■スポンサードリンク


呪怨 白い老女



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
呪怨  白い老女 (角川ホラー文庫)

呪怨 白い老女の評価: 1.67/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点1.67pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

これぞ本来の呪怨

個人的には「呪怨」の看板を掲げるに相応しいと思いました。評価できる点として、登場人物達の内面について多く触れてあるところがよかったと思います。劇場版を観るだけではわかりづらかったこと、特に犯人が霊によって心理的に追いつめられてゆく様は、読後に最高に嫌な・不快な気分にさせられました。

注意点として、同シリーズの特徴であった幽霊がバンバンでてきて人を○す、内容ではないこと。(ページの多くは事件が起きるまでについて割いてあり、そして惨劇は霊ではなく人によるもの)
ですので、ジャンルとしては心霊ではなくサスペンスに該当するかと思います。一応オバケも出ますが、ちょっとだけです。
もう一つの注意点として、いくらホラー・創作といっても倫理的に引いてしまう場面があります。そこを「まあ、そうはいっても創作だから」と割り切ることができるか、それとも「え、ちょっとこんな話つくるなんて正気!?」と感じてしまうかで評価がわかれると思います。

とはいえ、雰囲気としては初代呪怨に一番近いものだと思います。もう随分昔の作品だし、番外編だから注目をあびることはないと思うけど、個人的にはシリーズの中でも結構デキが良いのでは?と思いました。

ちなみに本作は実際にあった事件の一部をモチーフにされているとのこと。そのことを知ったため、余計に印象に残る作品になりました。
呪怨  白い老女 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:呪怨 白い老女 (角川ホラー文庫)より
4043572204

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!