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(短編集)
不祥事
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不祥事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全146件 81~100 5/8ページ
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著者の得意とするメガバンクを題材としているが、銀行の本流ではない本店事務部事務管理グループの相馬調査役とその部下”狂咲”こと花咲舞を主人公とする話である。 その業務とは、支店窓口担当者(テラー)の事務ミス・トラブルを指導をするというもので「臨店指導」と言われている。金融庁などが銀行支店などを訪問して行うものは「臨店検査」と言われているようだ。このことからもわかるように、本店が「上から目線」で訪問することを「臨店」というようだ。 当然、臨店指導を受ける側の支店長や営業課長にとっては嬉しくもない不名誉なことであり、あからさまな嫌がらせや行内派閥に絡む妨害工作?もある中、相馬と花咲のコンビが、不祥事・トラブルを解決していく。正論を吐く花咲の言動は痛快である。 銀行の支店窓口では事務処理とはいえ現金を扱うのでシビアなのだろうとは想像するが、よくもまあ派閥と出世欲と保身しか頭にないような人物ばかりが登場するものだとあきれてしまう。フィクションなので誇張はあるだろうが、まんざら作り話ばかりではないのだろう。 | ||||
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やっぱりこの人の銀行ものは面白い。 ATMでお金下ろすくらいしか、知らない世界だからかな? 銀行ってこういうことやってるんだ~、と思いながらいつも読んでます。 | ||||
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ライトに読めて銀行内部の闇を浮かばせる傑作。ドラマもいいけど続編が出て欲しい。 | ||||
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実際との比較はできないけど、とてもリアリティのある内容で引き込まれて読んでしまった | ||||
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女、半沢直樹ですね。とても痛快で読み応えありました。ぜひお勧め致します。 | ||||
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大層愉しく読ませて戴きました。またの機会を今から楽しみにして居ります。 | ||||
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銀行推理小説は犯人当てより、社会状況の中で銀行もその中で、自己を見失う事なく生きることの示している。 | ||||
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短編で、読みやすく最後は正義が勝つ! 主人公の女性行員の活躍がとても小気味よく、楽しく読めました。 TVドラマで主人公を演じる杏さん、ピッタリのイメージです。 TVドラマも楽しみにしてます。 | ||||
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少々現実味に欠ける点はあるものの、一挙に読めてしまう。痛快な小説です。 | ||||
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銀行の毎日の業務から人間の業が面白いと思います。 主人公が女性にかわったおかげで、現実の社会同様に 元気な面白いストーリーに仕上がっていると思いました! | ||||
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伊丹百貨店の全従業員約9千人分の給与データが紛失した。伊丹百貨店には、赤坂の再開発を伴う数千億円のお金が動く巨大プロジェクトがあった。「もし今回の不祥事でわが東京第一銀行との関係にひびが入ったら・・・。」本部調査役の相馬とともに調査を開始した花咲舞を待っていたものは・・・。表題作を含む8編を収録。 短編集だが、連作のような構成になっている。相馬に「狂い咲き」と呼ばれている花咲舞。何をしでかすか分からないのでそう呼ばれているのだが、彼女は決してトラブルメーカーではない。悪や不正を絶対に許せないだけなのだ。この作品では、舞が籍を置く東京第一銀行の内情が描かれている。ゆがんだ人間関係、利益優先の体質、自分勝手な上司・・・。読んでいて腹の立つことばかりだ。特に「腐魚」の中に登場する伊丹は最低の人間だ。救いのあるラストでほっとしたが。中には「彼岸花」のような、悲哀を感じさせる話もあった。人間関係の醜さは、こんな悲劇をもたらすこともあるのだ・・・。「三番窓口」「荒磯の子」「過払い」なども読みごたえがある。誰に何と言われようとも、不正をただすために突き進む舞の行動は爽快だ。読後感も悪くなかった。面白い作品だと思う。 | ||||
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とってもスカッとしました。杏ちゃんと上川君のドラマも楽しみです。 | ||||
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いやー痛快ですね。 池井戸潤さんの作品は、 根底にしっかりとした銀行内の内情というものが根付いていて、 とても安定感があります。 半沢直樹に通ずるものがあって、 (実際にはこちらの方が先に書かれているので 半沢直樹というキャラクターを生み出すきっかけになったのではないかと思われる)非常に痛快。 いいキャラクターを生み出すなーと感心してしまう。 ストーリー的には半沢直樹シリーズや下町ロケットなどを読んだ人には 少し物足りなさも感じるかもしれないが、作品としては完成されています。 | ||||
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仕事は一流、「弱きを助け、強きをくじく」銀行員・花咲舞(キレやすく上司から「狂咲」というあだ名がつけられている)が、指導のために訪問した支店で遭遇する謎や不祥事をばっさばっさと解決していく。ミステリー3割・勧善懲悪7割といったところか。爽快な読後感である。一方、素人が読むと「銀行というところは随分ダークサイドがあるもんだなあ」とも思う(どこまで実態を反映しているのかは分からないけれど、著者は元銀行員だし)。 | ||||
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人間としての王道を堂々と突き進む花咲舞に大拍手!!!! 本当に男前の女性です。花咲舞に乾杯 | ||||
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主人公の花咲を誰が演じるか、楽しみです。 ドラマ化,映画化して下さい。 | ||||
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池井戸さんが銀行ものを書くと、期待を裏切らず面白い。 ただ、相棒の相馬さんは、もう少し見せ場があっても いいかな~ | ||||
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基本的に短編集です。 ただ、 主人公が共通しているので、人物の紹介がない。 ゆえに一気に池井戸ワールドに突入できます。 短編集なのに、少しのりしろがあって全体的に一つに纏まっている。 読むとスッキリします…お勧めです。 | ||||
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魅力的なヒロインの活躍がまったく示唆されないこのタイトルはないんじゃないか。新装版のポップな装丁とも調和がとれていません。本来あるべき読者層を逃しているのではないか? 映像化・続編を期待する作品だけに勿体無い。 | ||||
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池井戸潤作品全部読破しようと読み進めています。この作品なかなかおもしろかったです。池井戸さんらしい痛快さ、型破りな主人公。短編風だけど一つの作品となっていて最後の章ですっきり!となりました。 | ||||
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