虐殺器官

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評判

虐殺器官の評価:

4.03/5点 レビュー 369件。 B ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全557件 61〜80 4/28ページ
No.497
(5pt)

夭逝した天才作家の最高傑作

アンドロイドもタイムマシンもビーム兵器も宇宙船もエイリアンも出てこないSF小説。代わりに、描かれるのは、国家が運用する個人認証システム、ナノマシンを用いた拡張現実、作戦時の感情をフラットに保つための戦闘感情適応調整と痛覚マスキング、そして、小説のタイトルにもある虐殺器官。
9.11を契機に私たちの世界から分岐したもう一つの「現実」の中で、人間の深層意識や物質主義という普遍的な問いに対する考察を一貫して描く。
個人的にツボだったのは、「ビクトリア湖沿岸産業者連盟」という国家の存在です。これは、民族や宗教、政治的イデオロギーなどによってではなく、端的に言うと経済的利害が先鋭化することによって形成された国家であり、そのアイデアに痺れました。
一度記憶をなくして、もう一度まっさらな状態で読んでみたい。そう思わせてくれた素晴らしい小説です。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.496
(4pt)

ポストアポカリプス的SF

正義とはなにか
主観に過ぎないのではないか

正義の反対はまた別の正義というが、私は違うと思う
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.495
(4pt)

ポストアポカリプス的SF

正義とはなにか
主観に過ぎないのではないか

正義の反対はまた別の正義というが、私は違うと思う
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.494
(4pt)

すっきりとする物語ではない

最終的に主人公が救われたとも思えず、個人的にはすっきりとはしない物語。
ただ、実在する会社(アマゾン、ドミノピザ等)が登場し、どこか現実とも切り離すことができないはかない印象を受けた。
私としては、一度読んだだけでは理解できていない点もあると考えるので、時期をみてもう一度読んでみたい。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.493
(4pt)

すっきりとする物語ではない

最終的に主人公が救われたとも思えず、個人的にはすっきりとはしない物語。
ただ、実在する会社(アマゾン、ドミノピザ等)が登場し、どこか現実とも切り離すことができないはかない印象を受けた。
私としては、一度読んだだけでは理解できていない点もあると考えるので、時期をみてもう一度読んでみたい。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.492
(5pt)

現代版ドラゴンクエスト

本作を要約すれば多分タイトルになるのではないかと思う。
主人公のクラヴィスを勇者とすれば、主人公が所属しているアメリカ情報軍・特殊検索群i分遣隊が勇者一行、各国で戦乱を引き起こしたジョン・ポールがラスボスもしくは裏ボスの魔王とすれば、勇者一行に魔王を探して滅ぼせと命令を与えるアメリカ合衆国が王様、そして魔王の甘言に耳を傾けたがゆえに勇者一行にやられる各国要人を中ボスに当てはめると、他人が遊んでいるロールプレイングゲームを見ている感覚に襲われる。
特にジョン・ポールを探して街に溶け込んだり戦地に赴く様など、往年のRPGにあったような探索中のデジャヴュを感じたし、最後クラヴィスが虐殺の文法で世界全土を混乱に陥れる様は、ゲームで主人公が悪堕ちして新たな魔王となってしまうようなバッドエンド感があり、王道RPGを現代でやろうとするとこんな感じになるのかと、妙に納得させられて正直楽しめた。
作者が早逝されたため新作を読むことが出来ず非常にもったいないと思わずにはいられないが、死後作られた映像作品が原作の意図を全く理解せずに作られており、尽く金の亡者の餌食になってしまった点が切ない。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.491
(5pt)

現代版ドラゴンクエスト

本作を要約すれば多分タイトルになるのではないかと思う。
主人公のクラヴィスを勇者とすれば、主人公が所属しているアメリカ情報軍・特殊検索群i分遣隊が勇者一行、各国で戦乱を引き起こしたジョン・ポールがラスボスもしくは裏ボスの魔王とすれば、勇者一行に魔王を探して滅ぼせと命令を与えるアメリカ合衆国が王様、そして魔王の甘言に耳を傾けたがゆえに勇者一行にやられる各国要人を中ボスに当てはめると、他人が遊んでいるロールプレイングゲームを見ている感覚に襲われる。
特にジョン・ポールを探して街に溶け込んだり戦地に赴く様など、往年のRPGにあったような探索中のデジャヴュを感じたし、最後クラヴィスが虐殺の文法で世界全土を混乱に陥れる様は、ゲームで主人公が悪堕ちして新たな魔王となってしまうようなバッドエンド感があり、王道RPGを現代でやろうとするとこんな感じになるのかと、妙に納得させられて正直楽しめた。
作者が早逝されたため新作を読むことが出来ず非常にもったいないと思わずにはいられないが、死後作られた映像作品が原作の意図を全く理解せずに作られており、尽く金の亡者の餌食になってしまった点が切ない。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.490
(5pt)

死ぬことについて

主人公と母の対話から、死は簡単なことだ生きていることと死んでいることの違いは些細なことだと、そう思いたい気持ちを感じた。地獄は頭の中にあると言った主人公の友人も印象的だ。
私は学生の時に母の余命宣告を聞いてから毎日母がもうすぐ死ぬことに怯えていたが、絶望感と悲しさに襲われている精神状態が辛く、いつのまにか死を簡単なものに捉えることで納得、逃避しようと努めるようになった。だからこの本を読んだとき、母はもう亡くなっていたが、私の信じたいことが書いてある、だれかに言ってもらいたかったことが書いてあると思った。しかし物語の結末からして、大切な人の死が耐えがたい苦しみを与えることには違いないようだ。
読んだあとに著者が亡くなっていることを知った。若くしてずっと病気と向き合ってきた著者にしか書けなかったと思った。もし死者の帝国を伊藤計劃が脱稿していたら、もっと生きているということ死ぬということについて書かれた作品になったかもしれない。本当に読みたかった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.489
(5pt)

死ぬことについて

主人公と母の対話から、死は簡単なことだ生きていることと死んでいることの違いは些細なことだと、そう思いたい気持ちを感じた。地獄は頭の中にあると言った主人公の友人も印象的だ。
私は学生の時に母の余命宣告を聞いてから毎日母がもうすぐ死ぬことに怯えていたが、絶望感と悲しさに襲われている精神状態が辛く、いつのまにか死を簡単なものに捉えることで納得、逃避しようと努めるようになった。だからこの本を読んだとき、母はもう亡くなっていたが、私の信じたいことが書いてある、だれかに言ってもらいたかったことが書いてあると思った。しかし物語の結末からして、大切な人の死が耐えがたい苦しみを与えることには違いないようだ。
読んだあとに著者が亡くなっていることを知った。若くしてずっと病気と向き合ってきた著者にしか書けなかったと思った。もし死者の帝国を伊藤計劃が脱稿していたら、もっと生きているということ死ぬということについて書かれた作品になったかもしれない。本当に読みたかった。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.488
(5pt)

面白い本

中学生当時の言語学に対する興味の原点になりました。書き方はラノベ程のものであっても扱うテーマは娯楽小説の類では珍しく且つ上手く用いられている様に思います。映画のサントラを聴きつつ此方を読むのも如何でしょう。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.487
(5pt)

面白い本

中学生当時の言語学に対する興味の原点になりました。書き方はラノベ程のものであっても扱うテーマは娯楽小説の類では珍しく且つ上手く用いられている様に思います。映画のサントラを聴きつつ此方を読むのも如何でしょう。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.486
(5pt)

妹が大興奮で感想を語ってきたので。

妹に薦められ拝聴しました。
朗読者様の声色の使い分けには大変驚き、会話感がとても素晴らしかった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.485
(5pt)

妹が大興奮で感想を語ってきたので。

妹に薦められ拝聴しました。
朗読者様の声色の使い分けには大変驚き、会話感がとても素晴らしかった。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.484
(4pt)

目に見える、形であることが全てではない

描かれていないからこそ見えるものがある。
触れられている故にそれそのものは本質ではないことであり、
触れられていないからこそ今いる私たちは触れていて、
そしてそれは今も行われている行為であるということ。
 
この物語に登場する多くの用語や過去の人物、言葉は
この物語の内側にあるテーマの輪郭をもっともにするためのスポットライトでしかないことを
この作品に苦言する人もそうでない人も知らないままでいる。
「虐殺の文法がなんなのか結局わからないからダメ」と言っている人ほど、
実は虐殺の文法に日常的に触れていることを知らないまま生きていて、
「この物語はただの語り直しで適当なものだ」と言っている人ほど、
自分の中にある平和だけを全てとして生きていたいと言っているようなもので。
 
それこそ「自分の信じるものこそが崇高であり、他のすべてを許さない」という人ほど
この本の中にある「虐殺の文法」に感染し、今ここに低評価レビューとして稚拙な言葉で暴力を連ね、
自分の中にある「平和な世界」だけしか知らないように生きている。
 
この作品は、如実に世界のありふれた日常、暴力を丁寧に映している。
 


星4にした理由として、この作品からなる伊藤計劃シリーズは
ひとつひとつが独立こそしているものの「未完」である。
第3部「屍者の帝国」のプロローグを書いて彼はこの世を去った。
そしてすべての作品はひとつの時系列でつながっている。

「虐殺器官」で言葉と命を知り、
「ハーモニー」で人と心を知った。
「屍者の帝国」で魂と言葉を語る予定だったのならば、
ひとつも描かれなかった、名前すらない最終作で3作をまとめた「完結作」を描きたかったのだろう。
ハーモニー後の人格や心が失われた世界で、魂と言葉を以て
世界を再生、解放する物語が描かれるのではないかと私は思っている。
そしてそれらは永久に語られることはないことも、もう私たちは知っている。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.483
(4pt)

目に見える、形であることが全てではない

描かれていないからこそ見えるものがある。
触れられている故にそれそのものは本質ではないことであり、
触れられていないからこそ今いる私たちは触れていて、
そしてそれは今も行われている行為であるということ。
 
この物語に登場する多くの用語や過去の人物、言葉は
この物語の内側にあるテーマの輪郭をもっともにするためのスポットライトでしかないことを
この作品に苦言する人もそうでない人も知らないままでいる。
「虐殺の文法がなんなのか結局わからないからダメ」と言っている人ほど、
実は虐殺の文法に日常的に触れていることを知らないまま生きていて、
「この物語はただの語り直しで適当なものだ」と言っている人ほど、
自分の中にある平和だけを全てとして生きていたいと言っているようなもので。
 
それこそ「自分の信じるものこそが崇高であり、他のすべてを許さない」という人ほど
この本の中にある「虐殺の文法」に感染し、今ここに低評価レビューとして稚拙な言葉で暴力を連ね、
自分の中にある「平和な世界」だけしか知らないように生きている。
 
この作品は、如実に世界のありふれた日常、暴力を丁寧に映している。
 


星4にした理由として、この作品からなる伊藤計劃シリーズは
ひとつひとつが独立こそしているものの「未完」である。
第3部「屍者の帝国」のプロローグを書いて彼はこの世を去った。
そしてすべての作品はひとつの時系列でつながっている。

「虐殺器官」で言葉と命を知り、
「ハーモニー」で人と心を知った。
「屍者の帝国」で魂と言葉を語る予定だったのならば、
ひとつも描かれなかった、名前すらない最終作で3作をまとめた「完結作」を描きたかったのだろう。
ハーモニー後の人格や心が失われた世界で、魂と言葉を以て
世界を再生、解放する物語が描かれるのではないかと私は思っている。
そしてそれらは永久に語られることはないことも、もう私たちは知っている。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.482
(5pt)

忘れないぞ

文章の集中力が、物語の最初から最後まで均一で美しい。もっと作品を作ってほしかった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.481
(5pt)

忘れないぞ

文章の集中力が、物語の最初から最後まで均一で美しい。もっと作品を作ってほしかった。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.480
(5pt)

おもろい

おもろい
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.479
(5pt)

配送日までに届きました

特に問題なく届きました
ありがとうございます
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.478
(5pt)

おもろい

おもろい
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311