虐殺器官

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評判

虐殺器官の評価:

4.03/5点 レビュー 369件。 B ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全557件 21〜40 2/28ページ
No.537
(4pt)

面白いとは思うが、あまり好みではない

名作との評価が高いのは十分に理解できる。ただ、主人公とヒロイン(?)の会話が理屈っぽい上に一方的な考え方を押しつけられているように感じるのと、子供を含めた虐殺の模写がやや過剰に思えることなどから、純粋には楽しめなかった。エピローグの主人公の行動はあまりにも意味不明だ。あれほど殺したいと思っていた標的と同じじゃないの...?
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.536
(4pt)

イーガンファンには読みやすい設定

ガジェット類がわかりやすい設定で、イーガンほど難解ではない。
程よいハードSF感。作家が日本人ということで、「突き抜ける個性」
より「ゆるい仲間感」が心地よい。
標的を追いかけて3部作ぐらいの作品をギュッと濃縮させているのも
うれしい。しっかりとした、オチもついていて、SFなのにリアリティのある
まとまりがある作品となっている。
主人公がケイス(ニューロマンサー)並みに魅力的だったら、
最高(5)だったんですけれど。または恋人がモリイか・・・。
望みすぎか。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.535
(4pt)

イーガンファンには読みやすい設定

ガジェット類がわかりやすい設定で、イーガンほど難解ではない。
程よいハードSF感。作家が日本人ということで、「突き抜ける個性」
より「ゆるい仲間感」が心地よい。
標的を追いかけて3部作ぐらいの作品をギュッと濃縮させているのも
うれしい。しっかりとした、オチもついていて、SFなのにリアリティのある
まとまりがある作品となっている。
主人公がケイス(ニューロマンサー)並みに魅力的だったら、
最高(5)だったんですけれど。または恋人がモリイか・・・。
望みすぎか。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.534
(5pt)

乾いた死生観

今更読みましたがこれが17年も前の作品とは驚きです。古びてないどころかこれからの未来を予想させられるところもある。全編に「死」のイメージがつきまとっていますが、著者が自らの死を見据えての執筆だったのですね。凄みを感じます。まさかのラストなど、SF、エンタメとしても一級品だと思いました。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.533
(5pt)

乾いた死生観

今更読みましたがこれが17年も前の作品とは驚きです。古びてないどころかこれからの未来を予想させられるところもある。全編に「死」のイメージがつきまとっていますが、著者が自らの死を見据えての執筆だったのですね。凄みを感じます。まさかのラストなど、SF、エンタメとしても一級品だと思いました。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.532
(4pt)

変えられていく自分とそれを見つめる自分の視点

スーッと読もうと思ったらスーッと読めてしまう。SFなのだけど、人間としての自分を主人公が見つめて行く様が自分に重なっていってしまう物語。
暗殺を行う特殊部隊の一員である主人公の環境がどっぷりSFなわけだけれど、そこには訓練や投薬やカウンセリングで変えられていってしまう自分を見つめる自分がずっと存在する。その視点がすごい。
なぜ人間は戦争をするのかということを考えた。
勧められて読んだのだけど、読後感もすごい。エンディングはそうきたかと思った。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.531
(4pt)

変えられていく自分とそれを見つめる自分の視点

スーッと読もうと思ったらスーッと読めてしまう。SFなのだけど、人間としての自分を主人公が見つめて行く様が自分に重なっていってしまう物語。
暗殺を行う特殊部隊の一員である主人公の環境がどっぷりSFなわけだけれど、そこには訓練や投薬やカウンセリングで変えられていってしまう自分を見つめる自分がずっと存在する。その視点がすごい。
なぜ人間は戦争をするのかということを考えた。
勧められて読んだのだけど、読後感もすごい。エンディングはそうきたかと思った。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.530
(5pt)

思ったより美品

本に焼けもなくシミもなく、美品でした。ありがとうございます。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.529
(5pt)

思ったより美品

本に焼けもなくシミもなく、美品でした。ありがとうございます。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.528
(5pt)

罪も痛みも喪った世界

神の打倒により罪は消え、テクノロジーにより戦争の痛みすら消え、全てはシステムに取り込まれる。そういった近代の流れの果てには人間は幼児的にならざるをえないという鋭い洞察が込められた作品。タイトルにもある「虐殺器官」も絡め、人間の自由意志や主体性すらも揺るがす凄みが作品を貫徹している。表面的には希望も何もなく、少年兵のような冷徹で幼児的な視点で、過酷で凄惨な現実を淡々と描く。構成としてはドストエフスキーの「悪霊」に似ているといえるが、作者は神を提示する事はない。もはや神の亡骸すらも風化したというのが作者の洞察だろう。そして神に代わる何らかの処方箋すら提示されない。では神を打倒し、無意識にシステムに支配される人間には何の希望があるのか。どこに向かえばいいのか。罰を願う事、痛みを願う事、あるいは破滅する事だけだろうか。この作品は現代の答えの出ない難題に向き合いながらも、随所にシステムへの小さな反抗をちりばめている。幼い主人公が大人びて見える瞬間がある。現代に何か希望があるとしたら、そういった一瞬の光明に過ぎないのかも知れない。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.527
(5pt)

罪も痛みも喪った世界

神の打倒により罪は消え、テクノロジーにより戦争の痛みすら消え、全てはシステムに取り込まれる。そういった近代の流れの果てには人間は幼児的にならざるをえないという鋭い洞察が込められた作品。タイトルにもある「虐殺器官」も絡め、人間の自由意志や主体性すらも揺るがす凄みが作品を貫徹している。表面的には希望も何もなく、少年兵のような冷徹で幼児的な視点で、過酷で凄惨な現実を淡々と描く。構成としてはドストエフスキーの「悪霊」に似ているといえるが、作者は神を提示する事はない。もはや神の亡骸すらも風化したというのが作者の洞察だろう。そして神に代わる何らかの処方箋すら提示されない。では神を打倒し、無意識にシステムに支配される人間には何の希望があるのか。どこに向かえばいいのか。罰を願う事、痛みを願う事、あるいは破滅する事だけだろうか。この作品は現代の答えの出ない難題に向き合いながらも、随所にシステムへの小さな反抗をちりばめている。幼い主人公が大人びて見える瞬間がある。現代に何か希望があるとしたら、そういった一瞬の光明に過ぎないのかも知れない。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.526
(4pt)

ウエットandナイーブ

ウエットandナイーブ。
読者に形容を突起する力をもっている。
静かに沈没していく船に乗っている心境だった。いずれくる窒息を予感して息苦しい感じだった。
そんな形容が浮かんでくることばの力。

読むと気鬱になった。
この気鬱しうる若々しい力こそ、20代-30代前半の作者の作品だなあと思って調べたら、作者33歳デビュー作にして、早世34歳という、峻烈さだった。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.525
(4pt)

ウエットandナイーブ

ウエットandナイーブ。
読者に形容を突起する力をもっている。
静かに沈没していく船に乗っている心境だった。いずれくる窒息を予感して息苦しい感じだった。
そんな形容が浮かんでくることばの力。

読むと気鬱になった。
この気鬱しうる若々しい力こそ、20代-30代前半の作者の作品だなあと思って調べたら、作者33歳デビュー作にして、早世34歳という、峻烈さだった。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.524
(5pt)

ブンガク、いやテツガク本と言ってよいだろう

9.11以降、先進国は、徹底的な統治によってテロの殲滅に成功した。一方、後進国ではジェノサイドや内戦が急増するという事態が発生している。その背景には一人の男の存在が。米特殊部隊の暗殺者は虐殺の文法を用いて、世界にテロを撒き散らす男を追う…という近未来SF。

噂通りの傑作に違わぬ傑作だ。人間が根源的に持つ暴力の本能。これを発露させる言葉が存在するというアイディアは、荒唐無稽と切って捨てられない、真に迫る力強さがある。

ブンガク、いやテツガツ本と言っても良いだろう。SFが苦手であっても手に取って損はない。
今更ながら著者の早世を残念に思う。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.523
(5pt)

ブンガク、いやテツガク本と言ってよいだろう

9.11以降、先進国は、徹底的な統治によってテロの殲滅に成功した。一方、後進国ではジェノサイドや内戦が急増するという事態が発生している。その背景には一人の男の存在が。米特殊部隊の暗殺者は虐殺の文法を用いて、世界にテロを撒き散らす男を追う…という近未来SF。

噂通りの傑作に違わぬ傑作だ。人間が根源的に持つ暴力の本能。これを発露させる言葉が存在するというアイディアは、荒唐無稽と切って捨てられない、真に迫る力強さがある。

ブンガク、いやテツガツ本と言っても良いだろう。SFが苦手であっても手に取って損はない。
今更ながら著者の早世を残念に思う。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.522
(4pt)

面白い

さすが名作sf
言葉で虐殺を起こさせる
ジョンポールがすごい
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.521
(4pt)

面白い

さすが名作sf
言葉で虐殺を起こさせる
ジョンポールがすごい
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.520
(5pt)

虐殺を行うモジュール

傑作、その言葉以外にこの作品を表す表現は無いだろうと確信している。だが、傑作、という表現に当て嵌めていいものか、悩ましく思う事も確かだ。
この作品を産み出した作者様に最大限の感謝を表したい。
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841
No.519
(5pt)

虐殺を行うモジュール

傑作、その言葉以外にこの作品を表す表現は無いだろうと確信している。だが、傑作、という表現に当て嵌めていいものか、悩ましく思う事も確かだ。
この作品を産み出した作者様に最大限の感謝を表したい。
虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)より
4152088311
No.518
(4pt)

幸せは、だれかの不幸を必要とするのか。

リアリティと世界の狭さについて考えさせられた。

確かに評価されるだけの切れ味の良さ。続編らしい、ハーモニーも是非読みたい。

個人にとって、主人公にとって、
世界は開いているのか、閉じているのか。
幸せは、だれかの不幸を必要とするのか。

最後の問いは、私にとって重い
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)より
4150309841