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北の狩人
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北の狩人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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ダメだこりゃ。もんでんあきこのコミカライズ版と似たようなもんだ。主人公なんもしないのに女子高生口説くわ、じいさんのおかげで有力者に会えただけたわ、宮本がとにかく漢気見せてくれただけだわ。雪人が弱い。キャラも弱いし、なにもかも。 | ||||
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この本で、大沢在昌ファンになりました。初心者必読です。止まりません。 | ||||
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前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。 | ||||
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前からほしかった、本なので満足しています、またよみたいのがあれば購入したいです。 | ||||
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探していたのて、大変喜んでおります。ありがとうございました。 | ||||
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「新宿鮫」シリーズと同じ新宿を舞台にしながら、幾分違った雰囲気を持った作品だ。「新宿鮫」が極上のハードボイルドなら、この作品は逸品の 「ハーフボイルド」とでも表現したらいいのか。この差は主人公である梶雪人が秋田出身の「田舎者」刑事であり、「新宿鮫」の鮫島ほど沈着冷静 に事を運ぶタイプではないというところから来ているのであろう。だが、この梶雪人、十分に魅力あるキャラクターである。まだ若いが結構腕は立つ し、頭もよく度胸も座っている。まさに狩人の如く狙った獲物は執拗に追い、捕獲してくる。一方、その可愛げのあるキャラクターゆえ、女子高生杏と のぎこちなくも微笑ましい恋愛も、読者にとって清涼剤となっている。さすが大沢そこら辺は読者を惹き付ける術を心得ている。 | ||||
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……ロマン・ノワールと違い、「男気ノヴェル」といった塩梅の本作。ややもすると同じ筆者の「佐久間公」シリーズや「新宿鮫」シリーズと比して、浪花節の香りが勁く、その辺りが低評価につながったか。同じ新宿を舞台の、最後の最後まで「裏切り」が続く、たとえば馳星周のクライム・ノヴェルスと比べても、本作は異色とも言える。あとがきにあるような「貴種流離譚」の側面と同時に、これは現代に甦った「ダフニスとクロエ」とも言うべきベクトルを持つ。だからこそ、最初はアバズレとして登場する女子高生の杏が、最後まで性的に蹂躙されることがなかったのだろう。杏が「わたし、梶くんのお嫁さんになれなくなっちゃった」と実感した時点で、杏はクロエでなくなるから。いや、しかし、ここでの梶と杏のいとおしさは、素晴らしい。キャッチ・バーにノンケ風俗、ゲーセン、不味いラーメン屋やジャンクフード屋にゲイのハッテン場(『…鮫』に、そうしたサウナが出てきますね)、メンズ館含めたクラシックな名デパート(ぼくはついこの間ここで、VC et Aの手巻き時計をオーヴァホールしました。その前には、メンズ館のカミーユ・フォルネで、ボルドー・カラーのアリゲータで、縁返しのベルトを誂えました。今や新宿は、ある意味銀座にヒケを取りませんね。ただ、銀座には『ハッテン場』はありませんが(笑))までを抱懐する新宿を舞台に、かくも古典的なメルヒェンを描破した大沢の筆力には、脱帽のほかない。 | ||||
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……ロマン・ノワールとは違う「男気ノヴェル」。そこが、ややもすると本作を低評価にする要因かもしれない。一方本作は、後書きにある「貴種流離譚」であると同時に、現代に蘇った「ダフニスとクロエ」とも言うべきベクトルを持つ点で、新宿を舞台にしたハードボイルド・ノヴェルとしては異色といえよう。同じ新宿を舞台にし、最後の最後まで「裏切り」に見舞われる、馳星周のクライム・ノヴェルスと比べれば、それは明らかだ。また、だからこそ最初に、アバズレとして登場する女子高生の「杏」が、最後まで性的に蹂躙されなかったのだろう。杏が「わたし、梶くんのお嫁さんになれなくなっちゃった」と実感した時点で、杏はクロエでなくなるから。いや、しかし、ここでの梶と杏のいとおしさは、本当にしみじみ素晴らしい。そうした登場人物を、新宿と云う舞台で造型してみせた大沢の筆力には、脱帽のほかない。 | ||||
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わりとオーソドックスなハードボイルドで、けれんみもなく、傑出したところはないにせよ、十分に楽しめる作品です。 単品ですし、大沢氏の作品を読んだことが無い、という人に勧めるにはオススメの一冊では? 今の評価はちょっと辛すぎると思うので、オマケして☆5をつけておきましたw | ||||
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主人公は田舎からやってきたドン臭いタイプなのになぜかカッコイイです! 目的を果たすために黙々と行動を続ける主人公 グレてる割には心は以外に純粋な女子高生ヒロイン 脇役的ポジションなのにシリーズにはかかせない佐江刑事 新宿鮫とは違った魅力で溢れていておすすめな一作です。 「砂」のほうが評価は高いみたいですけど、僕はこっちのほうが好きです。 ただ、タイトルが悪いと思います。 別のタイトルが付いていたらもっと売れていたかも。 | ||||
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北の国から来た男が、十二年前の事件の真相を探る。 それにより明らかになる驚愕の真相とは? 確かに、後半は主人公の影が薄くなるかも知れない。 しかし、刑事とやくざの奇妙な友情や、男としての生き様など、 新宿を舞台とした、男たちの非常な世界が描かれる。 読んで損は無い小説です。 ところで、解説にあった秋田県警の犬神刑事が活躍する秋田犬 シリーズ、もし書かれるならぜひ読んで見たいものです。 | ||||
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きゃっこいい!この一言です!! 主役のかっぺよりも、脇の連中が良かったです。新宿著4課の佐江と、人情味豊かなやーさん幹部の宮元。特に宮元は泣ける・・。こういったやーさんが実際いるなら僕も盃かわしたいっす!!あと、キャッチバーのバイトしてたヤンキー娘も、最初はぐれてましたがかっぺに祝されて、どんどんピュアになっていくのまずまずっしょかね!さすがにさいごのかっぺと山で・・・という締めに関しましては、なんだか処女漫画みたいでアホかと思いましたけどね。恐るべし秋田県警! | ||||
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北の国と言うと、どうしても「あの国」を想像してしまいます。 最初は北朝鮮の秘密工作員が新宿に潜入して何かしようと しているのかと思ってました。 ところが、北の秘密工作員じゃなかったんですね。 強い者が弱い者を喰い、それをさらに強い者が喰う。 やや類型的ではあるが、新宿という街の、弱肉強食、食物連鎖の 非情な世界が物語の基底に流れています。 そこにやって来た謎の男が12年前に潰れた暴力団の事を聞きまわる。 その結果明らかになる過去の事件の真相とは? 主人公も田舎者の良いキャラを出しています。 同じ新宿を舞台にした、キャリア崩れの、名前負けしてるような 軟弱男の物語よりは面白かったです。 | ||||
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意外な出だしに始まって、最後までスピード感のある展開でした。平易な語り口なので快速感が強かったのだろうと思います。 他の方が指摘されている難点のうち、物語が進行していくにしたがって主人公の存在感が弱まってしまう点と老富豪の助力の唐突さは、同じ設定上の難点から生じたものだろうと思いました。『新宿鮫』シリーズとは対極的に、田舎者という異邦人の目を通して、大都会・新宿の別面を描き出すこと、それが著者の狙いだったのでしょう。しかし、部外者が、事件の真相に真相に肉薄し、渦中の関連者たちの裏をかくことは難しいことです。それが、強力な助っ人を登場せざるを得ず、主人公が後景に退いてしまった理由ではないでしょうか。 主人公が郷里の「山」と大都会を比べて吐露する感想も、ステレオタイプな部分が多かったように感じました。「狩り場」という観念が、辛うじて新鮮さを提供していましたが。 難点を連ねましたが、同じ北国出身ということで、主人公にはかなりの共感を覚えました。大切なのは、曇りのない眼と、謙虚さを失わない心の強さなんだ、そんな風に思わせてくれる一冊です。 | ||||
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12年前、東京出張中に殺された刑事だった父親の死の謎を探るため秋田から上京してきた青年「梶雪人」。腕はたつが寡黙で実直な青年を、新宿歌舞伎町は、誘惑・脅し・暴力で迎える。引っかけパーの女子高生、ヤクザ、中国マフィア、暴力団担当刑事、偽札偽造、麻薬・・・折から発生した広域暴力団の跡目争いに、封印されていたはずの事件が浮びあがっていく。 穢れのないクリアな存在としての「梶雪人」のキャラクターは新鮮(変な例えをすれば、「ドラゴンボール」の冒頭部分での悟空の存在に似ているかも・・)。ところが後半になると、梶そのものよりも、暴力団担当の新宿署刑事、昔気質のヤクザといった脇役が主人公を食い始める。また、梶自体の人物造形や、梶の活動を助ける老富豪や地下銀行を経営する在日中国人の存在など現実感が薄く、興をそぐ面がないではなかった。 過去に何があったのか、という謎で引張り、スピード感のある展開は飽かせないが、作品としては脇役に食われた分、主人公の活躍が中途半端に感じられ、欲求不満が残る。 さて大沢在昌が描く新宿といえば言わずと知れた有名刑事がいるが、本作にも次のように登場する・・。「・・・いまの防犯は、キャリア崩れのわけのわからない野郎がでかいツラをしている。ホネはあるらしいが、協調性のない、嫌な野郎だという話だ。」 | ||||
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「砂の狩人」がまあまあ面白かったので、シリーズ第一作の本作品を手にしましたが、作者の作品にしては珍しく、waste of the time and money でした。この作品を除く作者の全作品を読まれた方は、読んでください。それ以外の方は、「新宿鮫」「佐久間公」「天使の・・・」などのシリーズものをはじめとして、優秀な作品が多数ありますので、まずそちらを読むことをおすすめします。 大好きな作者ですので、あえて☆とさせて頂きます。 | ||||
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「砂の狩人」がまあまあ面白かったので、シリーズ第一作の本作品を手にしましたが、作者の作品にしては珍しく、waste of the time and money でした。この作品を除く作者の全作品を読まれた方は、読んでください。それ以外の方は、「新宿鮫」「佐久間公」「天使の・・・」などのシリーズものをはじめとして、優秀な作品が多数ありますので、まずそちらを読むことをおすすめします。 大好きな作者ですので、あえて☆とさせて頂きます。 | ||||
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「砂の狩人」がまあまあ面白かったので、シリーズ第一作の本作品を手にしましたが、作者の作品にしては珍しく、waste of the time and money でした。この作品を除く作者の全作品を読まれた方は、読んでください。それ以外の方は、「新宿鮫」「佐久間公」「天使の・・・」などのシリーズものをはじめとして、優秀な作品が多数ありますので、まずそちらを読むことをおすすめします。 大好きな作者ですので、あえて☆とさせて頂きます。 | ||||
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「砂の狩人」がまあまあ面白かったので、シリーズ第一作の本作品を手にしましたが、作者の作品にしては珍しく、waste of the time and money でした。この作品を除く作者の全作品を読まれた方は、読んでください。それ以外の方は、「新宿鮫」「佐久間公」「天使の・・・」などのシリーズものをはじめとして、優秀な作品が多数ありますので、まずそちらを読むことをおすすめします。 大好きな作者ですので、あえて☆とさせて頂きます。 | ||||
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北の国秋田から歌舞伎町にやって来た梶雪人、彼は新宿で数年前廃業になった田代組の情報を探る、彼の父は15年前、刑事として犯人を護送中東京で殺されていた。例によって警察、ヤクザ、中国人を巻き込んだ活劇、大沢在昌の平均的作品 | ||||
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