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アンダー・ユア・ベッド
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アンダー・ユア・ベッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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健太郎目線や女目線になるのが良い。健太郎目線だと意外とまともなのが面白い。古代魚店というのも良かった。最後も良かった。途中今一か?と思ったが最後まで読むと★5つけていいと思った。 | ||||
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ひさしぶりにおもしろい本に出会いました。 忘れられ、それでも一途に思い、生きていく主人公のゆがんだ片思い。 読み終わった後の余韻や懐かしい様な感情、引き込まれる個々の心境ストーリー、まさにおすすめ。 ホラーを期待すると思わぬ結果になるがそれでも退屈しないはず。 | ||||
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この主人公はストーカーのようですが、間違ったことをしてるとはいえ、現実どこにでもいそうな人です。 自分の夫が暴力魔で耐えられないってのも考えモノですな。現実問題として、いつかこの本の内容に似たような事件が起こるかもしれませんね。そういったシチュエーションになりそうな時、どうするか考えましょう。 | ||||
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何気なく買った小説ではありましたが、その内容に飲み込まれ、 買ったその日に一気に読破してしまいました。 とめる事が出来なかったので・・・・ 何十年だか前に一度だけコーヒーを飲んだことのある あこがれの女の子に異常な執着を持っている・・ 一言で言えば変態で、ストーカーで、 この作品をザックリ説明するなら↑このような説明をせざるを得ないですが、 そんなストーカーの彼と、憧れていた彼女、 個々の人間の歩んできた人生や、性格などが絡み合って織り成された物語に引き込まれ、 主人公の一途さがどうにも切なかったです。 「ストーカーこわーい、キモかった」という感想だけでは終われません。 彼のしたことは、必ずしも間違いであると言い切れるのだろうか・・・・・??? と、久々に感情移入し、心に残る作品でした。 | ||||
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ストーカーが主人公です。が、その主人公が善良で純真なんです。主人公に嫌悪感を抱くどころかずっと応援していました。長すぎず、短すぎず、結末も後味の悪い終わりかたではないので、週末のお供にどうでしょうか? | ||||
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いわゆる主人公はストーカーなのであるが、その気弱さや主人公独自の理論が読み進めるうちに理解できてきた。 誰しも、このような気持ちになったことはあると思うが、理性で抑えて行動に移っていないだけかも知れない。 主人公のように部屋に侵入してベッドの下に・・まではとても考えつかないが・・。 他の方もコメントされているが、ついつい応援したくなる気持ちは良くわかる。 ただ、最後に殺人まで犯してしまうくだりが、もっとソフトでハッピーエンドでもいいんじゃないか?と思ってしまった。 それだけ主人公をいつのまにか応援していたんだろう。 | ||||
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この作品を読んでから自宅のソファやベッドの下を点検した読者が少なからずいるんだろうなぁ〜。 DVの描写は目を覆いたくなるが、実際に体験している人が居ると思うと居たたまれない気持ちになった。 読み進めて行くうちに文中に引き込まれ、一晩で読了してしまったので面白さは保証します。 余談だが、作者と私が出身大学も年齢も同じだと言うことをプロフィールで知った。 皆さん、どうか彼の本を一冊でも多く買ってあげてください(笑) | ||||
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最初は主人公が過度のストーカー行為をしているだけだと思って読んでたのですが、しだいに主人公の気持ちが伝わってくる作品です。 ほかの登場人物のひとりひとりの感情が丁寧に描いています。 個人的にすごく楽しめました。 | ||||
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冷静に考えると、かなり度を越したストーカーで怖いんですけど、 でも確かに「純愛」なんです。 いつの間にかストーカの主人公を応援していて、最終的にはどうか幸せになって欲しいと 切に願ってしまいます。 大石先生の作品の中でダントツに好きです。 読後に切ない余韻が残ります。 | ||||
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最初は「うへぇ〜」と思ったけど、読み進めるうちにどんどん主人公に感情移入していく。 主人公の行為は絶対異常なのに、きっと誰もが応援してしまう。 こんなストーリーを書けるなんて本当にすごい! | ||||
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異常だが、愛には色んな形がある。 不器用で一途な男の物語。 | ||||
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もしかしたら誰もが一度は経験したことのある感情だったり、寂しさだったり、情景だったり、とにかく深い話です。とても良い話です。出てくる人全ての心境も書かれているので、分かりやすいです。 | ||||
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愛なんですよ。これ。 簡単に言ってしまうと。。まぁ、ストーカーの話なんですけど、このストーカー(主人公はなかなか純粋なんです。 読んでいて、気がつくと主人公を応援している自分がいました。 大石先生の作品の中で、一番好きな作品です。 | ||||
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主人公、三井の独白 『人生においてもっとも辛いことは、迫害されることではない。攻撃されることでもなければ、口汚く罵られることでもない。嫌われることでも、憎まれることでもない。 人生においてもっとも辛いことは。それは――忘れられることだ。道端に転がった石ころのように無視され、忘れられ、誰からも顧みられず、まるで存在していないかのように捨て置かれることだ。 迫害されれば逃げることができる。攻撃されれば防御することができるし、憎まれれば憎み返すことができる。だが、忘れ去られた者には何ひとつできない。』(P.241より) | ||||
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なんの気なしに手に取った本。 読んでみて、題名の意味がわかった! アンダーユアベッド・・・ 奇妙な題名じゃないですか。 あなたのベッドの下・・・ これだけで怖くないですか? | ||||
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19歳の時、同じ大学の佐々木千尋とテーブルに向き合ってマンデリンを飲んだこと。たったそれだけのことが、人生でもっとも幸福だった瞬間と言う主人公。9年後、偶然嗅いだ香水を引き金として、主人公は彼女の居場所を突き止める。既に結婚し子供までいる彼女は、幸せな生活を送っているかと思われたが…。その後2年もストーカーまがいのことをした主人公は、再び彼女とマンデリンを飲むことができるのであろうか? やがて迎える破滅的だが美しいラストシーン。これは最高の純愛小説である。 | ||||
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読んでいる途中、内容とは全然関係ないのですが、北野武監督の映画の主人公を連想しました。北野映画の主人公たちは、うまく器用に生きられず何か一途な思いを抱いたまま破滅していくのですが、『アンダー・ユア・ベッド』の主人公も、共通する面を持っています。人生でたった1度の幸福な瞬間を与えてくれた女性へのあこがれのためにだけ、生きていける彼。もちろん、彼の行動(盗撮、窃視等)は、客観的にはストーカーと同様ですし、気持ち悪いといえばそうなのですが、卒業アルバムの学級写真に写っていないことさえ誰にも気づかれないような、存在感のない彼の人生を思うと、本当に切なくなります。ただ、そういう意味で、タイトルにある「アンダー・ユア・ベッド」(たしかに、ベッドのしたにもぐる場面もある)は、彼の行動のほんの1部であり、誤解を招くおそれがあります。 | ||||
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