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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全178件 141~160 8/9ページ
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現実もこの物語と同じような道のりを歩んでいる。 そういった意味でも、興味深い本。 アニメの一話が面白かったので購入しました! | ||||
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「どうしてここまで専門用語知っているの?」と図書館員としては唸っています。 歳がバレるのを承知で言えば、顎をさすって「ん〜マンダム」と言ってしまうくらい。 「図書館の自由に関する宣言」「日野市」って、 図書館司書の勉強した人なら、絶対に解る最重要のキーワード。 特に宣言なんて、現実に図書館員が学んでいるそのまんま。 「見計い」「タスクフォース」こちらは今現在の言葉かな? ウチの図書館でも、毎週「見計い」が何百冊も納品されるし、 ときどき書店にも本を選びに行きます。 タスクフォースは、実際に命名している館もあるし、いろんなところで活動しているし いろんな報告が発表されています。 ウチの館では簡単に「チーム」って呼んで活動しています。少人数なので。 この本には、図書館の世界で生きている人にとっては、使い慣れすぎた言葉が 当たり前のように飛び交っています。だから、思いっきり入り込んでしまいます。 でも、その言葉自体が作者の創作だと思ってしまう一般の読者にとっては、 きっとその面白さを、半分しか理解できないのではないでしょうか? ん〜マンダム | ||||
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内容については他のレビューにあるとおり。 面白い理由としては、主人公郁と、その上官の堂上のラブコメ展開にある。 読めばわかるが、郁が高校生の時に憧れた王子様が堂上。しかし郁は堂上の顔を覚えておらず、 自分の上官になってからけなしたり衝突してばかりの毎日。もう王道としかいいようのない展開。 しかも堂上も体育会系を自でいくような怖い上官なのだが、たま〜に郁に甘い顔を見せる。 ようはツンデレなのだがこのバランス感覚がすごい。作者の筆力に脱帽。 また、図書館を取り巻く状況、そして図書特殊部隊の戦いなども興味深く、単純なミリタリー物 でもなければ硬い社会風刺にも終わらない、色々なエンターテイメント要素が詰まった作品。 分厚いが2日で一気に引き込まれるように読んでしまった。 | ||||
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著者があとがきで述べているように、ベタな展開かもしれませんが、 それが分かりやすくて、楽しめます。 キャラクターに感情移入しやすいですし、文体も 重々しくなくて読みやすかったです。 | ||||
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さらさら読めます、良くも悪くも。 世界観はとても面白いと思います。 ただ、どうにも登場人物がペラペラな印象を受けます。 展開なども先が読めてしまい非常に残念。 | ||||
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表紙や書き出しで、これは戦争ものでハードなものと想像していたが、最終、激甘なお話というのがまず読後の一番の印象。 メディア良化法なる公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律を掲げ検閲を武力行使する良化委員会に立ち向かう、図書館部隊。彼らは表現の自由を守る為に日夜戦闘訓練に励んでいる。この辺りが突拍子のない設定なので最初なじみはないが、もし、戦争中のように言論統制があったならと思うと図書館部隊の存在意義が感じましたね。 また、公共図書館のあり方、表現の自由の大切さなど図書館における諸問題を適切に伝えているのでただ本を借りて楽しむだけの施設ではない図書館の重要性を認識させてくれました。 図書館て大切な機関なんだなと。 このハードな面と反して、登場人物の純情さには恥ずかしくなってしまいました。でも、郁や堂上教官の純粋さが可愛くって。彼らの周りを囲む人物のはっきりと分かりやすい人物設定もこの話を楽しませてくれる要因だと思います。 | ||||
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『戦国自衛隊』みたいな感じ?と思わせるタイトル。 ハードボイルドにみせかけて・・・実はラブコメディ(笑)物語。(頭を使いませんよ〜♪) 助けてくれた王子さまに憧れ、入隊した主人公。 口の悪い上司“堂上”とは犬猿の仲と言いながらも お互いに気になる存在。 異例“女性初”という存在から、同期男子との間におこる確執と友情。 頭脳明晰で超美人なのに、実は毒舌という大親友“柴崎”との笑えるやりとり。 どこをとっても、ラブコメディにかかせない要素がぎっしりつまっている作品。 映画やドラマになったら絶対面白そうなストーリーです。 王子の正体がわかったあたりで終わる今作品(1作目)。 こんな予告のようなものをチラつかせられたら、次回作を読まずにはいられない〜。(笑) | ||||
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前々からネットでよく見かけてて、読んでみたいなぁと言う興味はありました。 図書室の新着図書で入ってて、こりゃ良い機会だと思って、今出てる3巻まで読みました。 面白かったです! 読んでた印象としては、漢字がいっぱいです。(当たり前ですが) セリフを読んでると、「これ噛まないで言えるのか」といったような感じの漢字群。(言い慣れてるのだとは思いますが) あとは、独自の設定で話が繰り広げらてるので、私は「あぁこういう状態なわけね」と、しっかり 設定把握できたの1巻の中ごろでした。まぁ最初の方でちゃんと理解できてれば、なお良かったのですが。 (私は具体例とかないと、なかなか理解に至らない性質なので) 郁と教官のやり取り等は、判って読んでいながらも、こっ恥ずかしくなります。そこがまた、良いのですが!話自体もとてもいいです。 キャラも立ってて、話の面白さとか、深刻さをすごく引き立てて良いと思います。 私は感情入りすぎて、各所で笑ったり、じわじわ泣いてました。 もう1冊でるそうなので、そちらにも期待です!本書にでてくる、レインツリーも読んでみたい。 | ||||
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どんな本か半信半疑の為、図書館で(買えよと言われそうですが)3作一度にすべて借りてみました。「図書館戦争」の冒頭を読む限りちょっと間違えたかなって思ってたんですが読み進めるうちにのめりこんでしまい、3作を3日で読み終えてしまいました。楽しいです。主人公と教官の掛け合いはライトノベルですが、その中に熱いものを感じ、メディア規制法というものにも考えさせられるものがありました。ライトに熱く!そんな印象でしょうか!?もう一作出るようですが、それまでには全作自腹で買いそろえて私のコレクションとしたいと思います。 | ||||
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題名の通り、戦争の話ですが、生々しい表現はありませんし戦闘の様子が事細かに書かれているわけではありません。血が苦手という方でも、苦もなく読めると思います。 主人公の女の子は、何事も深く考えない子どもっぽい子で、感情で突っ走って周囲に迷惑をかけるタイプです。そういう子は嫌い、読んでいてイライラするという方には腹立たしい話かもしれません。私は小気味よくて好きですが・・・・。 読んでいて、実に爽快です。登場人物も個性的で面白いですね。キャラクターで物語を支えている感がなくはないですが、設定も奇抜でひじょうによく考えられていると思います。 登場人物と設定、両方に魅力があり、引き込まれました。 扱っているテーマは重い事ですが、主人公のバカっぽさや登場人物たちのふざけ具合が面白く、真面目に書いたらどんよりしそうなテーマを上手く盛り上げています。 逆に言えば、土台がしっかりしているから、主人公たちが好き勝手暴れても軽くなりすぎていないんですね。 実に面白い本です。噴出します。声あげて笑いました。どんなに愉快な本でも真顔で読める!という自信が無い方は自宅で読まれることをお薦めします。 | ||||
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文学をさがすのなら、他の作品へ。むずかしいことを考えながら読む本ではありません。 うんちくをたれる本でもありません。 エンターテインメントです。 私は大好きですが、やはり、中身とか重さとか深さを重視しすぎる人には向かないでしょう。 とにかくこの作品は本が好きで、楽しんで読むには持ってこい。 特に主人公のまっすぐなバカさ加減は笑いのつぼに入ります。 本が好きで、裏がなくて、考えるより反射で行動。好感が持てます。そして笑えます。 まわりのキャラも生き生きしているし。 本屋大賞にノミネートされたと聞いて、非常にうれしかったです。 ひときわ異彩を放つノミネートだったのではないかと。 本が好きで、アホらしいフィクションが許せる人は手にとって欲しい。 それこそ図書館で借りてもいいと思います。 軍とか戦争なんてなあ、ドロくさいのやだなあ。 という所見も吹っ飛ぶくらい楽しませていただきました。 最近の、面白い本ない?の返答にはこれを推したいですね。 ただ、万人ウケする内容とは違いますので。あとはあなたの責任でどうぞ。 | ||||
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この本は、本屋大賞にもノミネートされる位に、本好きに支持されている作品です。 私もずっと気にしていたのを、一気読みしてしまいました。 主人公の郁が本の為と、一目ぼれしてしまった人を追いかけて、図書館隊に入って本を守る戦いをする話と言うと、そのまんまですが、本当にそんな話です。 これは、本が好きな人だったら誰でも共感できてしまう話ではないでしょうか? もし、自分の大好きな本が、目の前で蹂躙され、破かれ、読めなくなってしまったら、貴方は我慢できますか? 前にも一度、メディア規正法は成立しかけた事があり、それに戦々恐々としたものとしては、ぜひとも世に広まって欲しい作品です。 別に難しく考えなくても、この作者はライトノベル出身ゆえにテンポもよく、いつもの作品と違ってとてもコミカルな内容なので、娯楽作品としても充分面白いですよ。 | ||||
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まず、何がいいってキャラクター同士の掛け合いが楽しいこと! ストーリーもいいのですが、それよりも会話自体の楽しさが私のツボにスマッシュヒット。 私自身、図書館司書の資格持ちなので、作者があとがきに書いていた「図書館の自由に関する宣言」はもちろん知っていました。 それがこうくるか、というじです。サクッと読めるので、厚さは感じませんでした。 | ||||
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このごろ、「どうしても買いたいっ!」と思える本がなかなか無かったのですが、この作品にはやられました。 おもしろい。とにかく面白い。 私も夢は図書館司書ですがこんな図書館も楽しいだろうなあ、と思いながら読みました。 1600円はちょっと高いですが、それでも「買いたいっ!」と思えます。 堂上さんはカッコよすぎです。 | ||||
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ライトノベルを読んだことがなかったので、説明過剰で軽い文体に最初はなじめませんでした。 しかし、設定・構成・登場人物のユニークさに、映画を見ているようにどんどん引き込まれました。 この本と合わせて、ぜひ、現実の日野市立図書館の歴史、現状を知って欲しいと思います。初代日野市立図書館館長・前川恒雄著「移動図書館ひまわり号」「われらの図書館」「新版図書館の発見」など。こちらにも市民の図書館のために戦ったアツい人達がたくさん出てきますよ!(ドンパチはありませんが。) ちなみに、現実の図書館も、今、業務委託が進んだり予算が削られたり、専門職の締め出しがあったりして、この小説の雰囲気もあながち絵空事でないのが怖いです。 | ||||
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作者はきっと情熱的な本大好き人間なんだろうと思う。漫画を読んでるような軽さだけれど、本が好きでたまらない、熱い気持ちが伝わってくるようなノリで楽しかった。文庫で出るのをまとうかと思ったけれど、ついつい待ちきれずに三冊とも買ってしまった。読みたい本を読めない、読むことを規制されてしまうというテーマは、以前、アメリカのドラマ「ファミリータイズ」の中でも、取り上げられたこともあって、決してありえない話だとはいえないと思う。 | ||||
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これは楽しい! 著者自身があとがきで書いているように「図書館の自由に関する宣言」を元に膨らませた、有害図書の規制に闘う図書館員という設定がもうアイデア勝ち。ステロタイプな登場人物と、妙にお役所めいた「戦争」に楽しみながら一気に「読み干して」しまいました。 他のレビュアーが書かれていましたが確かにハードカバーで¥1,600という価格はどうかと思うのですが、内容は充分楽しめる小説でした。以前から書店で平積みされているのを見て気になってたのよ、これが。それだけの訴求力に充分答える「軽い」小説ですよ。 | ||||
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とにかく面白いです。これが、読み終わった第一感です。 図書を守るための攻防戦という設定自体が、意表を突いていてあっと思わせるのですが、それ以上にこの本を楽しいものにしているのは、登場人物のキャラクターでしょう。主人公の郁は、どう見てもそのあたりのどこにでもいる女の子です。ただ、ちょっと身体が大きく、運動神経に優れているだけです。でも、この女の子の根性は素晴らしいです。とにかく、正しいと思ったことにはがむしゃらに取り組んでゆきます。失敗してしょげたりすることもありますが、すぐに立ち上がって前を向いて進んでゆきます。 この本のテーマは、事件が起こるたびに取りざたされる本の影響と、それを規制しようとする動きに対する反論でしょう。その意味では、子どもたちがアンケートをとって、大人たちをやり込める章が素晴らしいと思います。 さあ、次は「図書館内乱」「図書館危機」を読まなくては。 | ||||
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サクッと読ませてもらいました。面白い! 読んでて思ったのは、漫画してくれないかなぁって。 文章だと難しい言葉が多々あって(バカでスンマセン) 漫画にしてくれれば解りやすくなるかなぁなんて 思ったりしました。 ぜひとも漫画化して欲しい!! | ||||
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貶しているわけではなく、ほめている。良くこんな馬鹿な設定を思いついたと、作者の想像力に感服する。どう考えてもあり得ない設定なのに、実に説得力のある世界観を作り出している。新人だけあってまだ描写力に難がある部分もあるが、設定、世界観の構成が見事なものなので、その点の難を見事に吹き飛ばしている。 もう一つ難を言うならばキャラクター設定と配役が類型的過ぎることだが、ここはこうなるだろうなという先読みを、ものの見事に全部パターン通りに出してくるため、出来の良いミステリーと逆の快感(つまり、「水戸黄門」のような安心できるパターン化)がある不思議な小説だ。もしかして作者は意図的に類型的なキャラクター設定にしたのだろうか?だとすれば、その力量は大したものだと思う。 | ||||
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