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アンダー・ユア・ベッド
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アンダー・ユア・ベッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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陰惨な小説なのか、と不安になりながら読みましたが、そこまで暗い内容ではなかったです。ストーカーの主人公は結構いい奴で、辛うじてハッピーエンドなので、読後感もそんなに悪くありませんでした。 | ||||
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10年以上前に読んだ大石圭先生の作品! サイコホラー小説です。 純愛作品として記憶に残っています。 片思いで好きだった女性に執着するストーカー男性の物語です。 ストーカー行為は犯罪なのですが、この孤独な男性には好感が持て、読者として一途な純愛を応援したくなってしまいます。 主人公の痛ましいまでの切ない純愛が心に残った傑作でした。 東野先生の『容疑者Xの献身』にモチーフが似ています。個人的には『容疑者Xの献身』の主人公の行為は第三者を巻き込み許されないので、この作品の男性により感情移入出来ます。 一読する価値のある記憶に残る作品です。 | ||||
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著者の作品を初めて読みました。 素晴らしいと思いました。 クラスメイトからも、親からさえも忘れられる主人公の人生を描いています。 しかし、暗くなり過ぎることなく、逆に、世界の救いにさえなっているように見えました。 人生訓になっていると思いました。 ホラーですよね。 怖かったです。 ハラハラしました。 しかし、エンターテイメントとして素晴らしいと思いました。 途中でやめられませんでした。 素晴らしいと思います。 | ||||
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陰キャ主人公が大学生のとき好きになったカーストトップ陽キャ女子をストーキングしたらまさかの夫からDV受けててどうにか助けられないかお近づきになれないか奮闘する話。 それぞれの人物目線で語られるから想像しやすかったし読みやすかった。 ストーカーが主人公って聞いて、もっとネチャッとした気持ち悪い人だと思ってたら意外にやさしくて誠実で清潔感ある陰キャで好感持てたしすごく感情移入しちゃった。 DV夫の自分は悪くないって思考にまじでゾッとした。いるもんねこういう人。 個人的にハッピーエンドだったし読み終わったとき切ない気持ちとあったかい気持ちが混ざってエモエモだった。 全体通してすごくすき!! | ||||
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こういったDVが実際に有るのか知らないですが、ストーカーが救世主になる事はあり得ることかと思いました。その点を題材にしたのが面白いと感じました。 | ||||
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テンポよく場面が転換して読みやすく、先が気になりすらすらと読めました。道端に転がっている小石のように誰にも気に留められない男の歪んだ愛。ツッコミどころはありますが、物語後の主人公を思うとせつなくなってしまいました。この作者の世界観がわたしは好きです。 | ||||
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初めて大石圭さんの作品を読みましたが一気に読み終わってすぐAmazonで他の作品を検索してしまうほど面白かったです。 ホラーではないです。 | ||||
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ベットの下に、名も無き虫が住み着いている。 主人公は学生時代、好きな女性に名前を呼ばれ、一緒にコーヒーを飲んだ。その時だけ、幸せを感じた。陽の光のような暖かさ。 もう一度会いたいと思い、探しだす。そして、彼女の家に住み着いた。 変わり果てた彼女と、成長していない自分。何もできない、どうすることもできない日々。 だが、彼女から助けを求められた時、蠢くだけの虫は、自ら這い出て立ち向かう。 もう一度、名前を呼ばれた時、陽を浴びた時、彼は幸せだったのだろうか? | ||||
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孤独で、一心で、小鳥の心臓のように小さく温かい鼓動の様に物語の主人公は進んでいく。 異常者には2種類あって、危害を加える者と危害を加えない者。 見栄と、自尊心と、高慢が行き過ぎて、地獄と化した家庭には救いの光の片鱗さえも見えないのではと思わされる。 服従する身と征服する身、異常を目の前にして傍観者として見守る身…人間の正気というネジが吹っ飛ぶ事は、誰の身にも起こることなのだろうか。 熱いマンデリンを飲みながら、ふと考えてみたくなった。 | ||||
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とても面白く、一気に読みました。起こる出来事は、とても荒々しく読んでるのも辛いくらいですが、その中に、相手を思いやる静かな、直向きな愛がありました。登場人物も、善と悪が入り混じり、人間臭く、親近感がありました。また、読み直したくなる本です。 | ||||
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孤独で痛くて苦しいけれど、美しく優しい物語。 これはまちがいなく純愛小説です。 そして、孤独を十分に知っている方なら、心がヒリヒリしながらも、共感することこの上ないでしょう。 ミステリーやホラーファンだけでなく、純愛小説を読みたい方にも是非オススメしたい一冊。 | ||||
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読み終わったあとここまで気持ちいい感覚を味わったのは初めてでした。 ひょっとしたら僕も三井や水島と同じ側なのかな。 | ||||
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本作はストーカーが主人公です。 しかもかなり度を越したタイプで、家宅侵入も盗聴も盗撮もするし、相手が住んでいるからという理由でその近所に引っ越してきた上、あの人が客として来てくれたら…という動機で店まで構えてしまう始末。 性格はおどおどしてて気弱、作中で敷石の下で蠢く虫と自分のことを例えていましたがまさにそんな感じ。 まるで好きになれる要素のない人間なのに、これが不思議とがんばれ!と背を叩いて応援したくなるような良い主人公なのです。 そもそも本作の登場人物は全員どこか病んでいて、いわゆる真っ当な人間というものは出てきません。 本編を読んでいて、どうしてグズグズするのか、何故すぐに助けないのか、登場人物にやきもきする場面はいくつも出てきますが、そこで意味がわからない!こうすればいいじゃん!と言ってしまえる人は行動力に溢れてジレンマを感じたことのない人なのだと思います。 助けた方がいいのはわかってる、逃げた方がいいのはわかってる、けれど実際に行動に移すとなるとハードルはぐんと上がるもの。失敗した時のリスクを考えて、まだもう少しこのままで…と耐えてしまう妥協感。だからこそ終盤の主人公の行動が輝くわけで、その辺りの微妙な感情の揺れを書くのが上手い方だなぁと読んでいて思いました。 主人公がしたことは最初から最後まで常識外れでとても許されないことですが動機は至ってシンプル。好きな人と一緒にコーヒーを飲みたい。これだけです。 たったそれだけのためにここまでできてしまえる主人公だからこそ、そこに狂気を越えて胸が痛くなるほどの純愛を感じるのかもしれません。 | ||||
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ホラーではないかな(^_^.) 自分だったら・・・・ ・・・・怖い・・・・ どっちも変態じゃん。とも思ったけど( 一一) でも、読んでいてハラハラ、ドキドキ、しました。 ラスト泣ける☆ | ||||
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陰気な存在感のない暗い奴が主人公で、そいつがストーキングを始めるのだが、その女が夫にひどいDVを受けていて、途中から主人公のストーカー野郎を応援している自分がいた。 | ||||
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最初は暗いし珍しいタイプの主人公だな〜と敬遠しましたが、とても純粋で欲がなく、温かい人物像で好感度が上がりました。 とくに赤ちゃんから好かれるくだりはほっこりしました。 リアルなDVシーンで緊迫感を感じさせる展開にハラハラしましたが、夫と対象的な主人公の冷静な行動のバランスが見事でした。 ラストはとても切ない余韻が残りました。 先のことは分からないけれど、愛する人と心を通わし、願いが叶ったことにとても幸福感を感じました。 ちょっと違った視点での恋愛小説を読みたい人にお勧めします。人の見方が変わります。 | ||||
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最後まで退屈せずにとても楽しめました。 読後も登場人物のその後を想像したりして余韻に浸れます。 | ||||
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角川ホラーからの出版ですが、ホラーとして期待して読むととはちょっと違うかも。 ここのレビューを読んでから買えば概ねレビュー通りの内容、というか方向性の物語でした。 主人公はストカーって書いてる人が多いけど、行動はまさにストーカーなんだけれども、 何というか、身の程を知っているストーカーというか、見返りを求めず(ifを期待はするけども)、 想い人の幸せをだだ願っている様子は心に伝わるものがありました。 『誰かに必要とされる事のない人間』であると自覚している主人公の姿も、私には感情移入しやすく 良かったです。 根暗だけれども、謙虚で誠実な主人公を応援して、何とか幸せなラストになりますようにと 願わずにはいられない、そんな物語です。 | ||||
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大石作品のなかで、本作は1、2を争う人気作だろう。なのになぜか縁がなく、 今回ようやく読むことができた。で、感想を一言で言うなら「とにかく大満足!」 主人公の三井はストーカーだけれど、奇異な(一般的には異常きわまりない) 行動の裏にはヒロイン(千尋)への純粋なる想いがある。千尋の夫がとんでもない DV男であるだけに、さながら守護霊のような三井の思慕がよりピュアに引き立つ。 何年か前、『献身』をテーマに直木賞を射止めたベストセラー小説があるが、 『無償の愛』という点では本作のほうが上だと感じた。大石氏はもっと評価されて (メジャーになって)しかるべき作家だと思う(いまでも充分メジャーだけれど) ともあれ本作と出会えたことを心より喜びたい。実にすばらしい『純愛小説』だった。 | ||||
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読み終わって本にキスしたくなった。タイトルからは想像も付かない爽快な一冊。ストーキングをしている対象の女性が、夫から凄まじいDVを受けているという話。ストーカーを応援したのは初めて。最後はどうなるんだろう?とページを捲る手を止められなかった。快作。 | ||||
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