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万能鑑定士Qの事件簿X
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万能鑑定士Qの事件簿Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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P67の 給料が年200万円でスタート。昇給が半年ごとに10万、または年に30万のどちらを選ぶか。 の計算がおかしい。 作品中で半年ごとに10万の計算は次の通り 1年目(100万+110万)=210万 2年目(120万+130万)=250万 3年目(140万+150万)=290万 しかしこれではスタートが年210万になってしまい年200万円とは合致しない。 もちろんその騙しを含めてのエピソードなのかもしれないが… もしかして作者からの読者への挑戦なのかしら? という事で一読者として回答を。 答案1 1年目( 95万+105万)=200万 2年目(115万+125万)=240万 3年目(135万+145万)=280万 答案2 「給料が年200万円でスタート」ではなく「給料が半年100万円でスタート」にする。 | ||||
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読んでみたかったので購入して良かったです。主に家で読んでいます。 | ||||
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たまに読み返す本の中の一冊です。 問題を複雑なままでは処理できないし、一つに絞って考えるのはやっぱり大切。 | ||||
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刑事から、その筋の人に手ほどきを受けたのでは?と疑われたのは面白かった。 エメラルドを隠すためにヘアーサロンで使われる液体を手に入れるため、ヘアーサロンの顧問弁護士が1つしかない社印を勝手に使う話。 | ||||
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社印の偽造すり替えと、エメラルド鉱石の密輸を扱った作品。 莉子の鋭い観察と推理で事件は見事解決。 めでたし、めでたし。 この巻の末尾は第二巻のハイパーインフレのその後が書かれている。 偽札は存在しなかったことがわかり日本経済は平静を取り戻しつつある。 こちらもめでたし。 一般文学通算2220作品目の感想。2019/03/09 17:35 | ||||
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人は本質的に平等だが、歴然たる差がつく。 学びを得たか、学びを得なかったかの違いにより。 もう泣いたりなんかしない。 何があっても、前を、前を向いて一歩、一歩、進むんだ。 自分のことを信じ、支えてくれる人の恩に報い、頼ってくれる人の為にも全力で。 壁がどんなに巨大で、強固でも、過去を悔やんだり、迷ったり、悩んだりしないで、失敗を恐れずに挑もう。 ただ闇雲に、ジタバタとあがけば、自動的に道が拓かれるのではなく、論理的思考の元、適切な行動が。 | ||||
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読んでいて、読み終えてから感じたことは、学問とは人の役に立つ為にあるのだということ。 もう10年以上前になるけど、学校での勉強の面で覚えていることといえば、人と比べてばかりだったことくらいだ。 やれ、他と比べて点数が高い低い、順位が上がった下がった、そんなことばかり考えていた気がする。 だが、勉強とは、学問とはそんなことの為にあるのではないということを、本作から感じた。 学校にいく一つの理由は、勉強をして知識を付けることだ。 そして、知識をつけて次にすべきことは、人の役に立つ事をするために、その知識を使い実践をする事だ。 凛田莉子の成長過程を見て、そう感じた。 その事に気づくのが、遅すぎたかもしれないけれど、少しでも多くの人の役にたてるよう、そのことを頭に置いて生きていきたい。 | ||||
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2巻のラストシーンの続きから始まります。 どの巻からでも読み始められるというこのしりーずですが 1・2巻の事件のネタバレになるので必ずそちらを先に読んでからにしてください。 | ||||
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万能鑑定士シリーズ第10弾。 時は3年前に遡り、莉子初めての事件が物語になる。 美容院経営の印鑑偽造を巡る謎に挑んでいく。 第1作目・2作目のサイドストーリー・後日談もあり、 これまでのファンに向けたサービス的な作品。 莉子の成長の軌跡を楽しめる内容ともなっている。 | ||||
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松岡圭祐さんの作品。 多くの作品を短期間に出している事に驚いた。 本作は万能鑑定シリーズ。 その中でも過去編という位置づけである。 正直言って初めて松岡圭祐作品を読む。 109ページにあったようにまるでクイズ王のようだというのが 率直に読んで思ったことである。 Wikipediaでも頭の中に入ってるのかと。 物知り=賢いではない その事を痛感した。 まあ、メモの取り方として記号を使って考えろとかは面白いが・・ ただ、それだけでどんな物も正解にたどり着けるというのはちょっと違和感あり。 やたらとイケメンを登場させたり登場人物若すぎたりと ??な箇所もある。 ただ登場する早稲田大学とかNHKとか他の小説群では仮名に なりそうな所を全て実在の名称を使うことによって 現実感を出そうとしていると思う。 変にX県とかされるくらいなら実在の県名出してくれとかは 自分も思っていたのでその点は良い。 最終的には社印の謎を解いてクルーズ船にいる神条をとっ捕まえたのは 良かった。ヤクザ側も敢えて違うところにエメラルドを隠すというのは うまいなと思えた。灯台下暗しのようだ。 思い込んで他の事に目がいかなくなるのはよくあることだ。気をつけたい。 | ||||
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万能鑑定士への本格的なトレーニングと最初の物語。 有機的自問自答と無機的検証。万能鑑定士として活躍する凛田莉子の力が作られていく過程の物語。 「=」と「VS」と「→」で物事を整理する、思考する時は時間制限をするなどなど。師となりハードルを与えてくれた人によって莉子は大きな力を発揮出来るようになった。 そして、いろんな人に出会った。10巻の大きな二つの事件に加えてこれまでの物語で出てきた人たちとのつながり、出会う前の前日談が描かれる。 シリーズの最初にこれから読み始めるのはオススメ出来ないけど、今まで読んできた人にとっては味わい深い物語。 ずっとよくわからなかった莉子の恋もとうとう、とうとう動き始める予感。 【引用】 この無謀なる航海に幸あれ どんなかたちにせよ、つづけることを忘れないでくれ。人のために全力を尽くすといった、ゆうべのきみの決意を守り通してくれ。きみが正しく生きてくれるだけで、私は安心して休める。 静かな到達点。ささやかな夢は叶った。希望が潰えそうになっても、きっと道は開ける。無明の闇もいつかは終わる。まばゆいばかりの陽射しが差し込こむときがくる。 【手に入れたきっかけ】 好きなシリーズがAmazon、Kindleで安売りしていたので購入! | ||||
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中高生に人気ということで勧められて読んでみた。エンターテインメント作品としては確かに優れているし、頭の体操的な小ネタ満載で、適度な知的遊戯に飢えた子ども達に人気が出たのもうなずける。しかし普段さして社会に関心があるわけでもない彼らが、妙な民主批判を繰り広げていた謎も解けた。この本の中で繰り返し批判しているのね。しかも、批判の根拠は「民主政権には官僚とのパイプがなくて危機管理能力が不安」。。。えーと、、、。そもそも民主党の政権交代がなった理由は、自民政権と官僚との癒着が強すぎて、不祥事やら汚職やらが続発し、問題が多かったからじゃなかったかしら。巨額財政赤字の責任も。。。舞台設定に実在の場所や事象を多用しているので、子どもらが本に書かれている事をそのまま鵜呑みにしちゃうんだよなぁ。エンターテインメント本で得た架空の設定に基づく状況や知識を、ろくな批判能力も持たず、Vの喜屋武先生のごとく嬉々として披露したがる子どもが続出したので☆少なめで。所詮エンターテインメントなんだけど、リアルさを土台にしているだけに、子どもにとっては洗脳かと。 | ||||
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文庫でも持っているのですが、出先で急に読みたくなり購入しました。このシリーズはなにしろおもしろい。その中でも好きな作品です。 | ||||
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他を見て安かった。よかった。面白いよ。松岡圭祐シリーズ他もみたいな。 | ||||
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気軽に楽しむにはよいエンターテインメント小説ではありますが、さすがに裁判の様子の描写がひどすぎ。 民事で、一審、二審を負けて最高裁に来ている原告側。敗色濃厚といいながら、突然最高裁での弁論の場面。 「弁論が開かれているっていうことは二審の原告敗訴を見直すということだろう」と、最初に心の中で突っ込み。 ところが、最高裁での弁論や証拠調べの描写が、輪をかけてひどい。 これは、どこの国の簡裁なんだろうというものです。 原告や原告代理人(弁護士)が知らないうちに、第三者が原告側証人になろうとして、実際に証人席に立つ。 そして、問われてもいないことを縷々話し始める。 ストーリーと登場人物の人格の破綻を、軽妙な文体と、ちょっとした蘊蓄で読ませる"推理エンターテインメント"。 蘊蓄のところ、警察や裁判のベーシックなところだけは、少なくても押さえてほしい。 | ||||
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天真爛漫で素直、いわゆる「天然」だった莉子が、どのようにして「観察眼にすぐれ、論理的思考力を備え、理知的で聡明な」現在の莉子に成長したのかがよくわかるエピソード。謎解きはオプションにすぎない。何となくRPGを小説にしたような雰囲気がある。 人との素敵な出会いとたゆまぬ努力、真摯な思いが成長の原動力であることを実感させてくれる素敵なストーリーだと思う。 | ||||
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莉子が万能鑑定士へと成長する過程が描かれています。 お店を始めたばかりの頃は、簡単な詐欺も見抜けず、知識はあっても洞察力に欠けていた莉子がどうやって今に至ったのか。 非常に面白い巻だと思います。 余談ですが、警察の駄目っぷりがリアルですね。 | ||||
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非常に面白い。 現在23才の凜田莉子の3年前の話が語られる。 メインとしては如何にして論理的思考と 鋭い観察眼を持つに至ったかという事を掘り下げると言うことなのだが、 冒頭の文からも分かるとおり藤堂俊一が登場している。 例の事件解決直後からの話で3年前を振り返るという書き方となっている。 そして最後にはコレまでの幾つかの巻とつながりを持たせる演出があるので、 是非とも10巻は先に読まずに9巻までを先に読んでおいて欲しい一冊。 内容の濃さで言えばシリーズ10巻までで随一だと思います。お勧め。 | ||||
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人は豊富な知識に論理的思考が加われば、人生を語れるようになるか? やはり答えはNoだろう。とすると、ヒロインの人生観や価値観についての 人間的成長は、20巻目で語られるのだろうか。 事件の追跡過程に大きな論理矛盾もなく、エンタテインメントとして 楽しめる作品。 あえて言えば、下記がちょっと勇み足なのでは。 〜以下ネタバレあり〜 印鑑の同一性鑑定に電子顕微鏡で3000倍に拡大した画像を用いるというのは いかにもプロっtぽいように聞こえるが、 実際には、電子顕微鏡というものが、ものの形状や電子の透過し易さを モノクロで表現するにすぎないので、鑑定の目的のためには 光学顕微鏡の方が適しているように思われる。 加えて、印影というものがインクの多寡による、にじみやかすれとういう結果を 必然的に伴うものであってみれば、100倍以上の倍率で0.1mm以下のオーダーを 論じてみても木を見て森を見ずの結果になるだろう。 また、さらに重箱の隅ではあるが、イコールやVSと矢印のメモは論理の問題を解くには 最適だろうが、準教授の出題は、地道に定積分を解くしかないように思われ、 例題としては 不適切なのではないだろうか。 | ||||
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万能鑑定士シリーズも早10作目です。 本作は、時間を遡って、1作目の頃、つまり、莉子がQになったきっかけの事件を描いています。さすがのプロット力で、過去作品の流れを変えないように、しっかりつじつまが合うようにストーリーが進みます。 莉子が、現在のスーパーレディになる前の、ビクビクしながら動いているところが個人的には好きです。最近の莉子はちょっと自信があふれていて、松岡作品らしいハイパーな女性になってきていたので、この頃の少しきょどりながら事件を解決していく姿が初々しくていいなと思う次第です。 相変わらず雑多な蘊蓄が盛りだくさんで、勉強になります。例えば、二桁掛け算で、10の位が同じ数字で、1の位が足して10になる場合は、10の位に1足して掛けた数字と1の位を掛けた数字を並べれば答えになる、というのは使用頻度は高くないですが、覚えておいて損はないかなと思います。 検証してみましょうか。 (10x+a)×(10x+b)=100xx+10xa+10xb+ab=100xx+10xa+10x(10-a)+ab=100xx+10xa+100x-10xa+ab=100x(x+1)+ab b=10-aがポイントなんですね。勉強になりました。 あえて10作目に初期の頃の莉子をもってきた著者の狙いですが、やはり莉子の魅力の再確認にあるのだろうと思います。著者もファンもいったんリセットして彼女のキャラクターの本来の素晴らしさを感じて、11作目以降の新たな展開に期待する、ということでしょう。次回作が楽しみです。 | ||||
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