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プリズンホテル・秋
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プリズンホテル・秋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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コメディの部分はテンポがとても良く面白い しかし仲蔵親分がすることは全て是とされてしまう感がちょっといただけない 偏屈小説家の心を少年時代に壊したのは紛れもなく駆け落ちした母と番頭、それを手引きした仲蔵である 今のところ偏屈小説家に対する謝罪や贖罪は見受けられない 偏屈小説家が堪りかねて産みの母親に詰問すると仲蔵に殴られたりバーテンに脅されたり釈然としない 他にもヤクザを異常に神格化している感が拭えない | ||||
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人生是日々修行也。 傷付いた心を癒すもの、真心と時間。 義理・人情(任侠道)の世界。 人に話すことで、悩みが軽減したり、問題の本質に気付いたり、とるに足らないことなんだって感じたり。 人は見掛けじゃ判断できない、謹厳実直に見えるほど、裏があったり、一見強面なのに、意外にナイーブだったりとか。 見た目で損することもあれば、反対に、得することもあり(人は見た目が9割)。 人は、簡単に先入観に捕らわれ、アップデートしない(しようとしない)。 逆に、これを上手く利用することができれば、ダサイ自分を上手にイケテル風に演出さえできる。 演じ続けることが、本物への変態に通ず(近道)。 「どうしてもなりたいって思い続ければ、子供は何にでもなれるのよ」(185P)。 「元気ダシテネ。 オール・ライト、ダイジョーブ。 苦労ノ分ダケ、幸セガ待ッテル」(207P)。 | ||||
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夏から始まったこのシリーズの第2段。 警察とやくざの微妙な接点は、作者の実体験によるのかもしれないが、この作者には「きんぴか」と言うこの問題を扱った完璧な作品が存在するのであるから、それを読んでる人間には、二番煎じ、、三番煎じとしか思えない。 非日常を日常に取り込む稀代の話術氏も、同じ題材で何度も、同じ話を作り替えるには、無理があったようである。 残念だ。 | ||||
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浅田次郎氏の任侠ドラマの舞台は、今回も奥湯元あじさいホテル、通称プリズン(監獄)ホテルだ。極道直営のホテルは従業員もお客様も訳有りだらけ。そんなホテルで武闘派ヤクザの壮行会と警察署の慰安旅行がバッティング。 意外性のある人間ドラマが展開する。人の優しさ、強さに泣き笑いの内容だ。しかし、プリズンホテルシリーズを2巻目の秋までしか読んでいないが「本当に同じ人が書いているのか?」と疑りたくなる浅田氏の作風の中ではサクサク笑い飛ばしながら読めるものと、重厚な人間ドラマが織りなされるものの中間といった印象。どちらの作風も私は好きなのだが、今回は盛り込まれ過ぎな気も。作者がほかの人なら星4つなのだろうが、浅田氏の作品の中では星3つ。と言っても単行本の値段なら十分満足、明日は3巻目を買う予定。 | ||||
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