晩鐘

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評判

晩鐘の評価:

4.51/5点 レビュー 65件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.51pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全130件 41〜60 3/7ページ
No.90
(5pt)

素晴らしい

風紋と合わせて是非お薦めな作品。何度も読み返したくなるほど切ないストーリー。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉 (双葉文庫)より
4575510092
No.89
(4pt)

読み物として面白かった、でも・・・

気持ちが沈みます
読むときをえらぶかなぁ。
だけど、時間がたってもそんな気持ちにさせるのは、
すごいことなのかも。
晩鐘〈上〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉より
457523463X
No.88
(4pt)

読み物として面白かった、でも・・・

気持ちが沈みます
読むときをえらぶかなぁ。
だけど、時間がたってもそんな気持ちにさせるのは、
すごいことなのかも。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉 (双葉文庫)より
4575510092
No.87
(5pt)

建部さん素敵!!

辛くて重いけれど、本当に考えさせられる本でした。
母としてしっかり生きなければ、娘をこんな目に合わせてしまう、とも思いました。
義理の弟や建部さんの存在で、真裕子が救われていくのが実に感動的。
建部さんの大人のまじめさ、やさしさが、とても素敵!!
晩鐘〈下〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉より
4575234648
No.86
(5pt)

建部さん素敵!!

辛くて重いけれど、本当に考えさせられる本でした。
母としてしっかり生きなければ、娘をこんな目に合わせてしまう、とも思いました。
義理の弟や建部さんの存在で、真裕子が救われていくのが実に感動的。
建部さんの大人のまじめさ、やさしさが、とても素敵!!
晩鐘〈下〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉 (双葉文庫)より
4575510106
No.85
(5pt)

救いはないのだろうか

「風紋」そして「晩鐘」、犯罪被害者とは単に犯罪の被害者当事者とその家族親類縁者かかわるすべての人々のみならず、加害者家族の人生望み希望すべてをも根こそぎ覆す事なのだというあまりの恐ろしさに身震いさせられました。こんなにも読み進めることがつらくなる小説は初めてでした。救いは被害者の娘の真裕子が7年の月日を要して尚母を失った悲しみを忘れられずもがきながらも建部記者や義弟の見守りによって少しずつ前に進もうという一筋の希望の光を見出せたこと。しかし、真実を知ってしまった息子大輔は、真実を妹には知らせたくないために与えられるべきはずだった(あちらの本物の)世界に自分の手でただ一人の妹を送ってしまった。大輔はそういう方法でしか妹を守れなかった。
 12歳の大輔にもう希望はないのだろうか。母親も生き直すことは
できないのだろうか。父親の犯罪の代償はあまりにも大きい。
晩鐘〈下〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉より
4575234648
No.84
(5pt)

救いはないのだろうか

「風紋」そして「晩鐘」、犯罪被害者とは単に犯罪の被害者当事者とその家族親類縁者かかわるすべての人々のみならず、加害者家族の人生望み希望すべてをも根こそぎ覆す事なのだというあまりの恐ろしさに身震いさせられました。こんなにも読み進めることがつらくなる小説は初めてでした。救いは被害者の娘の真裕子が7年の月日を要して尚母を失った悲しみを忘れられずもがきながらも建部記者や義弟の見守りによって少しずつ前に進もうという一筋の希望の光を見出せたこと。しかし、真実を知ってしまった息子大輔は、真実を妹には知らせたくないために与えられるべきはずだった(あちらの本物の)世界に自分の手でただ一人の妹を送ってしまった。大輔はそういう方法でしか妹を守れなかった。
 12歳の大輔にもう希望はないのだろうか。母親も生き直すことは
できないのだろうか。父親の犯罪の代償はあまりにも大きい。
晩鐘〈下〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉 (双葉文庫)より
4575510106
No.83
(4pt)

親の因果が子に報い―

テーマがテーマだけに、重い、重くて暗い…。
「晩鐘」の方は「風紋」のような中核になる事件が曖昧なせいか、前作のようなミステリー色は弱め。

全編を通して、いつ崩壊するか分からないような緊張感が、中だるみもなく張り通されてます。
明快なフィクション物サスペンスと違い、ドキュメンタリータッチな生々しさがあって、その分、
読んでいてかなり疲れますが。

大輔が過剰なまでに歪んでいく様は、さすがに作為的にすぎる感もありますが、食事がコンビニ弁当に
偏っていく件などは、大塚貢氏の著作などを踏まえて読んでみますと、言い知れぬ怖さもあります。
歳相応の少年らしい挿話などで均衡がとれていれば、とも思いますが……結末がより救いがたいか。
その点、三浦綾子の「氷点」の方がまだ救いがあったかもしれない。
リアリティ重視だとしても、読後感緩和のため、物語のラストは真悠子側で光明を示唆して〆てほしかった。

平易な文章で淡々とした叙述ながら、これでもか、と言わんばかりに繰り返される心理描写は、息苦しい
までに濃密な情念の葛藤を、見事なまでに描き出してます。
暗くて、重くて、鬱になりそうで好きにはなれないお話ですが、作品の構成力や筆力は圧倒的でした。
晩鐘〈下〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉より
4575234648
No.82
(4pt)

「親の因果が子に報い〜」

テーマがテーマだけに、重い、重くて暗い…。
「晩鐘」の方は「風紋」のような中核になる事件が曖昧なせいか、前作のようなミステリー色は弱め。

全編を通して、いつ崩壊するか分からないような緊張感が、中だるみもなく張り通されてます。
明快なフィクション物サスペンスと違い、ドキュメンタリータッチな生々しさがあって、その分、
読んでいてかなり疲れますが。

ただ、大輔が過剰なまでに歪んでいく様は、さすがに作為性が覗かれてしまっているような。
歳相応の少年らしい挿話などで均衡がとれていれば、とも思いますが……結末がより救いがたいか。
その点、三浦綾子の「氷点」の方がまだ救いがあったかもしれない。
読後感緩和のためにも、物語のラストは真悠子側で光明を示唆して〆てほしかった。

平易な文章で淡々とした叙述ながら、これでもか、と言わんばかりに繰り返される心理描写は、息苦しい
までの濃密な情念の葛藤を、見事なまでに描き出してます。
暗くて、重くて、鬱になりそうで好きにはなれないお話ですが、作品の構成力や筆力は圧倒的でした。
晩鐘〈下〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉 (双葉文庫)より
4575510106
No.81
(5pt)

小説の醍醐味

風紋からつづく長い長いものがたり、コレはただの推理小説ではない、ある事件の、加害者と被害者の何年かに渡る、家族のドラマ、終盤まで、止まることなく読ます著者の筆力には、改めて感動させられる。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉 (双葉文庫)より
4575510092
No.80
(5pt)

小説の醍醐味

風紋からつづく長い長いものがたり、コレはただの推理小説ではない、ある事件の、加害者と被害者の何年かに渡る、家族のドラマ、終盤まで、止まることなく読ます著者の筆力には、改めて感動させられる。
晩鐘〈上〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉より
457523463X
No.79
(5pt)

長く長く引き込まれる大作、そして大傑作

上下巻を読み、最後で泣きました。
映画”ほたるの墓”を見終わった時の涙と同じ種類の涙でした。
”ほたるの墓”では戦争に翻弄される子供たち、そして、こちらは、犯罪に翻弄される子供たち。
どちらも、自分ではどうしようもない事で運命が決められていってしまう。

長い長い話なので、様々な事が起きますが、読み終わり、それら全てか関連しての結末だと感じました。

大傑作だと思います。
晩鐘〈下〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉より
4575234648
No.78
(5pt)

じっくり楽しめる大作で、傑作

上下巻を読み、最後で泣きました。
映画”ほたるの墓”を見終わった時の涙と同じ種類の涙でした。
”ほたるの墓”では戦争に翻弄される子供たち、そして、こちらは、犯罪に翻弄される子供たち。
どちらも、自分ではどうしようもない事で運命が決められていってしまう。

長い長い話なので、様々な事が起きますが、読み終わり、それら全てか関連しての結末だと感じました。

大傑作だと思います。
晩鐘〈上〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉より
457523463X
No.77
(5pt)

長く長く引き込まれる大作、そして大傑作

上下巻を読み、最後で泣きました。
映画”ほたるの墓”を見終わった時の涙と同じ種類の涙でした。
”ほたるの墓”では戦争に翻弄される子供たち、そして、こちらは、犯罪に翻弄される子供たち。
どちらも、自分ではどうしようもない事で運命が決められていってしまう。

長い長い話なので、様々な事が起きますが、読み終わり、それら全てか関連しての結末だと感じました。

大傑作だと思います。
晩鐘〈下〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉 (双葉文庫)より
4575510106
No.76
(5pt)

じっくり楽しめる大作で、傑作

上下巻を読み、最後で泣きました。
映画”ほたるの墓”を見終わった時の涙と同じ種類の涙でした。
”ほたるの墓”では戦争に翻弄される子供たち、そして、こちらは、犯罪に翻弄される子供たち。
どちらも、自分ではどうしようもない事で運命が決められていってしまう。

長い長い話なので、様々な事が起きますが、読み終わり、それら全てか関連しての結末だと感じました。

大傑作だと思います。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉 (双葉文庫)より
4575510092
No.75
(3pt)

あまりにも……

ここでの評価は高いんですね。驚きました。たしかに丁寧に書かれていて、殺人事件後の被害者、そして加害者家族がどうなっていくかを著者が渾身の力を込めて書いたというのが伝わってくる力作です。そして、これの前に当たる「風紋」は私も☆5にしました。

 でも、こちらはちょっと評価を高くは出来ませんでした。あまりにも救いのない話。加害者の家族が血縁関係のない人たちも含めて、これでもかとばかりに最後まで不幸になっていきます。そして小学生が小学生を対象とした性犯罪……いくらなんでも、やり過ぎと思ってしまったのは私だけでしょうか。

 個人的には息抜きの気持ちもあって読むエンターメント小説で、現実よりもさらに酷いものをこれでもかとばかりに見せつけられるのはどうかと。とくに、小児が被害者となる性犯罪、殺人犯の息子が生まれつきの犯罪者のような性向というのは、いただけないなあと思ってしまいました。
晩鐘〈上〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉より
457523463X
No.74
(3pt)

あまりにも……

ここでの評価は高いんですね。驚きました。たしかに丁寧に書かれていて、殺人事件後の被害者、そして加害者家族がどうなっていくかを著者が渾身の力を込めて書いたというのが伝わってくる力作です。そして、これの前に当たる「風紋」は私も☆5にしました。

 でも、こちらはちょっと評価を高くは出来ませんでした。あまりにも救いのない話。加害者の家族が血縁関係のない人たちも含めて、これでもかとばかりに最後まで不幸になっていきます。そして小学生が小学生を対象とした性犯罪……いくらなんでも、やり過ぎと思ってしまったのは私だけでしょうか。

 個人的には息抜きの気持ちもあって読むエンターメント小説で、現実よりもさらに酷いものをこれでもかとばかりに見せつけられるのはどうかと。とくに、小児が被害者となる性犯罪、殺人犯の息子が生まれつきの犯罪者のような性向というのは、いただけないなあと思ってしまいました。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉 (双葉文庫)より
4575510092
No.73
(5pt)

登場人物に深くシンクする

この作者は知りませんでした。「風紋」も読んでいません。

それでも、深い洞察力、それも大人の男性、女性から多感な少年、幼少の女の子まで、これほど心理描写ができる作者はいないと思います。この作者の心のひだは奥深いと感じました。

被害者側の主人公、加害者側の主人公、というとらえ方もあるでしょう。実際、二人にまつわるエピソードが多いですから。ただ、被害者側の主人公の姉にせよ、加害者側の少年の妹にせよ、他の家族もとても苦しんで生きている様子が伝わります。少年の母だってそうです。「教師の妻」だった頃を知らない私ですが、「堕落していった」では済まされない、それは当事者にしか分からない辛い日々を経て、それでも必死に生きているのだろうなと思わせます。少年の妹、なにかにつけ周囲をよく見ているというか、把握している少女が、最後に下す決断にたどりつくまでの小さな心の偏移を思うと思わず涙がでできます。当然、あやめてしまった少年の少年なりの考えにもぐっときます。

被害者側主人公の重い心情が暗くページを割いて語られます。確かに重く、こちらもため息をつきそうになります。それでも、「わかる、その気持ち」と思わせるところも多々あり、犯罪に図らずも関係してしまった家族でなくても、理解できるその文章力が素晴らしいと思いました。

早速「風紋」も読んでみたいと思います。でも多分、今回そうだったように、夢にまで出てくる登場人物と紡がれる話なんだろうな、と覚悟します。
晩鐘〈上〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉より
457523463X
No.72
(5pt)

登場人物に深くシンクする

この作者は知りませんでした。「風紋」も読んでいません。

それでも、深い洞察力、それも大人の男性、女性から多感な少年、幼少の女の子まで、これほど心理描写ができる作者はいないと思います。この作者の心のひだは奥深いと感じました。

被害者側の主人公、加害者側の主人公、というとらえ方もあるでしょう。実際、二人にまつわるエピソードが多いですから。ただ、被害者側の主人公の姉にせよ、加害者側の少年の妹にせよ、他の家族もとても苦しんで生きている様子が伝わります。少年の母だってそうです。「教師の妻」だった頃を知らない私ですが、「堕落していった」では済まされない、それは当事者にしか分からない辛い日々を経て、それでも必死に生きているのだろうなと思わせます。少年の妹、なにかにつけ周囲をよく見ているというか、把握している少女が、最後に下す決断にたどりつくまでの小さな心の偏移を思うと思わず涙がでできます。当然、あやめてしまった少年の少年なりの考えにもぐっときます。

被害者側主人公の重い心情が暗くページを割いて語られます。確かに重く、こちらもため息をつきそうになります。それでも、「わかる、その気持ち」と思わせるところも多々あり、犯罪に図らずも関係してしまった家族でなくても、理解できるその文章力が素晴らしいと思いました。

早速「風紋」も読んでみたいと思います。でも多分、今回そうだったように、夢にまで出てくる登場人物と紡がれる話なんだろうな、と覚悟します。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈上〉 (双葉文庫)より
4575510092
No.71
(5pt)

親子で連読 乃南作品の隠れた名著

氷紋〜晩鐘がいわゆる連作とは思わず、購入しました。(中古品ばかり・・Amazonは大変迅速に、きれいに包装し梱包も完全な状態で発送してくださいました・・中古品にも拘わらず)自分が晩鐘(上)から読み、母は氷紋(上)から読んで、あらすじの話をしていて晩鐘が氷紋の七年後の被害者・加害者家族を描いた完結作なのだと気付きました。読み応えは大変ありました。地方には双葉文庫を扱っている書店は余りなく、新潮・角川文庫などに偏ってしまいます。”女刑事 音道シリーズ”や”いつか陽のあたる場所で"などなど乃南さんの作品は秀作ばかりですが、読書の秋 秋の夜長には最適の作品です。
晩鐘〈下〉 Amazon書評・レビュー: 晩鐘〈下〉より
4575234648