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赤い夏の日



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

赤い夏の日の評価: 4.57/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

悲惨な事件に巻込まれ、心に傷を負ったままのレベッカは、職務に復帰した法律事務所で空虚な日々を送っていた。そんな彼女が、上司の出張に同行して故郷のキールナへ戻ってきた。だがそこで待っていたのは、またしても殺人事件だった。教会の女性司祭が夏至の夜に惨殺されたのだ。ふとしたことから被害者の周囲の人々と関わることになったレベッカは否応なしに事件の渦中へ…。
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.6:
(4pt)

北欧ミステリーは、まだまだ読みたい!

北欧ミステリーにはまってますが
これを読むと、まだまだ読みたくなりました。

田舎の町での殺人事件。
弁護士なのになぜか事件にまきこまれる女性主人公。
事件解決に奮闘する女性刑事。
女性が活躍するのも嬉しい!

ただし、本書は英語版からの重訳なので
ところどころ、極東の島国にすむ人間には
何かが想像もつかない品物の名前が出てくるのが残念。
もうちょっと丁寧に翻訳してほしいと思いました。
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.5:
(5pt)

人間の暗い情念の世界を描き切る前作を超える衝撃の傑作です。

凄まじい衝撃的な展開で読者の度肝を抜いた前作「オーロラの向こう側」に続いてスウェーデン新進女流ミステリ作家ラーソンが放つ弁護士レベッカ・マーティンソン・シリーズ待望の第2弾です。前作で過酷な状況の中ぎりぎりの選択を強いられた若き女性弁護士レベッカは身体の傷は癒えて退院したが心の傷は癒え難く法律事務所に復帰後も放心状態で日々を送っていた。偶然上司の出張に同行し故郷キールナへ戻って来た彼女を待っていたのは、またもや陰惨な教会の女性司祭惨殺事件だった。事件を捜査するアンナ警部と再会したレベッカは運命的に事件に巻き込まれて行く。
本書は500頁を超える大作で、著者は被害者と関わりのあった人々の日々の生活や心模様を急がずゆっくりと丹念に描写して行きます。読者は真相を探る事ばかりに汲々とせずに焦らず落ち着いて個々のエピソードを読み進めるのが良いでしょう。本書を読んで感じたのは、著者の資質が謎解きミステリーの書き手というよりも人間が生来持っている暗い情念の語り手にあるという確信です。本書でも読み進む内に、さまざまな状況が人間をがんじがらめにして追い詰めて行く苦悩の思いがひしひしと伝わって来ます。もうひとつ本作で顕著なのが著者が犬猫や狼等の動物を心から愛していると思える事で、人生の中で動物が人間に与えてくれる喜びと悲しみを余さず描き切っています。本書のラストは前作とは違った意味で衝撃的で、絶望に駆られた人間が為し得る悲しく残酷な所業の無情さを感じさせ、レベッカならずとも人間不信に陥っても無理はないと思えます。著者が本書の章間に挿んだ「黄色い脚」のエピソードは、自然界で逞しく生きる雌狼の波乱万丈の人生の物語で、私には雌狼とレベッカの生き方が重ね合わせて描かれているように思えます。再び心に深い傷を負った彼女が悲しみから立ち直って元気に復活し、何時か幸福を掴んでくれる事を祈念したいと思います。
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.4:
(5pt)

さすがスウェーデン!

レベッカ・マーティンソン・シリーズの二作目がついに出版された。
キールナの事件で精神的な傷を受けたが、徐々に回復していく。
ところが、女性司祭がオルガン・ロフトから吊り下げられるという事件が起き、
レベッカもその事件に関わっていってしまう。

キールナ警察のアンナ=マリア・メラ、スヴェン=エリック・ストールナッケや
レベッカの上司モーンス・ウェングレン、レベッカの祖母の家の隣人
シヴィング・フェルボリなどお馴染みのメンバーも勿論登場します。

マルティン・ベックやクルト・ヴァランダーなどの上質なシリーズものが
スウェーデンには多く、このレベッカ・マーティンソン・シリーズも
その中に入るのではないか。

レベッカ・マーティンソン・シリーズはまだまだ始まったばかりだ。
彼女のこれからの活躍に期待したい。


赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.3:
(5pt)

さすがスウェーデン!

レベッカ・マーティンソン・シリーズの二作目がついに出版された。
キールナの事件で精神的な傷を受けたが、徐々に回復していく。
ところが、女性司祭がオルガン・ロフトから吊り下げられるという事件が起き、
レベッカもその事件に関わっていってしまう。

キールナ警察のアンナ=マリア・メラ、スヴェン=エリック・ストールナッケや
レベッカの上司モーンス・ウェングレン、レベッカの祖母の家の隣人
シヴィング・フェルボリなどお馴染みのメンバーも勿論登場します。

マルティン・ベックやクルト・ヴァランダーなどの上質なシリーズものが
スウェーデンには多く、このレベッカ・マーティンソン・シリーズも
その中に入るのではないか。

レベッカ・マーティンソン・シリーズはまだまだ始まったばかりだ。
彼女のこれからの活躍に期待したい。
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.2:
(5pt)

さらに上昇

『オーロラの向こう側』に続く第2作。
前作でもかわいそうな目に遭った主人公のレベッカが、さらに酷い目に遭ってしまいます。
前作が新人賞、本作が長編賞を受賞しているのですが、それにふさわしい力強さがある作品ですね。
第3作もあちらでは刊行されているようですが、レベッカがさらに悲惨な目に遭っているのかと思うと……
でも、早く読んでみたいです。
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151778527
No.1:
(5pt)

さらに上昇

『オーロラの向こう側』に続く第2作。
前作でもかわいそうな目に遭った主人公のレベッカが、さらに酷い目に遭ってしまいます。
前作が新人賞、本作が長編賞を受賞しているのですが、それにふさわしい力強さがある作品ですね。
第3作もあちらでは刊行されているようですが、レベッカがさらに悲惨な目に遭っているのかと思うと……
でも、早く読んでみたいです。
赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:赤い夏の日 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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