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万能鑑定士Qの事件簿X
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万能鑑定士Qの事件簿Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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P67の 給料が年200万円でスタート。昇給が半年ごとに10万、または年に30万のどちらを選ぶか。 の計算がおかしい。 作品中で半年ごとに10万の計算は次の通り 1年目(100万+110万)=210万 2年目(120万+130万)=250万 3年目(140万+150万)=290万 しかしこれではスタートが年210万になってしまい年200万円とは合致しない。 もちろんその騙しを含めてのエピソードなのかもしれないが… もしかして作者からの読者への挑戦なのかしら? という事で一読者として回答を。 答案1 1年目( 95万+105万)=200万 2年目(115万+125万)=240万 3年目(135万+145万)=280万 答案2 「給料が年200万円でスタート」ではなく「給料が半年100万円でスタート」にする。 | ||||
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読んでみたかったので購入して良かったです。主に家で読んでいます。 | ||||
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たまに読み返す本の中の一冊です。 問題を複雑なままでは処理できないし、一つに絞って考えるのはやっぱり大切。 | ||||
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刑事から、その筋の人に手ほどきを受けたのでは?と疑われたのは面白かった。 エメラルドを隠すためにヘアーサロンで使われる液体を手に入れるため、ヘアーサロンの顧問弁護士が1つしかない社印を勝手に使う話。 | ||||
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読んでいて、読み終えてから感じたことは、学問とは人の役に立つ為にあるのだということ。 もう10年以上前になるけど、学校での勉強の面で覚えていることといえば、人と比べてばかりだったことくらいだ。 やれ、他と比べて点数が高い低い、順位が上がった下がった、そんなことばかり考えていた気がする。 だが、勉強とは、学問とはそんなことの為にあるのではないということを、本作から感じた。 学校にいく一つの理由は、勉強をして知識を付けることだ。 そして、知識をつけて次にすべきことは、人の役に立つ事をするために、その知識を使い実践をする事だ。 凛田莉子の成長過程を見て、そう感じた。 その事に気づくのが、遅すぎたかもしれないけれど、少しでも多くの人の役にたてるよう、そのことを頭に置いて生きていきたい。 | ||||
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2巻のラストシーンの続きから始まります。 どの巻からでも読み始められるというこのしりーずですが 1・2巻の事件のネタバレになるので必ずそちらを先に読んでからにしてください。 | ||||
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万能鑑定士シリーズ第10弾。 時は3年前に遡り、莉子初めての事件が物語になる。 美容院経営の印鑑偽造を巡る謎に挑んでいく。 第1作目・2作目のサイドストーリー・後日談もあり、 これまでのファンに向けたサービス的な作品。 莉子の成長の軌跡を楽しめる内容ともなっている。 | ||||
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万能鑑定士への本格的なトレーニングと最初の物語。 有機的自問自答と無機的検証。万能鑑定士として活躍する凛田莉子の力が作られていく過程の物語。 「=」と「VS」と「→」で物事を整理する、思考する時は時間制限をするなどなど。師となりハードルを与えてくれた人によって莉子は大きな力を発揮出来るようになった。 そして、いろんな人に出会った。10巻の大きな二つの事件に加えてこれまでの物語で出てきた人たちとのつながり、出会う前の前日談が描かれる。 シリーズの最初にこれから読み始めるのはオススメ出来ないけど、今まで読んできた人にとっては味わい深い物語。 ずっとよくわからなかった莉子の恋もとうとう、とうとう動き始める予感。 【引用】 この無謀なる航海に幸あれ どんなかたちにせよ、つづけることを忘れないでくれ。人のために全力を尽くすといった、ゆうべのきみの決意を守り通してくれ。きみが正しく生きてくれるだけで、私は安心して休める。 静かな到達点。ささやかな夢は叶った。希望が潰えそうになっても、きっと道は開ける。無明の闇もいつかは終わる。まばゆいばかりの陽射しが差し込こむときがくる。 【手に入れたきっかけ】 好きなシリーズがAmazon、Kindleで安売りしていたので購入! | ||||
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文庫でも持っているのですが、出先で急に読みたくなり購入しました。このシリーズはなにしろおもしろい。その中でも好きな作品です。 | ||||
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他を見て安かった。よかった。面白いよ。松岡圭祐シリーズ他もみたいな。 | ||||
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天真爛漫で素直、いわゆる「天然」だった莉子が、どのようにして「観察眼にすぐれ、論理的思考力を備え、理知的で聡明な」現在の莉子に成長したのかがよくわかるエピソード。謎解きはオプションにすぎない。何となくRPGを小説にしたような雰囲気がある。 人との素敵な出会いとたゆまぬ努力、真摯な思いが成長の原動力であることを実感させてくれる素敵なストーリーだと思う。 | ||||
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莉子が万能鑑定士へと成長する過程が描かれています。 お店を始めたばかりの頃は、簡単な詐欺も見抜けず、知識はあっても洞察力に欠けていた莉子がどうやって今に至ったのか。 非常に面白い巻だと思います。 余談ですが、警察の駄目っぷりがリアルですね。 | ||||
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非常に面白い。 現在23才の凜田莉子の3年前の話が語られる。 メインとしては如何にして論理的思考と 鋭い観察眼を持つに至ったかという事を掘り下げると言うことなのだが、 冒頭の文からも分かるとおり藤堂俊一が登場している。 例の事件解決直後からの話で3年前を振り返るという書き方となっている。 そして最後にはコレまでの幾つかの巻とつながりを持たせる演出があるので、 是非とも10巻は先に読まずに9巻までを先に読んでおいて欲しい一冊。 内容の濃さで言えばシリーズ10巻までで随一だと思います。お勧め。 | ||||
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人は豊富な知識に論理的思考が加われば、人生を語れるようになるか? やはり答えはNoだろう。とすると、ヒロインの人生観や価値観についての 人間的成長は、20巻目で語られるのだろうか。 事件の追跡過程に大きな論理矛盾もなく、エンタテインメントとして 楽しめる作品。 あえて言えば、下記がちょっと勇み足なのでは。 〜以下ネタバレあり〜 印鑑の同一性鑑定に電子顕微鏡で3000倍に拡大した画像を用いるというのは いかにもプロっtぽいように聞こえるが、 実際には、電子顕微鏡というものが、ものの形状や電子の透過し易さを モノクロで表現するにすぎないので、鑑定の目的のためには 光学顕微鏡の方が適しているように思われる。 加えて、印影というものがインクの多寡による、にじみやかすれとういう結果を 必然的に伴うものであってみれば、100倍以上の倍率で0.1mm以下のオーダーを 論じてみても木を見て森を見ずの結果になるだろう。 また、さらに重箱の隅ではあるが、イコールやVSと矢印のメモは論理の問題を解くには 最適だろうが、準教授の出題は、地道に定積分を解くしかないように思われ、 例題としては 不適切なのではないだろうか。 | ||||
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万能鑑定士シリーズも早10作目です。 本作は、時間を遡って、1作目の頃、つまり、莉子がQになったきっかけの事件を描いています。さすがのプロット力で、過去作品の流れを変えないように、しっかりつじつまが合うようにストーリーが進みます。 莉子が、現在のスーパーレディになる前の、ビクビクしながら動いているところが個人的には好きです。最近の莉子はちょっと自信があふれていて、松岡作品らしいハイパーな女性になってきていたので、この頃の少しきょどりながら事件を解決していく姿が初々しくていいなと思う次第です。 相変わらず雑多な蘊蓄が盛りだくさんで、勉強になります。例えば、二桁掛け算で、10の位が同じ数字で、1の位が足して10になる場合は、10の位に1足して掛けた数字と1の位を掛けた数字を並べれば答えになる、というのは使用頻度は高くないですが、覚えておいて損はないかなと思います。 検証してみましょうか。 (10x+a)×(10x+b)=100xx+10xa+10xb+ab=100xx+10xa+10x(10-a)+ab=100xx+10xa+100x-10xa+ab=100x(x+1)+ab b=10-aがポイントなんですね。勉強になりました。 あえて10作目に初期の頃の莉子をもってきた著者の狙いですが、やはり莉子の魅力の再確認にあるのだろうと思います。著者もファンもいったんリセットして彼女のキャラクターの本来の素晴らしさを感じて、11作目以降の新たな展開に期待する、ということでしょう。次回作が楽しみです。 | ||||
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10冊目の節目に、原点回帰とも言える作品。 新しい読者もすんなり入ってこれる展開 新しい人には、主人公誕生っていう場面に立ち会うことができ、 ハイパーインフレ事件とは、どんなもの? という食指も働くから、1巻へすんなり移れる 最初から読んでいた方には、ここが原点なんだ!という喜びみたいな感じが沸く しかし、その思考法 で、できない 自分の頭の固さには、・・・沈黙するばかり 第1の事件としては、少々でかい山のような気もしますが 気が付けば、吸い込まれてました 頭の良くなる事件簿 今後も期待です | ||||
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筆のエンターテイナー、松岡圭祐の描く万能鑑定士シリーズ第10弾。 万能鑑定士を名乗り始めた莉子だったが、商売はなかなか上手くいかず、毎日人に騙されてばかり。 そんな莉子をどうにかしたいと考えた恩人の瀬戸内陸は、莉子にある思考法を教え始める。 一方、一流美容院チェーン・レティシアの経営者、笹宮麻莉亜は門外不出のはずの社印を使われ、 チェーンのすべてを手放す羽目に陥っていた。社印の謎を解いてレティシアを復活させるために奔走する麻莉亜。 そんな彼女と息子の朋李は、偶然知り合った莉子とともに謎の解明に動きだし……。 前作を除けば、これまでわりと読み切りで進んできたシリーズでしたが、 この作品で体裁を変えてきたように感じました。 もちろん、単体として読んでも面白いのですが、それ以上にシリーズが徐々に繋がる興奮があります。 1、2巻で未曾有のハイパーインフレに陥った日本が、3巻ではごく普通の日常になっていた、 という、シリーズ中最大の謎(?)も、すっきりと説明してくれていて納得できました。 また、この話だけに限ってみても、 ・ひとつしかない社印がなぜか使われているという謎。 ・店を奪われた被害者が、その店の跡地で働く莉子と協力するという設定。 ・大規模な暴力団の巣食う豪華客船の中へ飛び込んでいくスリル。 ・様々なものを完全に論理的に解いていくという思考法の妙。 ・莉子の抱く淡い恋心とその結末。 と、サービスがすぎるぐらいに読みどころが盛りだくさんで楽しめます。 これまでのように本の半ばまで「何も起らない」ということもなく、 頭から最後まで一気に読み進められたのも楽しかったです。 唯一、ラスト前のシーンだけは、初見の人には意味がわからないのでないかな、 と感じました。が、あくまでもシリーズを通して読んでいる人向けのサービスと考えれば問題はないのかもしれません。 なんにしろ、今後が楽しみになる一作でした。 | ||||
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冒頭から第2巻の続きで一気に引きこまれます。 今回も面白いです。本当に十巻目だというのに驚異的に面白いです。 このエピソードで莉子が瀬戸内店長に見せた優しさと厳しさの混じった態度や、 その後の活躍で何を考えていたか判ります。 面白くて知恵がつく、人の死なないミステリ。今回こそまさにその名にふさわしい出来です。 | ||||
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ビギニングの定番に走ったと見せかせて本当に良く出来た話でした。 瀬戸内さんが教えた論理的思考は論理学の「対偶」の応用ですね。 1巻でなぜ莉子が店の移転先を不動産屋さんを通じて探してたのかとか、 なぜ美容サロンみたいな自動ドアだったのかとか、そのへんも判って面白かったです。 | ||||
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シリーズ10作目。今回は1,2巻で起こったハイパーインフレの後日談と莉子の鑑定士として駆け出しの頃のエピソードがメインとなっています。 国家を混乱に陥れたインフレの犯人のその後。シリーズで見せるような鮮やかな解決方法を莉子がいかにして考え出しているかがこの巻で分かります。 1,2巻の犯人であるあの人の処遇はずっと気になっていたのですが、しっかりと描かれていたので納得しました。 万能鑑定士Qシリーズはタイムリーかつ社会性が強い話題を取りこんでいるので、毎回、楽しく読めます。地理的描写がいちいち細かく、警察の機構をしっかりと描いてることも自分にとっては面白いです。20、30代の社会の制度をある程度知った大人向けのライトノベルと言えるかもしれません。 エンターテインメント要素があり、トリビア的な知識を絡ませる松岡先生のセンスは凄いです。しかも、2か月に1回刊行というスピードは感心します。 このスピードのおかげで、前回の内容が容易に思い出せます。 | ||||
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