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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全178件 121~140 7/9ページ
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図書館員が武器を持って戦うというトンデモ設定に引いてしまって読まずにいたのですが、思い切って読んでみて一気にハマりました。 一見トンデモ設定の用にに見えますが、この世界のメディア規制って、現実のデフォルメなんですよね、武器を持っての統制とまでは行かないでしょうが、一歩間違えばあのような表現の自由が規制されてしまう恐れは現実にもあるわけです。 表面は王道ラブコメ仕様でコテコテですけど、奥にあるテーマは深いです。 司書の資格を持っている身としては、「中小レポート」とか四角の勉強をしていたころを思い出す単語や事件がいっぱい出てきて、図書館関係者が絶賛するというのもうなずけます。 王道ラブコメも、潔いくらいのベタ仕様でけっこう好きですね。主人公郁の「王子様」発言とか……効果的だからこその王道ですから。 ただ、表のベタ仕様が苦手な人はダメなようですので、万人向けではないかも。 | ||||
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出版されたときから気になっていたんだけど、なんで今まで読まなかったのか悔やまれるぐらい、面白かった。 ストーリー自体は、単純明快で結末も予想できたし、ライトノベルみたいな雰囲気も自分の好みではないけど、とにかく、本好き、図書館好きにはたまらない。 ここで、表現の自由と図書館の役割なんて、固いことをいうつもりはないが、図書館って本当に大切なんだよな。 続編出るみたいだけど、早く読みたいな。 | ||||
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今まで読んだ本の中でも、最高に好きなもののひとつになりました。 ラブコメ要素も可愛いし、なにより「ありえない!」という設定を、 こんなにもみっちり、しっかり調べて 「ありそう」な世界観に仕立て上げる腕前は「さすが!」ってかんじです〜。。 そして、読み終わったあとのさわやかさったらほかに無いっ。 有川わーるどの最高峰。 | ||||
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本>人間という考え方が理解できないと批判する方がいらっしゃいますがそんな事はありません。 そもそも最初に武力行使をしてきたのはメディア良化委員会側です。 図書館員は無抵抗だった為に人間にも本にも甚大な被害が出ました。 警察もメディア良化委員会側の味方なのでいくら通報しても助けになんて来てくれません。 それで仕方なく武装する事になったのです。 シリーズが進むにつれてこれで正しかったのかと苦悩する場面もありますし、最終的には一応の決着も着きます。 国民が危機感を抱いていない事ですが、国の法律に飼い慣らされているからです。 全ての国民が本などを読む訳ではありませんからメディア良化法の異常さを理解していません。 メディアが積極的に報道しなかったのも一因です。 完全に対岸の火事状態で本などが高くなったなぐらいの認識でしかありません。 もちろん図書館で検閲にあったら怖いなとは思っていますが、 日常的にあるものではありませんし、図書館外での戦闘は禁止されていますから図書館に近づかなければ被害はありません。 これこそ現代に起こりうる大問題で、無関心さがいかに恐ろしいかがよくわかります。 活字の本の規制が特に厳しいのは規制しやすいからです。 文字データを取り込んで規制ワードを検索するだけですからね。 田舎の書店にまで検閲しに行くのは出版前から規制できないからです。 一応出版自体は規制していないので表現の自由は守られているというメディア良化委員会側の苦しい理屈です。 出版後に検閲で没収されるのでどうしても値段が高くなるみたいです。 収入がないと出版社が潰れてしまいますからね。 この事が引っかかって読まないのは凄くもったいないですよ。 追記 郁、篤さん呼びの何が悪いのでしょうか? 上司と部下で年の差カップルですよ?常識では? 頭ポンポンも年上彼氏物では定番ですよね。 | ||||
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作者のあとがきにある、 『月9連ドラ風で一発GO!』 というコンセプト通りの作品に仕上がっています。 まず、「図書館」という言葉のもつ真面目で堅苦しいイメージを残しつつポップなノリに仕上がっていること。 そして、全体的にとってもライトで読みやすいこと。 これはもう、作者の画力がすごいってことだと思うんです。 時は地球のパラレルワールドのような近未来。 メディアへの侵食度が権力と武力によって肯定される風潮から、「メディアの自由」を守るため、図書館は自主武装組織を持っています。 そこに入隊した主人公の笠原郁さんは長身でスポーツ万能。 高校のときに本屋で助けられた「王子様」に憧れて、思わず入隊。 厳しい訓練を突破していきます。 そして、女性としては初めての特殊部隊入り。 そこに、メディア良化委員会との戦争めいたものに巻き込まれ、人質にとられた郁。 憧れの教官、堂上との行く末と郁の運命やいかに? といった感じの、本当にドラマのような小説。 ページをめくる手も軽く、話もどんどんと進行していきます。 本が重いのがタマにキズ。 文庫化して欲しいシリーズの1作目です! | ||||
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本編は全て読みました。 職業+ラブストーリーとしては☆5つです。 でも肝心の図書館+戦争としては、☆2つ。 間をとって4つです。 以下感想。 図書館と戦闘を絡めた内容はユニークでおもしろく、キャラ達もベタを踏襲しつつ、爽やかに描かれているので気持ちよく読めました。 ただ他の方も言われていましたが、後半は完全に主人公の恋愛にストーリーがシフト。 せっかくの設定が霞んでしまった感があります。最終的には、図書館も法律も、主人公たちの恋と青春を彩るスパイスになってしまったような…。 危険な職業につく若者の恋愛を描くなら、なにも図書館をつかわず、実在の組織を舞台にすればよかったのでは…? などと思ってしまいました。 (事実、同じ著者の「クジラの彼」は、自衛隊が舞台のラブストーリーですが、とてもおもしろかったので。) | ||||
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公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる 「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)が成立・施行された 架空の2019年の現代日本が舞台。 強権的かつ超法規的な「メディア良化委員会」と その実行組織「良化特務機関」の言論弾圧に 唯一対抗できる存在が図書館。 不当な検閲から図書館の自由と本を守る為、 図書館は武装し、図書隊を組織して、 良化特務機関との永きに渡る抗争を続けている。 そんな図書館抗争と図書隊員たちの日常が、 ヒロインの成長や、周りの人物・環境を元にした エピソードをメインに描かれています。 知らないうちに通っている法案がたくさんある現代において、 《もしかしたらこんな世界になることも…?》と思ってしまうのが悲しい・・・ 自由に好きな本をたくさん読むことのできる幸せを かみしめながら読みました。 けっこう分厚い本ですが、読みやすくってすぐに読み終わっちゃいました☆ | ||||
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アニメの方を先に見てから、原作のほうを読んだのですが、原作とアニメの双方の持つ印象がまったく同じでアニメファンの方にも読んでいて楽しめる内容だと思いました。 一見すると分厚い本ですが、さくさくと読み進められ楽しめると思います。 また、アニメ化されなかったエピソードもあり、「図書館戦争」の世界にどっぷりとつかりたい方はシリーズを読破されてはいかがでしょうか? | ||||
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今更ながらハマりました。 出たころは、ハードカバーであの表紙、タイトル、にそうは惹かれなかったのですが。 ベタな、甘い系のライトノベルだとは思えないじゃありませんか。あの装丁は。 でもそういうのが好きな人には最適だと思います。 軍隊モノっぽかったり、少し小難しい箇所(そしてその部分は他のレビュアーさん達がおっしゃるように穴だらけですが)もありますが、軽く恋愛ものとして楽しめました。 ありえない設定、というのは前提です。 こんな世の中になってもらっても困りますし。 だけど、この内容でハードカバー、あのお値段というのはいかがなものか、とは思いますが。 結構学生さんには辛いのでは。やはり図書館で借りろと? | ||||
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メディア良化法という人権侵害も甚だしい法律に対抗すべく、図書館が自ら防衛隊を構成して国家と戦うという架空のストーリだが、妙にリアリティがあっておもしろかった。特に人物描写が細かくキャラクターの個性がしっかりと表現されていたので読みやすかった。ただ、法律や人物描写がいい分、発生した事件については内容が薄く、個人的にはちょっと物足りなかった。 | ||||
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何人かの方が「月9ドラマ」「恋愛ドラマ」「少女漫画」という表現を使っていらっしゃいますが、全巻通して読み、かつ作者後書を読んだ上で補足させていただきますと… 作者自身が「連ドラっぽい」を目指して書かれているようです。 なので「月9ドラマ」「恋愛ドラマ」「少女漫画」っぽい事を納得済であれば普通に面白いと思います。 私自身は特に「月9」的な感想はもちませんでしたが… | ||||
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自称文学少女の私は、メティア良化法なるものがある世界は、恐ろしいです。自覚がないうちに恐ろしい法案が通ってしまうということは、現実にもあり得るわけで注意しなければと思いました。郁の成長が、楽しみです。 | ||||
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キャラ設定抜群! ライトノベルか?ってくらいに軽く、明るい。 難しい単語と背景説明のややこしさはたしかに厄介だけど、 でも、無理に理解しようと読み込まなくても雰囲気で何となくわかるから気にすることはない。 有川浩を「文学」として語るのはナンセンス。 この人の場合、面白ければいいんです!!! この人、ほんとに乙女心をつかむのがうまい。 この月9的設定はなに!ベタ甘な展開は! で、しかも舞台が図書館。 図書館が舞台で本を守るために戦う防衛隊・・・。 こんなの本好きにはたまりませんよね? ずるいよー。本好きには無視できない設定だもん。 みんなが愛する本が不当に扱われ、 「自分も防衛員の一員として本を守ってやるぜ」的な正義感を読者までもが抱いてしまう。 私も心は防衛隊と一緒に戦ってました(笑) ラブの行方が気になって仕方ありません。 はやく第2弾も読まなきゃ〜♪ | ||||
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検閲がえげつなく強化された時代、図書館の自由法のもとで表現の自由を守ろうとする…という設定ではありますが、テーマの社会性・問題提起などには全く重点が置かれていないですね。 良化隊(検閲する方)とタスクフォース(主人公側)との闘いは、思想的にもアクション表現的にも、こういっちゃなんですが非常に浅いというか、陳腐というか…。ストーリー展開もベタだし、キャラクター造形もある意味、少女漫画や月9ドラマでよくありそうな感じです。 にもかかわらず、☆4つをつけたのは、キャラ同士の会話の掛け合いがとても魅力的だったから。思わず吹き出してしまったり、にやけてしまうような会話が随所に出てきます。 小っ恥ずかしくて妙に甘酸っぱい、初恋の気持ちを思い出させるのか、読み終えた日の夜、昔の夢を見てしまいました。 ベタの力、恐るべしです。 | ||||
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図書館員が戦うなんて、現代では普通考えないでしょう! 焚書の時代ではないのに。(焚書の時代は戦うとかの問題じゃないか...) 一緒になって戦いたくなります。文章もさくさく読める。 ただ、セリフが甘いです。激甘です。女性にはいいけど、 男性によってはちょっとかゆくなるかもしれません。 | ||||
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読んでいて第一に思った事は『ライトノベルじゃないかっ』 ハードカバーなのでタイムリーな内容で風刺も込み入った本だと想像していたがまったく違う。 ライトノベルを読んだことのある人は読める内容だと思うが苦手な人には苦手だと思う。 自分としては期待とは違ったが楽しく読めた。想像と違った人は早めに頭を切り替えた方がいいかもしれない 自身の感想としては率直に面白かった。 未来のため、未来に残すために本や資料を命を張って守っている図書隊員… カッコいいじゃないか 本や資料を守るために命をかけて戦うなんてバカらしい、あり得ない、なんて一言で片付けるには惜しい。 設定や細部に突っ込みを入れていてはせっかくの作品が台無しになると思う。 期待と違った方々としては否定してしまうのだろうけれど エンタメ本として楽しんだ方がいいです。 ただハードカバーで出すべきではないような… | ||||
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展開はベタすぎて先が読めてしまうし、 戦闘シーンは武器の蘊蓄も迫力もいまひとつ物足りないし、 コスパで言ったら文庫本で500円以内でないと釣り合いが取れないと思う。 が、 図書館の司書なら一度ならず直面する 表現の自由や、情報規制と検閲などの問題をネタにし、 ここまで荒唐無稽なストーリーを考えついたことに拍手を送りたい。 それに日野市なんかをきちんと出してくるアタリ、上手い。 いたるところに図書館業界用語が散りばめられているが、 「ギルドっぽい」とまで言われている司書の世界である。 一般人にはイマイチ物語に入り込めないんじゃないだろうか。 でもまぁ、各図書館の司書さんたち&書店員さんたちが率先して購入してそうだ。 それだけでもスゴイ売り上げになるのかもね。 ベストセラー入りしてるようだし。 | ||||
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むちゃくちゃ面白くて、一気に読んでしまいました。笑いあり、涙あり。 ただ面白いだけじゃなくて、いろいろ考えさせられる問題もあり。。。 司書資格を持ってる人や、特に図書館実習をやったことのある人には、おススメ! もう、図書館に戻りたくなりました(^▽^) 少し真面目な話ですが、表現の自由、情報規制・検閲、図書の閲覧の範囲については、司書課程を受けた人は必ず講義に出てくる問題です。 ライブラリアンたちは、いつも、こうした問題と闘いながら過ごしています。 でも、図書館員たちの苦しみは、世間に知られることは少ないです。 この本は、とても面白いけれど、根底にそうした問題を取り上げている本でした。 正直なところ、私は根底に流れる問題に対し、涙がでました。 できれば、将来、この本の世界のように武器を手にすることが無いことを祈るばかりです。 なにしろ、ホントにそんなことになったら、一番心を痛めるのは、本を愛する人たちですから。 | ||||
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月刊LaLaで漫画化され、この作品を読み始めました。 本が自由に読めない日本を舞台にしてあります。 乙女読みが出来る方は、とっても面白い本だと思います。 ベタな展開、ベタな駆け引き。 それが良いです!! 「こうなったら良いなぁ〜」がなっちゃってます。 戦闘モノが苦手なわたしでも、サクサク読めました。 恋愛未満児の主人公・郁や上官の堂上、小牧、玄田、同期の柴崎、手塚など、魅力的な登場人物ばかりです。 | ||||
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「いつも喧嘩ばかりしてるけど、ホントは相手のことが好き」で、「周りには相思相愛なのがバレバレなのに、本人達だけ気づいてない」、というこの状況。高○留美子さんのマンガに代表されるような、まさにラブコメの王道ですね。作者本人も後書きに書いてるし。でも、そこが良いんだな。読んでてときめいちゃう読者が続出するのも、無理は無いよ。戦争物が苦手な人でも、これなら全然大丈夫だと思います。 で、そんな本作がめでたくアニメ化され、折角なので見てみたら、妙に違和感。あのー、はっきり言って、堂上教官のビジュアル、小説と違くないですか〜? こんな見るからにドハンサムな人でしたっけ〜? まあ、マンガ版の教官もこんな感じだし、小説の挿絵を書いた方がアニメのキャラデザやったのも知ってますが、小説を読んで受けた教官の印象は、もっと短髪で、見る人が見ればカッコいい、みたいなタイプでしたよ。 まあ、その辺、いろいろ大人の事情があったのかもしれませんが、個人的には小説版の挿絵にシルエットで出てくる堂上教官のほうが、本来の姿だと思います。まるで、お気に入りの小説が映画化(もしくはドラマ化)されて、芸能事務所イチオシの、キャラのイメージと違う人がキャスティングされてしまったみたいで、ちょっと残念。 | ||||
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