳しく目を光らせる必要があると思います。 そうでないと、再び大災害に見舞われ、無力感を味わうことになるのではないでしょうか。 | ||||
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黒田警視は エリート コースを歩む ノンキャリアの 警察官 が かっこよすぎるのだ。 警視庁に きちんとした 情報収集・分析のセクションを つくろうとした 北村・・・・ そして 北村が 警視総監になったときに その本領を発揮する。 警察の移動の激しさのなかで 長期を見据えて 物事をやりぬくことの 難しさがある。 それを 着々と 根回しをして・・・組み立てていく。 結局は 『人材』 ということに尽きるが 警察には よく 教育する システムがあるんですね。 政治家 ゼネコン 汚職 北朝鮮 宗教 麻薬 ヤクザ が 一堂に会したところで、徹底して 犯罪を摘発する。 ダイナミックさは あまりなかった。 総花的なかんじで まとまりのなさが 気になった。 | ||||
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図書館で軽い気持ちで手にとって読み始めたが、なかなかおもしろかった。 第1印象は、本当の世界でもこんなことやっているのかなぁと言う素朴な疑問だ。 プロット自体はそんなに驚くべきものではないが、公安とは何か?、警察庁と警視庁の関係は?、政治家を逮捕するときはどういう手続きになるのか?、警察とメディアの相互利用関係は?という辺りに興味がある人にはお勧めできる。 「ゼロ」というのが出てくる。麻生幾の本にもあったようなと思いながら、記憶は曖昧であった。 警察庁警備企画課の情報分析室であるという。 言いたいことを作中人物に言わせている。すなわち「内調では当てにならんないしな。外務省は問題外、防衛庁はアメリカの言いなりだ。」。だから、「内閣官房がぶったまげるようなものを作ってみるか」ということらしい。 全国の情報集積が警視庁公安部長のところで行われるため、警察庁警備局長や内閣情報官より、公安の世界では重要人物であるようだ。 敢えて言えば、肩書き名とか役職名が、馴染みがなくて混同しやすい。 | ||||
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なかなか表に出てこない公安警察の捜査を、フィクションとはいえ垣間見せてもらえる、読みごたえのある作品です。 | ||||
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他のレビューにあるとおり「小説」と思って読むと違和感を感じることがあるかもしれない。けれど、そんな違和感を吹き飛ばすほど「リアルさ」や「ディテールの細かさ」が際立っており、良質な作品だと感じました。 小説としての筆力をあげておもしろい作品を仕立てるのもひとつの道ですが、逆に小手先のテクニックばかり目立ち中身の作品が増えている(と感じる)昨今。中身をつくるための知識が非常に豊富で、それが随所で匂い立ってくる本書のような作品は、個人的には、とても好きです。 にしても、日本は国から企業から様々なレベルで「情報力」に劣るので(海外主要国と比べて)、本書で描かれるような人や組織・システムがもっともっと増え浸透してくるといいな、と、読後に思いました。 | ||||
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公安警察が活躍する作品。実際にあった事件を基にしてあると確信する。一部を除き、政治家や各種団体名等を変えてはあるが、事件の発生した年なんかにピンと来る人には楽しめるはず。著者が元そっち関係の人であるとの事で、まだ書くのに慣れていないのは感じる。本書はシリーズの第位1巻目であり、分析セクションの設立過程等に重点が置かれていることもあり、評価が低いのもその辺りが原因か。 | ||||
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先にハニートラップを読んでしまいましたが、こちらが「黒田警視」のデビュー作でしたね。 時間の流れがいったりきたりでちょっとそこが読みにくかったですけれど、それと次の二作に比べてスッと終わってしまったという印象でした。 kindleの最大の欠点(?!)は、厚さがわからないので、今どのあたりかがわからないことでしょうか(笑)。そのためにそんな印象が強くなってしまったのかもしれません。 | ||||
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いやぁ~、期待を裏切らないですね。どんどん次回作が読みたくなります。 | ||||
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なるほどこれが公安の実態か、と公安経験者が著したものだけにリアリティがありますが、すこしマニアックかな、と感じます。 単なるミステリや推理小説のファンには向かないかな。 友人の父親が公安でしたが、息子も親の仕事の詳しいことを知らないのもむべなるかな。 国民総背番号制もさることながら、すでにあなたの交友関係、趣味趣向、よく立ち寄る場所なども公安に完全に把握されているかもしれません。 | ||||
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人物設定の飾りつけが多少華やかすぎたり、ストーリー運びや結末が地味だったりするけれど、物語の骨格がものすごくリアルで読みごたえがあった。ストーリーの中では特に、上司を偲んで旅にでるところや、第3章の海外同業者との掛け合い問答が興味深かった。 | ||||
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麻生幾の初期の警察小説に、現場にある公安警察官が不服を言っていた。それは10年以上前の話。濱氏の小説、ここまで明かしてもいいとなっている警察キャリア。自信があるのか、見当識を失っているのか、部外者には見当がつかない。レビューを記している読者には、そういう問題意識は薄いようだ。だから読者なのだろう。 | ||||
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あまり具体的なことを書けないのだけど、読む価値はある。 | ||||
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主人公が余りに「スーパーマン」的な存在であるが故に、いささか現実離れした稚拙な印象は有るが、作者の経歴を見れば納得できる。 本書で取り上げられている政界、官界、大企業と暴力団、更には宗教団体まで絡んでの闇の癒着関係は、極めて生々しく現実的である。長年こうした構図を苦々しく眺めてきたであろう、作者でこそ書ける醍醐味であろう。 国益を無視したマスコミの独走や、自らの所属組織を裏切り、利権集団に寝返る警察内部の「裏切り者」の存在に対しても、遠慮なくペンを進ませている。 重大汚職事件の摘発が何故いつも東京地検特捜部ばかりで、警視庁が表に出ないのかも、裏事情が細かく描かれている。 公安事件の警察の捜査手法等も、以前内部にいた作者が書いているだけに非常に信憑性が高い。 ただ、惜しむべくは、一部の「裏切り者」を除いて、警視総監、警察庁長官、刑事部長等、 警察側のトップがみんな「いいヒト」な点である。それ故に、「非現実的」の謗りを受けるのは避けられないであろう。 とは言え、のど越しは非常に爽やかで、勧善懲悪的な作品を求める向きにはお勧めできる。 国益の為に利権に巣食うダニを叩くという、公安警察官の「夢」「理想」を体現化した作品といえよう。 | ||||
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