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ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日



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ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日の評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

もう少し整理して、最初の話を無くしてっと...

悪くは無いのだが最初の話のイメージが悪く暫く(2ヶ月くらい)読む気がうせてました。飛ばして読み始めたら大分読めました。癖もなく読めるので?悪くは無いです。少々要らない?記述が多いのが気になります(この辺とか少し削ってとか)とそこまで謎解きしなくてもと思わなくもないです
ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日 (幻冬舎文庫)より
4344424530
No.1:
(3pt)

ヴァン・ダインの「探偵小説作法の二十則」に叛旗を翻したのだろう

小説だから『シンセミア』の神町は山形県東根市神町ではないし、
この、『ひぐらしふる』の天堂市も、山形県天童市ではないのである。

しかし天童生まれの者にとっては、気になるのである。
それが小説読みのほんとうの姿ではないと分かっていても。
天堂高原が天童高原で、そこからじゃがらもがらであるジャガジャガに
自転車で走ってもワープするようには近づけないし、
舞鶴山である舞鳥山から最上川と思える川は見下ろせても、
夏に灯篭は流れていないのである。
天堂高校は、校門前のさくらんぼ畑の描写からすると位置的には
天童高校だが、ここには、千夏や成瀬や、利緒や式部のような生徒は在籍しないのである。

洒落たトリックと小洒落たどんでんがえし。

この小説にはこんな文章があった。
「余計な情景描写やわき道にそれた文学的饒舌は省くべきである」
きっと本作はヴァン・ダインの「探偵小説作法の二十則」に叛旗を翻したのだろう。
ひぐらしふるAmazon書評・レビュー:ひぐらしふるより
4344019954

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