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閃光



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【この小説が収録されている参考書籍】
閃光
閃光 (角川文庫)

閃光の評価: 4.12/5点 レビュー 25件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

時代劇映画のような三億円事件本

三億円事件の事実や証言を見直したり掘り起こすのではなく、誰でも知っているようなこどがらを題材にした大活劇、推理ドラマ本である。
三億円事件を実行した犯人たち、事件があきらめきれず警察の中では冷遇されている刑事たちがいる。
事件から数十年が経過し、若者だった犯人たちは、事業に成功したものも、外国にわたり帰国したものも、生活に困っているものもいた。
そこに謎の殺人事件が発生し、犯人たちは次は自分の番かとおびえる時間を送る。連続殺人は間隔が短い。その殺人の合間に事件のことが少しずつ回想で明かされる。殺人の描写は詳細にたとえば週刊新潮の事件記事のように面白く描かれる。
読んでる時は、面白いのですが、話が長い割には満足できません。事件関係者がホームレスになっていたりとか、フランスに行ったことがあるといっても必然性が感じられない。最後に判明する犯人についても、なるほどとは思うが、それまでして犯行をしたかと思うと、現代は江戸時代ではないとしか思えなかった。ただ、未成年の不良でも、酒を飲んで暴行事件を起こしながら、素面の時追及されると、自分は被害者だと家族と協力して警察を呼ぶ、警察が動かないと知れば、また酒を飲んで殺人をするということもある。現実に仇討事件と言うものもある。
だが、この小説のそれには、一寸ついていけませんでした。
閃光 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:閃光 (角川文庫)より
4043759029

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