十津川警部 愛と祈りのJR身延線
- 十津川警部シリーズ (466)
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西村京太郎ファンで、以前から相当数の著書を読みました。 kindle版があったので久々に読みましたが、相変わらずの句読点の多さで何度か読み直さないと意味が伝わってこない箇所が何度かありました。句読点を打つ場所は、ここじゃないだろうと何度も思いました。 内容は宗教的な事があり、私は全く知らない世界の話がメインでしたので難しかったです。 | ||||
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2010年3月に集英社から刊行された西村京太郎氏の467冊目の作品です。今回もタイトルのJR身延線は直接の現場ではなく最寄り駅の身延駅が看板になっている訳ですが、まあ如何にも西村氏の作品らしくてよいでしょう。処で本書の前半にて主役を務める元刑事で私立探偵の橋本豊さんは1981年頃に初登場しているらしく、携帯サイトに連載時の2009年では既に28年が経過していますが、作中では28歳と紹介されていて明らかに矛盾していますが、彼もまた名作マンガ「サザエさん」みたいに歳を取らないキャラクターという事なのでしょうね。 私立探偵の橋本の叔母みさ子が身延山参拝の旅行へと出たまま旅程を過ぎても帰って来ない。心配した橋本が旅行会社に問い合わせると、添乗員の早田敬子は社員ではない事が判明する。そして橋本が偶然にもホテルで目撃した早田と一緒にいた男が後日刺殺される事件が起きるのだった。 本書はミステリーとしてみれば、真犯人が登場するのが後半からという事でフェアではなく犯人探し推理小説の要件を満たしてはおりませんが、まあ著者の意図はミステリーの枠組みを借りた普通小説を書く事にあったのだろうなと思いますね。この小説の最大の眼目は信美教団の「あの世へのポストマン」というシステムを許容できるか?という点にあると思いますが、はっきり言って微妙でかなり判断に迷う所ではありますね。明確に書かれていないでぼかされている点に、遺族に夢を見させる為に薬物を使用しているという疑惑がありますが、それがもし事実であるならばそこは幾ら何でも遣り過ぎだろうと思いますね。でも100%の悪であるかと問われれば必ずしもそうは思えず不幸な人々に善行を為している面も確かにあると感じますね。金儲けという視点だけで物事を見ると本質を見誤ってしまう部分があるでしょうね。結果的に見れば信美教団の消滅は利益の減少を恐れるライバル教団との争いに敗れて叩き潰されてしまったと言えるでしょうね。西村氏も十津川警部も弱者に対する憐憫の情を持たれていて、巨大権力の前では弱小集団は敗れ去る運命にあるのが世の習いといった哀切なストーリーを繰り返し書かれますが、賛否両論あろうかとは思いながらもラストで死者を鞭打たず殺人者にさえも一抹の哀れみの心を抱かせる優しさには胸を打たれるものがありましたね。 | ||||
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新興宗教に加入してしまった私立探偵橋本のおば。 何億も持っている金持ちとのこと。 そういえば,十津川警部の配偶者の直子のおばも金持ちだった。 なんで親族に金持ちがいる人間が主人公なんだろう。 西村京太郎の親族に金持ちがいるのだろうか。 売れっ子作家の西村京太郎自身が金持ちなんだろうか。 新興宗教が犯人ではなく,新興宗教を告発した団体に犯人がいて, その犯人を抹殺したのが国会議員の指示によるらしいというところで終わる。 西村京太郎の傾向が変わったのだろうか。 | ||||
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