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図書館戦争
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図書館戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全178件 41~60 3/9ページ
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最初,題名を見たときなんだろうや正直ありえない世界観とか現実とかけ離れたものだったらどうしようと 最初は読もうか読むまいか悩みました。 しかし、読んでみるととても面白く、世界観もよかった。そしていろいろと考えられる物語です。 恋愛だけじゃないと思います。実際に現実にありそうな世界観だと思います。 もうファンになってしまいアニメから映画まですべて見ました。 すべてはここから始まる。 | ||||
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文学として読むと物足りないかも知れませんが、漫画感覚でライトに楽しめます。「メインテーマは別にあって、そこはかとなく漂うラブコメ」が好きな方におすすめ。 渡辺多恵子さんの「風光る」が好きな方は、好きだと思います。 | ||||
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近未来の日本において、言論統制を目的として本の検閲・没収を行なうメディア良化委員会と本(読書、読者)を守るための軍備を備えた図書隊との戦争を描いた作品。この大胆な設定の下、ハート・ウォーミングな物語に仕上がっている。何と言っても、竹を割った様な真直ぐな性格で、頭より体が先に反応し、粗忽で、頑固で、猪突猛進で、男勝りでありながら、憧れの"王子様"を追って図書隊防衛軍に入隊したという乙女心を併せ持つヒロインが圧倒的に魅力的である。このヒロインを中心としたラブ・コメ的要素を含むピュアな恋愛小説ともなっているのだ。教官との関係も含んだヒロインの成長物語ともなっている点は、まるで「スチュワーデス物語(古い!)」を想わせる。 エピソードの紡ぎ方も巧みで、重いテーマを扱いながら、全体を爽やかなユーモア味が包んでいる点も心地良い。冒頭から(読者には)分かっている事実を、ラストで改めて提示されて泣けたというのも稀有な体験だった。更に、意識して使っている言葉のギャグが可笑しく、ヒロインと寮の同室の友人との会話はまさに抱腹絶倒。ヒロインだけではなく、この友人(美人だが毒舌家で一癖も二癖もある)やバラエティに富んだ教官達の造形にも感心させられた。 本作の背景には、現在、読者数が減りつつある出版事情、愛読家が本を取り上げられた時の憤り・"やるせなさ"と言った事に対するアンチテーゼとして、一人でも多くの人が好きな本を自由に読める世の中になって欲しいとの作者の願いがあると思うが、それをこうした切り口で小説化するアイデアは卓越していると感じた。笑って泣ける一級のエンターテインメント作品と言えるのではないか。 | ||||
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先日公開された映画「図書館戦争」の原作。 あとがきによれば「月9」ドラマをイメージして 「LOVE」いっぱいの物語に挑戦したそうです。 P244 折口さんという記者のことば 義理も縁もない他人に何かを頼むとき 「協力してくれるべき」とか「してくれるだろう」とか 甘い見通しを持ってる奴は絶対失敗するわ。 協力って期待するものでも要求するものでもなくて 巧く引き出すものなのよ。 おもわず先の参議院選挙を思い出してしまいました。 「本を焼く国はいずれ人を焼くのだ」 思想信条、表現の自由を守ることは 本当はこのくらい大変なことなんだと そして女性センターの本にいちゃもんつけた議員のいる国、日本。 きちんと抵抗しないとズルズルと自由はなくなるということも 改めて思いました。 ライトノベルでまるで少女マンガのよう展開もありますが 底辺に流れる主題は、とても重いものでした。 | ||||
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装丁とタイトルからしては硬そうな雰囲気だが、さすがはメディアワークス。 超ライトノベルで色恋を全面に出しながら図書館の存在意義に対していろいろと示唆している。 個人的には非常に面白く読み進め、シリーズも読破。 映画にもなって続編を期待したいものの出ないかな。 | ||||
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メディア良化法が施行された架空の日本。 図書を守るため、憧れた人に会うため、図書隊に入隊した郁の活躍を描く。 教官である堂上・同期の手塚との喧嘩に近いやりとりを通じ、 図書を守る中、隊員として成長していく・・・ 郁の憧れの人は始まってすぐに分かってしまうが、 おもしろい小説の設定に加え、実に際だっているキャラ達が相まって、 実に爽快な物語の世界を構築している。 シリーズものでもあるし、その第1作目となる本書。 当然これを読んでおくと、以降も楽しく読めることであろう。 | ||||
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レビューで賛否両論分かれるように、活字型の人間の方々には、非常に薄く、非常に疲れる作品だと思います。 ライトノベルって感じなのでしょうね。シリアスな部分よりもキャラクターを目立たせて世界観を表現していると思います。 ただ、ラストの史料館の攻防はそれなりにリアリティはあったと思います。もちろん「小説の中のお話」という前提ですが、笠原の心境等を真剣に考えさせられました。 あとはキャラが良い。完璧な人間がいなくて、みんなどこかしらに抜けがあるところが共感できます。 特に柴崎が良いですね。もし柴崎のような女性が身近にいたら、騙されてるってわかっても、間違いなくホレます(笑) 気になる点は ・セリフを大声でしゃべる人が多くて、「!!」が多様されててたまに誰のセリフかわからなくなる ・「戦争」の段階ではキャラの個性がわかりにくい。内乱まで読めば共感できる部分があるかもしれないけど、戦争止まりになる人もいると思う。 くらいかなぁ… 評価を付けるとしたら、個人的には「5以外は考えられない」おもしろさでした。ただ、恋愛モノが嫌いな人にはハマらないです。 | ||||
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実は娘が欲しがったので求めました。 大変喜んでくれました。大満足! | ||||
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旅猫レポートに続いて、有川さんの作品を読んだのはまだ2作目ですが、すっかりハマって面白かった。 気楽に読める作品ですね。 設定の部分で、人によっては理解しずらいかも知れません。 シリーズになっている事を購入してから知ったので、続きも読んでみたいと思います。 | ||||
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ライトノベルだからしばらく敬遠してたけど読んでみたら非常によかった。おもしろかった。 図書館の自由に関する宣言を知ってこの作品を書き上げたのだから作家さんはすごいよ。同じものを見ていても書けないのに、こんな作品を仕上げるなんて… 表現の自由や言論統制など、危うく現代でも導入する可能性がある世界に生きてると、まったくのノンフィクションでこのままずっとこの本があってほしいと思う。 惜しむらくは「押しも押されぬ」と書いてあったとこが気になりました。「押しも押されもせぬ」が正しいですよね。 | ||||
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再読のため文庫本を買いました。このシリーズは、なんど読んでもやっぱり面白い、笑いと感動のスペクタクルです。なかでも第一巻は格別、なんだか「川原泉」の漫画を読んだときの気持ちに似てるかも。 | ||||
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読み始めた時は難しい内容でついていけなかったんですが 読み続けていくうちに図書館戦争の世界に入り込んで、もう読み出したら止まりません!! 何よりも戦いのシーンがかっこよかったです。 出てくる登場人物が個性的で魅力的でした! 笑いあり、涙ありのストーリーです。 映画化すると知ったときの喜びといったら… 映画も見ようと思っています! 興味がある方はぜひ読んでみて下さい!! | ||||
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いい意味でライトノベルでした。 図書隊に関して疑問符を持つのであれば、ずっともやもやしながら読むことになるので これはもう「こういうキャラ」「こういう世界」と割り切ってしまった方が楽しめます。 電車の中で思わず吹き出してしまうほどに私には面白かった。 会社の上司はずっともやもやしていて「えーないでしょー」と思いながらも 話題に上がったから読んだとのことだったのですが、 私は2巻以降を一気買いしてしまうほどに気に入りました。好みが分かれると思います。 誰か一人でもいいかもーと思うキャラがいたらキャラ追っかけのつもりで全巻読んでもいいと思います。 | ||||
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最高傑作ですね。植物図鑑が有川作品との最初の出会いになりますが、毎日寝る間も惜しんで読んでいます。4月に映画も封切られるようですね。絶対見ます。 | ||||
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さすがの有川作品という感じで、マルチメディア展開が されて映画さらに実写化もされるとのことなので 原作を踏襲した実写化を期待したいと思います。 | ||||
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これ、漫画が好きな人は向いてると思います。 特に少女マンガ。 会話文に「うわぁぁぁああ!」なんて 言葉があるのは許せない!って人は やめておいたほうがよさそうです。 本を守る軍隊の人たちをめぐる 恋愛小説なので、乙女の方々は是非。 | ||||
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面白い!ほんとおもしろい。 まず、キャラが魅力的。 郁、堂上教官、小牧教官、柴崎、玄田隊長、みんな個性的でストーりーをぐいぐい引っ張って行く、 そんな感じがする。 1番最初に読んだとき何かちょっと設定が難しいなーと思ったけれど いまではもう本の中に入りきった。 巻末のジュエルボックスはもうニヤニヤして変人になりながら読んでた。 | ||||
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過去のベストセラー本を探している際に見つけ、手に取りました。 当初、そのタイトルから 「本をめぐる様々な社会問題との知力を駆使した戦い」 と勝手な想像をしていましたが実際は 「厳しく検閲を強行しようとする団体 VS 検閲から本を守ろうとする図書館 の、武力VS武力の攻防戦の中 上官と部下(主人公)のじれったくも甘い恋愛模様」をメインとするストーリーでした。 恋愛ものを学生以来読んでいない私にとって 思わぬ選書となりましたが ラブ要素があると分かった時点で頭を切り替え 単純に楽しもうという意気込みで読み進めました。 作中の組織や制度の矛盾点は目につくことがありましたが そういう設定なのだ!と割り切って読むのをおすすめします。 いちいち「この設定で○○はありえない」などと考えてしまうと一気に覚めてしまいます。。 とにかくラブシーンは甘い!甘くて顔がにやけてしまいます。 なんだかこういう感じは久しぶりだな〜と 純粋にウキウキ気分を楽しみました。 戦闘シーンは若干物足りない感もありましたが あまり詳細に泥まみれ・血まみれに書かれても ラブシーンとの差が激しくて引いてしまいそうなので このくらいでちょうどよかったのではと思います。 どちらかというと、ラブストーリーが印象深い本であると感じたので そういう認識の上読むのがよいかと思います。 | ||||
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図書館好きにはたまらない一冊。 図書館の仕組みの細部までよくわかる。 「見計らい」って羨ましかった。 ある面では,現代の図書館の退廃ぶりに対する喝を入れるような物語のように読めるかもしれない。 自由は戦うものだという民主主義の基本を地で行く。 登場人物も設定も現代社会そのもの。 「赤毛のアン」という単語がでてきてほっとしました。 具体的な本の話題があると安心できるかも。 ps. 平成31年までに,全巻読破したい。 | ||||
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この作品は、アニメ化・アニメ映画化(2013年GWに実写映画化)しました。 これはあくまでも近未来日本が舞台であり、小説なのです。現実と対比しても、あまり意味はないのでは、と私個人は思いますが。 『本を守るために戦う』って? そんなんあり得ねえ!! そう思う人はいると思いますが、どうか先入観で判断しないでください。 そんな「あり得ないだろ」設定の中に、ちゃんと作者・有川浩の、現実社会への問題提起がされているんです。 『図書館内乱』……耳の不自由な毬江ちゃんに、小牧が難聴者の出てくる「レインツリーの国」という本を紹介するが、 それが「難聴者への配慮に欠ける」行動であると、メディア良化隊に査問会にかけられてしまう。 毬江ちゃんが協力し、小牧は無事解放されますが、これはとても大きな問題だと思います。 自分の勝手な思い込みで、人を判断してしまうことはありますよね。 でもそれが、誤解だったら? 差別は、もっと大変なことになります。 きっと有川さんは、そういうことを懸念しているのではないでしょうか。 『図書館危機』……茨城県立美術館で、メディア良化隊に狩られるであろう作品を展示することになり、特殊部隊が 応援に行くことになる。しかし、そこは荒れ放題で、良化法賛同隊がいるような有様だった。 その上、銃を持つことでは何も解決にならないと言い張る、「無抵抗者の会」という団体が 特殊部隊に銃を持つなと叫びたてる。 「無抵抗者の会」の彼らは、「銃を持たないことで対話は生まれるのです!」「あなたたちは敵とはいえ、同じ人間をあのような惨状にして…」 「銃をもって、英雄にでもなったつもりか、あんたらは!!」などと、作品を守るために戦った特殊部隊や茨城の図書隊の彼らに言います。 ですが、誰も、銃など持ちたくないのです。自分の手で人を殺めるなんて、普通はしたくないでしょう。 それを彼らは、表に立って自分の手を血で濡らしてまで、戦っている。 私は、英雄になったつもりかだなんて、言えません。 「無抵抗者の会」の彼らの言葉を見ていて、とても悲しく感じました。 自分たちは戦えないくせに、人が自分たちのために戦って人を殺めることを、声高に否定するなんて。 戦う人たちはきっと、守るべきものがあるから、戦っているのだと思います。 図書隊の彼らにも、家族はいるし、愛する人だっている。 それは、良化隊だって同じ。 だけど、そんなことを考えていたら、自分たちが先にやられてしまう。 「自分がやられるより、先にやれ」 郁は、そんなことを考えていました。 戦うって、生半可なことじゃないんです。 殺したくない、でも先にやらなければ殺されてしまう。 矛盾と戦わなければならないんです。 多分、そんなことを、有川さんは思って書いたのだと思います。 自衛隊モノを描いていたからこそ。 ただ、ずっとこんな話ばかりでは飽きるだろうと、ラブコメ要素も入っているわけです。 ラブコメだけど、それだけじゃない。 これは―――、『戦闘ラブコメ』だ。 これを読むときに、ラブストーリーのところだけを見るのではなく、 有川さんの想いも、是非、感じ取ってほしいと思います。 随分長くなってしまいましたが、この私の拙いレビューを読んでくださった方、どうもありがとうございました。 私は有川作品は好きなので、また、どこかで。 | ||||
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