シベリア鉄道殺人事件
評判
シベリア鉄道殺人事件の評価:
4.00/5点 レビュー 6件。 B ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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シベリア鉄道殺人事件の評価:
4.00/5点 レビュー 6件。 B ランク
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日本国内ではなくロシアのシベリア鉄道が舞台となる。
トラベルミステリーと言うより、国際謀略小説を言った方が
内容的には合っているかも知れない。
シベリア鉄道と言えば、鉄道ファンなら誰でも一度は乗って
見たいと思っているのでは無いだろうか。1992年にウラジオ
ストックが対外開放されたため、外国人旅客もシベリア鉄道
全線の乗車が可能となった。この作品はその翌年に刊行さ
れたものである。
しかし、警視総監の密命とはいえ、警視庁捜査一課の十津川
警部がロシアまで行くのはいささか無理があるような気がする。
そもそも、ロシアの科学者の他国への流出という問題は警視庁
の管轄なのだろうか。十津川警部をロシアに派遣するに当たっ
て、作者はかなり無理をしていると思った。
さらにもう一点、タイトル通りこの作品はシベリア鉄道が主な
舞台になるのだが、意地でもシベリア鉄道を舞台とするかの
ように、飛行機を欠航させたりして、お約束通りハバロフスク
からモスクワまで、関係者全員がシベリア鉄道で旅をする。
国内で起きた殺人事件との繋がりや、十津川警部派遣の経緯
など、かなり設定に無理のある作品ではあるが、ペレストロイカ
後のロシアやシベリア鉄道の道中など、取材の成果が伺える。
国際謀略をテーマとしたサスペンス小説として、また、シベリア
鉄道を扱った作品として、楽しめる作品である。