アンダー・ザ・ドーム

評判

アンダー・ザ・ドームの評価:

3.95/5点 レビュー 56件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全72件 21〜40 2/4ページ
No.52
(4pt)

ノンストップ小説

「11/22/63」を先に詠みました。
そして、その前にS・キング氏の書いた小説は??ということで
「アンダー・ザ・ドーム」を読み始めました。

ある日突然、透明な壁につつまれてしまった、小さな町。
それはみごとに町の境界線にそって発生している。
原因は不明。
テロなのか?何かの実験の失敗なのか??

しかし今現在の人間の文明では壁の正体がわからず
強力な酸(化学的)でもミサイル(物理的)でも破壊することができなかった。

そうやって外部から遮断された世界で起こることとは・・
実権を握ろうとする醜い欲望。
その結果引き起こされる事件(殺人を含む)の数々

いわゆる合衆国で「レッド・ネック」と呼ばれるような
地方の小物・オヤジが
ヨソモノすべての罪をなすりつけようとする。。。
数すくない良識ある人々がそれに対抗しようとするが

警察権力を握った小物・独裁政権オヤジは、どう対抗するか?!?

ラスト、おもわず、おおきく深呼吸してしまいました。

独裁政権ってこうやって成立していくんだ・・と想像できました。

そして、秘密保持法の成立や
憲法解釈変更によって自衛隊を海外派兵しようとしている現政府が
このオヤジに見えてしかたありません。
アンダー・ザ・ドーム 下 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 下より
4163804803
No.51
(4pt)

ノンストップ小説

「11/22/63」を先に詠みました。
そして、その前にS・キング氏の書いた小説は??ということで
「アンダー・ザ・ドーム」を読み始めました。

ある日突然、透明な壁につつまれてしまった、小さな町。
それはみごとに町の境界線にそって発生している。
原因は不明。
テロなのか?何かの実験の失敗なのか??

しかし今現在の人間の文明では壁の正体がわからず
強力な酸(化学的)でもミサイル(物理的)でも破壊することができなかった。

そうやって外部から遮断された世界で起こることとは・・
実権を握ろうとする醜い欲望。
その結果引き起こされる事件(殺人を含む)の数々

いわゆる合衆国で「レッド・ネック」と呼ばれるような
地方の小物・オヤジが
ヨソモノすべての罪をなすりつけようとする。。。
数すくない良識ある人々がそれに対抗しようとするが

警察権力を握った小物・独裁政権オヤジは、どう対抗するか?!?

ラスト、おもわず、おおきく深呼吸してしまいました。

独裁政権ってこうやって成立していくんだ・・と想像できました。

そして、秘密保持法の成立や
憲法解釈変更によって自衛隊を海外派兵しようとしている現政府が
このオヤジに見えてしかたありません。
アンダー・ザ・ドーム 上 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 上より
4163804706
No.50
(2pt)

時間を返して

延延1400ページも冗長な翻訳文体に付き合わされて、のさばる小悪党にイライラを募らせ、あれだけ広げたおお風呂敷にいったいどんな落ちを付けるのかと思いきや……。

えっ?

読後の脱力感はハンパないです。

読んだ時間を返してほしい。
アンダー・ザ・ドーム 下 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 下より
4163804803
No.49
(2pt)

時間を返して

延延1400ページも冗長な翻訳文体に付き合わされて、のさばる小悪党にイライラを募らせ、あれだけ広げたおお風呂敷にいったいどんな落ちを付けるのかと思いきや……。

えっ?

読後の脱力感はハンパないです。

読んだ時間を返してほしい。
アンダー・ザ・ドーム 上 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 上より
4163804706
No.48
(2pt)

うううう〜ん(汗)

キング。大丈夫かキング。
1〜3までは手に汗握る、次はどうなる?その次は?とはやる気持ちを抑えて読み進んできましたが・・・なんで最後が無責任に未確認生物?の所為になるのでしょうか。悪玉親子も普通に滅せられ・・・今までのキングならサイコ野郎を利用して、奴らを問題解決の「鍵」にして華麗なトリック・種明かしに活用していたのに。いえ、「不条理な運命」を描くにはむしろ「鍵」なしに人が死んでいく「蟻を焼き殺す」論法を選んだのかなとは考えられるのですが私はだいぶガッカリです。4巻の大作をここまで読ませておいてキングの真骨頂を拝めなかった事に対して読後5分ほど「痴呆」になりました。なにこれ。
アンダー・ザ・ドーム 4 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 4 (文春文庫)より
4167812290
No.47
(5pt)

おもしろい!

おもしろい!
その一言です。ドームはなぜできたのか?どうすれば壊せるのか、脱出できるのか?登場人物の所業に関係しているのか?鍵は誰が握っているのか?謎解きをリストアップしていくと箇条書きが何行にもなっていきます。最終巻にむけて巨匠キングがどういう矢を放つのか?どんな華麗な仕掛けをみせてくれるのか?もうドキドキです。
アンダー・ザ・ドーム 3 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 3 (文春文庫)より
4167812282
No.46
(3pt)

ちょっと、失敗。

本だけ読めばよかった。。。。
TVのドラマ版に期待しすぎて、がっかりした分が、
本の印象へ影響を。
本だけ読めば、キングらしかったのに。。。
アンダー・ザ・ドーム 2 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 2 (文春文庫)より
4167812274
No.45
(5pt)

テレビドラマとは全く違う臨場感!

Dlifeで先にdramaを見てしまったのですが、面白かったので本も購入。
全然違うんですよ!内容設定が。ドラマの方が当然「端的」。なのでキングワールドを堪能したい方は是非本を読まれた方がいいです!
アンダー・ザ・ドーム 2 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 2 (文春文庫)より
4167812274
No.44
(5pt)

一般の人々の愚かさ

ドラマとは内容が全く異なり,原作は,ビックジムはより極悪で,ジュニアは完全に狂っていて,多くの人々はとても愚かです.
現実の世界も同じで,ほとんどの人々はとても愚かで考える能力が無いので,頭の良い人格異常者に騙されています.
ドームの存在が人々の愚かさを明らかにさせたわけです.
とてもリアリティな作品です.
現代社会では人間の進化が望めないので,この愚かな人々には積極的な対策が必要です.
アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)より
4167812266
No.43
(4pt)

序盤で躓いた

最初の方から色々と、誰がどうなったと忙しい
死んじゃう人とかも居て、心理描写、登場人物の描写も何もなく死んじゃう人が出てくる
ベンツでおばあさん達が亡くなった所で一旦読むのを止めた。
ちょっと自分が誤解していたかなと思って、また読もうと思って居る。・
そういえば、あの人はナショジオを好きだったなとか思い出しながら。
アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)より
4167812266
No.42
(4pt)

これは・・・・・

TVが先行しましたが、さすがに本のほうも充実してます。実は私Sキング.フリークでたいてい読んでますが、これはまた新たな発想ですね。

まだ上巻の20%位した進んでません。よって四つ星。五つ星は時間の問題と思われます。

ps テレビもすこぶる面白いです。役者がいい。

!!すいません。上巻のコメントでした。
アンダー・ザ・ドーム 下 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 下より
4163804803
No.41
(4pt)

これは・・・・・

TVが先行しましたが、さすがに本のほうも充実してます。実は私Sキング.フリークでたいてい読んでますが、これはまた新たな発想ですね。

まだ上巻の20%位した進んでません。よって四つ星。五つ星は時間の問題と思われます。

ps テレビもすこぶる面白いです。役者がいい。

!!すいません。上巻のコメントでした。
アンダー・ザ・ドーム 上 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 上より
4163804706
No.40
(3pt)

キングらしい作品だけど・・・・

キング氏の翻訳さえた作品を全て読んで来たけど、ちょいガッカリ。
ストーリー自体はほぼ文句無しで面白かった。目に見えないドームだけど、
電波は透過し、空気もほんの僅かだけど透過する。ちょいご都合主義かと
思えるけど、ここもまぁいいか。

ただ、本作はアメリカ政府と軍が「善」と描かれていた事。「ザ・スタンド」
にしろ「霧」(映画名ミスト)にしろ、軍の秘密兵器、秘密実験が元で惨事
になっていた。軍の失敗を政府が隠蔽し、自国民さえ密殺してきていた。

本作では権力側が善になっているのがなんだかなぁ。ドーム内の悪役が前ブッシュ
大統領や共和党を指示している描写。

オバマ政権、民主党政権になったら権力側を「善」とするあたりで、なんか嫌な
政治色を感じてしまった。
アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)より
4167812266
No.39
(4pt)

日本に生まれて良かった。

前の方も書いておられますが、まずコアになる?の始まりは小松左京さんの
「物体O」、「首都消失」と同じと見て間違いありません。
しかしそこから展開するストーリーはキングならではの世界。アメリカの銃
社会を象徴とする「血と暴力」の歪んだ社会の寓話です。

現実の災害が起きても日本では人々の冷静で落ち着いた行動が話題になりま
すが、ニュース映像で見る諸外国の様子からはパニックといった心理状況に
満ちた行動があふれていて恐怖を感じます。

それから個人的に面白いと思ったのは未知の壁の形状が小松氏の作品では巨
大な円柱型をしていますが、キング氏の作品ではドーム状をしていることで
す。何かの自然現象としての処理を考えるならドームのほうがアリかなと思
います。でも小松氏の作品を知っているので空間的に上空だけでなく地下は
どうするんだとツッコミを入れたくなります。

キングの描きたいのはそんなところじゃないというのは理解しているつもり
ですので続きを楽しんで読んでいこうと思っています。
アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)より
4167812266
No.38
(2pt)

随分前に。

この作品、ストーリーだけ見ると小松左京氏の 「首都消失」に似ていなくはないか? 設定を内と外逆にしただけだと思うが・・・。
アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)より
4167812266
No.37
(5pt)

長いのに飽きさせない、ドームに覆われた田舎町

米国北東部の田舎町が、いきなりすっぽり人知の及ばない「なんらかのドーム」で蓋われて孤立してしまうのだが、そこは腐敗政治に冒された町で…という設定。さすがアメリカだけあって、村といってもいいくらいの狭い範囲なのに、拳銃をぶっ放す場面の多さに圧倒された。日本製品がいろいろと出てくるのも意外だった。もし、これがさまざまな問題をかかえた日本の田舎町だったら…と考えて、読後もあれこれと想像しながらずいぶんと楽しませてもらった。さしずめ、出てくる製品の9割は メイド・イン・チャイナで、ときおりヴェトナム製がはさまる、といったところか。

この「とある集団が周囲から完全に孤立してしまう」という設定は、S.キング氏が長年あたためてきた題材とのことで、期待して読んだ。しかし、期待にたがわぬどころか、期待以上の出来であった。あまりにも長いので中だるみがあるかと思ったのだが、編集者らのアドバイスのお陰だろう、中だるみを一切感じさせない長編SFとなっている。原著ではときおり、歌舞伎役者がミエを切るようにところどころでキングさんが「どうだっ!」と言わんばかりの「気の利いた言い回し」を織り交ぜてくれており、読んでいて楽しいことこの上ない。

知らないアメ車や米国の人気テレビ番組のキャラクターなどがちょくちょく出てくる。ひと昔まえだったら、いろんなところを調べまくって活字の説明をいくら読んでもラチが明かなかったりしたものだが、今はネットがあるお陰で視覚的にパッと理解できる。いい時代になったものだ。

ケネディ暗殺をテーマにした「11/22/63」も時間旅行という使い古された題材なのにすばらしい世界を作り出していたが、本作品も間違いなく多くの読者を楽しませてくれるはずだ。すごい作家です、キングさんというのは。

2013年の6月下旬からアメリカCBSでTVシリーズが始まり、相当な視聴率を記録したらしい。すでにシーズン1が終わったとのことだが、DVD化されて日本で見られるのは何時になるのだろう。オーイ、早くしてくれーィ!
アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)より
4167812266
No.36
(2pt)

申し訳ない

私はスティーヴンキングのファンであり、ほぼ全作網羅している。 が、最近の長編…セル、悪霊の島、リーシー(これはまだましだが昔のキングなら号泣させた内容だろう)…ダメだ、はまれない。なにかが違うのだ。いや、最近のではないかも。レギュレイターやダークハーフあたりも面白くはないしドリームキャッチャーはイットの劣化版だった。この作品も期待が高かったが… やはり、はまれなかった。アトランティス…(古い作品だが)やトムゴードン…が良かったくらいで 本当に長編が合わなくなっている。(暗黒の塔は素晴らしいが) だが、最近のキングの短編から中編は昔の短編とは比べ物にならないくらい面白く洗練されているのだ。なぜ、長編と短編でこんなに違うのだろうか? むしろ洗練されたことにより、何かを失ったのか。 本書はいつも通り長く、それでいて昔の作品のように感情移入できず。 キングはシャイニングの続編、暗黒の塔の続編(スピンオフか?)ケネディ関連の長編SF、短めの長編、等々精力的に執筆しているのでそれらにまた、期待をしようと思う。
アンダー・ザ・ドーム 下 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 下より
4163804803
No.35
(2pt)

申し訳ない

私はスティーヴンキングのファンであり、ほぼ全作網羅している。 が、最近の長編…セル、悪霊の島、リーシー(これはまだましだが昔のキングなら号泣させた内容だろう)…ダメだ、はまれない。なにかが違うのだ。いや、最近のではないかも。レギュレイターやダークハーフあたりも面白くはないしドリームキャッチャーはイットの劣化版だった。この作品も期待が高かったが… やはり、はまれなかった。アトランティス…(古い作品だが)やトムゴードン…が良かったくらいで 本当に長編が合わなくなっている。(暗黒の塔は素晴らしいが) だが、最近のキングの短編から中編は昔の短編とは比べ物にならないくらい面白く洗練されているのだ。なぜ、長編と短編でこんなに違うのだろうか? むしろ洗練されたことにより、何かを失ったのか。 本書はいつも通り長く、それでいて昔の作品のように感情移入できず。 キングはシャイニングの続編、暗黒の塔の続編(スピンオフか?)ケネディ関連の長編SF、短めの長編、等々精力的に執筆しているのでそれらにまた、期待をしようと思う。
アンダー・ザ・ドーム 上 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 上より
4163804706
No.34
(3pt)

面白さと冗漫さが混在する力作

スティーブン・キングの作品はかつて新潮社から文庫で出版されていた頃にむさぼるように読みまくっていたものだ。今回本当に久しぶりに著者の作品を拳に取った。感想としてはレビューのタイトルがすべてなのだが、本作の中核のアイディア「ドーム」によって生じる閉塞状況から派生するドラマがあまりに多すぎ、下巻まで読了した印象としてしっかり一つのモチーフに各要素が融合していない。〜それぞれのエピソードがぐっと盛り上がり面白くなってくると、ポンと違うモチーフに飛んでいくことによって、結果的に、作品全体を貫くテンポとスピード感が保たれていないのだ。
 しかし、著者のワン・モチーフにまとまらない作風は今に始まったことではない。だが、前述した新潮文庫時代の作品であれば純文学に限りなく近い表現衝動が文体に緊張感と熱をはらみ、一貫したモチーフにまとまっていなくても読み手をぐんぐん引き込んでいく力があった。特に『クージョ』などはキングのそのパワーが溢れた大力作だ。
 僕は『ダークハーフ』『トミーノッカーズ』あたりの完全なエンタテイメント小説としての完成度が高くなってきた頃から前述した「キングの熱さ」を感じなくなり、キングの小説から遠ざかってしまった。
 今回の作品もけっしてつまらなくはなく、力作でありかなり面白いシーンも多々ある。だが初期作のような作風に立ち返るのならば、前述した時代のような「熱さ」と中核のアイディアから離れたサイドストーリーにも色濃い創造性を期待していたのだが、そういった部分も文字数の多さがテンポを落とす事につながっており、濃密な力や忘れられない創造性を生み出すまでに至っていない、というのが正直な感想だ。
アンダー・ザ・ドーム 下 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 下より
4163804803
No.33
(3pt)

面白さと冗漫さが混在する力作

スティーブン・キングの作品はかつて新潮社から文庫で出版されていた頃にむさぼるように読みまくっていたものだ。今回本当に久しぶりに著者の作品を拳に取った。感想としてはレビューのタイトルがすべてなのだが、本作の中核のアイディア「ドーム」によって生じる閉塞状況から派生するドラマがあまりに多すぎ、下巻まで読了した印象としてしっかり一つのモチーフに各要素が融合していない。〜それぞれのエピソードがぐっと盛り上がり面白くなってくると、ポンと違うモチーフに飛んでいくことによって、結果的に、作品全体を貫くテンポとスピード感が保たれていないのだ。
 しかし、著者のワン・モチーフにまとまらない作風は今に始まったことではない。だが、前述した新潮文庫時代の作品であれば純文学に限りなく近い表現衝動が文体に緊張感と熱をはらみ、一貫したモチーフにまとまっていなくても読み手をぐんぐん引き込んでいく力があった。特に『クージョ』などはキングのそのパワーが溢れた大力作だ。
 僕は『ダークハーフ』『トミーノッカーズ』あたりの完全なエンタテイメント小説としての完成度が高くなってきた頃から前述した「キングの熱さ」を感じなくなり、キングの小説から遠ざかってしまった。
 今回の作品もけっしてつまらなくはなく、力作でありかなり面白いシーンも多々ある。だが初期作のような作風に立ち返るのならば、前述した時代のような「熱さ」と中核のアイディアから離れたサイドストーリーにも色濃い創造性を期待していたのだが、そういった部分も文字数の多さがテンポを落とす事につながっており、濃密な力や忘れられない創造性を生み出すまでに至っていない、というのが正直な感想だ。
アンダー・ザ・ドーム 上 Amazon書評・レビュー: アンダー・ザ・ドーム 上より
4163804706