虐殺器官

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

虐殺器官の評価:

4.03/5点 レビュー 369件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全557件 161〜180 9/28ページ
No.397
(5pt)

(MGS5+MGS4)/2

(MGS5+MGS4)/2
お互い影響を受けていただけあって非常に内容が酷似している。
メタルギアファンは読むべきだし、これを読んで気に入った人はメタルギアをやるべきだと思う。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.396
(5pt)

文体の凄さ

私がいつも日本のSFに抱いていた最大のはとくに有名SF作家に見られる文体の欠如だ。アメリカ暮らしが長いので、英語の作品は英語で読んでいる。だから、海外で翻訳された場合、HarmonyのほうがいわゆるSFとしての完成度が高く評価が高かったのだとおもう。翻ってHarmonyを日本語で読むと、例えばメインキャラクターの背景の重さなどが、いたって抽象的だ。そして虐殺器官はまったくその真逆。好き嫌いは分かれる村上龍の作品のなかで、とにかく彼が描く戦闘シーンの生々しさだけはいつも感動する。虐殺器官は作品としてそれを凌駕する、声をもっている。その意味で、たぶん虐殺器官をSFという狭い領域ないで、評価するのは間違いだと思う。日本の現代文学が形骸化するなかで、こういう声に出会えたのは本当に奇跡のようにうれしい。さらに、彼が突き出したテーマはこのポストトランプの世界でいま重要度を増していると思う。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.395
(5pt)

文体の凄さ

私がいつも日本のSFに抱いていた最大のはとくに有名SF作家に見られる文体の欠如だ。アメリカ暮らしが長いので、英語の作品は英語で読んでいる。だから、海外で翻訳された場合、HarmonyのほうがいわゆるSFとしての完成度が高く評価が高かったのだとおもう。翻ってHarmonyを日本語で読むと、例えばメインキャラクターの背景の重さなどが、いたって抽象的だ。そして虐殺器官はまったくその真逆。好き嫌いは分かれる村上龍の作品のなかで、とにかく彼が描く戦闘シーンの生々しさだけはいつも感動する。虐殺器官は作品としてそれを凌駕する、声をもっている。その意味で、たぶん虐殺器官をSFという狭い領域ないで、評価するのは間違いだと思う。日本の現代文学が形骸化するなかで、こういう声に出会えたのは本当に奇跡のようにうれしい。さらに、彼が突き出したテーマはこのポストトランプの世界でいま重要度を増していると思う。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.394
(5pt)

いいです!

映画を見た後に読んで見ると、その場面が
想像できます。なので余計のめり込んで読めました。今ではDVD発売待ちです(笑)
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.393
(5pt)

いいです!

映画を見た後に読んで見ると、その場面が
想像できます。なので余計のめり込んで読めました。今ではDVD発売待ちです(笑)
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.392
(4pt)

作者の映画評が好きだったので楽しめました。

昔、ネットで見た映画評が面白くて本を手に取りました。
読後の感想は『マンガっぽい』
肝心の虐殺の言語の説明が物足りない為、現実感溢れる設定にアイデアが落とし込めて
いない気がする。
お話自体はシンプルで一人称の語り口がくどい。でもこれは好みの問題でしょう。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.391
(4pt)

作者の映画評が好きだったので楽しめました。

昔、ネットで見た映画評が面白くて本を手に取りました。
読後の感想は『マンガっぽい』
肝心の虐殺の言語の説明が物足りない為、現実感溢れる設定にアイデアが落とし込めて
いない気がする。
お話自体はシンプルで一人称の語り口がくどい。でもこれは好みの問題でしょう。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.390
(5pt)

今後のアメリカの預言書か?!

劇場版の製作決定の時に購入しました。その時に読んだ時は言語学のSF、実現可能なテクノロジーを予見した面白いミリタリー小説ぐらいに思ってました。トランプ政権就任以後の施策を見ると、この虐殺器官に通じるところがあります。テロの抑圧からの自由を犠牲にプライバシーや異国籍民の自由を制限する。テロリストの追跡可能性。伊藤計劃の言葉がミームとして世界を伝搬したのか、はたまた深層文法として世界に彼の文法が浸透したのかと思えるほど、彼の世界は具現化しつつある。もしアメリカの今後の行く末を感じたいのであればこの本は外せない。

少し大げさに書いてしまったが、このレビューを見て本を読んでくれる人が1人でも多くいてくれればと願う。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.389
(5pt)

今後のアメリカの預言書か?!

劇場版の製作決定の時に購入しました。その時に読んだ時は言語学のSF、実現可能なテクノロジーを予見した面白いミリタリー小説ぐらいに思ってました。トランプ政権就任以後の施策を見ると、この虐殺器官に通じるところがあります。テロの抑圧からの自由を犠牲にプライバシーや異国籍民の自由を制限する。テロリストの追跡可能性。伊藤計劃の言葉がミームとして世界を伝搬したのか、はたまた深層文法として世界に彼の文法が浸透したのかと思えるほど、彼の世界は具現化しつつある。もしアメリカの今後の行く末を感じたいのであればこの本は外せない。

少し大げさに書いてしまったが、このレビューを見て本を読んでくれる人が1人でも多くいてくれればと願う。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.388
(5pt)

評価が割れる理由

何年か前に初めて読み、今日劇場公開を機に久々に読んだがやはり面白い作品だった。

評価が意外と割れていたが、それは事前にイメージや期待を持ちすぎて違和感があるのではと思う。
軍人もアメリカ人も近未来も虐殺の言語もすべては、良心に思い悩む一人の青年を描くための
道具あるいは要素でしかない、ということに納得がいかない人もいるのだろうなとレビューを見て思った。
自分は特に違和感なく、そこにいるちっぽけな一人の物語なんだとフラットに受け取れたから楽しめたのだと思う。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.387
(5pt)

評価が割れる理由

何年か前に初めて読み、今日劇場公開を機に久々に読んだがやはり面白い作品だった。

評価が意外と割れていたが、それは事前にイメージや期待を持ちすぎて違和感があるのではと思う。
軍人もアメリカ人も近未来も虐殺の言語もすべては、良心に思い悩む一人の青年を描くための
道具あるいは要素でしかない、ということに納得がいかない人もいるのだろうなとレビューを見て思った。
自分は特に違和感なく、そこにいるちっぽけな一人の物語なんだとフラットに受け取れたから楽しめたのだと思う。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.386
(4pt)

器官とはそうゆうことか

タイトルに惹かれて購入。器官の意味が分からずものすごいグロテスクなものを創造していましたが、筆者が考える器官と言うものが分かるにつれて先がどんどん気になり一気に読みました。
ハーモニーも読んでみようと思います。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.385
(4pt)

器官とはそうゆうことか

タイトルに惹かれて購入。器官の意味が分からずものすごいグロテスクなものを創造していましたが、筆者が考える器官と言うものが分かるにつれて先がどんどん気になり一気に読みました。
ハーモニーも読んでみようと思います。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.384
(4pt)

初めての

初めてのSF 小説でしたがとても面白かったです
筋の通ったありそうでない話に興奮しました
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.383
(4pt)

初めての

初めてのSF 小説でしたがとても面白かったです
筋の通ったありそうでない話に興奮しました
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.382
(5pt)

素晴らしい。

しかしこれは「ハーモニー」のための布石だ。
もう一度念入りに読む必要が出てきた。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.381
(5pt)

素晴らしい。

しかしこれは「ハーモニー」のための布石だ。
もう一度念入りに読む必要が出てきた。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.380
(5pt)

「語り」の技巧が優れている

知識を羅列しただけの作品というレビューを見たが全くそういう事はないと思う。伊藤計劃の美点(欠点)について、ストーリーの整合性や、例によってレビュアーによる間違い探しや、未来のガジェットなんかが問題になっているが伊藤計劃の本当に優れた所はそこにはないと思う。

虐殺器官の主人公は「ぼく」の一人称のナイーブな語りであり、このナイーブな語りは、主人公の暗殺業務とは一見矛盾しているように思われるかもしれない。しかし作品を読み進めていく内、このナイーブな語りこそが伊藤計劃作品の「キモ」である事が見えてくる。作品内でも言われているが、現在ー未来の消費サイクルの中で、また、罪や責任をテクノロジーや国家の正当性によって逃れられている個人はいつまでも自立できない。だから、主人公は異様に有能な殺し屋であるのに、どこか若々しい青年だというアンバランスさがある。この語りの構造と、作品の構造の一致は文学的に見て価値があると自分は考える。ただ未来のガジェットが良いとか悪いとか、また、虐殺器官の文法の話が説得力があるとか、それを越えた所に伊藤計劃の良さはあると思う。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.379
(5pt)

「語り」の技巧が優れている

知識を羅列しただけの作品というレビューを見たが全くそういう事はないと思う。伊藤計劃の美点(欠点)について、ストーリーの整合性や、例によってレビュアーによる間違い探しや、未来のガジェットなんかが問題になっているが伊藤計劃の本当に優れた所はそこにはないと思う。

虐殺器官の主人公は「ぼく」の一人称のナイーブな語りであり、このナイーブな語りは、主人公の暗殺業務とは一見矛盾しているように思われるかもしれない。しかし作品を読み進めていく内、このナイーブな語りこそが伊藤計劃作品の「キモ」である事が見えてくる。作品内でも言われているが、現在ー未来の消費サイクルの中で、また、罪や責任をテクノロジーや国家の正当性によって逃れられている個人はいつまでも自立できない。だから、主人公は異様に有能な殺し屋であるのに、どこか若々しい青年だというアンバランスさがある。この語りの構造と、作品の構造の一致は文学的に見て価値があると自分は考える。ただ未来のガジェットが良いとか悪いとか、また、虐殺器官の文法の話が説得力があるとか、それを越えた所に伊藤計劃の良さはあると思う。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.378
(5pt)

とにかく思想が凄い

凄すぎる。とにかく思想が凄い。テーマ自体が他にはない。
仕事でマシンのように働く職業の人は、共感できると思う。

▼仕事は宗教
戦争は作業である。ベルリンの壁を超えた人を撃ち殺す。
仕事だから人を殺しても良心は痛まない。
良心とは、リスクを考えて最善行動をとることである。
主人公は作戦前にカウセリングを受け、子供を殺しても平気なようになる。
薬を飲み痛みを感じないようにする。
そして次の仕事までは、映画を見てピザを食べる。何も考えない。
敵の子供兵士は麻薬を投与され、体の痛みやストレスを感じない。
一緒じゃないか、と気付く。
これを読んで、休日に何も考えてない私も一緒だと思った。

▼すべてのモノがタグ管理
ユダヤ人の大量虐殺は、コンピュータのデータ管理により可能になった。
ゲーム理論で、単純な世界では、個人で他人を裏切る方が生き延びやすい。
しかし複雑な世界になれば、個人は淘汰され、集団が増える。
紛争地域で捕らわれた子供は、兵士にされタグが付けられる。
タグがあると、テロ組織のゲートを通ることができる。
タグが無いと、何者でも無い。
そして子供達は、タグ目当てで兵士を希望するようにさえなる。
ここでタグ=会社員というのを連想した。

▼言葉は人を拘束する実体である
少しの関心があれば、商品の構成を知ることができる。でも人は見たいものしか見ない。
商品の製造工程で動物が虐殺されているなど。
しかし、そんなものを感じさせないよう、言葉を巧みに操る。
テロ対策に、多くの監視システムが導入されている。しかしテロを防ぐにあまり意味はない。
意味はないが、みんな意味があるように振る舞う。
私はコンビニ食品の原材料をチェックするようになった。

この言葉を今後注意していきたいと思う。
戦争では、状況が悪くなるにつれてなし崩し的に投入する「逐次的投入」は最もやってはいけない。
最初に投入したものが無駄だったということだからだ。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841