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(短編集)
不祥事
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不祥事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全146件 121~140 7/8ページ
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相馬健(そうまけん)と花咲舞(はなさきまい)の痛快コンビが活躍する、 銀行を舞台にしたエンターテインメント小説です。 題名の「不祥事」、そして物語の舞台が「銀行」と聞くと、少し硬く、 難しい内容ではないかと、若干抵抗を感じる人もいるかもしれません。 しかし、内容は、エンターテインメント性に富んだ、読み易い物語に なっています。 私も、銀行を舞台にした物語は、あまり読んだことが無く、 読み始めの出だしは、硬い内容を想像しました。 しかし、読み進めていくと、銀行を舞台にした「様々な人間模様」が 織り成す難題を、ヒロインの花咲舞が、「スカッ」と気持ち良く解決 していきます。しかも、不甲斐ない男どもを尻目に、、。 題名の「不祥事」を含む、全部で8つのストーリーから構成されており、 第1話「激戦区」から始まり、様々な問題を解決していきながら、最終話の 「不祥事」へと向かっていきます。 銀行を中心として、お金に群がる人々の切なく、そして嫌悪感漂う世界を、 花咲舞が、バッサ、バッサと切りまくる姿は、なかなか、気持ち良いですよ。 私は、池井戸さんの小説は初めてでしたが、他にも読んでみようと思いました。 | ||||
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相馬健(そうまけん)と花咲舞(はなさきまい)の痛快コンビが活躍する、 銀行を舞台にしたエンターテインメント小説です。 題名の「不祥事」、そして物語の舞台が「銀行」と聞くと、少し硬く、 難しい内容ではないかと、若干抵抗を感じる人もいるかもしれません。 しかし、内容は、エンターテインメント性に富んだ、読み易い物語に なっています。 私も、銀行を舞台にした物語は、あまり読んだことが無く、 読み始めの出だしは、硬い内容を想像しました。 しかし、読み進めていくと、銀行を舞台にした「様々な人間模様」が 織り成す難題を、ヒロインの花咲舞が、「スカッ」と気持ち良く解決 していきます。しかも、不甲斐ない男どもを尻目に、、。 題名の「不祥事」を含む、全部で8つのストーリーから構成されており、 第1話「激戦区」から始まり、様々な問題を解決していきながら、最終話の 「不祥事」へと向かっていきます。 銀行を中心として、お金に群がる人々の切なく、そして嫌悪感漂う世界を、 花咲舞が、バッサ、バッサと切りまくる姿は、なかなか、気持ち良いですよ。 私は、池井戸さんの小説は初めてでしたが、他にも読んでみようと思いました。 | ||||
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池井戸潤の小説なので、長編小説を期待していただけにすこしがっかり。 主人公や主な登場人物は最初から最後まで同じなので、純粋な短編ではないが、各章ごとにエピソードは完結している。 各章ごとに痛快さを楽しめるが、それだけに話の浅さは否めない。 第1章を読んで、アレもう終わり?と思ってしまいました。 | ||||
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池井戸潤の小説なので、長編小説を期待していただけにすこしがっかり。 主人公や主な登場人物は最初から最後まで同じなので、純粋な短編ではないが、各章ごとにエピソードは完結している。 各章ごとに痛快さを楽しめるが、それだけに話の浅さは否めない。 第1章を読んで、アレもう終わり?と思ってしまいました。 | ||||
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本作で5冊目か。起承転結、勧善懲悪的な作品が多い中 特に本作は楽しめた。珍しくショートがいくつもあり忙しい 中でも一話ずつ読みきりになっており、昼の休憩、寝る前と それで一話が読み切れ、相馬と舞のの掛け合い、真藤や児玉との やり取り、銀行内部の独特の言い回しや慣習などどこまでリアル か知る由もないが、畑違いから見ると楽しめた。 少し今作は彼の割に幼稚な部分もあるが、その分楽しめた。 次はバブル入行組かな。 | ||||
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本作で5冊目か。起承転結、勧善懲悪的な作品が多い中 特に本作は楽しめた。珍しくショートがいくつもあり忙しい 中でも一話ずつ読みきりになっており、昼の休憩、寝る前と それで一話が読み切れ、相馬と舞のの掛け合い、真藤や児玉との やり取り、銀行内部の独特の言い回しや慣習などどこまでリアル か知る由もないが、畑違いから見ると楽しめた。 少し今作は彼の割に幼稚な部分もあるが、その分楽しめた。 次はバブル入行組かな。 | ||||
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短編集のように1話1話がまとまっていて 一気に読めてしまいます。 1話は長くなく、内容も読んでてすっきりするものなので、 通勤・通学時に読むのにおススメです。 | ||||
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短編集のように1話1話がまとまっていて 一気に読めてしまいます。 1話は長くなく、内容も読んでてすっきりするものなので、 通勤・通学時に読むのにおススメです。 | ||||
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銀行出身の池井戸氏らしい銀行小説であるが、他の作品と異なっているのはキャラクターが生き生きとして面白く、胸のすくような「勧善懲悪」仕立てになっているところだ。文庫版の表紙は暗いイメージで損をしている。特にやさしいけれどいまひとつたよりない上司の相馬調査役と、部下の「何をしでかすかわからない女子行員」狂咲こと花咲舞が面白い。池井戸作品にはほかにも同様の「銀行総務特命」もあるが、こちらのヒロイン唐木怜が冷徹で陰のある訳あり風だったのとは正反対なのも面白い。ドラマ化するなら花咲は柴咲コウでもいいかも。 | ||||
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銀行出身の池井戸氏らしい銀行小説であるが、他の作品と異なっているのはキャラクターが生き生きとして面白く、胸のすくような「勧善懲悪」仕立てになっているところだ。文庫版の表紙は暗いイメージで損をしている。特にやさしいけれどいまひとつたよりない上司の相馬調査役と、部下の「何をしでかすかわからない女子行員」狂咲こと花咲舞が面白い。池井戸作品にはほかにも同様の「銀行総務特命」もあるが、こちらのヒロイン唐木怜が冷徹で陰のある訳あり風だったのとは正反対なのも面白い。ドラマ化するなら花咲は柴咲コウでもいいかも。 | ||||
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スイスイと楽しく読めました。 けどスイスイと行き過ぎて、読み終わった後「面白かった〜」だけで終わってしまいました。 主人公は勝手に黒木メイサをキャスティングしました(笑) | ||||
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スイスイと楽しく読めました。 けどスイスイと行き過ぎて、読み終わった後「面白かった〜」だけで終わってしまいました。 主人公は勝手に黒木メイサをキャスティングしました(笑) | ||||
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テレビで言えば「水戸黄門」や「遠山の金さん」的に色々な難問に出くわしても、若手でありながら有能な銀行員である花咲舞が見事にスパッと解決します。舞は本店の臨店指導部に配属されたため、問題のある支店や応援が必要な支店に赴くのですが、行く先々で偶然にも重大な事件が発生します。銀行とはこんなにエリート意識が高く、出世のためには人を蹴落とすような職場なのかと思うくらい行内の不祥事が多く取り上げられています。それを舞と舞の上司の相馬のデコボココンビが絶妙に解決していくのですが、このコンビのアンバランスさも面白く、また問題の内容も浮世離れしているようで、身近に起き得る問題でもある気がしドキドキしながら面白く読み進められます。是非とも「花咲舞シリーズ」としてシリーズ化してもらいたいものです。 | ||||
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テレビで言えば「水戸黄門」や「遠山の金さん」的に色々な難問に出くわしても、若手でありながら有能な銀行員である花咲舞が見事にスパッと解決します。舞は本店の臨店指導部に配属されたため、問題のある支店や応援が必要な支店に赴くのですが、行く先々で偶然にも重大な事件が発生します。銀行とはこんなにエリート意識が高く、出世のためには人を蹴落とすような職場なのかと思うくらい行内の不祥事が多く取り上げられています。それを舞と舞の上司の相馬のデコボココンビが絶妙に解決していくのですが、このコンビのアンバランスさも面白く、また問題の内容も浮世離れしているようで、身近に起き得る問題でもある気がしドキドキしながら面白く読み進められます。是非とも「花咲舞シリーズ」としてシリーズ化してもらいたいものです。 | ||||
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東京第一銀行赤坂支店から事務部調査役で異動の相馬健、そして代々木支店から異動の通称「狂咲」、花咲舞のコンビで事務部臨店指導班として問題ある支店で大活躍する。銀行内の問題解決に奔走する痛快な勧善懲悪ドラマであり、気分爽快、素晴らしい。銀行小説でも池井戸氏の作品は身近な等身大の問題や事件を描いているのが良い。主人公の花咲舞は、頭の回転は良く、仕事は速く、怖いものなしの物怖じしない性格で、問題・事件を片付ける。しかも自分の名誉やプライドだけの、出世の為に他の行員を蹴落とすことも平気な本部の人間、支店長、課長達にビシーッと「喝」を入れる。これが何とも読者をしびれさせる。ミステリー仕立てであり、またどれも最後に何かしら余韻や、考えさせる何かを残す、これも良い読後感を与える。 本書は8話に分かれ常に相馬健と花咲舞がコンビで臨店する。 第1話の「激戦区」は、ベテラン女子行員の退職が多い自由が丘支店で、定期預金の解約に絡む訴訟事件が起きている。 第2話の「三番窓口」は、神戸支店で午後の混雑時に他行宛送金を持込み犯罪を企てる。 第3話の「腐魚」は、新宿支店で有名百貨店社長の御曹司で入行3年目の伊丹清一郎を預かっているが、担当取引先の融資申込に彼の対応が問題に。 第4話の「主任検査官」は、武蔵小杉支店で金融庁の臨店検査が入る。その主席が悪評判で有名な検査官だが花咲舞とやりあう。 第5話の「荒磯の子」は、蒲田支店で何か変な新規取引先を探る。 第6話の「過払い」は、原宿支店で100万円の過払い事故が発生した。払い出し先が嘘をついているか、行内の犯罪か、また行内で不足金を補填してしまったか、花咲舞の調査が始まる。 第7話の「彼岸花」は、企画部執行役員部長の真藤に怨念のこもった彼岸花が届くミステリーだ。 第8話は本店営業第二部で、伊丹百貨店の給振データが紛失するが、花咲舞が暴いた犯人は何と・・。どの作品もとても面白い。 | ||||
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東京第一銀行赤坂支店から事務部調査役で異動の相馬健、そして代々木支店から異動の通称「狂咲」、花咲舞のコンビで事務部臨店指導班として問題ある支店で大活躍する。銀行内の問題解決に奔走する痛快な勧善懲悪ドラマであり、気分爽快、素晴らしい。銀行小説でも池井戸氏の作品は身近な等身大の問題や事件を描いているのが良い。主人公の花咲舞は、頭の回転は良く、仕事は速く、怖いものなしの物怖じしない性格で、問題・事件を片付ける。しかも自分の名誉やプライドだけの、出世の為に他の行員を蹴落とすことも平気な本部の人間、支店長、課長達にビシーッと「喝」を入れる。これが何とも読者をしびれさせる。ミステリー仕立てであり、またどれも最後に何かしら余韻や、考えさせる何かを残す、これも良い読後感を与える。 本書は8話に分かれ常に相馬健と花咲舞がコンビで臨店する。 第1話の「激戦区」は、ベテラン女子行員の退職が多い自由が丘支店で、定期預金の解約に絡む訴訟事件が起きている。 第2話の「三番窓口」は、神戸支店で午後の混雑時に他行宛送金を持込み犯罪を企てる。 第3話の「腐魚」は、新宿支店で有名百貨店社長の御曹司で入行3年目の伊丹清一郎を預かっているが、担当取引先の融資申込に彼の対応が問題に。 第4話の「主任検査官」は、武蔵小杉支店で金融庁の臨店検査が入る。その主席が悪評判で有名な検査官だが花咲舞とやりあう。 第5話の「荒磯の子」は、蒲田支店で何か変な新規取引先を探る。 第6話の「過払い」は、原宿支店で100万円の過払い事故が発生した。払い出し先が嘘をついているか、行内の犯罪か、また行内で不足金を補填してしまったか、花咲舞の調査が始まる。 第7話の「彼岸花」は、企画部執行役員部長の真藤に怨念のこもった彼岸花が届くミステリーだ。 第8話は本店営業第二部で、伊丹百貨店の給振データが紛失するが、花咲舞が暴いた犯人は何と・・。どの作品もとても面白い。 | ||||
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東京第一銀行本店事務部事務管理グループ調査役の相馬健とアシスタントの花咲舞が、支店の営業課の臨店指導を通して事件を解決するミステリー。主人公の花咲舞は「狂咲(くるいざき)」と渾名されるほど、切れると暴走するタイプ。この暴走振りや相手を遣り込める所が小気味よく、カタルシスを覚える。気軽に楽しむには良い作品集だ。 臨店の対象となるのは、事務管理上の事故が続いている支店、或いは能力向上のため要請のあった支店。実際に窓口業務を指導し、若い行員をサポートし、課題を指摘して問題解決を図る。そんな中で様々な事件に遭遇し、花咲舞が見事な推理で解決する。敵役となる本店企画部長の存在も如何にもという感じだが、主人公を引き立てる効果はある。またトリックも銀行ならではという仕掛けで、感心したり納得したり楽しめる。 疲れているときなどにはピッタリの短編集です。疲労回復剤としてお勧めします。 | ||||
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東京第一銀行本店事務部事務管理グループ調査役の相馬健とアシスタントの花咲舞が、支店の営業課の臨店指導を通して事件を解決するミステリー。主人公の花咲舞は「狂咲(くるいざき)」と渾名されるほど、切れると暴走するタイプ。この暴走振りや相手を遣り込める所が小気味よく、カタルシスを覚える。気軽に楽しむには良い作品集だ。 臨店の対象となるのは、事務管理上の事故が続いている支店、或いは能力向上のため要請のあった支店。実際に窓口業務を指導し、若い行員をサポートし、課題を指摘して問題解決を図る。そんな中で様々な事件に遭遇し、花咲舞が見事な推理で解決する。敵役となる本店企画部長の存在も如何にもという感じだが、主人公を引き立てる効果はある。またトリックも銀行ならではという仕掛けで、感心したり納得したり楽しめる。 疲れているときなどにはピッタリの短編集です。疲労回復剤としてお勧めします。 | ||||
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「不祥事」というタイトルとカバーのイラストのダークな雰囲気からは重い内容を想像しそうだが、これは「狂咲(くるいざき)」というあだ名で上司から呼ばれる、若くて正義感が強く「曲がったことには黙ってられない」女子行員・花咲舞を主人公としたエンタテイメント連作短編小説だ。 上司と2人で支店に対する事務指導を行う仕事をすすめるなかで遭遇する事件や銀行の問題を解決していく。出世レースにあけくれる本店エリートに地団駄を踏ませる場面もしばしば。 いわゆる勧善懲悪のストーリーで気軽に読め、楽しめる内容だ。 もう少し主人公の描写に工夫があれば(割合あっさりした描写、容姿についてもいまひとつイメージが沸かない)、もっと良かったのに・・ということで星4つ。 | ||||
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「不祥事」というタイトルとカバーのイラストのダークな雰囲気からは重い内容を想像しそうだが、これは「狂咲(くるいざき)」というあだ名で上司から呼ばれる、若くて正義感が強く「曲がったことには黙ってられない」女子行員・花咲舞を主人公としたエンタテイメント連作短編小説だ。 上司と2人で支店に対する事務指導を行う仕事をすすめるなかで遭遇する事件や銀行の問題を解決していく。出世レースにあけくれる本店エリートに地団駄を踏ませる場面もしばしば。 いわゆる勧善懲悪のストーリーで気軽に読め、楽しめる内容だ。 もう少し主人公の描写に工夫があれば(割合あっさりした描写、容姿についてもいまひとつイメージが沸かない)、もっと良かったのに・・ということで星4つ。 | ||||
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