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麒麟の翼
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【この小説が収録されている参考書籍】
麒麟の翼 (特別書き下ろし)
麒麟の翼 (講談社文庫)

麒麟の翼の評価: 3.91/5点 レビュー 240件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt
Created with Highcharts 5.0.107件2.92%18件7.50%43件17.92%94件39.17%78件32.50%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 41~43 3/3ページ
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No.3:
(3pt)

遙香ちゃんはどうなった…

加賀恭一郎シリーズの作品です。
帯ではシリーズ最高傑作を謳っていますが、そこまでの感動や面白さはありませんでした。

この筆者の文章は読みやすく、サクサク読み進めることができます。
事件の捜査を進める中で浮かび上がってくる人々の人間模様が、しっかりと描写されていて、読んでいてとても面白いです。

事件が起こってからの「人間模様・登場人物の心の動き・生活感」が読んでいて、すごく感じられます。
しかし、肝心のミステリー部分では、あまり面白いとは感じられませんでした。
個人的には読んでいて、「え?そういう展開なの?」という感じです。

人間模様はおもしろいが、「最高傑作」の文字に期待しすぎたので評価は☆3つです。

個人的には、被害者家族の遙香が、物語の後どうなったのかすごく気になります。
彼女にも、これから希望を持って強く生きていってほしいです。
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.2:
(3pt)

おもしろいけど、シリーズ最高傑作ではない

『新参者』に続いて日本橋が舞台。水天宮あたりに詳しい人ならより楽しめるし、中途半端に知識があると東野圭吾の思うつぼにはまるかもしれない(私ははまりました)。

 日本橋の麒麟像の下で倒れた被害者。容疑者と目される男は見つかるものの事故で意識不明になったため、簡単に終わると思われた事件が意外に長引く。だが、加賀刑事らしい、ささいな疑問も見逃さない丹念な捜査で、事件の真相が少しずつ明らかになっていく。地道な捜査で事件の全体像が少しずつ明らかになっていくさまは、いつもながらではあるけれど見事で、引き込まれて一気に読んでしまった。この辺の安定感は抜群だと思う。事件の真相を解明にすることによって関係者が救われるシーンも好感が持てる。

 ただ、本作の場合、早期の解決を図る捜査本部が描いた構図は稚拙で説得力がなく、加賀刑事ではなくても、それでいいのかと思うものなのが問題。事件の真相につながる、過去の事故というか事件があるのだけれど、これには動機の不自然さが残るし、事件の内容も平凡。派遣切りや労災隠しも必要性が乏しい。また、前述のようにラストは決して悪くはないのだけれど、タイトルの『麒麟の翼』との関連は薄く、無理にこじつけた感じがするのは否定できない。加賀刑事シリーズはミステリー部分がしっかりしている上に、人の気持ちの奥深くを描くところに魅力があると思うのだけれど、本作はミステリー部分がやや弱いと思う。★4つでもいいんだけど、東野圭吾でかつ加賀刑事のシリーズということを考え、あえて★3つにしました。
麒麟の翼 (特別書き下ろし)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (特別書き下ろし)より
4062168065
No.1:
(3pt)

おもしろいけど、シリーズ最高傑作ではない

『新参者』に続いて日本橋が舞台。水天宮あたりに詳しい人ならより楽しめると思う。

 日本橋の麒麟像の下で倒れた被害者。容疑者と目される男はすぐに見つかるものの事故で意識不明になったため、簡単に終わると思われた事件が意外に難航する。だが、加賀刑事らしい、ささいな疑問も見逃さない丹念な捜査で、事件の真相が少しずつ明らかになっていく。地道な捜査で事件の全体像が少しずつ明らかになっていくさまや加賀刑事の重みのある言葉は、いつもながらではあるけれど見事で、引き込まれる。この辺の安定感はさすがだと思う。

 しかし、本作の場合、読んでいて細部や設定の不自然さが気になった。たとえば、早期の解決を図る捜査本部が描いた事件の構図は稚拙で説得力がなく、加賀刑事ではなくても、それでいいのかと思うもの。事件の真相につながる、過去の事故があるのだけれど、事件内容が平凡なうえに、ある人物の動機が不自然というかよくわからないまま終わる。しかも、書かれた通りであれば犯罪になると思うのだが、だれも逮捕されないどころか、取り調べすらない。派遣切りや労災隠しもとってつけた感じで、増量剤にしか思えない。一部の登場人物は真相が明らかになることで確かに救われ、新しい一歩を踏み出すが、救われたのかどうか書かれずに終わってしまう人もいる。タイトルの『麒麟の翼』と本作との関連は薄く、無理にこじつけた感じがするのは否定できない。

 加賀刑事シリーズはミステリー部分がある程度しっかりしている上に、人の気持ちの奥深くを描くところに魅力があるのだけれど、本作は心理描写部分はいいとしても、ミステリー部分が弱いと思う。そのため、本の帯にあるようなシリーズ最高傑作とはいえない。『赤い指』の方がずっといいと思う。
麒麟の翼 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:麒麟の翼 (講談社文庫)より
4062777665

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