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万能鑑定士Qの事件簿X



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【この小説が収録されている参考書籍】
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿Xの評価: 4.19/5点 レビュー 26件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

まるでクイズ王

松岡圭祐さんの作品。
多くの作品を短期間に出している事に驚いた。

本作は万能鑑定シリーズ。
その中でも過去編という位置づけである。

正直言って初めて松岡圭祐作品を読む。
109ページにあったようにまるでクイズ王のようだというのが
率直に読んで思ったことである。
Wikipediaでも頭の中に入ってるのかと。

物知り=賢いではない
その事を痛感した。

まあ、メモの取り方として記号を使って考えろとかは面白いが・・
ただ、それだけでどんな物も正解にたどり着けるというのはちょっと違和感あり。

やたらとイケメンを登場させたり登場人物若すぎたりと
??な箇所もある。

ただ登場する早稲田大学とかNHKとか他の小説群では仮名に
なりそうな所を全て実在の名称を使うことによって
現実感を出そうとしていると思う。
変にX県とかされるくらいなら実在の県名出してくれとかは
自分も思っていたのでその点は良い。

最終的には社印の謎を解いてクルーズ船にいる神条をとっ捕まえたのは
良かった。ヤクザ側も敢えて違うところにエメラルドを隠すというのは
うまいなと思えた。灯台下暗しのようだ。
思い込んで他の事に目がいかなくなるのはよくあることだ。気をつけたい。
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)Amazon書評・レビュー:万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)より
4043836511
No.2:
(2pt)

洗脳モノ?(^^;

中高生に人気ということで勧められて読んでみた。エンターテインメント作品としては確かに優れているし、頭の体操的な小ネタ満載で、適度な知的遊戯に飢えた子ども達に人気が出たのもうなずける。しかし普段さして社会に関心があるわけでもない彼らが、妙な民主批判を繰り広げていた謎も解けた。この本の中で繰り返し批判しているのね。しかも、批判の根拠は「民主政権には官僚とのパイプがなくて危機管理能力が不安」。。。えーと、、、。そもそも民主党の政権交代がなった理由は、自民政権と官僚との癒着が強すぎて、不祥事やら汚職やらが続発し、問題が多かったからじゃなかったかしら。巨額財政赤字の責任も。。。舞台設定に実在の場所や事象を多用しているので、子どもらが本に書かれている事をそのまま鵜呑みにしちゃうんだよなぁ。エンターテインメント本で得た架空の設定に基づく状況や知識を、ろくな批判能力も持たず、Vの喜屋武先生のごとく嬉々として披露したがる子どもが続出したので☆少なめで。所詮エンターテインメントなんだけど、リアルさを土台にしているだけに、子どもにとっては洗脳かと。
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)Amazon書評・レビュー:万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)より
4043836511
No.1:
(2pt)

裁判の仕組みについてあまりに知らなすぎる

気軽に楽しむにはよいエンターテインメント小説ではありますが、さすがに裁判の様子の描写がひどすぎ。

民事で、一審、二審を負けて最高裁に来ている原告側。敗色濃厚といいながら、突然最高裁での弁論の場面。
「弁論が開かれているっていうことは二審の原告敗訴を見直すということだろう」と、最初に心の中で突っ込み。
ところが、最高裁での弁論や証拠調べの描写が、輪をかけてひどい。 これは、どこの国の簡裁なんだろうというものです。

原告や原告代理人(弁護士)が知らないうちに、第三者が原告側証人になろうとして、実際に証人席に立つ。 そして、問われてもいないことを縷々話し始める。

ストーリーと登場人物の人格の破綻を、軽妙な文体と、ちょっとした蘊蓄で読ませる"推理エンターテインメント"。 蘊蓄のところ、警察や裁判のベーシックなところだけは、少なくても押さえてほしい。
万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)Amazon書評・レビュー:万能鑑定士Qの事件簿X (角川文庫)より
4043836511

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